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2021年08月14日

ペルセウス座流星群

天文ファンにとって流星群の花形といえば、なんと言っても、「ペルセウス座流星群」である。スイフト・タットル彗星を母天体とする、ペルセウス座流星群は、最盛期には、一時間に60個近く流星が飛ぶ。
およそ1分に一回、流星が飛ぶ、という訳だ。

私は、小学生の頃から何度もこの流星群を観測した。
東京の空で、3等星が見えるのがやっとの空で、何人かで寝転びながら全天をカバーし、さらに記録係をつけた。

8月のこの時期、ペルセウス座が上ってくるのは、深夜なのだが、それでも流星群は飛ぶ。
月明かりなどあれば、更に数は減る。

さて、今年のペルセウス座流星群は、最高のコンディション、になる予定だった。
直前にも晴天は続き、月明かりもない。
「これは、素晴らしい天体ショーが見られるぞ。」
と思っていたら、急に天候不順になり、秋雨のようになった。

今住んでいる地域は、晴れれば天の川が見えるくらいの星空なので、さぞかし見応えのあるだろうと思っていたら、結局、ちょうど極大の時期は、天気が悪くなってしまった。

ペルセウス座流星群の極大はおよそ13日の明け方。

今年は虚しく雨であった。

流れ星は神秘的だ。
ほんの小さな塵が、大気圏に突入して発光したものだが、たいていは燃え尽きる。

その一週のはかなさが、何とも言えない思いを抱かせる。

かつて流れ星を「すわわわわ…」と形容した友人がいた。

確かに、ゆっくりめの流れ星は、「すわわわわ…」である。
その光輝いた痕に、雲のようなものが残る時もあり、いっそう儚さをかき立てる。

たまに飛ぶから趣がある。

かつての流星雨のよう飛び方なら、天変地異のように思うのだろう。

しばし星空を見て、思いを馳せようという私のもくろみは、脆くも崩れ去った…。
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