2018年11月19日
教室の環境整備 〜若手の先生へのアドバイス@〜
若手の担任の先生に向けて、少しアドバイスになることを思いつくままに書いてみようと思う。
今日は、『教室の環境整備』。
私はたいてい朝7時頃に出勤し、教室の窓を開けて回る。
同じフロアに中1と中2の教室があるのだが、中2に関しては自分の学年と言うこともあり、両クラスとも窓を開け、ドアも開け、廊下も開けて換気する。
どんなに寒くても、雨雪が教室内に入ってこない限りは、窓は開けてしまう。
教室には換気扇があって、外気との入れ替えをしているのだが、上手く働いていないこともあるし、まずは朝の新鮮な空気を教室に取り込みたいわけだ。
ざっと教室を見渡す。机の上やら、ロッカーの上など、何か異常がないかをチェックする。
本当は、生徒が下校した放課後にやりたいことだが、私の学校は22時近くまで生徒が使っていることがあり、さすがに毎日、私自身がその時間にチェックをするのは難しい。
だから、朝に行うことにしているのだ。
当然、掲示物だの床のゴミだの、見るべき所はたくさんある。
はがれかけた掲示物を整えるのはもちろん、期限が過ぎた掲示物はすみやかに取る。
教室内には、目標を書いた生徒一人ひとりの顔写真や、書写の掲示もあるので、それらに異常がないかも、さーっとチェックする。
机の横にたくさんの荷物がかけられていないかや、机の上の落書き、机の中の整頓状況も見る。
もちろん黒板は、朝から汚れていることは許されない。
学校によっては、担任がその教室の「火元責任者」であろうが、どこの学校でも、クラスの教室管理責任者は担任だ。
逆に言えば、「教室を見れば、どんなクラスかも予想できてしまう」、ということだ。
荒れたクラスは教室も荒れる。
壁に穴が開いていたり、汚れていたり、ロッカーがへこんでいたりする。
担任としては、そうしたことを「起こさせない」雰囲気作りも、大切な仕事だと思う。
また、「壊れてしまった」ときは、速やかに修理をして、小さなほころびが拡大しないように努める。
私は学年主任でもあるので、自分が直す以外にも、
「掲示物が破けているよ…。」
と、担任らに注意することもある。
本当は、その場で直したいのだが、ずるい私はちょっと様子を見る。
数日経っても、直っていなければ、担任が「気づいていない」と判断するのだ。
気づいていないということは、「見ていない」という訳で、
「教室の環境整備も大切な仕事なんだよ。」
と、教えなければならないことを意味する。
私にとっては、毎朝の日課のようなものだが、その間ほんの数分。
しかし、続けてやっているか、何もしていないかでは、ずいぶんと結果が変わってくるだろう。
「朝、机がきっちり揃った整備された教室に生徒が登校してきたら、やっぱり気持ちいいんじゃないかな…。」
そういう生徒への思いと、
「教室の管理は、担任としての仕事の一歩だ。」
という責任感が、このチェックがルーチン化させる。
今日は、『教室の環境整備』。
私はたいてい朝7時頃に出勤し、教室の窓を開けて回る。
同じフロアに中1と中2の教室があるのだが、中2に関しては自分の学年と言うこともあり、両クラスとも窓を開け、ドアも開け、廊下も開けて換気する。
どんなに寒くても、雨雪が教室内に入ってこない限りは、窓は開けてしまう。
教室には換気扇があって、外気との入れ替えをしているのだが、上手く働いていないこともあるし、まずは朝の新鮮な空気を教室に取り込みたいわけだ。
ざっと教室を見渡す。机の上やら、ロッカーの上など、何か異常がないかをチェックする。
本当は、生徒が下校した放課後にやりたいことだが、私の学校は22時近くまで生徒が使っていることがあり、さすがに毎日、私自身がその時間にチェックをするのは難しい。
だから、朝に行うことにしているのだ。
当然、掲示物だの床のゴミだの、見るべき所はたくさんある。
はがれかけた掲示物を整えるのはもちろん、期限が過ぎた掲示物はすみやかに取る。
教室内には、目標を書いた生徒一人ひとりの顔写真や、書写の掲示もあるので、それらに異常がないかも、さーっとチェックする。
机の横にたくさんの荷物がかけられていないかや、机の上の落書き、机の中の整頓状況も見る。
もちろん黒板は、朝から汚れていることは許されない。
学校によっては、担任がその教室の「火元責任者」であろうが、どこの学校でも、クラスの教室管理責任者は担任だ。
逆に言えば、「教室を見れば、どんなクラスかも予想できてしまう」、ということだ。
荒れたクラスは教室も荒れる。
壁に穴が開いていたり、汚れていたり、ロッカーがへこんでいたりする。
担任としては、そうしたことを「起こさせない」雰囲気作りも、大切な仕事だと思う。
また、「壊れてしまった」ときは、速やかに修理をして、小さなほころびが拡大しないように努める。
私は学年主任でもあるので、自分が直す以外にも、
「掲示物が破けているよ…。」
と、担任らに注意することもある。
本当は、その場で直したいのだが、ずるい私はちょっと様子を見る。
数日経っても、直っていなければ、担任が「気づいていない」と判断するのだ。
気づいていないということは、「見ていない」という訳で、
「教室の環境整備も大切な仕事なんだよ。」
と、教えなければならないことを意味する。
私にとっては、毎朝の日課のようなものだが、その間ほんの数分。
しかし、続けてやっているか、何もしていないかでは、ずいぶんと結果が変わってくるだろう。
「朝、机がきっちり揃った整備された教室に生徒が登校してきたら、やっぱり気持ちいいんじゃないかな…。」
そういう生徒への思いと、
「教室の管理は、担任としての仕事の一歩だ。」
という責任感が、このチェックがルーチン化させる。
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