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2019年10月14日

穏やかな休日

「丹澤先生、ヤマカガシ、殺しておきましたから…。」
買い物から戻ってくると、庭の芝刈りと枯れ草の焼却を頼んだ高1の生徒Y君からそう告げられた。

「ヤマカガシってどんなんだっけ?」
「奥歯にかまれたらヤバイですよ。腐った草あったら、中に住むの当たり前じゃないですか。」

すると、高2がスマフォで、さっと写真を出してくれた。
「これかぁ、もっとでかい1m以上のヤツ、いなかった? 庭にいたんだけど…。」
「30cmくらいのですよ。」
「子供を産んだんかなぁ…。」

彼らと、挽き立てのコーヒーを飲みながら、朝食を食べているとき、こんな会話を楽しんだ。

私の隠れ家は、11月のお祭り時には、山車の待機場所になる。
部落の外れのちょうど折り返し地点になる。

そこで、庭の芝や、乾燥させるために保管しておいた納屋の草を片付けてもらったのだ。
おかげで芝も納屋もきれいになった。
きれいに破棄そろえられた納屋の床を見ると、Y君の仕事ぶりがよく分かる。

ふと、以前Y君が言っていた言葉を思い出した。
「草の上を歩くの気持ち悪い、って言う人がいるんです。信じられません。」
聞けば、「草の上には虫がいるので、その上は歩きたくない」、という生徒がいると言う。

「じゃあ、そいつは草に転がってのお昼寝なんて、絶対無理だね…。」

Y君は、その人に対して、人間ではないかの如く憤慨していた。

田舎に暮らしていれば、自ずと自然とのつきあいとなる。
季節の折々に花が咲き、木々の景色も変わる。
そんな中で、『人間らしい暮らし』ができる。

私はそんな生活を求めて、ここに暮らしている。

人気テレビ番組の『ぽつんと一軒家』があるが、私は「ぽつん」暮らしに憧れる。
彼らは等しく、不便を不便と感じず、「ここの暮らしがいい」、と語る。

今日も午後からの練習だったので、午前中は試験の採点をしながら、のんびり(?)過ごした。

数日前、気温がまだ高いながらも渋柿を干した。
今日は、干し柿を日に当てるも、午後からの雨に備え、室内に入れた。

干し柿も初挑戦なので、失敗を覚悟でいろいろ実験している。
落とした柿は、冷蔵庫で観察中だ。

何もかもが面白い…。
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