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2019年12月01日

ネットビジネス

久しぶりに東京に行った。
出不精の私は、地元からあまり遠くへは行かない。
ましてや、東京となると、ほんの年に何回かとなる。今回の東京行きも、11か月くらいだ。

私は人ごみがきらいである。
人工物ばかりの街も嫌だ。
そんなのにあえて出掛けただから、最高度の優先順位であったと言ってもよい。

目的はインターネット系のビジネスセミナーである。
最近ではみずほ銀行ですら副業が認められる時代。
政府は働き方改革と称し、国民には「勤務時間を減らして休め。そして浪費せよ」、と言い、企業には、「社員たちの給与を上げよ」、と矛盾した政策を説く。

私も、ずいぶん前からインターネットで稼ごう、と思ってはいるが、なかなかまとまった収入にはならない。それどころか、そのための投資やら持ち出しの方が多くなってしまっているので、そろそろ本気で副収入を得たいと思って、いろいろな手を打っているのである。

今回もそのうちの一つ。何よりも優先して上京した。

セミナーには、百五十人ほど集まっていたが、みんな一旗揚げたいと思っているのだろう。
インターネット上では、さまざまな稼ぎ方があるが、コンスタントに収入を得ている人は少ない。
多くは、「いい情報」があると群がり、少しかじっては、上手く稼げないと手放し、また新しい情報を求めて放浪しているのだ。
かくいう私も、それに近いのかも知れない。

それでも今回のセミナーで学んだことは多かった。
すぐに安易に何か稼げる方法がある訳ではないが、ヒントはたくさんあった。

すぐに稼げる方法もあるが、それには元手がかかる。
世の中、お金のある人はそのお金を使ってどんどん稼ぐことができるのだ。

借金をして資金を調達しても、その返済以上に稼ぐ方法だって存在するのだ。

いずれにせよ、戦力を集中することが大切だそうだ。

ネットビジネスは詐欺が多い。
もしかしたら、100のうち95くらいまでは、詐欺かも知れない。
私もずいぶん騙された。高い授業料だが、その経験は役立っている。

何か行動を起こさなければ、現状は変わらない。
悩んでいるなら、まずアクションを起こさなければならないのだ。

その意味では、悩みの中でぐるぐる回り、動けなくなっている生徒の姿と似ている。


「勇気を出して一歩踏み出せるかどうか」、それが大切なのだろう。

ワクワクできるポータルポイントサイト!! espo
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2019年11月30日

K先生のご勇退

長く高校野球の監督を務められたK先生が11月で勇退されるということで、全校生徒で引退セレモニーが行われた。

K先生は、県下の強豪野球部の監督を長く務め、定年後に私たちの学校に、高校野球の監督としておいでになったのだ。

当時の野球部は、とても野球とは言えないレベルで、フライを捕りそこねて、ボールを頭にぶつけ、そのまま救急車で運ばれるレベル。中には高校に入って初めて野球したという生徒もいて、そうした選手たちを、辛抱強く指導し、野球部として恥ずかしくないレベルまで育て上げたのだ。

当時から、私は中学野球部を指導していたが、その頃はグランドを分け合い、高校野球のレフトのあたりが、私たちのピッチャーマウンドで、ノックのときなど、入り乱れた状態で練習をしていたのを思い出す。

私も野球指導には自身がなかったので、隣のK先生の目を気にしながらの活動だった。
「こんな練習させてたら、意味ないかな…。」
「こんな指導で、『それは違うよ』って、言われないかな…。」
などと、つねにK先生を意識しての練習だった。

極寒の中、頑張っている高校生の姿を見れば、「もっと頑張らねば…」と思ったものだ。
そんな活動形態が何年か経った頃、K先生に言われたことがある。

「私もくじけそうになったとき、隣で中学生が練習しているのを見て、励みになったのだよ。」
この言葉は、今でも忘れない。
私にとって、最大限の褒め言葉である。

県下の高校野球界では、知らない人がいないくらいの有名なK先生と、毎日近くで活動できたことを、私自身も誇りに思う。

その後、高校野球部のレベルが上がり、硬球が中学生に何度もぶつかるようになって、グランドから追い出される形で、私たち中学野球部は外部のグランドに移っての練習になった。

中学野球部は、高校野球部への大切な選手供給源でもあり、私もいつしか気合いが入ってしまった。

その気合いが、慢心となり、そして空回りし、中学野球部は単独チームが組めなくなるほど低迷してしまった時期もある。

そのK先生は、もう何年かで喜寿を迎える。
県内最年長監督は、最後に夏の一勝を得て、ご勇退される。

「大切な形が、どんどんお辞めになってしまって、淋しくなるな…。」
ここ何年間か、私はそうした思いでいっぱいだ。
一方で、K先生より20歳も年下の私が、引退を考えていることが、恥ずかしく思う。

引退セレモニーには、地元の新聞社やテレビ局も取材に来た。

K先生の最後の講話は、とても素晴らしいものだった。

いつまでもお健やかにお過ごしされることを、心から祈る。

WingProject

2019年11月29日

55回目の誕生日

学年には2クラスあり、たいてい私は1組の朝の会にいるのだが、ときおり2組にも顔を出す。
ここ数日は2組に入っていたら、
「金曜日の朝の会は1組に来て下さいね。」
と、隣に座る若手の先生から言われた。
何やらいろいろな理由を言っていたが、いつも話半分も聞かない私は、何を言っているのかは分からなかった。
「最近、丹澤先生1組来ないね…。生徒たちそう言っていますよ。」
などと騙され、今朝は1組に入った。

すると、おもむろに私の誕生日祝いが始まった。
今年は担任ではないので、まさかこんなサプライズがあるとは思いもよらず、なかなか面食らってしまった。

お祝いに彼らは合唱コンの課題曲の替え歌を歌ってくれたり、手作り誕生日ケーキまで出た。
誕生日にろうそくの炎を吹き消すのは、この人生を振り返っても、数えるほどしかない。
そのうちの何回かが、今の学校で経験している。

「1組の生徒たちは、みんな丹澤先生が好きなんです。」
などと、1組の担任がメッセージに書いていた。
「よいしょ」だと思っても、何となく嬉しいものだ。

初め、誕生日ソングだけかな、と思っていたら、たたみかけるように次から次へとサプライズがあり、最後には、ついには前で「しゃべれ」とも言われた。

何とも照れくさく、ありがたい朝になった。
少し汗をかいた。

「朝から、みんなで祝福の思いを作ると、”ほっこり”するね…。」
学年主任がそうつぶやく。

私もかすかにお役に立ったということか…。

夕方の終わりの会では、今度は2組に呼ばれた。
本当は、私に朝、来て欲しかったらしいが、1組に先を越された形になったらしい。

クラスではクラッカーが飛び交い、またしても誕生日を祝ってもらった。
担任でも学年主任でもないのに、皆が私をもり立ててくれる。
元気のない私を、もり立ててくれてくれたのかな…。

夕方、ツイッターを見たら、教え子の卒業生がつぶやいていた。

『今日は私の人生の恩師の一人である方の誕生日だそうです。
いろいろありましたが親の次に迷惑をかけた存在なので本当に本当に感謝してます。
できれば長生きしてください。笑』

もう一踏ん張りしなくっちゃいけないのかな。

即金トレード

2019年11月28日

教科書を変えていいですか?

昨年まで数学科の主任を務めていて、今年中1の上位の習熟度を担当しているE先生が来て言う。
「今使っている教科書を『精解』から『体系』に変えたいんだけど…。」
昨今の私は、あまり自分の意見を主張しなくなっている。
「変えたいのなら、返ればいい…。」
私はそういう思いでE先生の話を聞いていた。

「授業をしていていね。どうしてこんなところで、こんなことを教えるのだろう、と思う部分がたくさんあって、生徒たち混乱しちゃうんだよね。」
「そうですか…。私は、教科書通りには教えていないので…。もちろん全部やりますけど…。」
「自由自在に授業ができるのは、丹澤先生くらいしかいませんから…。」

ふと、編集者のMさんのことを思い出す。
ひょんなことから知ることになり、以来十年以上、細々ながら関わってきた。
いろいろな相談にも応じてくれたし、年に一回だけれど、わざわざ東京から来校してくれた。
「彼との縁もこれで切れてしまうのかな…。採用しないと知ったら、悲しむだろうな…。」
そんな思いがよぎったが、私はMさんの話は一切しなかった。

少しずつ生徒の学力レベルが下がってきて、今使っている中高一貫用の教科書が難しくなってきたことも事実だ。
そして何よりも、だんだんと私が過去の人になりつつあるということだ。

変えるべきものは変えたらいい…。時代やその状況に合わせて、適応させることは大切なことだ。

「じゃ、来年の中1から変えさせていただきます。」

何だ、私に相談したい、と言いつつ、すでに決めていたことなのか。

私を取り巻く環境では、最近、こうしたことが多い。

「来年度、私はこの学校にまだいるのかな…。」
そんな思いもよぎる。

私の得意分野は、いよいよ授業だけになった。
教員として、最低限の条件でもあるが、それだけでは戦力としては不足だろう。

年末ということもあり、ちょうど教頭面談もあった。
「どうですか? この一年の丹澤先生の実績は…。」

そんなもの私にはないのだ。
実績といえることなど、一つもない。
ただ、学年所属として末席を汚しているだけで、本当にただただいるだけである。

「そうですね。最近また、生徒たちが可愛くなってきましたね…。」

そう言葉を濁した。

そうだ。これでいいのだ。
他の人がどう判断しようと、私は私の道を生きていく…。

WingProject

2019年11月27日

話を聞くか聞かないか

今年は中1の習熟度クラスの真ん中のクラスを担当しているが、これは何年かぶりのことである。
ここ最近、どの学年も一番上のクラスの担当ばかりだったので、ある意味、新鮮さと、そしてある種のショックを受けている。

4月当初の授業で、
「授業中、話を聞いていれば、絶対に解けるようになるし、数学ができるようになる。」
と、私は高らかに宣言したのだが、彼らはやっぱり話を聞けない…。

説明する時には、一斉の手を止めさせ、黒板の方を向かせて、全員の目を確認するのだが、どうやら、その状態でも、話を聞けていないということが、最近分かってきた。

ましてや、授業の中でのさりげなく私が話をしていることなど、全く聞いていないようである。
「問題集の○○ページを解いてみましょう。」
などと、たいていは3回くらいは指示をするのだが、その次の瞬間に、
「先生、何ページですか?」
と来る。

演習中に、ヒントを説明しても、説明した直後に、同じ質問を受けることもある。

このクラスの一番の問題点は、『話をきけないこと』なのだ、と改めて認識した。
中には、私の話をすべてメモしているような強者もいるのだが、そういう生徒は、すっとんきょうな質問はしない。そればかりか、このところどんどん実力をつけている。

このほかにも、忘れ物が多いこと、提出物が一回で出せないこと、集中力が続かず、すぐに飽きてしまうこと、などが挙げられるが、まずは『話を聞く』ということに特化して、授業をしてみようと思う。

折しも、期末考査一週間前。
「今日は、集中できていたね。」
と、彼らを励ますが、もちろん集中できていない生徒も散見される。

うすうす感づいてはいたが、「学力の低さは、生活のだらしなさ」、であった。

ルーチン化、約束事、法則化、などなど授業テクニックはいろいろある。

さて、今度はどういう料理をしてみようか…。

授業から外れた雑談は、目を輝かせてきいているんだけどなぁ…。

2019年11月26日

久しぶりのピアノ

何ヶ月かぶりに生ピアノを弾いた。
自宅に少し高級な電子ピアノはあり、サンプリングされたグランドピアノの音を出せるのだが、所詮は電化製品。楽器のカテゴリーには入らない(と思う)。
だから、たとえアップライトでも、ホンモノのピアノの音色は、やはり違うのである。

「やっぱり、しばらく弾いていないと、指がうごかないな…。特に左手は、ハノンで感覚を取り戻さないと駄目だな…。」
などと思いながら、ショパンの小曲を弾いていく。

「やっぱり、指が動かないや。それに暗譜も怪しい…。」
ちょっと不満足のまま、鍵盤を叩き続ける。

「生ピアノは違うな…。良く聞くことが、良く弾けることにもなるんだったな…。」
などと、自問自答しながら、自分の奏でた音を注意深く自分の耳で聞きながら、演奏を続ける。

もちろん、とてもとても演奏というものではないが、もしかしたら練習すれば聞かせられるくらいにはなるのかも知れない。

「丹澤先生、ピアノを聞かせて下さいよ。」
などと、何度も言われるが、「僕の音を聞くと、耳が腐るから…」、などと言って、たいていは拒否する。

毎日一定時間ピアノを練習して、しばらく期間を経て、ようやく人前で演奏できるようになるのだから、気が向いたときに、鍵盤を触るだけの今の私には、人に聞かせられる状態でないことは、あきらかだ。

最近、ユーチューブピアニストを見ることがある。演奏云々よりも、彼らがどのように練習を重ねているかについて、たまに動画として公開されていることがあり、それは参考になった。
たいていのピアニストは、自分の練習風景を人に見せることを極端に嫌がるものだが、それすら再生数かせぎのために公開する彼らは、私にはとても参考になる。

「丹澤先生、ピアノ、弾いていましたか?」
こっそり私のピアノを聞いていた、H君に声を掛けられた。
彼は、今はやめてしまっているが、そこそこピアノを弾ける生徒である。

一学期に、「合唱の伴奏したらどう?」
と促したが、頑として首を縦に振らなかった。
心の中で、「私でも躊躇するし、よほどのサポートがなければ、できないな…」、と思いつつ。

いつかは自分のグランドピアノが欲しいと思う。
隠れ家も、グランドピアノが置けるスペースを作ってある。

今は、金銭的な余裕が全くないので、入手することができないのだ。

「毎日弾くという習慣がなければ、もったいないな…」、と思いつつも、まだ夢を見る。

2019年11月25日

継続の力

決まって毎朝8時23分になると、彼女は現れる。
教室から見える前の道路を、彼女は毎朝走っているのだ。
ゆっくりゆっくり、まるで足踏みをするかのようなその様は、もう何年も変わらない。
もうすぐすぐ十年になるのではなないか、と思う。

彼女は、M先生の奥様である。
詳しくは知らないが、健康のために毎日走っているのだろう。

その姿を見る度に、その継続力と習慣性に頭が下がる。
かつて私も走っていたことがあった。
毎日5キロ、6キロと増やしてゆき、何ヶ月後かには、毎日十数キロを走るようになった。
確か彼女は、その頃から走っているように思う。

「ほら見てご覧。M先生の奥さん、今朝も走っているよ。」
授業中、ときどき、近くの生徒につぶやく…。

さすがに雨の日は走ってはいないが、そうでない日は、ほぼ毎日彼女の姿がある。

人は継続すると、大きな力がつく。
それが習慣化されれば、それこそ知らず知らずのうちに、遠くまで歩んで行ける。

ふと、「勉強が習慣になっている人が勉強ができるようにナルのは、当たり前のことだな…」、と思う。
それができないから、多くの生徒、そして大人たちが苦労するのだ。

勉強に限らず、「たった5分でも、7分でも、10分でも… 」 、という習慣があれば、新たな分野であっても、多くの実績を上げることができるのだろう。

「ToDoリストを部屋に貼っておこうかな…。」

人はすぐに怠けたくなる。
放っておくと、すぐに易きに流れる。

それが次の一手になるような、将来のための種を、日々蒔いてゆきたい。

『続けることは力となる』

私が小学生だったとき、担任が折に触れて私たち児童に話をし、実践させた言葉だ。
あれから50年近く経つが、私は未だに人に自慢できるような継続がない。

世の成功者たちは、たいてい『継続』によって力をつけ、世の中に羽ばたいている。

このことを、説得力をもって生徒に伝える自信は、今の私には、まだない…。




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