2015年12月31日
LEXUS RCF 2016年モデルに試乗してきました!
実は、RCF自体に試乗するのは「初めて」です(笑)
RCF 2016年モデルは2015年9月17日に発表され、10月1日に発売されました。
改良ポイントのおさらいですが、以下の5点とされています。
1)リヤサスペンションアームとブッシュの変更を行い、高い次元で乗心地と操縦安定性のバランスを確保
2)ハイパフォーマンスエンジン2UR-GSEは、組み立て後に一基ずつエンジン回転バランスを調整する専用工程を追加。アクセルを踏んだ瞬間から感じるV8エンジン本来の滑らかさとレスポンスの良さを、さらに高次元へと引き上げた。
→「GSFのすべて」に具体的な調整内容の一部が記載されています。
3)ブレーキキャリパーのロゴを「LEXUS」からレクサススポーツの象徴である「F」に変更。さらに、高性能ブレーキの存在を際立たせる“F”専用オレンジブレーキキャリパー(フロント・リヤ)をオプション設定した。
4)4連エキゾーストディフューザーの意匠を変更。
5)直線基調のアルミ製スポーツペダル&フットレストを新たに採用した。
ということで、1年目の改良としては比較的大きな改良でした。
改良内容は6月頃には明らかにされていたのですが、1)、2)については直前まで情報がなかったため驚かれた方もいらっしゃると思います。
さて、渋滞ぎみの一般道を1時間弱の試乗ということで、高速度域は試していないのですが・・・
・エンジンレスポンスについてはGSFと同様、低速回転域でのレスポンスの向上が感じられた。(高回転域は試せず)
・リヤサス変更について、確かに段差等でのリヤ側のショックが改善された印象だが、GSFに比べるとずいぶん差がある。(そもそもホイールベースが違うし・・・)全般的に乗り心地がよくなったように感じたが、空気圧・走行距離も異なるので”プラシーボ”の範囲内か?
ということで、一般道をチョイ乗りするぐらいでは、2015年モデルのオーナーが嫉妬するほどの改良ではないと感じましたが、静的な部分では、マフラーカッターは地味ながらかっこ良くなっていますし、アルミペダルも新意匠で、本来この形でリリースしてほしかったぐらいです。
【参考】
・アルミペダルセットは3点セットで約1万円
・マフラーカッターは4つセットで約2.4万円部品注文可能。
ただ、2)の改良により、低速度域のアクセル・エンジンレスポンスが向上しているのはGSF同様、街乗りでも乗りやすく、好ましい改良と思いました。
が、エンジンが別物になったような感覚はまったくなく、微妙なフィーリングの違いといえますし、エンジンオイルの銘柄変更でも同様の体感は得られるでしょうし、不満ならスポーツモードにすればいいので。
今回は購入店舗以外で試乗させていただいたため、手ぶらで帰るのも・・・ということで、在庫のあったLEXUSコレクションを購入。
2015年秋・冬から加わった、スポーツタオルの「RC」です。GSFも発売したことなので、そろそろ「F」コレクションも復活してほしいところです。他ブランドでも「AMG」や「M」のグッズはありますからね。
さて、このタオルは今治タオル認証なので質感もgood!ジョギングの際に携帯したいと思います。
店舗を出るとなんと洗車&タイヤワックスもされており、サービスの良さを実感。(無料)
普段行くディーラー以外にも付き合いのある店舗があると何かと便利ですし、レクサスディーラーネットワークの利点でもありますね。
なお、年末ということもあり、久々に(半年ぶりぐらい?)「HDN」にアクセスしました。
発売して約1年2ヶ月、今までに実質的に納車されたRCFは約1750台前後のようです。
発売後1ヶ月までの先行受注が900台でしたから、その後の1年で倍増した計算になります。
現時点では、月販目標/30台を大きく上回るペースで販売が進んでいますが、実用的なスーパーセダン、GSFの発売後の動向がどうなるでしょうか?
なお、久々にチェックしましたが、走行距離 約10,000km時点での生涯燃費は8.5km/Lと驚きました。
意外にRCFに燃費いいですね〜
半分以上は高速道路走行と思いますが、モード燃費の8.2km/Lを超えているのは優秀ですね、
低負荷時のアトキンソンサイクル化、アイドリングストップで500rpm前後まで回転数が落ちるなど地道な対策で燃費が向上しているのが実感できます。
内外装のカラー別ランキングなどももあれば面白そうです。(そろそろHDN自体のアップデートもしてほしいですね。)