先日ニュースリリースされた、新型レクサス「NX」のマルチカラーアンビエントライトの光量が従来比3倍にアップするアップグレードプログラムを施工する、というものは早速大きな反響を呼んでいるようで、オフラインミーティング参加者の関心も高かったようです。
▼KINTO公式ニュースリリース
LEXUS NXの室内を彩るイルミネーションを最新モデルの明るさにアップグレード
関係者の方がプライベートて複数参加されており、当日は、ニュースリリースのみではわからなかった最新の情報も含めてお話があり、このアップグレードの理解がさらに深まりました。
また、関係者の方のお話では、この「NEXUS Meeting」に間に合わせるためにニュースリリース時期を調整されたようで、まさに絶好のお披露目の場となったようです。
「3倍明るいイルミ」へのアップグレードを施した車両も展示されていたのですが、当日は絶好の天候で、まったく明るさがわからなかったのが残念(笑)
もともと、イルミネーションが最大輝度でも暗い(Pレンジ以外では減光するという要因も大きい)ということは、当ブログでも何度も取り上げさせていただきましたが、全国のオーナーさんや、SNS上、そしてNEXUS Meetingでも多くの意見があったようで、今回のアップグレードプログラムはまさに「市場の声」を具現化したものであると思います。
マスメディアでのお披露目前に、実際のオーナーが多数集まるオフラインミーティングで本アップするアップグレードプログラムについて言及されたことは、小回りの効く「KINTO (FACTORY)」ならではといえますし、今後もユーザーの声に真摯に応えようとされている姿勢の表れであると感じました。
なお、既報のとおりですが、注文は「4月17日(水)」の「13時30分」から、以下のwebサイトにて受付が開始されます。
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-list/lexus/NX002/
事前に、公式サイトから、アカウントを取得してメンバーシップ登録をしておくと、当日の手続きが楽になるかと思います。
https://jpid.kinto-jp.com/login/
なお、前日の「4月16日(火)午前2時(深夜)〜午前6時(早朝)」はシステムメンテナンスによりサイトが一時停止されるとのことです。
さて、私も気になっていた、ディーラーオプションの「カップホルダーイルミネーション」や「ドアポケットイルミネーション」を施工している場合の取り扱いについても明らかになりました。
ニュースリリースでは、車両標準装備の部分(前席足元照明、フロントトレイ、前後ドアトリム、前後e-ラッチ照明)のみの施工と読めます。
当方は、ディーラーオプションの「カップホルダーイルミ」を施工しています。
ワンポイントで美しく、なんといっても車両純正のイルミネーションと連動して明るさや色合いの調整ができるのが魅力的!
ドアポケットイルミネーションはDIYでハーネスを作成、純正イルミを使用していますので光り方は同等です。
こちら、実用的にもかなり効果がありますのでディーラーオプションの取り付けは大変おすすめです!(ドアトリムにペットボトルを置いたときの光り方もキレイ!)
この点については言及があり、以下の通り予定しているとのことでした。
・DOPの「カップホルダーイルミ」については、4月17日に発表、同時施工可能の見込み。費用は、66,000円に、数千円の上乗せで実現できる見込み。
・DOPの「ドアポケットイルミ」については、受付開始は後日になる見込み。費用は、カップホルダーイルミよりも高くなる見込み。(4ドア分ありますしね・・・)
パターンをまとめると以下のとおりでしょうか?(あくまで現時点での当方の推測です)
なお、現在25MY「NX」のディーラーオプションカタログに掲載されている「カップホルダーイルミネーション」と「ドアポケットイルミネーション」については、最初から「光量3倍」に対応した製品となっていることが判明しています(部品番号が新たに設定されています)
よって、現在、カップホルダーイルミおよびドアポケットイルミを装着していない方が、今回アップグレードプログラムを施工した場合は、後日、「カップホルダーイルミネーション」と「ドアポケットイルミネーション」を装着すれば、そちらも明るさが増して、減光しないような仕組みとなるそうです。
よって、現在ノーマル仕様の方でも安心して施工ができるのがいいですね!
また、なんといっても「KINTO FACTORY」での施工は、メーカー保証(一定期間)を受けることができるというのも魅力的な点ですね
なお、今回の「NX」ではじめて「KINTO FACTORY」のアップグレードプログラムを適用される方も多いかと思います。
いくつか当ブログにもご質問、コメントを頂いておりますので、分かる範囲でまとめてみました。
(最終的な申し込みにあたっては「KINTO FACTORY」のwebサイトにてご確認願います)
1)新車購入のNXでも「KINTO FACTORY」のサービスは受けることができるのか?
→できます。KINTO(サブスク契約)とは名称が似ているだけで、銀行ローンや、現金での新車購入、中古車購入でも問題ありません。
2)自分が購入した店舗では「KINTO FACTORY」の取扱がないが?
→車両の持ち込みができれば、近隣店舗での施工ができます。
店舗は徐々に増えているのですが、2024年4月15日現在、「北海道」、「東北」、「北陸」、「四国」、「沖縄」での取り扱いはありません。
https://factory.kinto-jp.com/navigation/service/dealers-list/
3)ディーラーで申し込みできるのか?
→できません。現在は、KINTO FACTORYのサイトからユーザーが申し込む必要があります。
訂正:施工店では受け付け可能 とのことです。
4)DIYが得意なので、アップグレードプログラムの部品のみの購入はできるか?
→できません。「KINTO FACTORY」取り扱い店舗での施工のみとなります。
(私的には、将来的に、「KINTO FACTORY 施工専門店」が主要都市に建設されれば嬉しいなぁ…と思っています)
5)イルミネーションを明るくするだけなら、新型LEDの交換を自分ですればよいのではないか?
→今回のアップグレードプログラムでは、「LED交換」のみならず、イルミネーションを制御するECUの交換等も実施されるようです。
よって、単に25MY「NX」に採用されているLED部品を取り付けても色合いが合いません。(正しい色にならないようです)
なお、純正のマルチカラーLEDは1つ約「1617円」します。交換対象は11個のLEDですので、LEDですので、それだけでも「約17,787円」。
この他、イルミネーション用ECUの交換や、工賃等を含めると価格は妥当な価格と感じます。
6)リヤアウトサイドハンドルの照明追加だけで「99,000円」なのか?
→違います。@インテリアイルミネーションのみで「66,000円」、Aリウアウトサイドハンドル照明部分は、単品換算すると「33,000円」です。よって「@+A」で合計「99,0000円」となります。
なお、「Aリヤアウトサイドハンドル照明の追加」単品での施工はないようです。Aの値段が安い理由としては、@のイルミネーションの交換の際に、リヤドアの内張りを剥がす作業があるため、その際に一緒にAのアウトサイドハンドル照明の施工を行うため、工賃が節約できるという点があるようです。
私的には、リヤのアウトサイドハンドル照明の追加はかなりリーズナブルな価格に設定されていると感じます。
7)「ドアポケットイルミネーション」は、初期の新型NXでも装着可能か?
→物理的に装着可能です。(装着実績もあります)
ただし、販売店によっては、発売当時に設定がなかったことから取り付けをNGとする店舗もあるようです。(保証の問題と思われます)
*NX開発者ブログでも初年度モデルに取り付けできるようになっている…という趣旨の記載があったように記憶しています。
8)このアップグレードプログラムを施工すると、「減光」しなくなるのか?
→イルミネーションECUを交換することになりますので、2022年5月以降生産された「NX」と同様、Pレンジ以外でも減光しなくなるようです。
当方も4月17日には、この待望の「NX」「3倍明るいイルミネーションへのアップグレードプログラム」+「アウトサイドハンドル照明の追加」を申し込む予定ですので、楽しみです!続報は後日レポートさせていただきたいと思います。
なお、新型「RX」でもこの「3倍明るいLEDのイルミ」へのアップグレードを求める声は強いと思うのですが、RX特有の事情として、助手席ダッシュボード上部のイルミネーションの脱着が難しいようで、ここが課題となっているというようなお話もありました。
たしかに、ここはパーツの取り外しが困難そうですよね・・・(しかし、ここを明るくしたいという方はかなり多そうです)
今回の「NX」での反響が大きければ大きいほど、他車種(RX、LX、RZ…)への横展開が期待できそうです。
施工店が現時点ではまだ限られているという欠点はあるものの、非常に魅力的なアップグレードプログラムと感じますので、ぜひ多くのオーナーさんにチャレンジしていただきたいと思っております。
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