まずは鮮やかなイエロー。(カラー名もイエロー!)
とても綺麗な色で派手なデザインのC-HRには似合っていると思いました。
「センシュアルレッドマイカ」これ、落ち着きもあり、とてもいいカラーでしたね。
流れるウィンカーを備えた大型のLEDヘッドランプの存在感がかなりありますね。
デザイン的には結構好みですが、フロントバンパー下部の樹脂感は気になる方はいらっしゃるかも。
お立ち台に展示してあった メタルストームメタリック。
正面から見ると、フォグランプ斜め上のダミーの樹脂カバーが結構目立ちます。
外観はなかなかいい感じですし、高さも立体駐車場でもOKのサイズなので扱いやすい。
しかし、同じSUVタイプということで、どうしても先日見た、マツダ「CX-5」と比べてしまいたくなります。
もちろん、ボディサイズも違いますし、価格も若干CX-5の方が高いので直接的には競合しないかもしれませんが、発売時期も近いですし、どちらもみた上で決める方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
予想通りではありましたが、その違いは特に内装で明らかでした。
まず最初に見たのは、そのクルマのコストダウン具合がはっきり分かるリヤドア。
後席ドアトリムはほとんどの部分がハード樹脂で、今時の250-300万円レンジのクルマとしてはある意味驚きです。樹脂成形技術も進んでますねえ〜と感心してしまいました。
また、ドアノブにメッキを使わず、金属調塗装を使用しているのは良かったですが、素材のせいか剛性感は高くないです。
フロントドアに移ります。
パワーウィンドウスイッチパネルはキレイに塗装されており、PWスイッチにもサテンメッキのような加飾があり、キレイに仕上がっています。
なお、ドアトリムの中央部分(ブラウン部分)、ダイヤモンド形状が刻まれていますが、遠目で見るとここはファブリックにも見えますが、リヤと同様、ここもハード樹脂。組付けもうまくしてあり、なかなかすごい。
CX-5は最上級グレードのL Packageということもあり比較は難しいですが、ドアトリムアッパー部分の仕上げなど、従来のトヨタ車のクオリティの範疇にとどまり、特段の驚きはありませんでした。
センターコンソール部分についてはプリウスと違い上級グレードはクリアブラック塗装がされていますが、電動パーキングブレーキを始めとするスイッチ類にも余計な加飾がないのでかなりシンプルです。(カップホルダーイルミ照明があるのはいいですね。なお、カップホルダーは2重床構造になっていました)
しかし、全般的に質素な造りで、マイナーチェンジなどではずいぶん改良されそうな雰囲気がします。
ステアリング&メーター。
こちらは質感もなかなかいい感じでした。
このクラスでも新型車はちゃんとカラー液晶のインフォメーションディスプレイがあるのがうれしいですね。
シートはオプション装備の本革でしたが、質感自体はCX-5の本革に比べ手触り等、1ランク落ちますね。(オプション価格も+7万円なのでやむを得ない?)パワーシートの設定も無いですし。
なお、センターアームレストはDOPで可動式にできるようですが、質感は(普段肌に触れる部分だけに)もう少し頑張ってほしかったところ。
先日見たCX-5は(最上級グレードだったということもあり)予想を遥かに上回る質感で驚きましたが、一方「C-HR」は当初海外でみた画像ではかなりの質感が確保されている印象を受け期待感が高まっていましたが、発売された日本仕様では全グレードをひととおり確認しましたが、ずいぶん一般的なクオリティになってしまったように思います。
C-HRは魅力的なエクステリアやTNGAプラットフォームによる車自体のクオリティは高いと思われ、大ヒットすると思いますが、静的質感はもう少し質感を高めてリリースしてほしかったと思います。クルマは乗り物なのでもちろん動かしてみないとわかりませんが、静的質感という面では一番のライバルであるホンダ・「ヴェゼル」にも及ばないという印象でした。やはりクルマはカタログや画像ではわからないものですね・・・。
最後はブラックマイカのC-HR。
気になるクルマではあるので、観光地などではレンタカーで指名してみたいと思います。
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世界戦略車なので、あまり内装にこだわる必要がないのかもしれませんね。(基本性能がよければそれで良し?)
CX-5と比べてしまうとホント2ランク以上は質感に差がありますね〜
比べなければいいのかもしれませんが。
それにしてもマツダはすごいです・・・
でも明らかにCX5に対してコストダウンが目立つのが残念です。