開業当時は全国的に多くの店舗で洗車サービスでしたが、車種やオーナーの増加の要因等で全国的に「車検・点検時以外は有料洗車」に切り替えた店舗が大多数のようです。しかし、全国最大規模の販売数を誇る、東京地区の販売会社「旧:トヨペット系店舗」においては無料洗車サービスが継続されていました。
しかしながら、2019年4月の販売会社統合(トヨタモビリティ東京)に伴い、サービスの均質化等により、今回「有料洗車(セットメニュー)」を導入することとなったようです。
新価格は通常価格「7,150円」のところ、当面は「3,300円」(税込み)とアナウンスされています。
この価格には「シャンプー無料洗車」(3,300円)、「タイヤコート」(1,650円)と、「室内オゾン・除菌消臭」(2,200円)がセットになっているため、金額だけを考慮すると非常にお得な設定となっています。
また、新車注文時は「36回分」がセットになった「リフレッシュパック」を「99,000円」で提供。1回あたり「2,750円」の換算で、毎月1回実施が目安のようですから、都度の洗車より多少安くなります。
(CPO車や、車検時は「24回分」がセットで「66,000円」で提供、レクサスケア・メンテナンスプログラム2の同時付帯が必要)
個人的には、室内オゾン・除菌消臭よりは、「ホイールクリーニング」がセットになってくれたほうが嬉しいですが・・・。
とはいえ、セット内容を考慮すると、十分許容範囲内の価格設定と感じます。
なお、「室内オゾン・除菌消臭」はおそらく、デンソーと大幸薬品(クレベリン)がコラボした以下の商品と思います。一般的なトヨタディーラーなどでも1回2,000円前後で提供しているものですね。
https://www.denso-solution.com/product/kureberin.html
東京23区内の洗車環境は非常に厳しく、コイン洗車場はほとんど消滅。洗車専門店も郊外に行かねばならず、都心部での洗車といえば、日比谷公園の地下駐車場か、「A・PIT東雲(旧SAB東雲)」、あとは葛西や大井、北千住エリアなどごく一部の地域にコイン洗車場があるぐらいでしょうか?
通常は「ガソリンスタンド」などでの洗車が一般的と思いますので、レクサスディーラーでの洗車サービスは非常にありがたい存在でした。
その一方で、「無料」であることを心苦しく思うオーナーさんも多くいらっしゃるようですし、また「無料」であることから週末は常に洗車予約でいっぱいという店舗も見受けられ、数週間前から予約をしなければならない店舗も増えていたこともまた事実です。
今回、セットメニューとはいえ、「洗車サービスの有料化」に踏み切ったことは、必ずしもサービスの低下というわけではなく、正当な対価を支払った上で洗車サービスを受け、その間には改装されたクオリティの高いラウンジで休憩をすることが一般的となり、結果的にはオーナーの満足度を高めるものになるのではと思います。(とはいえ、有料化に伴い、「洗車のクオリティ」が問われることにもなりますね。)
なお、通常、車種により洗車料金は異なりますが、今回の東京地区(トヨタモビリティ東京管轄の店舗)で導入される洗車メニュー(リフレッシュメニュー)では車種により価格の違いはありません。大型SUVの「RX」や「LX」でも、小型車の「CT」でも価格は共通です。
なお、「有料化」への切り替え次期については店舗により異なるようですので、しばらくの間は移行期間として、無料洗車を継続する店舗もあるようです。
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反面、レクサスとは思えないディーラーがあるのも事実で、オーナーラウンジでもその差は歴然なのが悲しいところです。
千葉は特にそれを感じましたね。