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2024年02月03日

三菱 デリカミニ 納車してました!

さて、ずいぶん遅くなりましたが、「三菱 デリカミニ」が納車昨年11月下旬に納車されてました。


主に仕事用のクルマなのですが、全幅が狭くて、デザインがよく、AWD駆動、ある程度積載力がある、予算280万円以内という条件に合致しました。
もともと先行予約で人気爆発した車種ですが、やっぱりデザインが良いですね!

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今までのクルマ購入歴11台のうち、国産車でトヨタ/レクサス以外は初となります!
とはいえ、実質は日産車のOEMモデルなので、クルマのいろんなパーツに「NISSAN」の文字が・・・

<購入歴>
・トヨタ セリカSS-1
・レクサス IS250
・レクサス IS F
・レクサス HS250h
・アウディ A7 Sportback
・レクサス RC F
・レクサス LC500h
・レクサス NX350h
・トヨタ ヤリスクロス GR SPORT
・レクサス LC500
・三菱 デリカミニ


購入したのは、人気のターボモデル、上位グレードの「T  Premium」
ボデーカラーはCMやカタログでおなじみの「アッシュグリーンメタリック」と迷いましたが今回も無難な「ホワイト」で。
ちなみに、今までの購入歴、すべて「ホワイト」です。

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オプション類は最小限で、社外品で揃えることとしました。
フロアマットは アルティジャーノさんの「C2000」(ストライプ)をチョイス。
デザインが良く、ある程度の厚みがあるのがチョイスした理由です(純正品は結構ペラペラなので・・・)

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ディラーオプション5万円サービスがあったので、迷わず「マッドフラップ(レッド)」をチョイス!
AWD車にはぜひつけてみたかったんです。

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先行予約で付属してきた、「サイドデカール」ですが単なるシールかと思いきや、厚みのあるクオリティの高いもので、十分な質感でした。

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「デリカミニ」は軽自動車規格ですが、(価格もそんな安くないし)軽自動車というより「デリカミニ」というブランドが確立しているようで、指名買いが多いそうです。見た目に貧相な感じがまったくしないのがいいですね。価格的には、前者「ヤリスクロス GR SPORT」より少し安いぐらいで、ガソリンモデルでしたら、それほど価格はかわりません。

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インテリアは「ブラック」1色ですが、ところどころベージュの差し色が入っており、シートの合成皮革とファブリックの質感もちょうど良いです。
パワーウィンドウスイッチパネルもクリアブラック塗装されているなど、手に触れる部分は工夫がしてあり、「安っぽさ」が少なく、好感が持てます。

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まだそれほど多くの距離は走行していませんが、デリカミニ用に開発されたサスペンションが良いのか、乗り心地が大変良いです。
ロードノイズやエンジン振動などもそれほど感じさせず、軽自動車特有のチープなイメージが払拭され、ヤリスクロス GR- SPORTの後継としても不満がありません。

とくに、以下の部分が優れていると感じます。どれも軽自動車とは思えない装備ですよね!


・アダプティブハイビームシステム(MOP:77,000円)
・ステアリングヒーター
・前席シートヒーター
・9インチディスプレイオーディオ(DOP:121,330円)
・アラウンドモニター(PVM)
・デジタルインナーミラー
・後席左右電動スライドドア(ハンズフリー機能付)


今のところの不満点は、「ラインドスポットモニター(BSM)」に準ずる装備がないこと、「ラゲージドアの電動機能」がないことぐらいです。
軽自動車に求めるものではないかもしれませんが、それ以外の装備が豪華すぎて、「どうせなら・・・」と求めてしまいますね。
それぐらい基本性能に関しては、満足しています。

ドライブレコーダー、ETCユニット、レーダー探知機は後日自分で取り付けて一通り終了予定ですが、せっかくデザインがよいクルマなので久々に純正や社外品のドレスアップパーツを装着してみようと思っています。

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2024年02月01日

レクサス新型車(NX、RXなど)バッテリーあがり対策?

冬場は、クルマの空気圧も低下しますし、バッテリーもあがりやすくなりますよね。
駐車場が「屋内か、屋外か」でもずいぶん違うのではないかと思います。青空駐車または外気にさらされる駐車場での駐車を余儀なくされている「NX」は冬季を中心にしばしばバッテリーあがりを経験しています。
カウントしてみると、レクサス「NX」はわずか2年の間に少なくとも5回はバッテリーあがりを経験していますが、当方のみならず、SNSでも特に新型「NX」や「RX」でのバッテリーあがりに関してはしばしば話題を目にします。
いざというときにバッテリーあがりは不便ですので、寒い日やしばらく車に乗らないときは、定期的にポータブルバッテリーと充電器を使用して充電していますが、結構面倒なのが正直なところです。

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さて、先日、バッテリーあがりの原因を独自で検証された方のSNS・YouTube動画を拝見し、「なるほど!」と思いました。
長期間にわたり検証されており、素晴らしい努力に感銘を受けました。
概ね新型レクサス「NX」「RX」でバッテリーあがりとなった方はこの動画で言及されていることに心当たりがあるのではないでしょうか。(そもそも、こんなに簡単にバッテリーあがりしない設計としてほしいですが・・・)

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ラゲージドアを開けて、荷物を出し入れして、そのあと運転席に座ったらバッテリーが上がってしまった、というのは2度ほどありますので、まさにこの動画の通りです。もともとバッテリーの電圧が下がっている寒い時期に何か動作をすると、電圧がその都度低下して、起動不可になるという症状です。

バッテリーあがりを避けるためには、以下のことが重要のようです。
当方自身、どちらも心当たりがありますし、基本的なことではありますが、今まではこれらを無視してDIYカスタマイズや洗車をじっくりしていてもバッテリーがあがることはありませんでしたが、それはたまたまで、待機電力等が多いと思われる新世代レクサス/トヨタ車では、これらを遵守しないとバッテリーがあがる可能性が高まるということなのでしょう。


・DIYをするときは、ちゃんとバッテリーのマイナス端子を外す、もしくは充電器を接続する

・長時間駐車をする際は、スマートキーを遠ざけるまたは「節電モード」にする



なお、バッテリーあがりに備えて以下の対応をしておくことが望ましいです。

・バッテリーあがり後の対応に備え、ステアリングスイッチ(左)にエアコンを設定しておく

・バッテリーあがりにそなえ、ジャンプスターターを準備しておく

・OBD2機器を自己責任で装着する際は、長期間の停車中はコネクタから取り外す

ステアリングスイッチ設定については、「CSK REVIEW CHANNEL」でも推奨されており、当方も早速設定しました。
理由としては、新型レクサス「NX」や「RX」では物理的なエアコンスイッチがないため、バッテリーあがりから復旧後、エラーが高確率で発生し、その場合はタッチディスプレイが使用不可能になることが多いからです。

なお、エラーが発生すると、「エアコンが接続されていない」と認識されるようで、そのためタッチディスプレイではエアコンが操作できなくなります。
その場合でも、ステアリングスイッチにエアコン機能を設定しておけば、エアコンは使用可能(温度調整は可能)になります。

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▼CSK REVIEW CHANNEL
【全力で物申す】レクサスRX、動かなくなりました。2年経過しても改善しないどころかあまり知られていない点について。バッテリー上がりの陰に隠れた新型のレクサス/トヨタ車が抱える問題点。




なお、バッテリーが上がって、「JAF」や「ジャンプスターター」等で無事エンジンスタートが復旧したあと、メーター内にエラーが表示(「機能故障」等)された場合の復旧手順は以下のとおりです。


1)エンジン&スタートスイッチをオフにする

2)ドア開閉(eラッチ操作後)(リアラゲッジも開けた後)をする

3)10分放置

4)ラゲージ下の「バッテリーマイナス端子」を外す

5)10分間放置

6)「バッテリーマイナス端子」 を接続する


これで、復帰後、システム設定がリセットされ、エラーは解消されます。(当方の場合、100%復帰しています)
なお、新型レクサスNX以降は、「マイレクサス」にデータが保存されているため、ナビや車両設定は、トヨタのサーバーから自動的にダウンロードされ再設定され、ほとんど自動的に復帰するのでこの点はありがたいです。

なお、販売店に連絡・入庫しても結局は上記と同様な対応となるようです。


数回バッテリーが上がった場合はバッテリー自体を交換したほうが良いのは間違いありません。当方もこの「NX」をいつまで乗るかは検討しているのですが、取り急ぎ、近々実施予定の12ヶ月点検(2年目点検)では、バッテリーを新品に交換予定です。

バッテリーに関しては、純正品は高価かつ消耗品のため保証がないことから、安価でより容量の大きい以下の製品を購入して取り付けてもらう予定です。(過去、「RCF、LC500h」でも使用実績のある信頼感のある製品です。(一部のディーラーでも使用実績があるようですね))

ただし、「NX350h」においては初めてなので、後日交換結果をおってレポートさせていただきます。
心配な方はレクサス店で純正のバッテリに交換することをおすすめしますが、かなり高価です(車種によりますが、工賃含み、5万円〜8万円程度)

▼Amazon 
ACDelco [ エーシーデルコ ] 輸入車バッテリー [ Premium EN ] LN2

https://amzn.to/3tMjBvr

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メーカーHPはこちら
https://www.acdelco-japan.jp/products/en/index.html


なお、バッテリーについて、レクサス「NX350h」「NX450h+」の説明書では、「LN2」規格 かつ、20時間容量が「60Ah以上」、性能基準値(CCA)が同等(345A)以上のものとされています。上記のバッテリーは、「LN2」規格かつ20時間容量が「65Ah」、CCAは「570A」となりますので純正以上の性能となっているようです。(ただし重量は重くなっている模様)

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*NX350h/450h デジタル説明書より


「NX250」「NX350」の場合は、「LN3」規格かつ、20時間容量が「65Ah以上」、性能基準値(CCA)が同等(603A)以上さらに「Stop & Start システム」(アイドリングストップシステム)用のバッテリーが必要で、少々コストがかさみます。

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*NX250,/350 デジタル説明書より

ガソリンモデルの場合は、「Stop & Start」対応する商品が必要ですので、こちらになると思います。(アイドリングストップ&充電制御)

▼楽天市場 LN3AGM ACDelco





万一バッテリーが上がってしまった際、「JAF」到着までには時間がかかる場合や、作業場所が確保し辛い場所(タワーパーキング、狭い駐車場等)バッテリーあがりに慣れている方は「ジャンプスターター」が便利です。
ジャンプスターターについてはいろんな製品が出ており、当方は4種類ぐらい(笑)保有していますが、先日、国内著名メーカーの「エーモン」社からも発売したようです。小型で、USB-TyoeC充電ができるなど、トレンドを押さえているので、今買うならこちらが良さそうです。
(ただし、リチウムイオン電池搭載なので、炎天下での車内放置は厳禁!)

▼Amazon
 【Amazon.co.jp限定】エーモン(amon) ジャンプスターター シルバー 国内メーカー保証1年 12V車専用 ドライブ中や配達中の急なバッテリーあがりに

https://amzn.to/41GeEAQ

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せっかくここまでコネクティッドシステムが進化しているのですから、「バッテリーがあがりそう」という警告が車両から事前に発せられるシステムの開発や、スマホアプリ「マイレクサス」を活用して事前に通知が行われるなど対応ができればより安心して車を使用できると思います。

そしてなにより、バッテリーが上がった際に「機能故障 販売店で点検」という表示がされ、解消されるまで、エアコンやセーフティシステムが一部使用できなくなるという現象についてはなんとかして欲しいと思います。旅行先や夜間に発生した場合、かなり不安になりますので・・・
また、バッテリーあがりから復帰した際に、「機能故障 販売店で点検」の表示がされる事が多いのかは不明ですが、バッテリーのマイナス端子を外さなくても、システム設定をリセットする仕組みを導入してほしいところです。

とはいえ、電力を消費する(社外品の)電装部品を多数装着しているという自覚はあるので、自己責任といわれればそのとおりなのですが・・・





2024年01月30日

LEXUS 新型UX(UX300h)北米仕様もチェックしてみよう!

2023年12月19日に発表となったLEXUS UX300h/UX300e(2024年モデル)について、北米でも12月20日に発表となっています。
商品内容はほぼ同じですが、北米仕様でしかわからない(わかりづらい)点がありますので、何点かチェックしてみたいと思います。


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https://pressroom.lexus.com/2025-ux-300h-brings-more-power-to-the-streets/


■レクサス初の 第5世代ハイブリッドシステム

ニュースリリースではレクサス初の「第5世代 レクサスハイブリッドシステム」を搭載とあります。
(北米では「LBX」が導入予定ではないこともあるのでしょう)

トヨタ/レクサスのハイブリッドシステムの第5世代は2022年トヨタ「ノア・ヴォクシー」で初採用され、電気モーターをより軽量、コンパクト、高出力化し、電気駆動比率を高めたシステムとのことですが、おかげでレクサス「UX300h」は従来の「第4世代型」の「UX250h」に比べ、高出力化したにもかかわらず電動比率を高めたため燃費も改善しており、進化がわかりやすいです。

レクサス「NX350h/RX350h」は、第4世代のハイブリッドシステムなので、これが第5世代に進化するとどうなるかも楽しみです。

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■AWDとFFの性能差

今回のUXはリヤモーターが強化されていますが、具体的な「速さ」については日本市場版では(毎回のことですが)公開されていません。
北米仕様のニュースリリースによると、次のようです。

0-100km/h加速(0-60 acceleration time )

7.9秒(AWD)
8.0秒(FF)

NXやRXでは明確にAWDの方が加速タイムが速かったように記憶していますが、UXについてはスペック的にはほぼ違いがないようですね。



■パワーウィンドウスイッチの意匠変更

公開された画像で初めてわかりましたが、新型「RX」以降、SUVタイプの車に採用されている新意匠タイプが採用されています。
金属調加飾もしっかり施されていますので一安心です。(UXクラスでは省略される可能性もあったので・・・)
こういう細かい部分は地味ながら違いを感じる部分なので一安心。特にミラー調整スイッチは平面化され、従来仕様からスタイリッシュになっています。

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■”標準”グレードには7インチのTFT液晶(メーター)

日本仕様は全車「12.3インチ」のTFT液晶を搭載するのが「UX」の特徴ですが、北米仕様では最廉価グレードの”Base"では、7インチの液晶メーターとなり、差別化されているようです。
日本仕様のレクサス「LBX」の”COOL”、”RELAX」以外のグレードがどうなるか注目です。

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新型レクサス「UX」も「LBX」もほぼ同時期に試乗車が出回ると思いますので、第5世代のハイブリッドシステムに進化した両車をぜひ比較検討してみたいですね!

2024年01月29日

レクサス新型「UX」(MY2024)かなりの進化? LBXとの優位性も!

新型レクサス「LBX」が一部の販売店で入庫しているようです。(試乗車はおおむね1月中旬〜の店舗が多いようです)
さて、先日発表されたレクサス「UX300h/UX300e」ですが、モータージャーナリストの試乗インプレッションを見る限り、かなり進化しているようですね!

新型レクサス「LBX」発売後は、2018年秋のデビュー後、それほど大きな改良が施されていない「UX」が見劣りするのではと心配していましたが、2024年の年次改良では、外観の変更はないものの、中身が大きく進化しているようで、しっかり「Always On」の精神のもとたゆまぬ改良を行い、「LBX」との差別化をしっかり行っているようですね。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40218670.html より


デビューからちょうど5年が経過した、レクサス「UX」の優位点をざっとチェックしてみたいと思います。


■パワートレーン
 プリウスや欧州のC-HR(2.0Lモデル)と同様のパワートレーンとなったことで、相当スペックアップしているようですね。
 特にリヤモーターが大幅に強化されているので、「AWD」仕様が特に魅力アップしているようで、久々にぜひ試乗してみたいと感じます。
 実用燃費も「LBX」と「UX」ではそれほどの違いがなさそうです。

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■三眼フルLEDヘッドランプ

今や、単眼でも可変ヘッドランプ機能(アダプティブハイビームシステム)が実現されたとはいえ、見た目のかっこよさ、インパクトと言う意味では、3眼フルLEDヘッドランプは魅力的ですよね。これは「LBX」との見た目での差別点の1つと思います。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40218670.html より



■ムーンルーフ

プレミアム感を高める「ムーンルーフ/パノラマルーフ」ですが、「UX」ではこのサイズでは珍しく、ムーンルーフが選択可能です。
開放感や見た目の部分でも大きく変わりますので、ムーンルーフ派には「UX」は魅力的かと思います。

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■ファブリック製サンバイザー

地味ながら質感の違いを感じる部分で、レクサス「UX」はファブリック巻き、一方{LBX」はビニール製(?)でヤリスクロスと同じ。
この部分はこのクラスの車におけるレクサスブランドと、トヨタブランド車の違いの典型的な部分です。


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■12.3インチワイドディスプレイ

 レクサス車では定番のサイズとなった「12.3インチ」を装備。
 9.8インチとは表示領域(ワイド)がかなり異なりますので、サイズ以上に質感(高精細感)を感じます。
 LBXはスッキリとした見やすい位置ですが、横画面の情報量という点では9.8インチと12.3インチはかなりの違いがあるようです。
 (将来的に「分割表示」に対応できるのかな・・・?)

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*「UX」機能詳細カタログP19より


■スピーカー

まだ「LBX」の6スピーカー標準サウンド仕様は未視聴ですのでなんとも言えませんが、やはり「UX」の10スピーカーと「LBX」の6スピーカーでは採用しているスピーカーのスペックなどサウンド部分にかけることができるコストに差があると想定されますので、この点はかなり差があるのではと思います。いわば、レクサス標準が「10スピーカー」、トヨタブランド標準が「6スピーカー」と考えればわかりやすいのではと思います。

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*「UX」機能詳細カタログP39より


■”F SPORT”への存在

「LBX」のハイパフォーマンス版の登場が確実視されていますが、F SPORTの有無は「UX」と「LBX」の差と感じます。
スポーティな外観や専用装備に価値を感じるのであれば、UXーF SPORTは良い選択肢と思います。

「漆黒メッキ」を採用したエクステリアや、オレンジ色に塗装されたブレーキキャリパー(MOP)、乗り心地や振動の低減にも寄与するパフォーマンスダンパーなど、専用装備は魅力的です。

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■インテリアの質感(F SPORT)

インテリアの質感は、「LBX」も同クラスではかなり高い部分が見受けられますが、「UX」は以下の点が明確に「LBX」に勝っています。
地味ながらスカッププレートの存在感は結構違うなぁとあらためて感じます。

・ディンプル加工された「ステアリング」、「シフトノブ」
・アルミペダル/フットレスト
・ステンレス加工された専用すカッププレート
・F SPORTスポーツ専用 スピードメーター

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■前席シートのベンチレーション機能

「LBX」と「UX」の違い3点を上げろと言われると必ずランキングする装備でしょう!
スイッチの配置場所はともかく、車格が高い車に乗っているという感じがしますよね。「LBX」にもメーカーオプションで良いので、本革シート装着シート車にはぜひ追加装備を望みたいものです!

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■助手席パワーシート

助手席に乗る頻度が高い場合は必須といえるパワーシート。
レクサス「LBX」では軽量化のためオミットしていますが、「UX」は標準グレードを除き、各グレードでしっかり装備しています。

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■電動チルト&テレスコピックステアリング

電動調整で好みのポジションが調整できる電動調整機能は「UX」は全グレード標準装備。
おなじく、備わる「パワーイージーアクセスシステム」とともに、ステアリングも乗降しやすい位置に格納されるので、よりスマートに降車ができるのも嬉しいポイント。

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■後席エアコン吹き出し口/後席センターアームレスト

「LBX」は割り切って後席は「荷物置き」程度なので、比較はフェアではないかと思いませんが、後席へのエアコン送風機能の有無は大きなポイントの1つかと思います。後席に乗客を乗せる頻度がある方(お子様も含め)は「UX」の方がニーズに合致しているかと思います。

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■ドライブモードセレクトスイッチ

UXはレクサス第3世代に属しているので、ドライブモードセレクトスイッチが存在します。
操作しやすい位置にあるかはさておき、レクサス「LBX」がノーマルとEcoの2種類のモード切り替えにとどまるのとは異なる


■静粛性
 UXの静粛性がかなり向上したことが、モータージャーナリストの試乗動画でわかりますので、ここは「LBX」と同等以上になっていると思います。
現在「UX」にお乗りの方も違いを感じるほどの進化になっているかもしれませんね。



ということで、ざっとあらためて調査した感じ、明確に「UX」が「LBX」より劣ると感じるのは以下の部分でしょうか?
当初想定してたような「LBX」より格下と感じる部分はかなり限定的になっていると感じます。

■マルチカラー アンビエントライト

■Advanced Drive & Advanced Park

■セミアニリン本革シート/L-ANILINE本革シート

■ウェットワームワイパー(ダイレクトスプレー機能)


すでに販売が終了し、今も一定の人気があるレクサス「CT」(CT200h)は残念なことに、モデルライフ半ばから改良が放棄されたような印象があり、次々登場するニューモデルとの差が開く一方でしたが、レクサス「UX」はレクサスのエントリーモデルという呪縛から逃れることができたのか、これからもしっかりと「Always On」されていく印象を受けました。

LBX」ではニーズを満たさない方にとってはベスト・バイな1台となるものと思いました。
当方も正直、ここまで進化しているとは思わなかったので、ぜひ実車チェックしてみたいと思います。
「UX」は特別仕様車の発表頻度も高いので、将来的な「特別仕様車」の設定も楽しみです。

2024年01月26日

KINTO FACTORY 内装アップグレード、これはレクサス「UX」にもぜひ採用して欲しい!

最近ラインナップ強化が進む「KINTO FACTORY」。
サブスクリプション契約(KINTO)でなくても適用できるアップグレードプログラムですが、2023年11月8日から、「クラウンクロスオーバー」にて、クラウンスポーツと同様のインテリアパネルに換装する「内装加飾パッケージ」が登場しています。


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https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/toyota/CR003/CR003_01 より


セダンスタイルからの大変革を遂げた新世代クラウン群の第一弾と登場した「クラウン クロスオーバー」。
しかし、インテリアは「素材」および「パーツの表面仕上げ」が単調であるため特に「ブラック」内装においては車両価格帯に見合わないチープな印象を受け、全体的な質感不足を感じた方は多いと思いますが、第二弾として登場した「クラウン スポーツ」では市場の声に応えたのか、同形状のパーツながら、「表面塗装」を変更しただけですが、かなりクオリティアップが図られた印象です。

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先日デビューしたクラウンクロスオーバー専用プログラムの「内装加飾パッケージ」は、自分でパーツを取り寄せてDIY加工しなくてもディーラーで施工できる素晴らしいパッケージです。
当方もこのようなカスタマイズは好きですが、前席はまだしも、後席部分への施工は使用頻度が少ないと作業する気も起きませんが(私だけかも?)
費用はかかるものの、プロに任せれば一安心です。

「KINTO FACTORY」の解説ページでは、交換する部位のビフォアフターが掲載されていますのでイメージが湧きますね。

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また、「保証付き」ということもあるので、施工に伴うパーツの破損や異音発生時も保証対象となリそうですし、交換コスト(税込:59,400円)は比較的リーズナブルに設定されていると思います。


特に、センターコンソールのシフトパネル周辺部分と、リヤのエアコン吹き出し口はかなりの変化があるように見えますので、インテリアの質感が気になる方や、すでにスリキズ・小キズがついた方などはリフレッシュする意味でもとてもよいプログラムと思います。


▼クロスオーバー(シフトパネル周辺)

単一色で単調、分割線が煩雑で凹凸が目立つ割にはのっぺりとした印象のセンターコンソール。

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▼スポーツ(シフトパネル周辺)

メイン部分が塗装されたことで、単一色でなく、分割線もさほど気にならなくなりました。
光の当たる角度によって塗装部分の陰影や反射があるのもいいですね。

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▼クロスオーバー (リヤエアコン吹き出し口周辺)

リヤのエアコン吹き出し口周辺は大衆車と変わらない仕上げで残念に感じました。
カジュアルらしさを全面に出したクロスオーバーとはいえ、これはあまりにも・・・

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▼スポーツ (リヤエアコン吹き出し口周辺)

「ウォームスティール」の加飾が入ったこと、ベゼルが塗装されたことで明らかにクオリティがアップしています。

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なお、交換がめんどくさいインサイドドアハンドルも交換対象なのは嬉しいですね!
ただ、素材自体は変わらないので、プラスチック感は相変わらずかと思いますが、インテリアの質感に統一感がでるのは良いですね。


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https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/toyota/CR003/CR003_01 より


さて、クラウンクロスオーバーでこのような「内装加飾パッケージ」が設定されたとのことで、今後はある程度販売台数が確保されている車種であれば、レクサス車での展開も期待できます。

私的にぜひ導入して欲しいのがレクサス「UX」です。

新型「UX」(2024年モデル)においては、センターコンソールパネル(シフトパネル周辺)新たな金属調塗装をほどこされたようですし、その周辺のパネルにおいても「ヘアライン加工」が復活("version.L"、”とF SPORT”)するなど、質感が向上しています。

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https://lexus.jp/models/ux/features/interior/ より


これを昨年改良された「2023年モデル」においても換装可能になれば、昨年車両を購入された方へのフォローとなりますので、ぜひ検討していただきたいと思います。(2023年モデル導入時には、まさか1年後にインテリアパネル変更やエレクトロシフトマチックが導入されるとは予想できませんよね・・・)

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しかしながら、新型「UX」では、シフトレバーに電子式の「エレクトロシフトマチック」を採用したので、パーツの形状が部妙に異なっているようです。
そのため、単純に2024年モデルの部品を2023年モデルに移植することはできなそうです。
(「UX300e」ならばもともと2023年モデルでもエレクトロシフトマチックを導入済みですから、シフトレバー周辺の構造が変わらないのでできそうな気もしますが、台数が少ないので対応コストがペイできないのかもしれませんね)



とはいえ、「内装加飾パッケージ」が設定されたことは、個人的にはかなり嬉しいので、今後はぜひ横展開を期待したいです!
たとえば、人気の「NX」や「RX」においても、「"version.L"」のインテリアパネルを”F SPORT”へ適応させるなどは、ニーズがありそうです。
新型「UX」においても、単純に”標準”や”version.C”に、"version.L"のインテリアパネルを装着・・・というのもニーズがあるようにも思いますのので、ぜひ導入して欲しいなぁと思います。



2024年01月20日

トヨタクラウンスポーツ等12.3インチ液晶に「新デザイン登場」!レクサスでも期待!

アルファード、ヴェルファイアに続き、12月20日から、「カローラクロス」、「クラウンスポーツ」でも「メーターデザインアップグレード 」(有償)が設定されました。

▼KINTO FACTORY
https://factory.kinto-jp.com

メーターデザインアップグレード (12.3インチTFTカラーメーター)

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価格は「9,900円」なので、カスタマイズの部類としては廉価で手が出しやすいものとなっています。

追加されるデザインは以下の2種類で、「カローラクロス」、「クラウンスポーツ」共通です。
今後は車種専用デザインなども(歴代車のメーターなど)準備されるといいですね!

Classic Gear(クラシックギア)
Metallic(メタリック)

特に、「メタリック」はレクサス車にも似合いそうなデザインかと思いました。

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メーターデザインは細部にまでこだわっており、特に「フォント」も変更されるのもいいですね!

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メーターデザインの詳細な動きについては、YouTube動画で公開されているので参考になります。




さて今度は「12.3インチ」液晶メーター採用車種において、次々とメーターデザインが追加されることが期待できます。
今回はカローラクロスとクラウンスポーツでしたが、当然クラウンクロスオーバーにも展開されるでしょうし、今後発売されるモデルにも同様に設定されるでしょう。

残念ながら、レクサス車ではこのUPDATEが採用されている車種はありませんが、レクサス車では、現時点で以下の車種で「12.3インチ液晶」が採用となっています。(画面モードはトヨタブランドの4パターンに比べ3パターンに厳選されているようです)

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https://lexus.jp/models/lbx/features/interior/?anchor=Int_Concept_0 より


レクサスLS(2024年モデル)
レクサスLBX
レクサスUX(2024年モデル)


上記の通り、現時点では主力モデルには採用されていないので、レクサス車での展開は「NX」や「RX」に、フル液晶メーターが採用されてからになるものと予想されます。また、逆に言えば、メーター液晶サイズが7インチや8インチの液晶モデルではおそらくメーターデザインの追加は採用されないのでしょうね・・・

なお、今回の「KINTO FACORY」の試みで、メーターデザインの追加・変更に関しては、車両の「OTA」(OverTheAir)機能では対応できないことも判明しました。
KINTO FACTORYのWebページの説明でも、「ソフトウェアアップデートにより短時間施工かつ、お求めやすい価格でのご提供を実現しました。」とあるので、販売店での作業はごくわずかと思いますので、おそらく仕組み的には車両側からの直接のダウンロード、インストールもできるような仕組みにも思いますが、販売店の利益面や保証(?)も考慮して販売店での施工としているものと推測します。
一方、既報通り、「KINTO FACTORY」取扱店舗はまだ非常に少ないため、多くのユーザーはこの情報を得ても恩恵に預かれないのが残念です。
将来的に、車両のメニュー画面から課金・ダウンロードできる仕様であれば、より多くの方に選んでいただけるかと思います。

今のところ、「OTA機能」で実現しているのは、「ナビ/オーディオ機能のUPDATE」、「先進安全装備のUPDATE(一部車種)」、「不具合対応」に限られるのでもう少し「先進感」や「つながってる感(コネクティッド感)」を感じさせる仕組みとなればいいなと思います・。

2024年01月16日

LEXUS 「UX300h」発表!主な変更点をチェックしてみよう

2023年12月19日、かねてから噂されていた「UX300h」が発表となりました。
改良内容もおおむね想定通りでしたが、マイナーチェンジに相当するほど商品力が上がっているのがポイントで、「LBX」と比べて見劣りすることのないような改良となっているのはご契約されたオーナーさまにとって嬉しいところでしょう。

反面、直近で「UX250h/UX300e」を購入された方は、ちょっと悔しい思いをされそうです。(特に、今春航続可能距離が伸びた「UX300e」を購入した顧客層の方は・・・)

▼トヨタグローバルニュースルーム 「LEXUS、新型「UX」を発売」2023/12/19
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40218670.htm


UX300hのカタログをもとに変更点をチェックしていきましょう。

主な変更点

■ソ二ックカッパーの追加【表紙】

エントリーグレードからハイエンド価格帯まで幅広く導入されている「ソニックカッパー」。
LBXでのイメージカラーですが、UXでも表紙を飾るカラーとなりました。
一方、同系色の「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング<4Y1>は、新型NX登場から約2年で姿を消しました。
また、最近流行のバイトーンカラーも追加

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■ボディ剛性の強化 【P16,P26】

 ラジエータサポートブレース の追加
 ロアバックパネル下端へのガセット追加

 マイナーチェンジレベルで実施される改良が施されています。

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■静粛性の強化 【P16】
 制振材を適材適所に追加し、ロードノイズを低減
 まだ未試乗のLBXですが、おそらくLBXに負けない静粛性を実施しているものと思います。(カタログに掲載されるぐらいなのでよほどの対策なのだと思います)



■Lexus Safety System+3.0 へのアップデート【P16-17、P32など】

 日常でも体験できる「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」が標準装備になるなど最新の先進安全装備を備えました。これは大変うれしいですね!かつ、「カーブに対する原則支援」、「信号交差点に対する右左折減速支援」、「車線内走行時操舵支援」など最新型の「PDA」を備えています。
ただし、ハードウェアの換装を伴う「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」や「アドバンストパーク」は付加されていません。


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■エレクトロシフトマチック 採用 【P21】

 通常のシフトレバーから電子式の「エレクトロシフトマチック」を採用。こちらもマイナーチェンジ相当の改良でしか実施されないので、大きな変更点です。(UX300eはデビュー当時からエレクトロシフトマチックと「LC」と同形状のシフトノブを導入)
 これにより、シフトレバー周りは「LBX」、「NX」、「RX」と同形状、同意匠となりブランドとしての統一感も出ているのは嬉しいところ。

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■センターコンソールパネル「ヘアライン加工」復活【P21】

デビュー当時は採用されていたものの、前回の改良で廃止された、センターコンソールパネルへのヘアライン加工が復活です。(よほど評判悪かったんでしょうね・・・)写真でもわかるぐらい見栄えが良くなりましたし。

また、スイッチベース部分の樹脂パネルには「金属調塗装」が施され、質感が大きく向上しています。今回、ここに手が入るとは思っていなかったので、地味ながら、これは嬉しい改良と思います。

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ちなみに、中期モデルは、次のような質感で、かなり「改悪」されたんですよね。
今回の改良で、ヘアライン復活、シフトレバー周りの樹脂パーツに金属調塗装が施されたことでかなり質感がアップしているのがわかります。
特にシフトレバー周りの樹脂パーツはキズが付きやすかっただけに嬉しい変更です。

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■燃費が大幅に向上  【P24】

驚くべきなのは燃費の向上です。
「UX250h」から「UX300h」へネーミングが変更となり、パワーも向上しているにもかかわらず、概ね各モード燃費が「3km/L」ほど燃費が改善しているのは素晴らしいです。
今まで十数年レクサス車の改良を見ていますが、モデル途中でここまで燃費が開園するのは珍しいと思います。これは実に素晴らしい!

UX250h 市街地モード 22.0km/L  → UX300h 25.1km/L
UX250h 郊外モード  23.4km/L  → UX300h 28.7km/L
UX250h 高速モード  22.7km/L  → UX300h 25.4km/L


「UX300h」へのネーミング変更に伴い、システム出力も向上しています。

UX250h 135kW(184PS)   → UX300h 146kW(199PS)



■(坂道等)車速コントロール性の向上 【P24】

カタログでのPRは珍しい改良が施されています。
坂道等で、アクセルOFFFF時の減速度を向上することでええ、ブレーキ負担を軽減するというもので、峠などの坂道で大きな効果を発揮するものと思います。
当方も最近は箱根峠を通る機会が増えましたが、ダウンヒルでのブレーキ操作はちょっとナーバスになるので・・・
どのような変化があるのかぜひ体験してみたいですね。

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■新開発のリヤモーター搭載 【P25】

欧州C-HRに搭載したものと同様の新型リヤモーターをレクサス車で初採用。(と思われる)
AWDユーザーにとっては大きな変更で、かつ「LBX」とのスペック差も大きく、UXの優位性が際立つポイントです。



■前後方ドライブレコーダー【P18】

うれしい、前後方ドラレコ機能が「メーカーオプション」で新規設定。
発売から時間が経った、既存車種への追加はまだまだ珍しいですね。(LSに続く採用)

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■F SPORT専用 12.3インチTFT液晶式メーター 【P43、P49など】

LSに続き設定された、”F SPORT”専用液晶メーター。
専用のグラフィックということで、ノーマルモデルとの差が気になるところです。メーター機能の追加などオンラインUPDATEにも期待です。

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■外部給電アタッチメント 【P49】

 野外で車両(フロントセンターコンソールボックス後部)から給電できるように、外部給電アタッチメントが設定されました。
 メーカーオプションの「アクセサリーコンセント」の価格がわずかですが「1,000円」アップしています。

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■インテリアカラー変更 【P52,53】

「ソリスホワイト」新規設定、「リッチクリーム」廃止 
ここ最近の「レクサス暖色系内装色として人気の高い「ソリスホワイト」が新設定。反面、「リッチクリーム」が廃止
残念ながら、インストルメントパネルの「和紙調シボ」のカラー復活はなりませんでした。(ブラックのみ)


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■ボディの軽量化 【P65】


こちら調べてみると、なんとカタログ上で車両重量が、おおむね「▲40kg」も低減しています。
これはすごいですね・・・
ハイブリッドシステムのUPDATEで軽量化されたとは記載がありますが、どの部分でこれほど改善しているのでしょうか?



見た目の変更は基本的にない「UX300h」ですが、改良点は地味ながら多岐にわたり、商品力がアップしているのは間違いありません。「LBX」では採用されなかった装備(電動チルト&テレスコピックステアリング、シートベンチレーション【"version.L"、”F SPORT”(MOP)】、助手席パワーシート【ver.C以外】、ハンズフリーパワーバックドア【"version.L"、”F SPORT”、その他グレードはMOP】など、「UX300h」ではちゃんと備えています。
「LBX」の登場により、エントリーモデルという呪縛から逃れることができた「UX」は20万円アップという値上げは伴うものの、より装備レベルを上げることができるようになったといえるのではと思います。

実際の発売は2024年1月からということで、その姿を見るのは年明け以降となりそうですね。

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2024年01月06日

レクサス「GX」(GX550)北米で発表!日本での入手は極めて困難か?

ついに北米で発表された、レクサス「GX」!
日本での発表は来春と思われますが、発売後「数年待ちは確実」と思われるほど日本国内での割当台数が少ないとの情報も漏れ伝わってきており、非常に入手困難なことが予想されます。

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https://pressroom.lexus.com/a-new-legend-is-born-the-all-new-2024-lexus-gx/


まずはツインターボエンジン搭載の「GX550」が発売。
北米市場においてもハイブリッドモデルも後日導入予定とのことですが、日本ではハイブリッドモデル(2.4L 直列4気筒ターボハイブリッドシステム)も人気を博しそうです。

今回公開された「GX550」の価格は以下の通り。
メーカーオプションや各種租税は含まれていませんので、日本円への直接換算はできませんが、「約65,000米ドル〜77,250米ドル」の範囲です。

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https://pressroom.lexus.com/a-new-legend-is-born-the-all-new-2024-lexus-gx/ より

北米のレクサス車の特徴としてグレード展開が非常に多いということが挙げられます。
日本では「標準」、「F SPORT」、「"version.L"」の3グレード展開が一般的ですし、上級クラスの車種ではグレードを絞ることも多いのはご承知のとおり。

日本に導入される「GX」のグレードがラグジュアリー仕様の「Luxury+」とオフロードイメージを強化した「Overtrail+」のみとなる可能性もあると思いますので、そうなると以下の通り、おおむね「80,000$」という高額な価格となるようです。

GX550 Luxury+  81,250$
GX550 Overrail+ 77,250$

価格的にはRX500hが「63,800米ドル〜」ですので、日本導入時には「RX500h」の9,010,000円を超えるのは確定となります。

価格が近いのが「LS500」(80,685$)、「LS500 AWD(83,935$)あたりとなりそうです。
ということで、価格的には、「LS500」のエントリーグレード”I Package"の価格帯に近くなると予想します。


LS500 I package(FR) 10,940,000円
LS500 I package (AWD) 11,420,000円


一方、よりラグジュアリー志向の「LX」(LX600)が12,500,000円〜12,900,000円(除くExecutive)ですので、「LX」との車格を考えると、「1,050万円前後」の価格設定が妥当ではないかと思います。
流石に、フラッグシップセダンであるLS(LS500)を超える価格(1,100万円超〜)には設定してこないかなぁ、と。


日本市場の仕様についての詳細は明らかにされていませんが、北米市場においては以下の主要装備を備えており、レクサス「LX」を超える、2023年〜2024年仕様の最新のトヨタ/レクサスの先進装備を備えているのもポイントと言え、町中でのドライブでも快適性と安全性が確保できているのも嬉しいですね。
特に目新しい装備はないですが、ランドクリーザー300系やLX600ではトヨタ・レクサスのセーフティシステムが2.5世代でしあが、第3世代にアップデートされ、スピードメーターやタッチディスプレイのも大型化しているなどわかりやすい進化が見られます。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39263948.html より

基本装備

・3眼フルLEDヘッドランプ
・トルセンLSD
・12.3インチフル液晶メーター
・10スピーカー(マークレビンソンは21スピーカー)
・14インチタッチディスプレイ
・Lexus Safety System+3.0
・Lexus Teammate Advanced Drive(渋滞時支援)
・ブラインドスポットモニター
・パノラミックビューモニター
・フルカラーへヘッドアップディスプレイ(HUD)
・デジタルキー
・クールボックス
・おくだけ充電
・マルチカラーアンビエントライト
・前席シートヒーター&ベンチレーション
・電動チルト&テレスコピックステアリング
・ムーンルーフ
・電動パワーバックドア


■Luxury専用装備

・セミアニリン本革
・前席リフレッシュシート(マッサージ機能)
・パノラマガラスルーフ
・電動ステップボード
・デジタルインナーミラー
・電動リヤシートリクライニング
・後席シートヒーター


■Overtail専用装備

・可変電子制御サスペンション(AVS)
・エレクトロニック・キネティック・ダイナミック・サスペンション・システム(E-KDSS)
・L-tex&ウルトラスエードシート
・マルチテレインモニター
・ダウンヒルアシストコントロール
・クロールコントロール&ターンアシスト
・前席リフレッシュシート(マッサージ機能)【Overtrail+のみ】


インテリアカラーについては、「Luxury」が3色(ブラック、サドルタン、グレー)
そして、「Overtailでは2色(ブラック、シャトー)とされています。
日本独自のカラーの設定は難しそうですね・・・
「GX」は全体的にアースカラーが多いので、私の場合は渋い、Overtrailの「シャトー」が好みですね!

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39263948.html より

レクサス「GX」がどうして欲しい!という方は、そろそろ販売店に「北米では発表されたようですが・・・」とアクションをして、購入意思をしておくことも必要かもしれませんね(まだ販売店にはなんの情報もおりていない状態ではありますが)

2024年01月01日

所有レクサス車における「OBD2」接続、TVキャンセラー装着状況

車を購入したら、試したくなるカスタマイズはいろいろあると思いますが、当方はレクサス車全車両において、必ずOBD2ポート接続による「レーダー探知機」等の装着と、TVキャンセラーを装着しています。
これに関する質問をいくつかいただいていますので、直近の当方の所有車両における検証結果と当方の見解を共有させていただきたいと思います。
なお、本内容は当方の装着実績をレポートさせていただくもので、取り付けを推奨するものではございません。


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メーカーオプション、ディーラーオプション以外の製品の装着に関しては「自己責任」が原則であり、いわゆる「社外品」の装着による故障や不具合はメーカー保証の対象外となることは理解しておく必要があります。

しかしながら、著名なアフターパーツ製造メーカーは十分に動作検証を行ったうえで製品の開発や出荷を行っていると考えています。

なお、車両説明書に「OBD2ポートには点検整備用の故障診断装置以外の電装品を取り付けないで」との記載があります。
(ここ最近の新マルチメディアシステムへ移行する以前からも同様に、車両説明書には「故障診断装置以外の電装品を取り付けないで」との表記があります)

しかし、これはメーカーとしては社外品の取り付けによる車両への影響は排除できないため、当然に記載している表記であり、レーダー探知機の使用による車への影響はほぼないものと考えています。



<LEXUS LC500の場合>

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*取扱説明書P7より


<NX350hの場合>

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*取扱説明書より
https://manual.lexus.jp/lc/2306/cv/ja_JP/contents/home.php


以下、当方の装着レポートです。


●OBD2ポート接続による「レーダー探知機」(ユピテル社製)

 ■車両:LEXUS NX350h(2021年製)
  装着OBD2機器:ユピテル OBD12-M III

 問題なし。
 ユピテル公式サイトにおいても動作検証がされています。
 https://www.yupiteru.co.jp/harness/obd2.pdf

 (「G-Link による車両情報の通知が正常に 動作しない場合があります」との注意文言あり)
 不具合は発生していませんが、バッテリーあがりは数度発生しています(特に冬期期間)
 よって、「暗電流」によるバッテリー消費を避けるため、長期間(1週間超)車を乗らない際は、OBD2ポートからコネクタを外しています。


 ■車両:LEXUS LC500h(2017年製)
  装着OBD2機器:ユピテル OBD12-M III
 
 問題なし。
 ユピテル公式サイトにおいて動作検証されていませんが、動作します。
 https://www.yupiteru.co.jp/harness/obd2.pdf

 不具合は発生していません。
 ただし、「暗電流」によるバッテリー消費を避けるため、長期間(1週間超)車を乗らない際は、OBD2ポートからコネクタを外しています。

 
 <参考> 楽天 ユピテル OBDIIアダプター OBD12-M3
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ユピテル OBDIIアダプター OBD12-M3 [OBD12M3]
価格:5,022円(税込、送料別) (2023/12/13時点)





●OBD2ポート接続による「レーダー探知機」(ブリッツ社製)

 車両:LEXUS LC500(2023年製)
 装着OBD2機器:ブリッツ OBD2-BR1A
 
 問題なし。
 ブリッツ公式サイトにおいて動作検証されています。
 https://www.blitz.co.jp/new-product/tl_obdadapter_lexus.pdf

 この製品は、「暗電流」対応として、アクセサリー電源を別途取得する必要があるため、暗電流によるバッテリー消費を基にしなくて良いのがメリットです。2週間不動でもバッテリーあがりや不具合は発生していません。

 <参考> 楽天 ブリッツ OBDIIアダプター OBD2-BR1A

 





●TVキャンセラー

 ■車両:LEXUS NX350h(2021年製)
  装着機器:ブルーバナナ製 「SNTC-M26」

  問題なし。
  不具合も発生していません。GPSもロストしません。
  ただし、「OTA」によるアップデートが発生した場合、製品が動作しなくなる可能性はあるとの注意文言あり。
  https://bluebanana99.shop-pro.jp


 ■車両:LEXUS LC500h(2017年製)
  装着機器:ブルーバナナ製 「SNTC-M18」

  問題なし。
  不具合も発生していません。GPSもロストしません。(旧:マルチメディアシステムのため)
  https://bluebanana99.shop-pro.jp



 ■車両:LEXUS LC500(2023年製)
  装着機器:ブルーバナナ製 「SNTC-M28」

  問題なし。
  不具合も発生していません。GPSもロストしません。
  ただし、「OTA」によるアップデートが発生した場合、製品が動作しなくなる可能性はあるとの注意文言あり。
  https://bluebanana99.shop-pro.jp




以上、検証済なのは当方の所有車両に限りますが、当方の知る限りレクサス車において、「OBD2端子」や「TVキャンセラー」の装着により車両になんらかの影響があった、故障したという事例は体験したことはありませんし、知人において、同様の症状が発生したという話題も聞いたことがありません。


基本的にはどのアフターパーツメーカーもしっかり研究したうえで製品開発をしているでしょうし、データの取得は車両情報の取得(ダウンロード)のみで、車両側への情報のアップロードや車両制御に影響する仕組みは行っていないと思われます。


カスタマイズは自己責任ではありますが、上記で紹介したメーカーの製品は信頼できると思いますし、当方は使用し続けています。
ただし、無名のメーカーの製品はその限りではありませんので、心配な方は社外品の使用を避けるのが無難でしょう。
また、ディーラー(販売店)によっては入庫時に診断コネクタ)(OBD2)への接続はNGの店舗もありますので、そのような場合はしっかり従う必要があるかと思います。

また、車両制御に影響を与える機器(スロットルコントローラー等)や、OBD2機器を複数装着可能とする分配ケーブル等は、単にデータを取得するだけではなく、OBD2の情報量を増やすことになりかねないので、現在当方は使用していません。


2023年12月31日

レクサス「NX」納車後約2年!2024年モデルに期待してみる。

レクサスでもっとも売れる車種となった「NX」
当方も納車から約「2年」が経過しようとしており、当初は初SUVということもあり正直それほど期待していませんでしたが、車にもとめる多くの部分でクオリティが高く、今はメイン車種として大変気に入っており、はやくも2年が経過しました。
特に、静粛性と乗り心地、積載性の高さ、燃費の良さには満足しており、インテリア・エクステリアのデザインも秀逸と思います。
当初は不満だった「ナビ/マルチメディアシステム」についても徐々に改善されてきましたし、(まだまだ進化は望みたいところですが)不満点が少ないのが「NX」の特徴。

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車検の3年を前に乗り換えを検討される方も多いと思いますが、当方としては、このまま次の(2024年モデル)のNXに乗り換えしても良いなぁ・・・と思っていますが、改良内容が僅少であればそのまま車検を受けて継続する可能性も高いです。

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さて、レクサスwebサイトによりますと、最新の工場出荷目処においては、「セダン・クーペ系」が2.5ヶ月〜4ヶ月と比較的短期間で納車できる反面、SUVモデルに関しては「納期未定」(または受注停止)となっています。

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https://lexus.jp/news/info/delivery/


2023年夏頃は一時期は比較的短期間で納車が行われていた「NX」についても現在は受注が停止されており、2回目の年次改良を待つ状態となっているようです。

レクサス新型NX」については町中でもかなりの数を見かけるようになり、レクサスの再量販車種として万人におすすめできるモデルですが、仮に「2024年モデル」が発表されるとして、どのような改良が行われれば「買い替えの食指が動くか」考えてみたいと思います。

・「NX500h」の設定 

奮度度:★★★★★
期待度:★

現時点では現実性はありませんが、「RX」に続く”F SPORT Performance"を期待している方も多いのではないでしょうか?
当方の現居住地では「2.5L」ハイブリッドカーの経済性が非常に魅力的なので、仮に設定されてもチョイスするのは勇気が要りますが・・・
「NX350h」はガソリン1Lあたり「約20km」走行できるので、経済性と静粛性にも優れた2モーター式のハイブリッドシステム車は所有しておきたいと思っています。三菱の軽自動車「デリカミニ」が思ったより燃費が良くないのは勉強不足でした・・・


・12.3インチフル液晶メーター 

興奮度:★★★★
期待度:★★★★★

情報量の多さという面では魅力的なフル液晶メーターは、買い替えの動機となりそうです。
「NX」の場合は、可動式メーターリングの設定画がもともとないので、フル液晶メーターとなっても特にデメリットはなさそうです。「OTA」で表示のカスタマイズができればなおよいですよね。


・ARヘッドアップディスプレイ

興奮度:★★★★★
期待度:★★

すっかり話題にならなくなったARーHUD(ヘッドアップディスプレイ)ですが、近未来感という意味では非常に魅力的。
「NX」の改良モデルで先出しするとは思えませんが、「買い替え」の動機となるアイテムではありそうです。


・新インテリアカラー、インテリアパネルの設定

興奮度:★★★★
期待度:★★★★

最量販車種だから実現できる、「インテリアカラーの充実」に期待です!”F SPORT”にヘーゼル内装は待ち遠しい方も多いハズ。
また、”F SPORT”でもインテリアパネルを複数設定できると嬉しいですよね!
ただし、人気の「フレアレッド」が廃止されて、「ダークローズ」に統一される可能性もありそう?


・”DRS”の設定


興奮度:★★★★★
期待度:★★★

クラウンスポーツに設定された 後輪操舵”DRS” 
これは運動性能や取り回しにも影響しますので、「NX」にも装備されると大変魅力的かと思います。
設定されるとするならば”F SPORT”ですが、流石に2024年モデルでは時期尚早でしょうか?


・Lexus Safety System+3.0のアップデート

興奮度:★★
期待度:★★★★★

トヨタブランド車の一部では、有料で「Lexus Safety System+」のうち「PDA(プロアクティブドライビングアシスト)」の機能拡充アップデートを行っていますが、レクサス「NX」においてはそれらのアップデートが実施されていません。
「Lexus Safety System+3.0」の基本機能は多岐にわたりますが、2022年、2023年に発売された新型車では少しずつ新機能が加わっていますので、初期型の「NX」の方においては結構魅力的に感じる方もいらっしゃるはず。


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https://toyota.jp/safety/update/?padid=from_tc_top_service-new_tss-upgrade



・Lexus Teammate Advanced Drive(渋滞時支援)
・セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)

興奮度:★
期待度:★★★★★

レクサスRX、RZ、LBXにも装備(設定)されるレクサスチームメイト「アドバンストドライブ」のドライバーモニター機能はNXの2024年モデルで搭載が濃厚と思われます。装備の恩恵を受けるシチュエーションはそれほど多くないかもしれませんが、日々仕事や高速道路走行をする方にとっては安心の装備かと思います。ドライバーモニターが備わる「Advanced Drive(渋滞時支援)」は、メーカーオプションでの設定が濃厚そうですね。


・9.8インチモニタの廃止

興奮度:★
期待度:★★★

 2024年モデルではまだ時期が早いかもしれませんが、数が出ていない”標準”グレードの廃止や、「9.8インチモニタ」の設定廃止はありえるのではと思っています。「LBX」で9.8インチが設定されたため、日本市場においては上級モデルにあたる「NX」では「14インチモニタ」に統一したほうが良いのではないかと思います。



・ボディカラーの追加

興奮度:★★
期待度:★★★★★

 有償カラーの「ソニックカッパー〈4Y5〉」の設定は間違いなさそう。大型のSUVには似合うカラーですよね。
 反面、「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉」は廃止される可能性が高そうです。
 また、次々と採用が進む「バイトーンカラー」の設定も考えられます。


・「急速充電対応」

興奮度:★★★
期待度:★★★★

 PHEVモデルで「急速充電対応」の声が高まっているとのことで、「NX450h+」においても設定される可能性が出てきました。特に自宅での充電環境がない方にとっては嬉しいかもしれませんね。


・バイポーラ型ニッケル水素電池への換装

興奮度:★★★★★
期待度:★★★

 マイナーチェンジに相当する「3年経過後」の年次改良であれば可能性はありそうですが、2024年モデルではまだ実現は難しいかもしれません。
 しかし、今や最も売れているレクサスハイブリッドシステム搭載車としては、この時期でも換装はあり得るのでは・・・期待しましょう!
 (バイポーラ型に換装されたとして、どのような味付けるにするかにもよりますね。燃費重視なら今のままでよいでしょうし)


LEXUS LC500・LC500h  USで2024年モデル「クイズ」公開中!

記事の更新が追いついておらず申し訳ありません。
レクサス「LC」2024年モデル、日本でも順調に納車が進んでいるようで、町中でも徐々に新ホイールを装着した2024年モデルを見かけるようになりました。

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当方は久々の外装カスタマイズで「LEMS」製のカーボンパーツ(グリルモールロア ドライカーボン)を購入しました。

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美しいカーボン柄とプロテクションフィルムを貼ってから施工しようと思いますので、今週末チャレンジ予定です!
裏面の仕上がりも大変美しいです。取り付けが楽しみ!

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https://lems.ocnk.net/product/693


さて、レクサスUSサイトで「LC」の2024年モデルに関する。なかなか面白い「クイズ」が掲載されています!
どのような改良が施されているかチェックもできますので、レクサス「LC」ファンの方やレクサスマニアの方は(比較的平易な英語ですし)ぜひチャレンジしてみてください!
(日本のサイトでもこのような試みがあるといいですね!)


▼TEST YOUR KNOWLEDGE OF THE 2024 LEXUS LC 500

https://pressroom.lexus.com/test-your-knowledge-of-the-2024-lexus-lc-500/

2023年12月24日

新型レクサス「LBX」欧州でダイナミックプレス発表!新たな発見は?

日本市場でも予約受注がスタートし、12月下旬にも発売されるレクサス「LBX」。
欧州市場でも本格的な詳細プレスリリースが発表されています。

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https://newsroom.lexus.eu/dynamic-press-launch-of-the-all-new-lexus-lbx/


おおむね日本市場と同じですが、このプレスリリースから判明した点もいくつかあるのでチェックしてみたいと思います。


■欧州で年間「2万4000台」の販売を目指す。

これはかなりのボリュームであり、「LBX」が欧州市場を重要視したクルマであることがわかります。
もちろん日本市場もターゲットかと思いますが、日本ではここまでの台数は売れないでしょう。



■欧州市場では「5グレード」

日本では「COOL」、「RELAX」の2グレードのみの発売となりましたが、欧州市場ではベースグレードの「LBX」に加え、「RELAX」、「COOL」、「EMOTION」、「ELEGANT」の4グレード、合計5グレードでの展開。(これに”Bespoke Build"も加わります)
数多くの選択肢を提供しているという点からも欧州市場を重視したことが伺えます。


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https://newsroom.lexus.eu/dynamic-press-launch-of-the-all-new-lexus-lbx/ より



■オリジナルエディションは「2000台限定」

日本では結局発表されなかった限定車「ORIGINAL EDITION」は2000台限定と発表。
マットブラックなホイールは、後日日本にも導入されるかもしれませんね。
よく見ると、日本市場での”Bespoke Build"で設定された「エクステリアパッケージ」(前後バンパーロアモール、リヤピラーガーニッシュ)は、「ORIGINAL EDITION」に設定されていたのですね!

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https://newsroom.lexus.eu/lexus-opens-online-reservations-for-the-all-new-lbx/ より


■スピードメーターは「12.3インチ」と「7インチ」の2タイプ

すでにニュースリリースで判明していましたが、全車「12.3インチ」ではありません。
日本で「COOL」、「RELAX」以外のモデルが設定された際にどうなるか注目です。



■空気抵抗係数「Cd値)は0.34

レクサス「LBX」は0.34を達成。
なお、ヤリスクロスは「0.35」ですので、「LBX」のほうが若干改善されているようです。



■0-100 km/h加速はFFモデルで9.2秒、AWDモデルで9.6秒

「FF」(前輪駆動)と「AWD」(4輪駆動)で数値が逆じゃないの?と思ったのですが、「LBX」では「FF」モデルのほうが俊足のようです。「NX」とは違うんですね・・・


■「ドアトリム照明」の場所が判明!

「LBX」取扱説明書では、ドアトリムのどこに光源があるのか判然としませんでしたが、今回公開された画像では、ドアトリムの「ポケット(小物入れ?)」部分に光源が確保されていることが判明しました。
なるほど、「e-ラッチ」部分に結構近いということから、「e-ラッチ」の照明を省いたのかもしれませんね。
(それならせめて「ドアポケット照明」をディーラーオプションで追加してほしい気もしますが・・・)

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https://newsroom.lexus.eu/dynamic-press-launch-of-the-all-new-lexus-lbx/より


■パドルシフトは一部モデルのみ?

パドルシフトは「RELAX」、「COOL」および”Bespoke Build"という表記があります。
(Sportier versions of the LBX – Relax and Cool grades and Bespoke Build models – are equipped with a Sequential Shiftmatic system which lets the driver select the shift range using paddle controls on the steering wheel)

てっきり全グレード標準装備だと思っていたのですが・・・日本市場ではどうなるでしょうか?



■ウェットワームワイパー

仕様から「LC」や「LC」で採用されているものと同じと思っていましたが、正式に「LC」と「LS」で使用されているものと同じであることが示されました。
(「LS」では「ダイレクトスプレー方式」とも表記されています)

2023年12月23日

MOTA車買取×ワン速式 で「ヤリスクロス」高額売却できました

仕事用に購入して活躍していた「トヨタ・ヤリスクロス」ですが、三菱「デリカミニ」が少し早めの納車見込みとなったため急遽売却活動を行いました。
今回は、今まで所有していたクルマのうち、初めて市場流通が多い車だったので少しでも買取価格を上げるために、Webでの一括見積もり査定の中でも手間が比較的かからないといわれる「MOTA買取」を利用してみました。

▼MOTA車買取



*MOTA車買取



当方のヤリスクロスは、グレードが「GR-SPORT」の「ハイブリッド」モデル。
車両販売価格は「275万円」ですが、以下のメーカーオプションがついて総額は約「2,904,000円」の仕様。

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メーカーオプションの内訳は以下の通り。

・ブラインドスポットモニター+パーキングサポートブレーキ
  …49,500円

・パノラミックビューモニター 
  …27,500円(セット割引含む)

・ボディカラー(プラチナホワイトパールマイカ)
  …77,000円


仕事用のクルマがすぐ必要であったため、2023年5月頃「オークション」で新古車を購入したため上記に「代行手数料」や「諸費用」が加わるほか、登録に関する諸税が加わったため実際は「310万円」を超える支払いとなっています。

さて、「MOTA」買取の特徴は、Web上で必要なデータや車両の画像をアップロードすると、わずか数日(翌営業日の18:00まで)で、買取業者から入札があり、スマホやPCの画面で結果が確認できるということです。


提示される画面のイメージは次のとおりです。
実車を見る前なので、査定金額には各車結構差があるようです。

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*ヤリスクロス GR-SPORT 2023年式 走行個距離2000km以内の一例
*査定額は一例でありお車の状態により査定結果は異なりますth_1D72BFFD-6C08-42CE-A5E5-1DC0B1B096D1_1_105_c.jpg

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各社とも下限と上限の金額に結構差があるなぁ・・・というのが第一印象。
かつ当方の希望金額「260万円」を超えているのは第1位の会社しかなく、まずはちょっとがっかりしました。
しかし、査定結果のページにある、「現車を見て金額がアップすることもある」という文言に期待・・・


当方の場合は以下の通り、最初のアクション(見積もり依頼)から車両売却〜金額振込みまで2週間以内でした(8営業日)


■11月19日(日)午前
 「MOTA」で買取査定情報入力

■11月20日(月)118:00
 「MOTA」で上位3社から査定金額が出揃ったとのメール(SMS)あり。
  同時に、webサイトのマイページから、上位3社の「概算査定金額」が確認できるように。

■11月20日(月)18:30頃
  上位3社からそれぞれ電話あり。

■11月20日(月)20:00頃
  3社とアポ完了 23日(木)15:00〜17:00での訪問希望を伝える
  結果、3社とも一番早い時間の15:00となった。

■11月23日(木)15:00
  3社、実車での査定開始

■11月23日(木)16:00頃
  3社、金額確定、一括入札

■11月23日(木)16:30頃
  一番金額が高い買取店と契約完了(電子申込)

■11月26日(日)10:00頃
  車両引き渡し

■11月29日(水)
  買取金額の入金


上記のように当方はかなりスムーズに取引完了ができました。
セカンドカー所有の場合は、新車納車にあわせた売却時期を考慮しなくても良いのもありますが・・・(車が1台だと、「代車の有無」や「引き渡し時期」など、結構交渉や検討事項がありますので・・・)
一方、車購入のディーラーでの売却の場合はこのようなことを検討しなくて良いのはメリットですが、買取金額は低めであることが一般的のようです。


【「NOTA車買取」にデメリットはないのか】

今回、初めて「MOTA買取」を実施してみましたが、以下の点は注意を要する部分と感じました。


・買取店の数
見積もり依頼から入札〆切までの期間が短いので(翌営業日の18:00)、住んでいる地域や車種によっては3社に満たないこともあるようです。
最終的に何社から入札があったのかはわかりません。

・金額について
当方の場合、当初示された金額と実際の買取金額はかなり「違い」がありました。
また、上記画像のとおり、各社「上限〜下限」の差が結構大きいので、あまりあてになりません。
上記画像の金額では、中間をとると、良くて「240万円程度か」と思っていて結構落胆していたのですが、結果的には3社ともなかなか良い金額の提示がありました。よって、当初提示された金額を上回る可能性はあります。(実際そうでした)

・やり取りは基本的に電話
対応は基本的に電話となりますので、「電話対応が嫌」という方には向きません。
メールやチャット等でのやりとりは基本的にありません。
当方の場合は、大手買取店2社と、地場の買取店1社でしたが、いずれも電話応対は丁寧で不快感はありませんでした。

以前のWeb一括査定業ですと、ひっきりなしに次々と電話がかかってくる、夜9時以降や早朝にも電話がある、という時代がありましたが、今はコンプライアンスや世間常識から、そのような買取店はほぼないのではと思います。


【実際の訪問査定の流れ】

さて、査定依頼時期を「15:00〜」から指定したこともあり、結果的に3社が同時刻に揃うこととなりましたので、ワンダー速報「ドラヨス」さんでおなじみの「ワン速方式」を実施してもらいました。
3社とも、特に「他社は同時刻に来ますか?」ということも聞かれず、スムーズにアポイントは終了。
なお、「MOTA買取」経由での依頼なので、3社との競合になることは、各社とも当然知っています。

▼ワン速方式
https://wansoku.com/blog-entry-3184.html


・最初に

注意点としては3社とも同時に集まるため、駐車できるスペースを確保しておいたり、近隣のコインパーキングを事前に調べて、聞かれた場合は適切に案内しておくと良いでしょう。
マンションの場合は要注意ですね!特に近隣で駐車スペースがない場合は同時刻に設定しても駐車場探しに時間がかかり、「ワン速方式」が成り立たない可能性もあります。本来は査定担当社がしっかりチェックすべきなのでしょうが、必ずしも事前準備ができている方ばかりではありませんので。


・査定方式の確認

さて、当日各社の査定員の方が次々と訪問してきますが、各社、顔なじみ同士の方もいらっしゃるようで、かつ同時間帯に複数の業者が来るということで、「入札方式ですよね?」「金額は一斉に名刺の裏への記載で良いですよね?」との事前確認があり、そのとおりおまかせしました。
特にお願いすることもなく、自動的に「ワン速方式」となりました!
聞かれない場合は、各社一斉に買取希望金額を名刺の裏に記載して提示する方式としてもらうよう依頼が必要です。


・車両チェック

名刺をいただいたあと、3社が一斉に車両のチェックを開始します。
あらかじめ洗車や車内に不要な荷物や不要なパーツは外しておいたほうがのちのちスムーズです。
当方は、「ドラレコ」だけ残していましたので、これは車両引渡し時までに取り外しておくことを先にお伝えしておきました。
状態が良いことはわかっているので、各社とも車両のチェックは短時間で終了、各社とも15分〜20分程度で車両チェックは終了していました。
各社とも、本社(査定部門)とのやりとりは「スマホ」で完結しているようで、以前のような紙やノートPCではないことに時代の流れを感じます・・・


・希望金額を聞かれる

「ワン速方式」の場合は、各社がいっせいに名刺の裏に「買取金額」を提示する一発完結方式となります。
しかし、希望金額に届かない場合はやり取りが無駄となりますので、希望する金額を聞かれました。
あまりに金額に隔たりがある場合は入札を辞退するケースもあるようですので、現実的な金額提示にしたほうが良いでしょう。

「ヤリスクロス」(GRーS ハイブリッド)の車両本体価格「275万円で、すでに2024年モデルの情報が出始めてきている段階であり、各ディーラーでも2024年春には大掛かりな小変更(マイナーチェンジ相当)が行われるという情報が出回っていますので、半導体等の部材供給不足の時期とは異なり、車両本体価格を上回ることはなく、とはいえ、「最低260万円程度」は絶対に超えてほしい!と考えていました。
また、過去のweb見積もり査定で最高「270万円」の提示があったことから、今回は「270万円」とう金額を提示しました。


・入札金額の提示

各車査定部門からの金額提示があり、名刺の裏に金額記載を行います。
3社がいっせいに名刺を渡してくれますので、一斉に名刺の裏をチェックします。
結果、当初「MOTA買取」での第一回目の入札では「2位」の会社がもっとも高い金額かつ、当方の希望金額を満たしました!
なお、次点の会社との買取金額はわずか「12,000円」でしたので、結構各社ギリギリで金額を設定してきているんだな・・・という印象です。
特に、当初は「第3位」の会社(結果的には1位にはなれませんでしたが)が金額を一気に「約50万円」もアップしてきたのには驚きました。
これは「ワン速方式」の強みではないかと思います。


・入札結果後の撤収が早い

一発入札が終了後、残りの2社は挨拶後、すぐに帰社されました。あっという間です(笑)
すこし申し訳ないような気持ちもしましたが、そこは「入札方式」ということで、各社様も慣れているようでした。

見事最高金額となった買取店とは早速スマホ上での「電子契約」を実施。
運転免許証や振込先の確証(キャッシュカード等)を提示して、スマホweb上で手続きが完了です。
なお、この時点で「買取金額は原則「減額しない」」ことを伝えられるので安心です。
ただし、引取時までに、「雹(ひょう)」や「津波・火災」等で車両が破損した場合は減額となることも伝えられます。契約書でしっかりチェックが必要です。


・車両引取日時の確認

車両引取はなるべく早くを希望されますが、当方はいつでもよかったのですが、「レーダー探知機」、「ドライブレコーダー」等の配線外しが必要であるため、休みの日を指定しました。


・必要書類の整備

契約自体は電子手続きで完了しましたが、車両の譲渡は書面でのやり取りが必要です。
買取業者指定の書面と必要書類(印鑑証明書)を整備するだけでよく、非常に簡単でありました。


以上のように、今回は「MOTA車買取」を経由して、同時間に業者さまに集まっていただく「ワン速方式」を取り入れたことで、時間もかからず、比較的高額な価格で売却できたことは良かったと思います。

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やりとりをするのが最大「3社」ということですので、事前に車両金額の相場をチェックしておけば、結構高額で買取してくれる可能性は高そうですので、比較的時間がない方にはおすすめできると思います。
(とくにセカンドカー所有の方)

一番は、新車購入のディーラーが高値買取してくれるのが一番なんですけどね・・・

▼MOTA車買取



*MOTA車買取

2023年12月20日

レクサスRZ「RZ300e」発表!タイヤの選択、今後のアップデートにも期待!

レクサス初の完全新規電気自動車「RZ」に「RZ300e」が加わりました。

リヤモーターをなくし、タイヤ/ホイールについては「18インチ仕様」を標準としたもので、航続可能距離が「RZ450e」に比べ約「100km」伸びているのが特徴。これにより「DIRECT4」のエンブレムも外れています。

なお、「RZ450e」発売時は未対応だったバッテリー残量の%表示(Soc[State Of Charge])も近頃出荷された「RZ450e」ではSoc表示対応しているとのことですから「RZ300e」においても対応しているようです。


▼トヨタグローバルニュースルーム
LEXUS、バッテリーEV専用モデル「RZ」にFWDモデル「RZ300e」を追加導入するとともに、一部改良を実施

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40134771.html


なお、気になる走行可能距離についてですが、同じタイヤサイズ(18インチ)で比較した場合のWLTCモード上の走行可能距離は以下の通りであり、駆動方式と車両重量(主にリヤモーター関係)による違いは「約65km」ほどのようです。

・RZ450e・・・534km
・RZ300e・・・599km


一方、「RZ300e」で18インチ仕様と20インチ仕様の走行可能距離は以下の通り、約「69km」もの差があります。
タイヤ/ホイールサイズの違いが走行可能距離に大きく影響することがわかります。タイヤサイズと重量のどちらに影響があるのかわかりませんが、これほどの差があるのならば、距離を乗られる方は、より軽量・高剛性な鍛造アルミホイールに換装してみたくなりますね!

・RZ300e 18インチ・・・599km
・RZ300e 20インチ・・・530km


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「RZ450e」と「RZ300e」の価格差は「▲60万円」と、当方が期待した価格ほどは下がっていませんでした。
なお、「RZ300e」は18インチホイールが標準装備となりますので、「RZ450e」の20インチをメーカーオプションで設定すると「105,600円」が追加されます。そうなると、実質的な価格差は「約49.5万円」となりますので、価格差はより小さくなります。


「RZ450e」は新型車、SUVタイプ、スタイリッシュなデザインと売れる要素を持った期待のモデルでしたが、残念ながら発売以後お世辞にも売れているとは言えないモデルであり、個人的には標準装備をもう少し省いても「800万円」の大台は割ってほしかったと思いますが、逆に言えば、違いは駆動方式(リヤモーターの有無)の違いだけであり、同じ"version.L"ということで装備面に変化がないのはメリットであるともいえそうです。決して「廉価モデル」ではないという位置づけなのでしょう。


ニュースリリースによると、「RZ450e」についても同様に小改良が行われているようで、改良内容としては「EV専用大容量電池に、電池急速昇温システムを採用」とあります。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40134771.html より


特に冬期の充電環境改善に寄与するものと思いますが、既存のオーナーさまへの対応も気になるところ・・・ハードウェアの換装でアップデートできればいいのですが・・・改良は嬉しい点ではありますが、スマートフォンと同様、毎年進化を続ける電気自動車においては買い時が難しい印象も受けました。


なお、「RZ300e」は10月頃から販売店では先行受注を行っていたようですが、やはりそれほどの大きな受注になっていないようで、正式発表後も納期は安定しているようで、納期も2.0ヶ月〜2.5ヶ月とレクサス車の中では最も納期が短いモデルの1つとなっています。

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https://lexus.jp/news/info/delivery/


なお、「RZ300e」追加によりカタログも刷新されていますが、特に大きな変更はないようです。
ディーラーオプションにも「ホイールロックボルト&ハブボルトセット(ブラック)」が追加されたのみで変化はありません。

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https://lexus.jp/models/rz/pdf/dealer_option.pdf より


その他嬉しいニュースとしては、「充電スポット」の拡大があります。
(−バッテリーEVのあるライフスタイルを豊かにする体験プログラム「LEXUS Electrified Program」も拡充)

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東京・ミッドランドスクエアに続き、「軽井沢」にも設立(軽井沢コモングラウンズに開設)
カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する著名スポットですが、駐車料金も無料ですし、夜間の利用も可能、とのことですので、首都圏エリアからのレジャーの立ち寄りにも良さそうですね。

また、トヨタ/レクサスのお膝元である愛知県名古屋駅に直結する「名古屋JRセントラルタワーズの地下駐車場」にも設置予定とのことです。(ミッドランドスクエアには入らないんですね・・・)

具体的な設置場所が増えてきたのは嬉しいところですが、「東京、大阪、名古屋、福岡」という大都市圏が中心ですので、2030年といわず、2025年ぐらいには専用スポットの拡大をしてほしいと思います。(現行「RZ」オーナーは2026年には初回車検を迎えるわけですので、そのときに「乗り換え」の見極めポイントが到来するはずですし)

さて、「RZ」に前輪駆動モデルもラインナップされたことであとは「エントリーグレードの追加」、そして待ち遠しい「ステアバイワイヤ」の設定です。
法規関係での調整が難航しているのか、果てなき操作感覚の煮詰めなのか、あまり遅いと注目度が失われてしまいますので、2024年度内の設定にぜひ期待したいところです。これを待っている方も一定数いらっしゃるのではないかと思います。(当方もぜひ体験してみたい!)

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なお、前回「RX」のおくだけ充電でご紹介させていただいた、「KINTO FACTORY」によるアップグレードプログラムについて、現段階では「RZ」では設定されていませんが、ユーザーの皆さんの中で要望の高そうなプログラムとしては「12.3インチフル液晶メーター」への換装があるようですね。

こちらは先日発表された「LBX」の採用や、今後トヨタブランド車にも次々採用されていますので、レクサス「NX」や「RX」の年次改良でも設定されることが期待されます。
レクサス「RZ」は内外装とも先進的なデザインでかっこ良いですが、スピードメーターに関しては他のモデルと比べても変化がなく、ここが残念と感じている方は結構いらっしゃるのではないかと思います。

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https://lexus.jp/models/rz/ より

既存のトヨタブランド車では、「通常のスピードメーター」(4.2インチ液晶〜7or8インチ液晶)と、「12.3インチフル液晶メーター」が両立(メーカーオプション設定)されているということ、レクサス「LBX」でも海外仕様では下位モデルにはフル液晶メーターが採用されないということから、物理的な換装は可能であり、換装にはECUや一定の車両ハーネスの換装は必要かもしれませんが、換装のハードルはそれほど高くないのではと推測するのですが・・・
たとえば、レクサスオーナーであるなら、「20万円程度」でも換装する方は多いのではと思いますが、実際はどれぐらいのコストがかかるのでしょうか?

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https://lexus.jp/models/lbx/ より


2023年12月17日

レクサス新型「RX」から次世代の「おくだけ充電」対応!有償アップデートも!

新型レクサス「RX」オーナー様には朗報です。
メーカー公式の「KINTO FACTORY」にて、レクサス新型「RX」に密かにアイテムが追加されています

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第1弾として追加されたのは、なんと意外にも「おくだけ充電」のアップデートです。これには驚きました!

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https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/lexus/RX005/RX005_01


主な特徴は次のとおりとされています。

・充電エリア拡大
・厚手のスマホケース対応
・Qi規格の急速充電対応

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さて、このKINTO FACTORYではいくつか驚いた点があります。
それは・・・

1.おくだけ充電の「世代」が明示されたこと

従来のレクサス車では、おくだけ充電(Qi)は、第何世代か明確にされていませんでした。
今回、新型RXの初年度モデル(2023年モデル)については、「第4世代」であることが明記されています。
そして、2023年夏に改良された(RX350h含む)2024年モデルからは「第5世代」にアップデートされたことも明記されています。
LEXUS公式のニュースリリースでも、おくだけ充電の充電エリアが拡大、との表記はありましたが、単にエリアが拡大されただけではなく、Qi規格の急速充電に対応するなど、充電速度もアップされているのは、公式には公表されていなかったと思います。

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なお、「第5世代」のおくだけ充電においては、今回、「スマホケース装着時も充電可能」とされたということで、かなり性能アップしていることが伺えます。(当方の体感上、「第4世代」のおくだけ充電でもスマホケースをつけたまま「iPhone14 Pro、 iPhone15 Pro」を充電することは可能でしたが、確かに充電速度は遅かったです・・・)


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推測するに、レクサスNX(2022年モデル)については、「第3世代」が採用、そして初の年次改良が実施されたレクサスNX(2023年モデル)は、「第4世代」が採用されているものと推測されます。
当方は、レクサスNX」(2023年モデル)で、所有していた「iPhone13 Pro」において、スマホケースを外してもほぼ充電されなかったため、「第4世代」(と思われる)ものに無償で換装していただきました経緯があります)

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なお、上記表によると、iPhone においては、スマホケースを使用している場合など、「充電速度が低下」するケースがあるようです。
それが「第5世代」では、正規の速度で充電できるように改良されているようですから、スマホケースを使用されている場合は、充電速度と、充電エリアの拡大という観点で、「第5世代」へ換装するメリットはありそうです。


今回、「第5世代」への換装を行っているのは、レクサス新型「RX」のみですが、それ以外の車種(NX、ES、LS、LX、UX)等でもぜひ「第5世代」への換装サービスが追加されれば良いですね!

ただし、換装にかかるコストは比較的高めとなっています。
「おくだけ充電」の一般的なメーカーオプション価格はかなり安くなっており、「13,200円」(または26,400円程度)ですが、今回のアップデートプログラムでは、交換に関する工賃も含まれるため、「26,950円」がアップデート価格、新規に設置する場合は「44,000円」に設定されています。
「おくだけ充電」の充電速度は、有線での充電速度には到底叶いませんので、アップデート価格を支払ってまで換装するかは悩ましいところですよね。
ただ、車内をすっきりさせるためには、とても魅力的なオプションと思います。

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そして、もう一点驚いたのは・・・・


2.パーツのサプライヤー(供給会社)が明示された


レクサス(トヨタ)ブランドでは、特に電装品においては著名なメーカーが製造してトヨタグループに供給していることは知られていますが、それがどのメーカーであるかは一般的に知らされていません。
(カタログ等で明確化されているのは、一部のブランド品(BBS製鍛造ホイール、ブレンボ製ブレーキキャリパー、ザックス製サスペンション、アルカンターラ、ウルトラスエード等、商標登録されているのみ)に限られますが、今回のおくだけ充電は「パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社製」であることが示されました。
当方はてっきり「デンソー」社が製造しているものと思っていました・・・


なお、「KINTO FACTORY」に関しては新車で普通にディーラーで購入されたクルマや、認定中古車、それ以外のクルマでも適用されます。(KINTO契約(いわゆる「リース、サブスクリプション制)ではなくても大丈夫です。

<参考>
https://faq.kinto-jp.com/faq/show/3381?back=front%2Fcategory%3Ashow&category_id=374&page=2&site_domain=factory&sort=sort_access&sort_order=desc


ただし、「KINTO FACTORY」を扱っているディーラーは「東京」以外ではかなり限られるのが残念です。
新規オープンした「レクサス覚王山」(名古屋)など、大阪、福岡、北九州市の一部の販売店のみでしか取り扱っていませんので、取り扱い店舗の拡大が望まれます。
ご興味のある方は、ご自身の販売店に「ぜひ取り扱ってほしい!」という要望を出すのも良いかもしれませんね。

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https://factory.kinto-jp.com/navigation/service/dealers-list#LEXUS
※最新の取扱店舗は上記URLで確認ください。

スマートフォンの規格は今後も変化してより高速、大型化することも考えられますので、メーカー公式でこのようなアップデートプログラムがあるのは、愛車をより長く愛着持って使用できることにつながりますので大変嬉しい取り組みと思います。

この後、レクサス「LC」”Performance Upgrade Package”の正式提供アナウンスや、レクサス「IS」においても足回りに関する新アイテムが追加されるもようですので、引き続き「KINTO FACTORY」の展開にも注目です!

https://factory.kinto-jp.com/lp/lexus/lc-campaign


私的には、「Dレンジでも「減光」しないインテリアイルミネーション」のプログラムを各車で提供してほしいです・・・(特に「NX」と「LC」)

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2023年12月14日

レクサス「LBX」Bespoke Build 抽選結果発表!

レクサス「LBX」”Bespoke build”(ビスポークビルド)の抽選結果が24日より順次発表されています。
最終的な倍率は「約7倍」とのことで、注目の新型車の限定数販売としては倍率は低かったのではと思います。
ご当選された方、おめでとうございます!

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「100台」のうち、どれぐらいの割合の方が「L-ANILINE本革」(MOP価格550,000円)をオプションで注文するかによっても、今後の他のレクサス車への"Bespoke Build”の展開有無が決まりそうですね!
”Bespoke Build"に関しては今後、「LBX」以外の車種にもぜひ展開されることを期待したいところです。


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・・・ということで、当方は見事に「落選!」です。

結構抽選販売には申し込んでいる(つもり)なのですが、毎回ご縁がありませんね〜
国内仕様のトヨタ「ヤリスクロス」(2024年モデル)についても本日あたりから情報出回っているようですが、欧州仕様と日本仕様の差がどれほどなのか大変気になりますね(それによっては今後の「LBX」の売れ行きにも左右しますので・・・・)
欧州仕様と異なり、日本市場の装備は引き続き質素との情報もありますが・・・

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さて、注目のレクサス「LBX」でしたが、今までの新型レクサス車の中では、発表後の注目度が思ったより高まっていないように思います。
期待が大きすぎたせいもあるのでしょう、欠けている装備類が価格に見合ったものか、見極めているユーザーさんが多いように思います。
展示車・試乗車についても配備が遅れているようで、12月中には配備が間に合わない販売店もあるかもしれませんが、「LBX」のネーミングに負けていない「ブレイクスルー」した仕上がりなのかチェックした上で購入を検討されるのも良さそうですね。

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なお、今後のレクサス車の改良内容ですが、すでにレクサス販売店で絶賛受注中の「UX300h」、そしてレクサスRZの派生車種、「RZ300e」などが控えているようです。
「UX300h」に関してはすでに見積もりおよび受注が開始されており、UX250hから「約20万円」少々の価格アップとなっています。
「Lexus Safety System+3.0」や「12.3インチフル液晶メーター」の採用等もありますが、昨今の資源高や円安の情勢もあってか、今後のトヨタ/レクサス車においては、年次改良の際に大幅な価格調整(20万円程度)の価格アップをする車種が増えていきそうな印象です。



「RZ300e」に関しては、「RZ450e」よりも約60万円ほど価格を下げて登場するようですが、個人的にはもう少し価格を引き下げないと訴求力が弱いのではないかと感じています。"version.L" 以外にも価格を引き下げたグレードの設定などもぜひ望みたいところですね。

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そして年明け頃からは、大注目のSUV「GX」についても動きがでてきそうですが、フラッグシップモデル「LX」と同様、国内の生産割当台数は極めて少ないと予想されますので、大変狭き門になりそうです。(メーカー抽選もしくは「KINTO」契約のどちらかですかね?)


受注がいったん停止となったレクサスの主力モデル「NX」の動向も気になるところです。
レクサス「UX」と同様に、「12.3インチ液晶メーター」の採用や「インテリアの内装色追加」など、ユーザーからの要望の高い項目が2024年モデルにおいて、実装されるかどうか注目したいところです。


そして、当方においては、いよいよ明日、約半年待った三菱の軽自動車「デリカミニ」が納車となります!
初の三菱車、初の軽自動車と未経験な点が多いですが、少しずつプチカスタマイズも進めて愛着をもっていきたいと思っております。

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トヨタ「ヤリスクロス」に関してはもともとデリカミニが納車されるまでの「つなぎ」の位置づけで定価よりも高い価格で購入したのですが、結果的にデリカミニの納期が少し早まったため、約5ヶ月という短い期間の所有となりました。
サイズ感もよく、荷物も乗りますし、動力性能も十分、操舵性、燃費などもとても良く非常に気に入っていました。
多少乗り心地と遮音性、インテリアの質感には課題がありますが、価格を考えれば「確かにこれは売れる」魅力あるモデルで、トヨタのコンパクトモデルの商品力の高さを感じることができました。

残念ながら「LBX」の抽選には外れたので、しばらくは初の三菱車「デリカミニ」についても日常の足として活用・レビューしてみたいと思います。

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次回は、「MOTA」&「ワン速方式」を活用した「ヤリスクロス 売却までの手続き」についてレポートさせて頂く予定です。


2023年12月10日

LEXUS「LBX」新型ヤリスクロス2024年モデルとの主な違いは?

レクサス「LBX」をご契約の方には大変気になるニュースと思いますが、各メディアが報じているように、トヨタ ヨーロッパにて新型「ヤリスクロス」の2024年モデルの仕様が公開されています。
(なお、「LBX」ビスポークビルドの抽選結果は今週末(24日〜)から順次連絡が行われるようです)

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▼Toyota Europe Newsroom(2023/11/21)
New Yaris Cross: More Power and Technology with Added Style for Toyota’s Segment Leading Compact SUV
https://newsroom.toyota.eu/new-yaris-cross/


気になるのは、「LBX」と「ヤリスクロス」でどこまでの差があるか・・・というところですが、今回のヤリスクロスはマイナーチェンジ相当の改良で相当に商品力が強化されているようで、日本版の「ヤリスクロス」の仕様が非常に気になりますね。

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なお、外装についてはほとんど変更がないようです。
特に当方も所有している「GR-SPORT」については違いがわかりません。

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「LBX危うし!」という記事も散見されますが、やはり違いは結構あるな、というのが感想です。

以下早速ポイントをチェックしてみたいと思います。


▼第3世代のセーフティシステム採用(Toyota Safety Sense3.0)

Toyota Safety Sense2.5から、3.0へ大幅に機能アップです。
レクサス車では、まだまだ「2.5」相当の先進安全装備にとどまっている車種もありますが、フルモデルチェンジを待たずに「3.0」へのアップデートを行ったことは、ヤリスクロスに対する期待の表れと言えます。

「プロアクティブ ドライビング アシスト」 (PDA)や、「安全降車アシスト」 (SEA) が備わるのがポイントで、どちらも日常的に有用なものですから、商品力が大幅に高まっています。
また、高精度なレーントレーシングアシスト(LTA)により、高速道路走行時の疲労が軽減されます。



▼新パワートレーン「ハイブリッド130」を新設定。

今回の2024年モデルの発表の中でもっとも衝撃的な改良がこちらでしょう。
上位モデルのみ、最新のパワートレーンを採用。スペックを見ると、これが「LBX」と同じです!
(フロントモーター185N・m、リヤモーター52N・m)
しばらくは「LBX」専用のパワートレーンかと思いきや、ヤリスクロスにも早速導入のようです。
ハイブリッドバッテリーも上位モデルは、「バイポーラ型ニッケル水素電池」を使用しているものと推測されます。
なお、従来型の「Hybrid 115」も継続販売されるとのことです。



▼センターディスプレイに「10.5インチ」採用

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こちらもかなりのインパクト。
上位モデルに「10.5インチ」(下位モデルは9インチ)を採用するとことで、レクサス「LBX」の「9.8」インチを超える大きさになっています。
かつてのレクサス第3世代のクルマは「10.3インチ(ワイド型)」が主流でしたから、それをも超えるサイズとなっているのはインパクトありますね!
ただ、私的にはヤリスクロスのディスプレイの位置はちょっと上すぎてあまりタッチしやすいとは思えなかったので、操作性では「LBX」の方が良いのでは・・・と想像しています。


▼メーターディスプレイはフル液晶(12.3インチ)

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なんと、ヤリスクロスにも採用!
250万円〜300万円レンジのクルマにも投入できるほどコストが下がっているという証かと思います。
「LBX」でも採用されますので、この点では違いがありません。



▼「おくだけ充電」の設定

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「LBX」と同様、非接触型の「おくだけ充電」(Qi)が備わるようです。
場所も概ね「LBX」と同じような場所ですし、照明付きなのも良いですね!
ただ、ヤリスクロスのこの場所、「シフトノブ」がじゃまでちょっと出し入れし辛いんですよね。その点では「LBX」の場所はよく考えられていると思います。


▼デジタルキーの採用

デジタルキーの採用が「ヤリスクロス」にも拡大されるようです。
かなり大掛かりなシステム変更がないとデジタルキーの採用には踏み切れないと思っていたのですが・・・
日本仕様にも導入が期待されますね! 車両を複数所有される方は、結構利便性が高まると思います。



▼「パドルシフト」は備わらない

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画像を見る限り、引き続き(GR-SPORTも含め)ハイブリッドモデルにおいてはパドルシフトは備わらないようです。
「LBX」ではパドルシフトを備えていますので、峠やワインディングロードを走行される方は便利かと思います。当方、ヤリスクロス(約GR-S)を所有して不満だった点の1つがパドルシフトがないことでした。

「LBX」は以下の画像のようにパドルシフトが備わります。

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大きく商品力が強化されそうな「ヤリスクロス」ですが、それでもなお、レクサス「LBX」の優位点は数多くあります。
「機能詳細カタログ」をもとにざっと取り上げてみたいと思います。(内外装の質感は当然に差があるので、省略しています)
▼「LBX」機能詳細カタログ
https://lexus.jp/models/lbx/pdf/lbx_catalog.pdf



▼ボディ剛性と軽量化

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レクサス「LBX」では、センターピラーに最新の最新の高張力鋼板である「2.0GPa材」、フロントバンパーリインフォースメントに「1.8GPa材」使用するなど、かなりの広範囲で剛性を確保しながら軽量化を測っているようです。(青色の部分)
なお、装備面の違いもあり、「LBX」は「ヤリスクロス」よりも概ね「120kg」程度重量が増加していますので、私的には、ルーフやフェンダーにもアルミを使用してさらなる軽量化を測ってほしかったところですが。


▼リヤサスペンションにダブルウィッシュボーンサスペンション採用(AWD)

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「LBX」ではフロントサスペンションナックルには高剛性なアルミ鍛造ナックルを採用、リヤサスペンション自体はAWDモデルにおいてレクサスブランドでは定番のダブルウィッシュボーンサスペンションを採用。
ヤリスクロスでは、GR-SPORTということもあり、リヤの足回りが硬い印象があるので、当方がLBXを購入するならば「AWD」モデルを選択したくなりますね。


▼最小回転半径が「5.2m」

ヤリスクロスの「5.3m」を更に下回る「5.2m」は嬉しい数値です。18インチタイヤを履いてこれはすばらしいですね!



▼静粛性

コストが大きく異なる静粛性についてはかなりの差がありそうです。
実際「LBX」の試乗車がないのでなんとも言えないところではありますが、機能詳細カタログでわざわざ解説しているぐらいですのでかなりの差がありそうです。ヤリスクロスでは、ハイブリッドモデルにおいても、エンジンの切り替わりは明確で、少しでも踏み込むと3気筒エンジンノイズと振動を感じますので、この点が「LBX」でどれほど解消されているのかは大いに注目したいところです。
なお、新型ヤリスクロスにおいても、ダッシュインナーサイレンサーを3層構造にするなど「LBX」に準じた改良を施しているようです。

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また、エンジンに関しては、バランススシャフトを追加してエンジン振動を低下していることが挙げられます。

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▼マルチカラーアンビエントライト

「LBX」は採用箇所は少し少なめですが、64色のマルチカラーアンビエントライトを備えています。e-ラッチ部分がないのは残念ですが、フロントのドアトリム部分の照明と、フロントコンソールトレイと、ロアトレイにも照明があるのは嬉しいところ。(後席にはアンビエントライト無し)
「LBX」ではホワイトもしくはクリアブルーのLEDにとどまると思われます。

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▼シフトバイワイヤ式小型シフトノブ

「LBX」では小型のシフトノブを採用、クリック感もあり、小型で省スペースなのが特徴。質感も上位モデルの「NX」「RX」と遜色ありません。
一方ヤリスクロスは従来型のシフトノブを採用していますので、操作感覚は一世代前という印象で、違いは明確です。

▼コンソールボックス&ロアトレイ

また、しっかりとしたサイズのセンターコンソールと、アームレストがあるのも特徴。
日本版のヤリスクロスでは、アームレストが標準では備わっていませんでしたが、今回の2024年モデルではどうなるか注目したいです。
また、センターコンソール時代の構造が「LBX」と「ヤリスクロス」では大きくことなります。

「LBX」では、シフトパネル部分を車両の「上方向」に移動して手元の距離を短くすると同時に、「ロアトレイ」の設置を可能としています。構造的にはBEV車の「RZ300e/RZ450e」と類似の構造であり、レクサスブランドらしいインテリアの仕上げになっているのは好印象です。

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▼オーディオサウンド(13スピーカー選択可)

ヤリスクロスは「2スピーカ」または「6スピーカー」ですが、レクサス「LBX」ではマークレビンソンプレミアムサウンドシステムをメーカーオプション装着することで、サウンドのクオリティをアップさせることが可能です。

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▼フロントパワーシート(8way)

ヤリスクロスではパワーシート付きのモデルでも「6way」にとどまりますが、「LBX」では「8way」となり、シート座面の「前方」の高さも調整可能となっています。これで「助手席パワーシート」が装着されていればさらなる差別化になったのですが・・・残念!



▼ウェットワームワイパー

ヤリスクロスでは、ウォッシャー液がフロントガラスに飛び散ったあとにワイパーが動くタイプで一瞬視界が遮られますし、ウォッシャー液の飛び散りも気になるところ。「LBX」ではこのクラスでは採用が珍しい、ワイバーアームに内蔵したノズルからウォッシャー液が噴射されるので、ウォッシャーにより一瞬視界が遮られることもなく、ボディやルーフにウォッシャー液が飛び散ることもないのが嬉しいところです。

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▼本革シート、ウルトラスエードなど豪華なインテリア素材

ヤリスクロスでは実現できない豪華素材が選択できるのが「LBX」の特徴。
「LBX」にももう少し豊富なインテリアカラーが欲しいところですが、そこは"Bespoke Build"に期待でしょうか?

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反面、意外なことに「LBX」の方が機能が劣る部分もあります。


▼後席センターアームレスト、ドリンクホルダー無し

ヤリスクロスもお粗末(?)な仕上げで、これならない方がマシ・・・と個人的には思いましたが、「LBX」は思い切って省略しています。
ということで、後席の長距離ドライブは想定されていないようです。。


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▼パワーバックドアにハンズフリー機能無し

これは意外なことで、単純なパワーバックドアのみの装備となります。
これはコストダウンが目的と思いますが、「ヤリスクロス」の場合はメーカーオプションを選択することで、ハンズフリー機能が追加されます。

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▼マルチテレインセレクト、ダウンヒルアシストコントロール 機能なし

いずれもオフロードなどで使用するものですが、「LBX」にはこれらの機能は備わっていないようです。
「LBX」はSUVライクな姿をしているものの、オフロードを目的としたクルマではないことに注意が必要です。(オフロード走行をするのであればやリスクスロスのAWDタイプの方が良さそうです)

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▼「パワーモード」なし

「LBX」では「ノーマル」、「ECO」は選択できますが、残念ながら「パワーモード」の設定はありません。


▼「スポーティグレード」なし

ヤリスクロスでは「GR-SPORT」グレードが設定されていますが、「LBX」では、「COOL」がスポーティイメージがあるものの、明確な装備の違いはありません。ヤリスクロス「GR-SPORT」では、「レッド塗装のブレーキキャリパー」や「アルミペダル」、専用ステアリングホイール、専用エンブレム等の差別化がありますが「LBX」では、「COOL」のインテリアに"ウルトラスエード”を使用したり、切削後期タイプのアルミホイールやブラック塗装のキャリパーを備えるものの、「専用装備」とまではいえるほどの差別化はされていません。

レクサス「LBX」でもハイパフォーマンス版の登場が示唆されていますので登場はそう遠くないとは思いますが、最近のレクサス車は「F SPORT」モデルの人気が高いだけに、「LBX」でも設定を期待したいところです。

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2023年12月05日

レクサス「LBX」抽選に申し込みしました!

タイトルのとおりですが、11月21日までレクサス販売店で抽選申込をしている新型「LBX」”Bespoke Build"に申し込んできました。
11月20日お昼ぐらいでの申込数は約「600件」程度とのことでしたから、100台の枠に対してすでに約6倍の倍率。

先週末時点では「300件」程度との話を聞いていたので、そこから1週間で2倍に…
最終的には700〜800件程度に落ち着きそうですが、完全な限定ということもないのでそれほど高倍率にはならなそうですね。

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今までいくつかの抽選申し込みをしてきましたが一度も当選、次点当選もないので今回も難しいとは思いますが、もし仮に当選した場合は以下の仕様としたいと思います。


レクサス「LBX」”Bespoke Build" ”AWD”


■エクステリアカラー

「ソニッククオーツ×ブラック」
もしくは、思い切って「ソニックカッパー×ブラック」
今まで購入した車はすべて「ホワイト」系なのですが、どちらを選んでも価格が同じなので、結構迷っています。
せっかくなのでバイトーン(ツートンカラー)を選択したいところですね。

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■ホイール

ブラックスパッタリング塗装

標準モデルでは選択できないホイールを選択したくなりますよね!(後日設定されると噂の”F SPORT Perfomance" で設定されそうな予感もしますが・・・)

キャリパーが「素地」(シルバー)のままなのはちょっと不満。ブラック塗装キャリパーを選択させてくれれば・・・

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■エクステリアパッケージ

当然、エクステリアパッケージは(無償ですし)アリを選択。
リヤピラーガーニッシュはフィルム加飾ということで、耐久性は気になるところ。

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■シート表皮&インテリアカラー

L-ANILINE本革(ソリスホワイト)

せっかくなので"Bespoke Build"専用カラーをチョイス!
ドアトリムもカラードになるのであれば、「ウルトラスエード」でも良かったのですあが、ウルトラスエードの色が「ブラック」と「ダークローズ」しかないのは残念でした。(オーカーも設定あればいいんですけどね・・・)

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■ステアリング&シフトノブ

ソリスホワイト

これがないと”BespoKe Build"は選択しませんでした。
リセールや汚れたときのことを考えると「オーカー」の方が良さそうですね。実物を見たいところです。

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■トリム刺繍&パターン

迷わず刺繍あり&パターン1で!
刺繍が目立つ方が良いかなぁと思って・・・
シート素材を「L-ANILINE」にした場合、トリムの素材が変化あればよかったのですが・・・(ウルトラスエードを選択できるようにするとか)

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■シートベルトカラー

サドルタン

ステッチ色を「カッパー」にしたいので、それと合わせるとシートベルトはブラウン系のほうがいいかなぁ・・・と思っています。
ソリスホワイトと合わせるなら「フォーン」なのでしょうけど、ちょっと色が地味で・・・
これも本当は実物を見たいところです。


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・・・とまぁ妄想してみたわけですが、実際のところ、オプションを装着していくと結構高額となる割にはなかなか人気の模様です。

「LBX」ファーストカー用途として考えるとレクサス定番装備が欠けているなど、価格の割にちょっとおすすめしづらい内容にはなっているのですが、ちょい乗り専用や、セカンドカー、通勤専用車・・・など用途を限定すればかなり魅力的に感じる方も多いと思います。
先進安全装備や動力性能、燃費など申し分ありませんし、最小回転半径もレクサス車最小で、コンパクトなボディは非常に扱いやすいでしょうし、食指が動く方にはおすすめできますので、ぜひ悔いのないご選択を!



2023年12月04日

レクサス「LBX」発売!気に入った点をピックアップ!

2023年11月9日の発表からちょっと出遅れてしまいましたが、今回はレクサス「LBX」で良いなぁと思った点です。
遅ればせながら、当方も本日レクサスディーラー店に行ってみたいと思います。

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■新型ハイブリッドシステム

当方もいろいろハイブリッドカーを乗ってきましたが、HEVの苦手とするのは「登り坂」とその後の「降坂中」の制御かと思います。
この点、バイポーラ型ニッケル水素電池を使用して、応答性を向上した制御をしているようですから、従来のHEV車と異なった制御を味わえそうで、この点期待感が高まります。

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*「LBX機能詳細カタログ」P17より


■意図的だったアウターミラー

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アルターミラーカバーの一部が塗装されていない件は意図的なものとして説明がありました。
こういう説明があると開発陣の狙いであることがわかり「なるほど!」と単にコストダウン狙いの仕様ではないことがわかり、納得感があります。
*「LBX機能詳細カタログ」P24より


■豊富なホイールデザイン

実質的には、グレードにより装着ホイールが固定されていますが、「ビスポークビルド」では無償で6種類の中から好きなホイールを選択できるのはなかなかいいですね!特に、レクサス「RX500h」とサイズ違いの同意匠のホイールが選択できるのは特別感がありますし、「ビスポークビルド」の価値観を高めるものなのでとても良いと思います。

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*「LBX機能詳細カタログ」P26より


■高品質なウェットワームワイパー

ウォッシャーノズルがワイパーに内蔵されているので、フロントウィンドシールドガラスが見づらくならないのはこのクラスでの装備は珍しく、この点はヒエラルキーを超えた装備と思います。(レクサス車は全車種これを採用してほしいぐらいですね)

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*「LBX機能詳細カタログ」P78より


■ビスポークビルドには追加カラーも

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*「LBX機能詳細カタログ」P87より


L-ANILINE本革選択時に「ソリスホワイト」が選択できること、ステアリングやシフトノブも同色になるのは嬉しいところです。
しかし、「ソリスホワイト」のシートに、「ダークローズ」のシートベルトといった選択はできないようで、組み合わせには制限があります。
もう少しカラーのバリエーションがほしいなぁと思いましたが、それはニーズ次第でしょうか?初回は100台限定というのは残念です。


■ビスポークビルドでの外装の差別化

インテリアカラーだけでなく、エクステリアの差別化があるのが嬉しいポイントです。
実質的に「特別仕様車」のようなものでしょうか?
エクステありパーツについてはどちらも補修部品として供給されると思いますので移植はできそうですが、ちょっとした区別があるのは嬉しいですね!

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*「LBX機能詳細カタログ」P96より


■標準装備の「アダプティブハイビームシステム」

上位グレードのみの発売ということもあり、アダプティブハイビームシステムが標準装備なのは嬉しい点です。
3眼ではないのはやっぱり残念な気持ちはありますが、機能的には問題ないとのことですから、技術の進化によるものと思いたいですね。

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■ITS Connect 標準装備

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コストダウンとして真っ先に削減されるシステムですが、標準装備。
いよいよトヨタ/レクサス陣営も本格的に普及させようと考えているのでしょうか。取り組みとしては素晴らしいと思いますので、ぜひ上位グレードだけでなく全車種標準化を進めてコスト低減を測って欲しいですね。

*「LBX機能詳細カタログ」P69より


■パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)

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*「LBX機能詳細カタログ」P65より

こちらは、「Lexus Teammate Advanced Park(アドバンストパーク)」を装着するとセットで付いてくるので、目立ちませんが駐車時に非常に役に足ります。どちらかといえば、アドバンストパークは、都市部の狭小駐車場では使えないのであまり役に立たないのですが、「パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)」はどのようなシチュエーションでも使えるので、非常に便利です!
メーカーオプション価格は「48,400円」と比較的安価ですので、ぜひ装着されることをおすすめします。


レクサス「LBX」についてはすでにご契約者の方かたの情報も伝わってきますが、販売方法など不透明な部分もありますので販売店での確認をおすすめします。特に、「COOL」と「RELAX」が同価格ということもあるので、選択肢は悩ましいとことですね。

メインカーというよりは、セカンドカー用途のちょっと今までのレクサス車とは違った立ち位置のある車(レクサスブランドのラインナップが充実してきた証であるいみ「ブレイクスルー」といえますね)かと思いますので、ご家庭や仕事のニーズに合致するか、レクサスのセールスコンサルタントとしっかり打ち合わせをしたうえで車種選択をする必要がありそうです。

当方はまもなくヤリスクロスに変わり「三菱:デリカミニ」が納車予定なのですが、あまり好みとあわなかった場合は「LBX」も候補の一台としていますので、しっかり情報収集はしたいと思っております。

2023年12月02日

レクサス、新型「UX300h」で「LBX」を補完か?


レクサス期待の新型車「LBX」はいよいよ名古屋のミッドランドスクエアでも明日(11月4日)より展示が開始!
レクサス青山インターナショナルギャラリーと全く同じ個体(「LBX」ー”Cool”)が展示されるようです。

*(本記事は11/3に「のんびりなまけにっき2」に投稿していたものです)

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https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/midland_square/

「LBX」については発表がもう間近であることが暗に示されており、「KINTO」でも「LBX」の登場がアナウンスされているなど、デビュー間際であることが実感できます。
ただし、レクサス「LBX」の当初生産台数(年内納車枠)は「約1000台」とアナウンスされているようで、その後も日本向け車両の生産は需要に対する供給がなかなか追いつかない模様です。そのため欲しくても購入できないという方もかなり多いよことが予想され、長期の納車待ちとなりそうです。

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なお、「LBX」の登場にあわせて、2024年年初にはレクサス「UX」が2018年のデビュー以後実質的に初となる外観の若干の意匠変更を伴う改良を施すのでは・・・?という情報もあります。
すでに商標登録が済んでいてデビューが待ち遠しい「UX300h」(HEV)もあわせて投入されることも期待できそうです。

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https://lexus.jp/models/ux/ より


なお、これを示すように、すでにレクサス「UX」については実質的にはオーダーがストップしているようです。(「UX200」は生産終了)
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https://lexus.jp/news/info/delivery/ より


さて、デビュー以降なかなか本格的な改良が行われず、小改良を繰り返してきた「UX」ですが、今回は大きく進化し、実質的には「マイナーチェンジ」に相当する改良となることが予想されます。

期待される主要な改良内容は以下のとおりです。


■「Lexus Safety System+3.0」

プロアクティブドライビングアシスト(PDA)や低速度から作動するプリクラッシュセーフティシステムなど高精度な先進予防安全装備に加え、高速道路でかなり高精度な運転支援を行うレーントレーシングアシスト「LTA」などを備えて登場する予定



■12.3インチフル液晶

2023年秋の改良車から準備採用が進む「12.3インチフル液晶メーター」が「UX」にも採用見込みです。
写真は「LBX」のもので、もう少しレクサスらしさ(カッコよさ?)が欲しいところではありますが、従来からは情報量が大きく増えて画面切り替えの頻度も下がることが期待できます。

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■パワートレーン換装

現在採用されている直4エンジン(M20A-FXS)から、レクサスESなどが採用している「A25A-FXS」への換装は車格的にもちょっと考えにくいので、「モーターの強化」、「バイポーラ型ニッケル水素電池」の採用などで従来の「UX250h」よりも電動感を出す方向での改良が施されるのではないかと予想しています。

外装にもフロントバンパーなど、若干の変更があるとの情報もあります。

個人的には、インテリア(特にドアトリム)の質感を向上してあげてほしいのですが・・・
「LBX」がインテリアでウルトラスエードやセミアニリン本革を採用しているので、「UX」のインテリアもアップグレードにも期待したいです。

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なお、「LBX」をご検討されていらっしゃる方は、「UX」のサイズをご確認済の方も多いと思いますが、レクサス「LBX」と「UX」はそれほどボディサイズに大きな違いはありません。

幅  1840mm (LBXより+15mm大きい)
長さ 4495mm (LBXより+305mm長い)
全高 1540mm (LBXとほぼ同じ<日本仕様はシャークフィンアンテナがないため>)

ボディの長さは流石に「300mm」以上の違いがあるため差がありますが、幅と高さはあまり違いがありません。

「LBX」では非採用がほぼ確定的な以下の装備は「UX」では備えていますので、「LBX」の装備仕様では物足りない・・・
という方は商品力が強化されことが期待されるレクサス「UX」(UX300h)の登場にも期待して良いのではと思います。


・電動チルト&テレスコピックステアリング(オートアウェイ&オートリターン機構付)
・助手席 8wayパワーシート
・シートベンチレーション
・ムーンルーフ(MOP)
・3眼フルLEDヘッドランプ(一部MOP)
・NAVI・AI-AVS(F SPORT)


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LEXUS車の話題を中心になるべく独自の視点でのんびり気ままにコメントしております。(車のメカニズム等の知識は全然ありませんのでご容赦願います)
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