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2023年11月12日
日本初公開!レクサス「LBX」ファーストインプレッション
ついに日本初公開されたレクサス新型「LBX」ファーストインプレッション、取り急ぎ箇条書きでレポートです。(数カ所追記)
なお、画像満載の詳細版は本日更新予定ですのでよろしくお願いします。
展示されていたのは実質的に最上位グレードと思われる「Cool」ウルトラスエードとセミアニリン本革を使用した「小さな高級感」を演出した車種。
*赤字部分当初より追記
【予想通り残念だった点】
・シートベンチレーション機能はなし
・ステアリングの「チルト」、「テレスコピック」機能は、「手動」(マニュアル)
・助手席にはパワーシートなし(「手動」(マニュアル)
【良かった点】
・ドアトリム(センター部分のパワーウィンドウスイッチ近辺)の質感が非常に高い。
・前席センターアームレストの質感
・ラゲージは2段構造(ヤリスクロスの構造に近い。ただし左右分割はできない)
・トノカバー、ラゲージボードの質感が高い。
・樹脂パーツ、スイッチ類の質感はレクサスクオリティで高い。
・外板の塗装クオリティはレクサスクオリティを確保。
・フル液晶メーターは質素だがトヨタブランドとは違う意匠
・バニティミラー照明あり(LED)
・内外装のランプはすべてLED採用
・PWスイッチに加飾、イルミあり
【残念だった点】
・ディスプレイオーディオはナビ地図が内蔵されていない下位モデルのもの(NX”標準”やトヨタブランドに採用のもの)
・エクステリアドアミラーの質感(塗装部分が少ない)
・エクステリアドアハンドルに照明無し(前後ともになし)
・後席センターアームレスト無し(ヤリスクロスのような中途半端な方式よりは良い?)
・インテリアAピラーが樹脂ファブリック巻きなし。レクサス初?)
・サンバイザーの質感ファブリック巻きなし。レクサス初?)
・ラゲージ内LEDは右側のみ
当方はトヨタ「ヤリスクロス」(GR SPORT)を所有しているので、気になる点は格段にアップグレードされていますが、冒頭の3点はやっぱり残念に感じました。
気軽に扱えるレクサス車としての基本性能、クオリティは十分と思いますので、ファーストカーとして所有する場合と、レクサス車や欧州車などのプレミアムブランドを所有する方のセカンドカー用途の場合では印象が異なるように思います。
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2023年11月03日
初お披露目!レクサス「LF-ZC」詳細レポート!3年後の市販が待ち遠しい!
LCのようなクーペかと思いきや、スタイリッシュなセダン型で登場、現行のレクサス車を第4世代とすると、大きくモデルチェンジした第5世代といえます。
すっかりグリルレスとなりましたが、レクサスブランドであることがひと目で分かる「スピンドルボディ」を採用。
クーペライクなフォルムはとてもスタイリッシュ。直線的なラインが多いですね。
タイヤ・ホイールは21インチを装着。ミシュラン製のタイヤはデザインがかっこよくてコンセプトカーに似合います。
テールランプは今後も「一文字」を使用する模様。
「L E X U S」ロゴが光るデザインは実際に使用されそうですね。テールランプで光る部分が細くて複雑な形状なのは近未来感を感じさせられます。
インテリア。
コックピットはいかにもコンセプトカーという印象ですが、レクサス「LF-LC」がそれほど大きく異なることなくレクサス「LC500/LC500h」として登場したことを思うと、少しでも近いデザインで販売してくれることに期待したいところです。
ステアリングは「ワンモーショングリップ」で、ドアミラーのカメラ映像がステアリング左右に付属しているのが目新しいですね!
カメラは、レクサス「ES」に設定されて以来実用化されていませんが、次世代のBEV時代にはマストな装備となるのでしょうか。
運転席側全景。
ダッシュボードやフロアがスッキリとして広々した空間が印象的です。
シートは超薄型ではいかにもコンセプトカーといった感じですが、座り心地や振動吸収など快適性とデザイン性を両立してぜひ実現してほしいですね。
ドリンクホルダーなどが見当たらないですね(センターコンソール部分の下部でしょうか?)
フロントシート。
LFAのようなデザインのシートで非常にスタイリッシュ。
シート素材は本革ではなく、ウルトラスエード/アルカンターラのようなサステイナブルな素材を使用しているようです。
収納スペースが非常に少ないなど、このままの実用化は難しそうですが、似たようなデザインでの実現をぜひ期待したいところ。
前席助手席側。
まずは、次世代BEVの特徴でしょうか、フラットなフロア(床)、そしてカーボン製と思われるマーブル柄に目を奪われます。
現行レクサス車(第4世代)では、助手席側前の質素さが課題となっていますが、ついに次世代レクサス車では、助手席側前に、エンタテイメント性をもたせる方向に。センター部分と合わせるとワイドなツインディスプレイのような構造となっています。
ダッシュボードに内蔵する型ではなく、飛び出しているのは、万一の際の突安全性上大丈夫なのかという疑問はありますが・・・
第4世代レクサスでは廃止された「リモートタッチインターフェイス(RTI)」っぽいものが復活。
運転席側からメインディスプレイへのタッチ操作ができないので、やむをえないものと思いますが、まだまだこのあたりの遠隔操作デバイスは方向性が定まっていないようですね。(ある意味、「タズナコンセプト」の終焉とも言えそうです)
後席全景。
薄型のフロントシートバック、リヤエンタテイメントシステム、後席手元のスマホ型タッチパッドなどは問題なく実用化されそうです。
シート素材にまでカーボンを使用しているのはコストの問題からどうなるでしょうか。
でも高額モデルとして登場するならば見た目のインパクトが必要なので、ぜひ実現してほしいですね!
リヤシート。
前席と同様、シートデザインが超かっこいいです!
ドリンクホルダーやセンターアームレストなどの収納部分がないのはコンセプトカーだからやむを得ませんね。
ドアトリム。
カーボン柄に見えますが、銅線に「竹」(バンブー)を織り込んだ素材とのこと。
次世代BEVでは、インテリアの素材として「竹」を使用するようですね!もともとレクサスの内装材として使用していただけあり、親和性は高いものと思います。
3年後に、どこまで近い形で発売されるかはドキドキですが、スタイリッシュなデザイン、現行レクサス車で課題であるインフォテイメントシステム/エンタテイメントシステムの改善、そして何より「約1,000km」を目指す航続可能距離など、まさに欲しくなる「BEV」という印象。
カーボン素材の使用部位を減らせば結構実現できそうな印象も受けるのですが、今後の進化に期待できる1台と思います。
2023年10月27日
レクサス「LC」アップグレード体験試乗会レポート!(詳細編)
当日は、当選された24組のオーナーを対象に実施(有料55,000円)。
場所は、おなじみ「富士スピードウェイ」
普段はなかなか立ち入ることのできない「レクサスカレッジ」に入場できるのも嬉しいですね!
ただ、2005年当時から建設されていたので、そろそろレクサスディーラーと同様に木の温かみを感じるようにデザインを一新して欲しいような気もしました。
エントランスに鎮座するレクサス「LFA」もおなじみですね!
(欲を言えばLCのイベントなのでここにLC”EDGE”かLC”StructuralBlue"を展示してほしかった・・・)
開会式は、現在レクサスLC、LSのチーフエンジニアをご担当されている、武藤チーフエンジニア。
いずれの車種も初代チーフエンジニアの後を受け継ぎ、その後の改良でドンドン良い方向に進化(特に動的質感)しているのは皆さんご存知のとおり。
インストラクターとして、レーシングドライバー「中山雄一」選手と、モータージャーナリスト「藤島知子」さん。
フリーにお話できる時間もあったのでファンの方にはたまらない瞬間だったのではないでしょうか?
最初のプログラムは、藤島さんの講師でドライビングポジションチェック。
車両が、以前当方が所有していた仕様とほぼ同じだったので、その点でも嬉しく思いました!
やはり、「ブリージーブルー」内装はいいなぁ・・・
その後は、コースに移動して、「ブレーキング」の講習です。
当方が属するグループは、色鮮やかな車種が多くてLCの美しさを再認識しました。
時速40km/h、60km/h、80km/hと徐々にスピードを上げてから、指定の場所でフルブレーキングをする講習。
フルブレーキング時に、ブレーキペダルからABS作動による振動が伝わってきますが、その後も強く踏み抜くことが重要といいうことで、普段はめったにフルブレーキングをすることはないので、良い勉強になりました。
」
その後はスラローム走行等、時速40−60km/h程度で指定されたパイロンで仕切られたコースを走行。
特に、パイロンの周りを1周する箇所があるのですが、そこではLC”S Package"の「LDH」の小回りの良さを実感しました。
皆さん気持ちよさそうに走行していました!
青空に、響き渡るブリッピングサウンドは気持ちいいですね!(LC500hでもなかなかのサウンド!)
その後は「ショートコース」に移動して今回のプログラムのメインである”Performance Upgrade"の体験会です。
ここでの参加者の車列も絵になりますね!各メディアの取材陣も同行していたので、写真を多数撮影されていました。
ブリーフィングタイムには、開発陣の方の熱い説明が!
みなさんクルママニアなので、専門用語が結構使用されていましたが、私に取っては大変興味深い時間でもっと話を聞いていたかったぐらいです。
皆さん想像している以上にマニアなので、かなりの情熱が伝わってきます!
個人的に一番「胸アツ」タイムは、リヤアルミ中空サスペンションメンバー(アルミサスメン)の現物と製造過程。
古の技術を現代に応用したような製造方法にはときめかざるを得ません・・・!
宇宙戦艦ヤマトの発信シーンのように姿を表すシーンはぜひ公式動画で披露してほしいところです!
前述のとおり、1つ製造するのに「2日間」かかるというところにもプレミアム感があります。
スタッフの皆さんが目を輝かせるようにお話いただいたのがとても印象的でした。
リヤアルミ中空サスペンションメンバー
ノーマル仕様と比べると、その差は歴然です。
アルミサスメン、何度見ても美しいですね!!
ボディとの接合部はキレイに切削加工されています。
なんと、アルミサスメンの「ミニチュア」も作製されていました(笑)
購入者の特典・・・になればいいですね!(ぜひご検討下さい!)
体験試乗の感想は前ブログに記載させていただきましたが、素人の当方でもすぐわかる「軽快さ(クイックさ)」と「ステアリングの舵角の小ささ」が特に印象的です。
リヤのアルミサスメンの換装はかなり大掛かりではありますが、ここまでに違いが出るとは・・・
ピットロードから、コースに入る際の車線変更の段階で「アレ?」っていう感じです。
実は同日の夕方にモータージャーナリストの方が同コースで乗会を実施されていたようなので、動画でチェックです!
▼進化は歴然! レクサス LC パフォーマンス アップグレード パッケージ 体感試乗レビュー by 島下泰久
試乗後はレクサスカレッジで食事会です。
駐車スペースも、ドアの大きな「LC」に配慮された絵になる駐車方法。
カラーリングですが、他モデルと異なり、イメージカラーのレッド(ラディアントレッドコントラストレイヤリング)が多いのが特徴でしょうか。
最新の2024年モデル+モデリスタエアロの方もいらっしゃいました!かっこいい〜
食事はカフェテリア&テラスで。
メインの食材は牛肉の赤ワイン煮込みでなかなか美味しかったですが、苦手な方もいらっしゃると思うので、複数から選択できたり、女性用にお弁当などボリュームが少なくて、品数が多いような別メニューもあると良いかと思いました。
午後は今回の試乗会のお楽しみの一つ、富士スピードウェイ 本コース試乗会です。
自分自身の「LC」で2周、”Performance Upgrade"車両で2周するというプログラム。
ここで20台以上のLCが並ぶ姿も壮観でしたね!
走行中は、かなり空き時間もあるので退屈しないよう、協賛メーカーの展示物もありました。
なかなか普段見かけない、レクサスコレクションのマークレビンソン ワイヤレスヘッドフォン。
レクサスLC 2024年モデルで新たに加わったTRDの鍛造ホイール。
製造は鍛栄舎とのことでした。とてもかっこよくおしゃれなホイールで、カタログとは全然印象が異なります。
カタログではさっぱりわかりませんでしたが、プリズム加工のような部分の仕上がりが凄かったです。
切削加工のようで、BBS社製ホイールにはない魅力でもありますね。
最後は閉会式。
お楽しみのプレゼント抽選会、スタッフの方のホスピタリティある応対や、お土産ありの充実した1日でした。
最後はお約束のレクサスカレッジ前での撮影(もちろん許可は得ております)
今回は募集開始から実施までの期間も短く、実施も水曜ということで参加したくでもできなかった方も多いのではと思います。
LC”Performance Upgrade"の価格は、約200万円を予定しているとのことで、かなり高価ではありますが、以下の点を考慮すればこの価格も妥当ではないかと思えてきます。
・乗って最初のコーナリングでわかる変化
(スポーティーカーからスポーツカーになったような変化)
・アルミサスメンだけで100万円以上のコスト
・ディーラーではなく自動車製造現場(トヨタ自動車)での換装
・前後サスペンション、フロントバンパーが一新(新品)に換装
・特別感あるフロントバンパーのカナード
なお、現在検討中とのことですが、トヨタ自動車工場で取り付け、検査・施工後には、オーナーに体験できる場も提供できるとのことです!
これもかなりプレミアム感あっていいですね!(詳細は未定、有料?)
*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より
一方、2024年モデルの方はサスペンションの換装は伴わないとのことですから、もう少し価格を下げて欲しいなぁ、と素直に思いますので、この点をぜひ考慮してほしいと思います。
受付は2023年12月からとのことですので、今後の続報に期待したいですね!
2023年10月25日
新型レクサスLM発表!でもLCも進化していることを試乗会で体感!(概要編)
発売は2023年12月下旬頃ということで、まずは「予約受付」を開始。
ただし、購入のハードルは「価格」だけではないようですので、ご関心のある方はぜひ販売店へアクセスを!
▼トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「LM」を発売」より
*https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39917386.html
価格については当ブログでは「1850万円」で「2000万円は超えないだろう」と予想しておりましたが、ちょうど「2000万円」でした。
驚いたのはメーカーオプションの少なさです。最上位グレードを先行発売とのことで、「全部入り」の仕様で、ほとんどが標準装備!
なお、各販売店では試乗車も導入している店舗が多いようですが、実車の配備は「2024年1月」以降となる見込みとのことです。
そのため、試乗してからの注文だと、相当に納期がかかることになりそうです。
なお、レクサス販売店からは各店舗1名程度、営業担当者が代表して試乗勉強会に参加しているとの情報も聞きますので、その方と商談をするのが良さそうですね。
さて、「LM」の詳しい内容はニュースリリースの通りですが、あまりに当方とは縁がない車ですので詳細は識者や専門家の方におまかせしたいと思います。
同じ「L」シリーズのフラッグシップクーペ「LC」について、2024年モデルが正式発表になってからご契約された方の納車もスタートしているようですね。
先日、有料ではありますが、「LEXUS LC Performance Upgrade 体験試乗会」に参加してまいりました。
「詳細版」は後日レポートさせていただく予定なので、まずは「概要」についてレポートさせていただければと思います。
2023年6月8日、特別仕様車”EDGE”の発表と同時にアナウンスされた「LEXUS LC Performance Upgrade」ですが、今回は自分自身の車両と、「LEXUS LC Performance Upgrade」を施した車両を乗り比べすることで、「体感」することを目的としたものでした。
自分自身、普段はサーキット走行はしませんし、峠に走りにいくこともありませんので、決して運転スキルは高くはありません。
違いがわかるかなぁ・・・と不安もいっぱいでしたが、結果的には心配は杞憂に終わりました。
おそらく試乗会に参加された方のほとんどがそうではないかと思いますが「明らかに違いを感じることができます!」
今回の改良のメインである、「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」は、私も誤解していたのですが、実は重量にはノーマルと変化がありません。
その代わり、アルミ化と中空化して軽量化した分、アルミ部材を太くして、剛性を上げているようで、とてもガッシリ感があります。
ちなみに、ノーマルはコチラ。
スチール製で、ブラックで塗装されていますが、「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」とは部材の太さが全然違うのがわかると思います。
また、ボディと接する部分には「ゴムブッシュ」が装着されており、ここで振動や衝撃、ノイズ等を吸収/分散しているようです。
この「リヤアルミ中空サスペンションメンバー」(開発陣の方は長いので「アルミサスメン」と略していました)は、なんと現状、2日で1個しか製造できないという代物で、製造コストも高く、1個あたり「100万円」程度に価格換算されるそうです。
マニアな方はこの画像だけでしばらく語れるのではないでしょうか? いや〜美しいですね!
そして注意点として、ノーマル車両には存在していた「ゴムブッシュ」が存在せず、ボディに「直付け」となります。
これにより、アルミサスメン付近から、若干の異音やノイズ、段差を通過した際の衝撃などが、ノーマル車両よりも感じることができることがデメリットとしてあげられています。
性能評価は「KINTO FACTORY」内でも紹介されていましたが、静粛性とハーシュネスに関してはノーマル車両より若干劣ることに注意です。
そのため、”EDGE”においても、日本仕様のみ準備され、製造個数も限られた数のようです。
今回、「LEXUS LC Performance Upgrade」用に、限定個数で準備をしていただいているようで、そういった事情を聞いてしまうと思わず注文したくなってしまいます(笑)
とはいえ、価格が「200万円」ということと、アップグレード自体はディーラーでは対応できず、「トヨタ自動車」の工場で実施するという、レクサス初の試みを実施とのことで、マニアにはたまらない展開となっています。
*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より
なお、アルミサスメンは特別仕様車”EDGE”のように、後輪操舵の「LDH」が非装備のバージョンだけでなく、今回の「LC Perfomance Upgrade」の対象層で、多くのユーザーがいる”S Package”に対応するために、「LDH」があるバージョンに対応したアルミサスメンも製造されるとのことで、気合が入っています。
アルミサスメンのノーマルとの比較は次の公式画像の通り。
上記写真のとおりですが、純正ノーマルのサスメンが貧弱に思えるほど補強されていますね。
*LEXUS LC Perfomance Upgrade Workshop資料より
「アルミサスメン」の他、フロントバンパーに施された「カナード」の製造工程についての説明もありました。
こちらは、職人の技を機械でプログラミングして時間をかけて製造しているようで、こちらも通常のバンパーよりも製造時間(コスト)がかかっているようですが、こちらは将来的には他のモデルや特別仕様車など、ハイパフォーマンスなクルマにはどんどん応用されていくような印象を受けました。
さて、サーキット走行では、参加者の多くの方がコーナリングでの「ターンインのしやすさ」、「ステアリングの舵角の少なさ」、「リヤの追従性の良さ」、「ボディが軽量になった感覚」を得ることができて、運転がうまくなった、気持ちよくコーナリングできるようになった、と感じられたのではないかと思います。
サーキットでは、「ノーマル車両(自分のクルマ)」→「アップグレード車両」→「ノーマル車両(自分のクルマ)」→「アップグレード車両」というプログラムでなかなか贅沢な試乗体験だったので、自分のクルマとアップグレード車両との違いには驚きました。
乗り比べのチャンスが2回あったため、1回目で感じた「違い」を2回目でも「やっぱりそうだった!」と確認できるのが良かったですね。
特に当方のLC500は、2023年7月に納車された、新モデルですので、2017年に発売された初年度モデルからは格段に乗り心地や操安性、ステアリングの応答性などが進化しているので、「それほどの違いは感じることができないのでは?」と思っていたのですが・・・うーん驚きました。
自分のレクサス「LC」が一回り小さくなった、軽くなったような・・・良い意味での変化をしっかり感じることができましたし、明らかにノーマルよりもステアリングの舵角が小さくてもコーナリングできるのはさらに運転が楽しく感じることができました。
なお、静粛性・ハーシュネスですが、「良路」を走行している場合は違いはありません。
段差や縁石を踏んだときなど、「リヤ側」から今までになり「カシャ」というような音が聞こえたのが違いでした。
ある意味、「メカニカル」なクルマ好きにはたまらない(?)サウンドかと思いましたが、前述の写真のように、ノーマルでは取り付けられているゴムブッシュがない「直付け」であるため仕方のないことかと思います。
ということで、まずは「概要編」でお伝えしたいのは、LC Performance Upgrade をした場合の違いは、確実に感じることができました。
あとは、やはり迷うのは「コスト」かと思います。
現在は予定価格「200万円」ということでアナウンスが行われていましたが、レクサス「LC」オーナーさまといえど、躊躇する価格ではあると思います。最近は高くなったとはいえ、軽自動車やコンパクトクラスのクルマが購入できるぐらいの価格です。
また、アップグレードしたとしてもリセールバリューにはほぼ影響しないでしょうし、見た目も(フロントバンパーのカナード程度で)ほぼわかりません。
しかしながら、2017年や2018年など初期に「LC」が納車された方は結構バンパーやサスペンションも傷/汚れ等の蓄積も進んでいることもあるでしょうし、車両の「リフレッシュ」という観点では、換装のメリットも大きいのでは・・・と思いました。。
整備についても、ディラーやカスタマイズショップではなく、新車製造ラインと同等設備で専門の作業員の方が施工されるため、施工精度も高く、保証も含め安心できるのは大きいと思います。
LEXUS LC は外観デザインはまったく変わらないまま発売から6年半が経過。
モビリティショーでは「レクサスLC」の次世代モデルのような車種も登場するのではないかと予想されていますが、まだしばらくレクサス「LC」はレクサスのフラッグシップクーペとして、開発が継続して行われているようです。(そうでないと、今回のようなコストと時間をかけた試乗会は開催されないでしょうし・・・)
*トヨタグローバルニュースルーム「バッテリーEVコンセプトカー」より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39885913.html より
当方も2013年に「LF-LC」が発表されてからのLCファンで2台乗り継いでいるファンとして、今回のような今までのトヨタ・レクサスにはなかった新たなアップグレードの取組については素直に感謝したいですし、前向きに検討したいと思っております。
個人的には、2024年モデルについては、サスペンションの換装が行われないということですから、その分のコストは割引いた価格設定(約180万円前後?)だと多少食指が動く・・・かもしれないので、ぜひご検討をいただきたいと思います!
https://factory.kinto-jp.com/lp/lexus/lc-campaign
なお、順調に行けば、2023年12月頃から受付を開始されるそうです。
2023年10月21日
レクサス「RCF」特別仕様車 ”Enthusiast” “Emotional Touring”実車チェック!
2種の特別仕様車は、2023年10月5日(木)から10月18日(水)まで全国のレクサス店にて抽選申し込みを受付し、当選者にはお申込みいただいた販売店より10月20日(金)以降にご連絡の上、商談を開始いたします・・・とのことですので、〆切まであと数日となります。
▼トヨタグローバルニュースルーム
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39835324.html
同じ高額車両でも、「LC特別仕様車”EDGE”」は、限定60台に対し、最終的には10倍以上の倍率となった模様ですが、今回の「RCF」特別仕様車(それぞれ25台限定)は、通好みの仕様ということもあり、それほどの高倍率にはならない模様です。
国内初展示にもかかわらずギャラリーも少なく、(売屋の標的とならず欲しい方に行き届きやすくなるのは良いことですが)ちょっと寂しさを感じました。
▼RCF 特別仕様車“Enthusiast”
後期RCFを見かけること自体が少ないのでカーボン製のボンネットを見ただけでも「特別仕様車」感がありますね。
(実際は、後期RCFは、”標準”グレード以外はカーボンボンネット&ルーフ)
ニュースリリースどおりですが、“Enthusiast”に関しては、エクステリアの差別化はありません。
とはいえ、カーボン製の固定リヤウイングやチタン製マフラーは、レクサス車らしくないインパクトがありますよね。
鍛造ホイール&セラミックブレーキも変わらず。
特別仕様車ならカラーリングを変更するなどあっても良かった気もしますが・・・(せめてキャリパを「ブルー」にするとか)
今回の特別仕様車のメインである「エンジンチューニング」(+リヤディファレンシャル)ですが、外観ではエンジンカバーの「F」ロゴで区別されます。
拡大すると・・・確かに通常モデルとは異なりますね!
カーボンボンネットは確かに軽いですし、見た目の美しさも素晴らしいですし、CFRPマニアにはたまりません(?)
インテリアの変更点はニュースリリース通り最小限で、パッと見た違いはパワーウィンドウスイッチパネルに設置されたプレートのみ。
久々に見ましたが、硬派なモデルとはいえ、パワーウィンドウスイッチに加飾ぐらいは欲しいところ。
もう1つの特別装備、「ドアカーテシイルミ」は日中は視認することが難しいですが、たしかに「F」ロゴに換装されていました。
フロントシートは、通常の”Performance package”と変わらず。
ブルーのアクセントは素敵ですね!(でもやっぱり「レッド」との選択性がいいなぁ・・・)
後席については、通常の”Performance package”と同じく、ブルーのアクセントはありません。
ここは残念かなぁ・・・
「IS」の2023年モデルのように密かに天井からのカップホルダーイルミが追加されていないかな・・・と密かに期待したのですが、変更ありませんでした。
「RCF」はレクサス随一、もっとも夜間のインテリアが暗い車種ですね。
そういえば、かなり現存する台数は少ないと思われる「F」ロゴ入りのスカッププレート。
レクサス「LC」のように、特別仕様車専用ロゴだったら良かったのに・・・と思いました。
さて、もう1台の特別仕様車、“Emotional Touring” 。
こちらはわざわざカーボンボンネットを「チタニウムカーバイドグレー」(ボディ同色)で塗装しています。
RCFには「チタニウムカーバイドグレー」が設定されていないことはあまり知られていないと思うので、特別仕様車感がないのがある意味「狙い」といえそうです。
このような感じで、ボンネットはグレーで塗装済、ボンネット内面はカーボン柄の組み合わせ。
リヤスポイラーは電動格納式でスマート。
ボンネットと異なり、リヤスポイラーはボディ同色で塗装されておらず、カーボンということがひと目でわかります。
さて、2種類の「特別仕様車」はどのような方がターゲットなのでしょうか。
カタログ上のスペックは全く変わりませんし、本当に「レクサス」および「RCF」が好きな方でサーキット用途の方はすでに”Performance package”を所有しているでしょうし、ノーマルの「RCF」からのステップアップの場合は、今回の特別仕様車のベースが“Emotional Touring” のため、快適装備が失われるというのがネックです。
ある意味プライスレスな、エンジンフィーリング等のチューニングと「希少性」は魅力ではありますが、どれほど応募者がいらっしゃるのか、見守りたいですね。あまり注目度が高くないようだと、「F」モデル人気がないものと見做されてしまわないか心配でもあります・・・
2023年10月20日
レクサスIS「2024年モデル」北米発表、日本市場での実質的な改良は無しか?
https://pressroom.lexus.com/whats-new-2024-lexus-is-300-350-500/
現行「IS」は2013年デビューで、すでに登場から「10年」が経過しています。
2020年11月に行った2度めのマイナーチェンジではエクステリアデザインを大刷新し、販売が急回復したのは記憶に新しいところ。
マイナーチェンジ前のモデルよりも販売台数が明らかに多くなり、「かっこいい車は売れる」ということを証明した車種と言えます。
そんなISもすでにマイナーチェンジから丸3年が経過、まだまだエクステリアのカッコよさは評判ですが、今回の「2024年モデル」の改良内容を見ると「RC」と同様、実質的な変更箇所はなく、モデル終焉に近い様相を呈しています。
*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS
他のレクサス車のように、ナビゲーション/オーディオシステムが刷新されることもなく、「アナログクロック」、「リモートタッチインターフェイス」、「ディスクドライブ、「10.3インチナビディスプレイ」を継続使用する唯一のクルマとなっています。
*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS
なお、今回、北米では、IS500に「Special appearance Package」(スペシャルアピアランスパッケージ)が設定されています。
*北米レクサス公式サイト「IS」より https://www.lexus.com/models/IS500
ここでは、新ボディカラーとして「Blue Vector」(ブルーベクター)」が設定されています。
一見、「セレスティアルブルーガラスフレーク<8Y6>」と思ってしまいますが、これは北米では "Grecian Water" と呼ばれていますので、別物のようです。セレスティアブルーよりも「パール感」が強いのでしょうか?
是非実車を見てみたいものです。
その他、見た目だけの変更ですが、以下の仕様となっているようです。
・インテリア:アクセントブルーステッチ
・フロアマット:ブルートリム &ブルートリム キーグローブ
・BBS製19インチ鍛造ホイール(マットブラック)
・カードキー
もしかすると、「IS500」の特別仕様車として日本導入もあるかもしれませんね!
機能的な装備の他に、残念ながら、今年(2024年モデル)も、インテリアカラーやエクステリアカラーの追加はないようです。
それにしても2年連続実質的な改良がないと、いよいよモデル終焉という感じがします(昨年もインテリアトリムのカラー変更と、カップホルダーイルミの追加程度で実質的な改良はなし)・・・
ちょうど良いサイズのFRセダンとしてまさに成熟の域と言えますが、先進性を求める方にとっては物足りなさも感じるのもまた事実です。
2023年10月15日
レクサスNX「チームレクサスブログ」更新終了〜加藤CEの今後は?
すっかりレクサスの主力モデルとなったヒットモデル、「NX」(NX250/NX350/NX350h/NX450h+)のチーフエンジニアを務めあげられた加藤武明チーフエンジニアが、2023年9月末をもってご定年を迎えられたという話題です。
これと同時に、連載開始から1年以上続いてきた、当初はご成約者限定、そして2023年5月からは一般向けにも公開された「TEAM LEXUS BLOG」の更新も終了。
詳しくはチームレクサスブログを御覧ください。
▼ブログ終了のお知らせ(2023/10/2)
https://teamlexus-blog.hatenablog.com/entry/2023/10/02/01
2005年日本でのレクサス開業以来、公式サイトやニュースリリースをくまなくチェックさせていただきましたが、ここまで積極的に情報をユーザー(オーナー)向けに提供いただいた車種はトヨタ・レクサス全車種を通じて存在しなかったかと思います。
ほとんどの車種は発売後、モータージャーナリストの試乗レポートが公式サイトや一部のカーメディア雑誌に掲載されるぐらいで、開発者の声や思いは、我々一般ユーザーにはなかなか伝わってきませんでした。(2017年のLC以降のカタログでは若干開発陣営の「想い」も文面から伝わってきますが・・・)
しかし、加藤武明チーフエンジニアはじめとするレクサスNX開発陣による「TEAM LEXUS BLOG」においては、納車待ちの方のみならず、納車済の方に対しても数々のエピソードや秘話を提供していただき、より「愛車」に対する愛着が増したという方も多いのではないでしょうか?
例えば、スーパーでも生産者の「顔」が見える野菜が人気ですが、クルマもそうで、開発者、開発チームの「想い」がわかる商品はユーザー層への訴求力も高いのではないかと思います。
また、「KINTO FACTORY」 においては、いち早く年次改良モデルで取り入れられた改良内容(内装カラーやハイマウントストップランプ等)を後付できるよう企画・調整いただいたことも記憶に新しいところで、こういったチャレンジングな取り組みもぜひ他のレクサス車モデルにも導入して欲しいところです。(一つのクルマを愛着を持ってアップデートしていく、「サステナビリティ」に資する対応とも思っております)
▼LEXUS UPGRADE Selections(NX)
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-list/lexus/NX002
さて・・・加藤CEは、肩書こそ変わるものの、ご定年後も、まだまだ「NX」の開発には携わっていただけるとのことですので、あと半年以内には発表されるであろう(?)2024−2025年モデルのレクサス「NX」にも期待です!
特に、先日発表された「クラウンスポーツ」とレクサス「NX」はどうしてもサイズ面、価格面、スペック面でオーバーラップする部分が多いですから、比較されることも多いかと思います。
最近のトヨタブランド車は、レクサス車顔負けの機能を備えていることも珍しくありませんから、「クラウンスポーツ」オーナーさまが羨ましくなるような、レクサス「NX」のさらなる進化と魅力の向上に向けた今後の改良にも注目です。
ちなみに、当方が考える比較的ニーズが高いと思わる今後の改良ポイントは以下のとおりですが・・・
果たしていくつ実現されるでしょうか?
・フル液晶スピードメーターの採用
・プロアクティブドライビングアシスト[PDA]のアップデート
・測距キーの採用
・さらなる静粛性向上、調音天井の採用
・HUDとメーター内表示情報の再整理
・LEXUS Teammate「Advanced Drive」渋滞時支援
・センターコンソールアームレストへの「USB端子」追加
・インテリアカラー、インテリアパネル選択肢の追加(”F SPORT”にヘーゼル内装、ブラックプリズム インテリアパネル等)
・「NX350h」のHEVバッテリー(リチウムイオン電池)を「バイポーラ型ニッケル水素電池」への換装
・「NX450h+」に急速充電ポートの追加
・「NX500h」”F SPORT Performance"の設定
当方は、セダン・クーペをずっと乗り続けてきて、新型レクサス「NX」が初のSUV車となるのですが、現代のSUV車の利便性と日常領域での運動性能の高さ、好燃費、居住性の高さを実感しています。そして「NX」の魅力に出会えたことを加藤武明チーフエンジニア初め、レクサス開発陣の皆様にあらためて感謝したいと思います。
以前も書いたかもしれませんが、これまでの「開発秘話」をぜひまとめて書籍にしてほしいぐらいです・・・
過去に発刊されたカーグラフィック別冊「クルマはかくして作られる」シリーズに匹敵するぐらいの濃い開発秘話がありそうです!
▼クルマはかくして作られる4「4 レクサスLFAの設計と生産」
▼クルマはかくして作られる5 レクサスLSにみる高級車の設計と生産
▼THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h (CG BOOK)
今後ますますの「ALWAYS ON !」に期待したいと思います。
2023年10月14日
トヨタ・新型「クラウン セダン」が全く別物で凄かった!
お目当ては、「クラウン スポーツ」でしたが、すでに販売店で見てしまったため、その他の車種にはあまり期待していなかったのですが、実車を見ると期待を裏切られました。
特に、新型「クラウン セダン」 が予想よりも遥かに良い仕上がりで驚きました。
展示会場は六本木ヒルズのアリーナ、テレビ朝日前。
以前「クラウンクロスオーバー」が展示されていた場所ではなく、本格的なブースです。
展示されていたのは各モデルのイメージカラーの車種。
「クラウン スポーツ」は、エモーショナルレッドVのバイトーンカラーが(内装:ブラック)が展示されていました。
バイトーンカラーになると、ドアハンドルもブラックになるんですね!
なお、説明書をチェックしましたが、ドアハンドルには照明はないようです(ドアミラー下に照明あり)
当方が訪問した時間帯では実は一番混雑していたのはなんとクラウンの「セダン」
正直、一番期待していなかったのですが、最も混雑していたので驚いたのですが実車を見るとその理由がわかりました。
新型クラウン セダン。
グリルやブラックアウトしたパーツが占める面積が他のモデルより少ないこともあり、フォーマルなイメージが強く、「クラウン」らしさが感じられます。
高級感を感じるデザインと思いました
ロアグリルは、板状の部分と、空気穴で抜ける部分が分かれており、直線基調主体のデザイン。
クリアランスランプは「クロスオーバー」と同様、一本につながるタイプで、光り方がなかなか綺麗でした。近未来ありますよね。
ヘッドライトは4眼タイプで、一番内側がハイビームでしょうか。
トヨタブランド初のブレードスキャン式かどうか気になりますが、このサイズでは難しいですかね?
20インチのホイールもラグジュアリー感あるデザインで、ものすごいスポークの数です!
ボルト締結になったことで、ホイールのデザイン性が上がっていますよね。クラウンエンブレムと、ボルトを含めてデザインされているようにも感じます。
ブレーキキャリパはグレーで、しっかり表面仕上がされており、見栄えも良かったです。
フロントフェンダーとドアの境目には、漆黒メッキ塗装のような加飾がされていました。
「FCEV」のエンブレムが目新しさを感じます。
リヤホイール。
ショーモデルだからだと思うのですが、車高が低くてタイヤとフェンダーの隙間が狭くてカッコよかったです。
(常時複数人が車内に座っていて重さで下がっているせいもあるのかも?)
リヤビュー(左後方)
特に印象の良かった点で、私の好みの、ルーフからトランクエンドまでがなだらかなほぼ直線で、4ドアクーペライクなデザイン。
スタイリッシュで、とてもかっこいいと思いました。
以前、次期レクサス「GS」は4ドアクーペで復活か?とマニアの間で話題となっていましたが、そのことを思い出してしまいました。
リャビュー(右後方)
テールランプは一時期のトヨタデザインの象徴である奇抜な「飛び出し・垂れ」もなく、スッキリとしていて良いですね。
派手なデザインのランプが多い中、シンプルで逆に目新しさを感じました。
リヤビュー(左後方)
どうでしょう、このデザイン。当方はかなり好きな仕上がりです。
以前所有していた、「アウディA7」を思い出しました。
さて、エクステリア以上に驚いたのがインテリア。
あまり情報収集していなかったので、インテリアは概ね他のクラウンシリーズと同様と聞いていたので期待していなかったのですが、全然違いました。
まず、ドアを開けた瞬間から、なっとくの「クラウン」感で、これでチープという方はいないでしょう。
頭の中で描いていた「クラウン」(上級グレード)のインテリアがそこにありました。
インテリア(後席から)
全体的な配置は他のクラウンシリーズと同じですが、質感が全く違います。
古典的なデザインかもしれませんが、新型クラウンというイメージからは、全く違和感のない王道のデザインに仕上がっていると思いますし、シンプルな作りが逆に新鮮味を感じました。
インテリアパネルは柄の歪みがあり、手触りが平滑なので、「フィルム」かと思いますが、安っぽさはなく、うまく仕上げていると思います。
市販版は更にキレイになるのでしょうね。
パワーウィンドウスイッチも他のパーツと塗装を分けており、大型のアームレストとともに、他のクラウンシリーズとはまったく違う仕上げです。
エアコンパネル下にはうまく隠れるように配置されたスイッチ類。
奥には、レクサス新型「RX」のようなアンビエントライトが仕込まれているのもいい感じです。
アンビエントライト部拡大(乳白色のパーツ)
新型レクサス「RX」のように、エアコントリム裏にも木目調フィルムが施工されているなどしっかりと作り込まれています。
インテリアはとてもクオリティがアップしているのですが、残念なのはこのステアリング。
意匠性もスイッチの質感も今ひとつで、当方はこのデザインのステアリングのデザインが好きではないので・・・これは好みの問題なんでしょうけど。
なお、パドルシフトはありませんでした。
シフトパネル周り。
「クラウンクロスオーバー」で当方が欠点と感じた「同一カラーで感じるのっぺり感」、「各パーツの不自然な凸凹感」が解消されています。
インテリアパネル前方
きれいな間接照明が設置されています。
「おくだけ充電」の近くにはマルチメディア用と充電用USB端子もあり、使いやすそうです。
カップホルダー
蓋付きのカップホルダーですが、他のクラウンシリーズよりも明るいカップホルダー照明がついています。
レクサス車にもカップホルダー照明はぜひ(標準で)つけてほしいですね。
フロントシート
シート自体、ゆったりとしているのと、素材の表面仕上が各パーツにより異なっており、色使いも豊富なため、クラウンクロスオーバーで感じたチープさが完全に払拭されており、まったくの別車種と思える仕上げとなっています。
インテリアであえて欠点を上げるとすれば、この部分でしょうか。
このあたりはレクサス車とは明確に差がある部分です。(ハード樹脂部分の質感は素材、スイッチ類含めトヨタとレクサスでは明らかに差があります)
ルームランプ
フロントルームランプも専用意匠のものを採用。
レクサスのようなタッチ式のシンプルなものを採用しています。サングラスホルダーもあります。
派手さはないものの、全体的にシンプルでわかりやすいデザインとなっているのが特徴。
上質な仕上げの天井、バイザー
ルーフやピラー、バイザーには、レクサス/トヨタの上級車で使用されているファブリックを使用。
レクサスではRCやRX以上のクラス、トヨタではアルファード/ヴェルファイア/MIRAIとこのクラウンセダンぐらいでしか使用されていないと思います。
こういった細かな点も、他のクラウンシリーズとの違いのようです。
前席アームレスト
FRレイアウトなので、狭くて浅いのは欠点。照明がないのは意外でしたが、アクセサリーソケットがあるので、LEDの設置は容易です。
前後フットランプ
当然にLEDで車両外側に1箇所設置。なお、後席足元フットランプも備わっているのはさすが!
後席ドアトリム
これぞ「クラウン」という思い描いていたもの。他の3車種があるから逆に新鮮に見えます。
後席ドアトリムには、控えめなアンビエントライトが仕込まれています。
日中でも視認できる程度の明るさはありました。
後席エントランス
車名ロゴ入りスカッフプレートも設置されており、広々とした後席は嬉しいですね。
そして、中央には巨大なアームレストとオペレーションパネルが!
後席中央
他のクラウンシリーズとは後席の作り込みがまったく異なります。
エアコン吹き出し口周辺もこのように凝ったデザインとなっています。この部分はレクサス車も見習って欲しいぐらいです。
後席カップホルダーも上質な、格納・展開式のものを準備。
レクサスだと「ES」以上にしか備わりません。
そして驚きなのが、レクサス「LS」や「LX」に搭載されているものとほぼ同じ高精細なマルチオペレーションパネル。
トヨタ/MIRAIやレクサス/GSといった車種のコントロールパネルを上回るものを採用しています。
1000万円以下の車でこれは珍しいのではないでしょうか?
そして、嬉しいのが後席にもシート空調(ベンチレーション)機能がついていることです。
これもタッチパネルで調整できます。
リクライニング機能もあり、タッチパネルで調整可能。
ただし、さすがレクサス「LS」や「LX」のようにマッサージ(リラクゼーション)機能はありませんでした。
その他、クラウンセダンでは定番の装備、後席アシストグリップ、クラウンシリーズに共通の助手席肩口シートスイッチも備わり、クラウンセダンに望む全ての装備を備えていると思いました。
ウィンドウ側には手動ですが、サンシェードも。
このあたり、アルファード/ヴェルファイアのような電動はさすがに採用できないのでしょうね。
天井の高さは今一つではありますが、後席は広く、リクライニング機能もあるのでかなりゆったりできるのはさすがクラウン。
フォーマル感もありながら古臭くないデザインが実に好印象でした。
最後はラゲージ。
ラゲージドアには、「電動トランク(イージークローザー付き)」機能を備えているなど抜かりなしです。
左右の広さもあり、ゴルフバックも積載可能。トランクのアームにもレクサスのようにカバーがついていますし、内装の表皮もしっかりしています。
ラゲージ内部は上部に暗い(笑)LEDが1つ装備。
レクサスもそうですが、せっかくならセダン系でももう少し明るいLEDを装備してほしいですよね・・・
なお、天井にもしっかり起毛仕上げで、レクサスと同様のクオリティです。
トランクの床下には小物入れ等のスペースが。
トランクボードがペラペラなのは気になりましたが、プロトタイプだからでしょうか?セダンなのでしょうがない部分もありますが。
さて、予想外にクオリティが高くて驚いた、新型「クラウン セダン」
まだプロトタイプとのことですが、発売2023年11月とのことで、仕様は最終版と思われます。
他の新型クラウンシリーズとは異なり、別物の内外装のクオリティ。使用している素材自体が異なりますので(インテリアパネル、ルーフ、ピラー、ソフトパッド等)他のカジュアルな「クラウン」で満足できなかったユーザーはコチラでカバーするということになるかと思いますので恐れい入りました。
てっきり、セダンにおいても多少加飾を変えただけの質素なインテリアかと思いきや、「アルファード/ヴェルファイア」とはまた違う路線でのラグジュアリーさを実現したものとなっており、シンプルながら、近未来感あるエクステリアとともに、一定の存在感を示すものと思います。
個人的には、すでに販売停止となって久しい「レクサスGS」の後継車種のようなイメージを持ちました。
4ドアクーペライクなエクステリア、上質なインテリア、そして「FR」レイアウトを採用しつつ、今どきのパワートレーン。
価格帯は確実に他のクラウンシリーズと異なるでしょうし、やはりセダンということもありそれほどの数は出ないかと思いますが、これぞクラウン!と思える内外装の仕上がりに感心しました。
ぜひ試乗して体験してみたい、発売が楽しみな1台です。
2023年10月09日
「クラウンスポーツ」実車見てきました!外観は相当かっこいい!
バイトーンではありませんでしたが、イメージカラーのエモーショナルレッドVのクラウンスポーツ、実にかっこよかったです!
(写真、記事ともに後ほど補記させていただきます)
ライト点灯状態も非常にいい感じですが、クリアランスランプにLEDのつぶつぶ感あったのはちょっと残念。
ホイールは大迫力の21インチ、ミシュランタイヤのデザインとあいまってとてもかっこよかったです!
赤のボディカラーとグロスブラックで塗装された車両下部のパーツの組み合わせが素敵でした。
サイドビューはクーペフォルムで、車両下部がグロスブラック塗装されているので、エアロパーツが装着されているようなスポーティさがあります。
無塗装樹脂パーツではないので、SUVという感じではないですね。
リヤのデザインが国産車離れしたグラマラスなデザインでとても印象的。欧州車のようなデザインでしょうか。
タイヤが4隅にどっしりとしている感じがとてもします。
無塗装樹脂パーツがまったくなく、都市型SUVらしさを感じます。
(我々が勝手にSUVと言ってるだけですが・・・)
■ラゲージ
ラゲージは「段差」があるのと、左右方向が狭いので、NXよりかなり小さく(狭く)感じました。
ゴルフバックは横に積めなそうです。NXからの乗り換えとなると、積載性は要チェックです。
■センターコンソール周り
シフトパネル周りなどセンターコンソール部分では、クロスオーバーで懸念されたセンターコンソール周りのチープ感が塗装を加えることでだいぶ軽減されて、明らかに見た目が良くなっていました。ただし、凸凹した歪な造形は変わらずですが・・・
カップホルダーには小さいですが控えめなLED照明があるのは嬉しいですね。
シフトパネルとカップホルダーの表面仕上が異なるだけでもかなり印象が良くなりました。
■スピードメーター
フル液晶ですが、立体感がないのと表示内容にメリハリがないのでイラストやアイコンなど、見せ方で工夫して欲しい印象があります。
なお、SPORT というネーミングですが、クラウンスポーツにはパドルシフトはありませんでした。これは残念。
■ドアトリム
レクサスNXと比較すると、質素さや質感面はかなり気になると思います。
当方の家族は、「ずいぶん簡素だね」と言っていたので、素人の率直な感想かと思います。
■ルームランプ
アルファード/ヴェルファイアを見た後だとかなり質素です。
■スイッチ類
プレミアム感のある車かどうか、コストのかけ方がわかる箇所と思います。
■リヤセンターアームレスト
実車もとてもかっこよかったので、気になる1台ですが、インテリアとの落差が大きいので、今お乗りのクルマによりだいぶ感じ方は違うのではないでしょうか。ぜひブラウン内装やPHEVのレッドの加飾が入ったものを見てみたいです。
ただし、クラウンクロスオーバーのときに感じたインテリアのチープさは、ところどころ塗装や加飾を変化させることで、かなり印象が良くなったのは事実です。あまり先入観を持たずにチェックしたほうが良いかもしれません。
2023年10月08日
新型クラウンスポーツ、レクサス目線でカタログ装備をチェック!
Z」(以下、「クラウンスポーツ」と表記しています)!
https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/crownsport/crownsport_main_202310.pdf
新型クラウン4タイプが発表された当時から人気を呼んでいた「クラウンスポーツ」ですが、エクステリアは万人受けするかっこよさですね!
クラウンクロスオーバーで違和感のあったフロントロアグリルもしっかり空いているようですし、ブラックアウトされたパーツも適度で好みのデザインです!
2010年代後半に流行した「奇抜なデザイン」がなく、(美しさという点では欠けているかもしれませんが)誰が見ても気になる素敵なデザインになっているのではないでしょうか。
「インテリア」については酷評といっていいほどの意匠と質感だった「クラウンクロスオーバー」での意見を早速取り入れ、パーツがのっぺりした印象にならないよう、「塗装」や「加飾」をするなど工夫が見られるのは好印象。
ただし、パーツ自体の造形はほぼ同じなので、不思議な分割線や凸凹したセンターコンソール周りの煩雑なデザインは指摘には相変わらず気になるところですが、ここは実車をみて確認したいところです。
「SUVタイプ」の車であればある程度カジュアルなのは良いと思いますが、「クラウン」を名乗ること、上級モデルで「600万円前後」(590万円)の価格ということ要求値は高くなるのはやむをえないと思います。
*クラウンスポーツwebカタログ P6より
では公開されている「クラウンスポーツ」webカタログをチェックしていきたいと思います。
https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/crownsport/crownsport_main_202310.pdf
■ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ
なんといっても個性的な前後ランプ。奇抜さがなく、かつ先進的な印象でとても良いと思います。
写真で見ると、大きなプリウス、という印象を持つ方もいらっしゃるようですが、実物はずいぶん違うようです。
しかし、ヘッドランプのメインの場所が、フォグランプっぽう場所なのには驚きですし、この場所と大きさで「アダプティブハイビームシステム」の機能を実現しているのは技術の進化を感じます。
*クラウンスポーツwebカタログ P8より
■21インチアルミホイール&タイヤ
必ずしも大口径ホイールが良いわけではないですが、2.5LのHEVシステム搭載車としては過剰とも思える21インチサイズのアルミホイール&タイヤを装備。
レクサス「NX」の20インチを超えるサイズとなって、見栄えもさらに良いですね。ホイールカラーはどちらもグロスブラック塗装。
なお、タイヤ幅が狭いタイプを設定(布製タイヤチェーン装着可)しているのはクラウンらしいですね。
*クラウンスポーツwebカタログ P8より
■12.3インチTFTカラーメーター
レクサス車では2024年の「LS」そして「LBX」で採用される見込みですが、まだ普及していないフルサイズの液晶メーターを採用。
競合となるレクサス「NX」では7インチサイズとなり、同時に表示される情報量が少ないのが難点でしょうか。
*クラウンスポーツwebカタログ P10より
■カラーヘッドアップディスプレイ
写真で見る限り大型のヘッドアップディスプレイを装着。
配置はレクサス系と異なるようですが、大きさ、表示内容ともに十分なサイズでしょう。
ところで、私的には、ここに「エネルギーフロー」を表示してほしいのですが(私だけ??)・・・
*クラウンスポーツwebカタログ P10より
■助手席4wayパワーシート
レクサスとの違いの1つです。
トヨタブランドでは、殆どの車種で助手席のパワーシートの可動箇所は「4way」(前後、前傾・後傾)にとどまりますがレクサスでは基本的にはほとんどの車種で8wayで調整幅が広いです。
とはいえ、この違いだけでレクサスを選択する方もいないと思いますが・・・調整幅は大きい方が良いですよね。
*クラウンスポーツwebカタログ P11より
■ポジションメモリー&パワーイージーアクセスシステム
レクサスでは3名分のメモリーですが、トヨタブランド車では2名分のメモリーにとどまります。
パワーイージーアクセスシステムもしっかり装備されているので、乗降時もスマートで抜かりないですね。
*クラウンスポーツwebカタログ P11より
■スマートキー
レクサスでは「カードキー」または新型RXおよびLSではより精密にスマートキーの位置を計測できる「測距キー」が装備されますが、クラウンスポーツでは通常のスマートキーです。カードキーは小型なので、財布やスマホケースにも収納できますし、便利です。
*クラウンスポーツwebカタログ P12より
■肩口シートスイッチ
レクサスでは装着車種が少ない「助手席肩口パワーシートスイッチ」。
クラウンのラグジュアリー系では定番装備ですが、スポーティタイプにも装備してきたのはさすがクラウンブランド。
レクサス車では「F SPORT」系には原則装備されません。
*クラウンスポーツwebカタログ P12より
■イルミネーテッドエントリーシステム(シングルカラー)
設計がクラウン4兄弟同様のため、新型NX以降の第4世代レクサス車で定番装備の「アンビエントイルミネーション(マルチカラー)」は装着されておらず、フットランプ、ドアカーテシランプ、カップホルダーなど部分的な控えめな単色のLED照明にとどまります。
おそらくクラウン4兄弟で最もオーナーの年齢が若くなるでしょうし、外見の派手さの反面、インテリアの照明はおとなしめ(むしろ、暗い)というのはキャラクターの性格的にもマッチしていない感があります。
レクサス「NX」の場合は、オーナーのほとんどを締める”F SPORT”、"version.L"の2グレードで64色のマルチカラーのアンビエントライトを備えています。
*クラウンスポーツwebカタログ P12より
■トヨタプレミアムサウンドシステム(10スピーカー)
サウンドシステムも、レクサスと同等のものを採用しているようです。
スピーカー数で決まるわけでもないと思いますが、コストが厳しくなるとスピーカー数の削減は率先して行われますので・・・
クラウンスポーツの「Zグレード」以外のグレードではどうなるでしょうか。
*クラウンスポーツwebカタログ P12より
■パノラマルーフ[MOP]
開閉機構を持たない、固定式のパノラマルーフをメーカーオプションで準備。
価格は110,000円と一般的な前席のみの「ムーンルーフ」と同等なのが嬉しいですね。
レクサス「NX」や「RX」のパノラマルーフは開閉機構やチルト機構もあり、面積もクラウンスポーツより大型のように見えます。
*クラウンスポーツwebカタログ P12より
■おくだけ充電(縦置き)
おくだけ充電が標準なのはクラウンらしさと思いますが、拡大傾向のスマホにはサイズが厳しそうです。
ただし、標準装備なので、万一使えなくても文句はでないでしょう(これが、メーカーオプションだったら、自分のスマホが適合しないと不満の声につながるので・・・)iPhone15 Pro Maxはケース付きで充電できるか気になります。
*クラウンスポーツwebカタログ P14より
■調音天井
レクサス車の技術開発記事では見かけたことのない「調音天井」を採用とのこと。
室内で対話する際に、オーディオの音量を下げることなく、ロードノイズを気にすることなく、大きな声を出さずに会話できるのであればとても便利ですね。こういったところは、クラウンらしさの機能でしょうか。
■除電スタビライジングプラスシート
トヨタブランドの一部車種(新型プリウス、カローラスポーツ特別仕様車等)で先行装備されている、除電スタビライジングプラスシート。
クルマのボディやタイヤの帯電を低減するというアルミテープと同様、効き目が半信半疑の機能ですが、特許も取得されていますし、効果はあるのでしょうが不思議な機能の筆頭格ですね。
レクサス車では採用されていない機能となりますが、今後はレクサス車でも装備が進むのでしょうか。それとも素材との組み合わせなど制約があるのでしょうか・・・
*クラウンスポーツwebカタログ P16より
■2.5LHEV+バイポーラ型ニッケル水素電池
レクサスでは未採用の、2.5Lエンジンに、バイポーラ型ニッケル水素電池を使う仕様
システム出力は172kw(234PS)、市街地モード燃費が「19.1km/L」、郊外モード燃費が「22.7km/L」。
*クラウンスポーツwebカタログ P17より
レクサス「NX350h”F SPORT”(AWD)」では: ハイオクガソリン仕様ということもあり、システム出力はクラウンを若干上回る「179kW(243PS)ですが、反面、燃費は市街地モード燃費が「17.6km/L」、郊外モード燃費が「21.0km/L」とクラウンスポーツに届きません。
長距離走行、年間走行距離が多い方など、経済性ではクラウンスポーツが優位に立ちそうです。
■後輪操舵(DRS)&最小回転半径
レクサスでは後輪操舵採用車種はごく僅かですが、クラウンクロスオーバーは、2.5L系エンジン搭載車で初の「DRS」を採用。
最小回転半径が「5.4m」とFRセダン車とほぼ同数値になっているのは凄い!
レクサス「NX」は全車、最小回転半径が「5.8m」と結構大きいので、かなり違いが出そうです。
ただ、DRSは、いつの時代も常に「違和感」との戦いで、レクサスのDRS(LDH)は2012年発売のレクサス「GS」から採用を開始していますが、未だに試行錯誤している印象を受けますね。
*クラウンスポーツwebカタログ P18より
■VDIM
車両の安定性と運動性能を制御する「VSC」ですが、より高度な制御をするのが「VDIM」と考えて良いのではと思っているのですが、コストを掛けれるクルマはより限界点に至る前の段階での制御をスムーズにする「VDIM」が採用されており、上級車かどうかの判断ができます。
その点では、クラウンスポーツはトヨタブランドで数少ない「VDIM」搭載車、レクサスNXでは「VSC」搭載車ということで差がついています。
なお、レクサス「RX」は「VDIM」が搭載されます(セダン・クーペ系もVDIM)
*クラウンスポーツwebカタログ P18より
■アドバンストドライブ(渋滞時支援)
レクサス車でも採用が増えているアドバンストドライブ(渋滞時支援)。
レクサス「LBX」でも採用されますので、当然クラウンスポーツにも採用されるのは違和感ありませんね。
*クラウンスポーツwebカタログ P22より
■トヨタセーフティセンス(第3世代)
「Lexus Safety System+3.0と同等のシステム。
ただ、同じ第3世代のシステムでも、徐々に機能が進化しています。
代表例として、当方もイチオシ機能のプロアクティブドライビングアシスト[PDA]の機能として、「右左折時減速支援」、「車線内走行時常時操舵支援」が備わっています。これらも従来の車に「OTA」でアップデートできるのでは?と思うのですが、まだレクサスブランド車では配信が行われていないようです。
安全装備の一部をオプションではなく、標準装備にしているのは素晴らしいですね。
*クラウンスポーツwebカタログ P22より
■アダプティブハイビームシステム[AHS]
レクサス車でも全車標準装備ではない「AHS」を標準で備えます。
追加コストが掛からないのは嬉しいですね。しかし、1眼でカバーできるのはほんと凄い・・・(デザイン的には複眼のほうが好みではありますが)
*クラウンスポーツwebカタログ P23より
■ブラインドスポットモニター&安心降車アシスト[SEA]
レクサス車でも多くの車種で標準装備されているブラインドスポットモニターですが、これに降車時の安全性を高めた「安心降車アシスト」を備えているのは嬉しいところ。
レクサスでは、第4世代のレクサス車(NX以降)で、e-ラッチとセットで安心降車アシストを提供していますが、eーラッチでなくても安心降車アシストを提供しているのは素晴らしいですね。
*クラウンスポーツwebカタログ P28より
■ドライブレコーダー機能
レクサス車ではまだ設定が少ないドライブレコーダー機能を標準装備!
画質や記録時間は今ひとつなものの、スマートに後方を録画できるのは素晴らしいですね。
追加コストがかからないのも嬉しい。
*クラウンスポーツwebカタログ P29より
■ITS CONNECT
一般的にはメーカーオプションである「ITS CONNECT」を標準装備。
一部のエリア以外はすべての機能の恩恵を受けれませんが、このクラスでしっかり標準装備してきたのはコストが下がったからなのか、普及させようとする意思のあらわれなのでしょうか。(クラウンスポーツ「Z」グレードなので標準装備という位置づけなのかもしれませんね)
*クラウンスポーツwebカタログ P31より
■12.3インチ ディスプレイオーディオPlus
レクサスでも定番となった「12.3インチ」のディスプレイオーディオ。
第4世代以降の新型車はさらに大型の「14インチ」を提供していますが、ワイド型の12.3インチは使いやすく高精細です。
これで分割表示(2画面対応)になれば本当に嬉しいのですが・・・
レクサス「NX」との対比で行けば約2インチの差は結構大きいですが、分割表示に対応しないのであれば画面の大きさが大きくなってもあまり意味はないかと思います。
*クラウンスポーツwebカタログ P33より
■コネクティッドナビゲーションシステム(5年間無料)
レクサスでは「G-LINK」のネーミングで初回車検までの「3年間」が無料ですが、トヨタブランド車では嬉しいことに「5年間」無料となっています。
(私的には逆の方がプレミアム感が高まるような感じがするのですが・・・)
ナビゲーションシステムの仕様についてはトヨタ/レクサスともに同一です。
*クラウンスポーツwebカタログ P33より
■デジタルキー(MOP)
トヨタブランドでは16,500円かとおもきや、クラウンスポーツではレクサスと同様「33,000円」で提供されます。
初期と異なりかなり安定してきたので便利ではありますが、万一のときが結構あるので(笑)なかなかおすすめしづらいです。
クラウンには「カードキー」の設定がないので、スマートキーをあまり持ちたくない方はつけておいても良いかと思います。
*クラウンスポーツwebカタログ P35より
■インテリアカラー
内装カラーはトヨタブランドで定番の「2色」から選択可能。
レクサスブランドでは最近選択できるカラーが減少傾向にありますが、一般的には4色程度、インテリアパネルも含めるとかなり多くの組み合わせが実現できるのが特徴。(レクサス「LBX」ではテーマごとに1または2のカラーから選択)
クラウンスポーツ、というネーミングからはちょっとおとなしいカラーだなぁ・・・という印象がありますので、赤の差し色が入るクラウンスポーツ「PHEV」に期待する方も多そうですね。
*クラウンスポーツwebカタログ P39より
■エクステリアカラー
外装カラーは鮮烈な「マスタード」やイメージカラーと言える「エモーショナルレッドV」が目立ちますが、シルバー系やブルー系、グリーン系の色がないのが特徴。バイトーン(2トーン)カラーを除けば実質6色となり、レクサス車で一般的な10色前後のカラーラインナップから比べると少なめです。
*クラウンスポーツwebカタログ P40より
■メーカーオプション
今回上級グレードと想定される「Z」グレードのみの発表ということもありますが、メーカーオプションの数が少ないのにも注目です。
実質的には
・パノラマルーフ ・・・110,000円
・デジタルキー ・・・33,000円
・寒冷地仕様 ・・・22,000円
しかありません。(その他は、幅狭タイヤ、スペアタイヤのみ)
実車も相当かっこよいとのことですし、すでに多くの販売店に展示中とのことなので当方も早速チェックしてきたいと思います!
(個人的には「PHEV」に興味あり!!)
*クラウンスポーツwebカタログ P47より
2023年10月05日
レクサス「LBX」内外装の組み合わせが判明!(欧州版)
日本仕様ではどうなるかわかりませんが、一つの参考にはなりそうです。
個人的な感想としてはインテリアカラーの展開が少しさみしいことですが、それは特注モデル「ビスポークビルド」で対応、ということなのでしょうね。
(特別仕様車が定期的に発売される予感もしますが)
https://www.lexus.eu/new-cars/lbx/webgl-experience
*以下、画像は上記サイトのシミュレーション結果をキャプチャ。
▼LBX「Original Edition」 ディープアズールマイカメタリック
特別仕様車「オリジナルエディション」はマットブラックのホイールやピアノブラック塗装のエアロパーツがスポーティ。
ホイールは「Elegant」で使用されているものをマットブラック化しているようです。
▼LBX「Original Edition」 ソニッククロム
バイトーンカラー、ソニッククロムの組み合わせは人気が出そうですね!
▼LBX「Cool」 ソニックカッパー
ウルトラスエードを使用したスポーティあふれる「Cool」はブラックと組み合わせた8色のボディカラーが選択可能。
18インチの切削光輝タイプのスポーティなホイールを装備
▼LBX「Emotion」 レッドスピネル
ホイールカラーが「Cool」とは異なるようですが、外観ではほとんど区別が付きません。
レッドのステッチを組み合わせたブラックの合成皮革シート(L-tex)を備えるモデル。
アンビエントライトが「ホワイト」のみのようで、LBXの中でも比較的低価格なエントリー寄りのモデルになることが想定されます。
▼LBX「Relax」パッショネイトイエロー
Relaxは、「セミアニリン本革」をシート素材に使用する実質的にはトップグレードと推測されます。
エクステリアカラーは、「ブラックマイカ」含む9色をラインナップ。バイトーンカラーの設定はない模様。
インテリアカラーは2色と意外に選択肢が少ないです。
「サドルタン」は久々の登場で懐かしいですね!落ち着きある高級感あるインテリアカラーです。
もう一方のインテリアカラーは定番の「ブラック」。ステッチがグレーになっておりちょっとしたアクセントになっているのはいいですね。
▼LBX 「Elegant」
合成皮革(L-tex)を使用した、ドアトリムカラーも鮮やかなエレガント仕様。
マルチカラーのアンビエントライトも備えており、価格次第では、一番人気になりそうですが、「Relax」と同様、エクステリアカラーの「バイトーンカラー」は選択不可能のようです。
インテリアカラーは明るい「ソリスホワイト」
マルチカラーのアンビエントライトは映えそうな素敵なカラーですね。
もう1つのインテリアカラーは「モーヴ」。
レクサスではセダン系に使用されており、渋い大人のカラーで、まさにエレガントな印象を受けます。
▼LBX 「URBAN」
LBXのエントリーグレード。
ホイールが「17インチ」、メーターに「12.3インチ不採用」、シート表皮が「ファブリック」かつ「ブラック(ブラック×ダークグレー)」、タッチトレーサー機能なし、インテリアライトも最小限のものしか備わらない・・・など、日本ではほとんど数が出ないモデルと推測されますが、シンプルに乗りこなすのであれば十分な仕様になっているのかもしれません。
インテリアはシンプル。
選べる内装色も1種類(ブラック×ダークグレー)のファブリックなので、日本では数の出ない”標準”グレードと思われますので、「UX200」にも負けない、価格訴求力あるモデルになっていることが推測されます。
内外装の詳細も結構わかる秀逸なシミュレーターですので、レクサス「LBX」を検討されていらっしゃる方はぜひイメージを掴んでみてください!
(日本仕様はもう少しインテリアカラーの選択肢があればいいのですが・・・)
2023年10月01日
2023年下期は レクサス コンパクトSUVモデル「LBX」に注目!
当方も「トヨタ・ヤリスクロス」を乗るようになり、イメージを湧かせていますが、日常の移動手段として、そして適度に積載力もある小型サイズのSUV車は大変利便性が高く、愛着感あるもので、コンパクトでキビキビ動くため、特に都市部の移動では大変重宝しますね。
しかし、そのようなコンパクトサイズな車で、インテリアの質感や快適装備・先進予防安全装備のレベルが高い車種は選択肢が少ないのが現状で、そのいったニーズにはレクサス「LBX」が応えてくれそうです。
ただ、過去に「小さな高級車」は時折登場していますがほとんどのモデルは1世代限りで終売しているので、「LBX」はチャレンジングな車種になるかもしれませんね。
日本市場では2023年11月頃には発表されることが期待されますが、「LBX」の主戦場と想定されている欧州では7月3日からオンライン予約がスタートしています。
欧州市場においては2023年末に生産が開始され、2024年3月頃から納車がスタートすることがアナウンスされていますので、かなり前から予約受付をしているのが特徴的です。
https://newsroom.lexus.eu/lexus-opens-online-reservations-for-the-all-new-lbx/
「LBX」については、日本でもニュースリリースがあったとおり、今までのレクサス車で設定されていた "version.L"や”F SPORT”、”SPackage”、”IPackage”といったようなグレード体系ではないことが明らかになっています。
とはいえ、欧州市場においては、エントリーモデル(日本では:「URBAN」と推定)のほか、「4つのテーマ」が設定され、合計「5つ」のテーマから選択できるようで、これが従来のグレードに相当するようです。
<洗練、ラグジュアリー>
・「Elegant」
・「Relax」
※画像はElegant
「Elegant」と「Relax」は、インテリアカラーに「ソリスホワイト」や「サドルタン」のインテリア、そして本革仕様を準備しているようですから、従来のレクサス車で言えば”I Package" や"version.L" に相当するイメージでしょうか?
「Elegant」は、シート素材に「合成皮革」、「Relax」は「セミアニリン本革」を使用しているようですから、この2モデルでは結構価格差があることが想定されます。
日本での発売当初は装備レベルも高く、セミアニリン本革を備える「Relax」の人気が高まりそうな印象です。
*画像はRelax
<スポーティ>
・「Emotion」(日本では「ACTIVE」)
・「Cool」
※画像はEmotion
一方、「Cool」と「Emotion」は、ブラック基調のインテリアに、合皮やファブリック(ウルトラスエード)を組み合わせた仕様で、”標準” または ”F SPORT”といった存在を想像させます。
「Emition」は、シート素材に「合成皮革(L-tex?)を使用し、「Cool」はシートなどインテリアやドアトリムの素材に「ウルトラスエード」の使用がアナウンスされていますのでこの2つのモデルの価格差も結構ありそうです。
なお、ツートン(バイトーン)カラーが設定されているのは「Cool」と「Emotion」のみのようです。
*画像はCool
つまり、ベースグレードを除けば「ラグジュアリー系」と「スポーティ系」でそれぞれ価格帯が異なる2種類のテーマが存在するので、自然と好みにより選択する車種が決まってきそうですね。
また、最近のレクサス車で増えてきた、納車が早く、標準仕様とはインテリアカラーやホイールのデザインが異なる「ファーストエディション」の存在も明らかになっています。
欧州においては「Original Edition」と称されるようですが、ほぼ同仕様が日本市場で導入される可能性は高そうです。「original Edition」は、ブラックのウルトラスエードを使用したモデルとなりますので、ベースとなるのはスポーティイメージの「Cool」と思われます。
主な装備は以下の通りアナウンスされています。
・フロントリップスポイラー ブラック塗装
・マットブラック塗装 アルミホイール
・オリジナルエディションエンブレム
・リヤスポイラー ブラック塗装
・本革&ウルトラスエード(ブラック)インテリア
※画像はレクサス欧州webサイト「LEXUS OPENS ONLINE RESERVATIONS FOR THE ALL-NEW LBX」より
https://newsroom.lexus.eu/lexus-opens-online-reservations-for-the-all-new-lbx/
価格帯については、様々な意見があるかと思いますが、導入国により価格は大きく異なりますので、海外価格はあまり参考にならないかと思います。
「UX200」が2023年12月に販売が停止となることがひとつのヒントと言えるかと思います。
従来のレクサス車においては、グレードにより価格のバッティングはありましたが、主力モデルでの価格のバッティングはありませんでした。
おそらく、「LBX」のベースグレード(「URBAN」)の価格が、「UX200」と価格がオーバーラップするものと思われます。
*画像は「URBAN」
また、「LBX」は日常的に使用できる愛着のあるスニーカー(ラグジュアリースニーカー)のようなモデルであると同時に高品質なインテリアを持つことも判明していますが、現時点で公開されている画像を見る限りは、見た目の構造は「ヤリスクロス」であり、使用しているベース素材(とくに、ドアトリム、ピラー、ルーフ、その他ダッシュボードやセンターコンソールなどのトリム類)を見る限りはレクサスの兄弟車「NX」とはやはり差があるなぁ、という印象ですので、特注仕様の「ビスポークビルド」でどれぐらい変化があるのか、楽しみにしています。
*LEXUS、新型「LBX」を世界初公開(プレスリリース<車両詳細>)より
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39233145.html
今、人気車種である「ヤリスクロス」にお乗りの方は若干サイズは大きくなるもののの、全方向において洗練されたレクサス「LBX」には満足できる仕様になっていると思いますし、ヒットは約束されたようなものと思いますが、上位グレードと推定される「Cool」と「Relax」の価格帯には注目です。
また、「UX250h」とは「4気筒エンジン」と「3気筒エンジン」という差はあるものの、どうやって差別化していくのか、という点は個人的に非常に興味深いとことでもあります。
2023年09月30日
新型レクサス「NX」「RX」等にもおすすめ 「VANTRUE N5」 装着レポート
装着したのは3週間前に納車された「LC500(My2024)」ですが、新型NX・RXでも同様に装着が可能と思います。
現在、レクサス「NX」や「RX」では、純正品以外では、VANTRUE「N4」や「E3」を装着されていらっしゃる方も多いと思いますが、今回レポートさせていただく「N5」は、「N4」の進化版に該当します。
画質的にはそれほど大きな差はないので、以下の点に魅力を感じた方はぜひおすすめします!
価格がまだそれなりに高価なのは難点ですが、「N4」での不満点の多くが解消していると感じました。
なお、時折「タイムセール」を実施しており、その場合は37,000円前後で購入できることが多いようです。
▼Amazon VANTRUE N5
<N4からN5換装へのメリット>
・モニタが大きく、見やすい
・ブラケットや配線が目立ちにくく、スタイリッシュ
・接地面積が少ない
・スマートフォン対応(Wi-Fi搭載)
・4カメラ
・ファームウェアの「OTA」対応
<欠点>
・本体が、大きい、重い
・発熱量が大きい
本体は「N4」より1周り大きくなっており、重量も増しております。
なお、電源ケーブルは「N4」のものがそのまま使用できました。(リヤカメラは流用使用不可です)
「N4」との大きさ比較はこのとおり。(下の方が「N5」)
本体が少し横長となっていますが、重さはかなり「ずっしり」しています。
「N4」と「N5」のブラケット位置を合わせるとご覧の通り。
「N5」の方が、接地面積が小さいことが明らかです(縦に短い)
これにより、前方視界がより広くなるのが嬉しいですね。
しかし、「N5」の「重さ」と「発熱」は2023年夏のような酷暑のシーズンでは厳しいそうです。
実際、当方も装着が十分でなかったのか、熱で一度フロントガラスから脱落しました。それだけ本体が重いというのもありますが・・・
また長時間稼働させた場合の「熱暴走」や「シャットダウン」も気になります。
当方は今のところトラブルありませんが、Amazonレビューにはいくつか熱暴走関係のレビューも見受けられます。今後、ファームウェアのアップデートで改善される可能性はありますが、装着される方は定期的にチェックしてみてください。
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され、装着ですが、基本的には「N4」も「N5」も装着方法は同じです。
付属するリヤカメラケーブルも「6メートル」ですので同じ。
レクサス「RX」はボディサイズが大きいのであからじめ配線ルートを計算しておいたほうがいいですね。今回は「LC」で、かつハッチバックではないので、テールゲート内に配線を通す必要がないので、ケーブルはかなり余りました。
セダン・クーペの場合は、基本的にリヤガラス近辺にカメラを設置しますので、配線は「ルーフ」に内張り剥がしで押し込んでいくこととなります。
もちろん、異音防止のため、適宜緩衝材(エプトシーラー)等を使用しながらケーブルが振動で動きにくいようにします。
まずはリヤカメラを想定した位置にケーブル後端を仮置きして、ここからリヤカメラケーブルを車両前方までルーフやピラーに沿って通していきます。
「N5」には作業しやすい小型の「内張り剥がし」(実際は、「隙間作り用ヘラ」ですが)が付属しているのが嬉しいですね。
慎重にピラーやルーフ部分に隙間を作り、リヤカメラケーブルを車両前方に通していきます。
当方の内装カラーが「ホワイト」ですので作業にはかなり気を使います。汚れた手で触ると取り返しがつかなくなります。
それにしても「ホワイト×ブルー」内装はアルカンターラ素材ではないのが残念です。(しつこい)
難しいのは後席側で、前席側は比較的配線を通しやすいので簡単です。
ケーブルの途中にエプトシーラーを巻いて、異音防止としています。
このあたり、窓際のゴム部分をめくるときに、手に「グリス類」が付着しやすいので注意が必要です。
運転席サイドを通した後は、前席ピラーを通しながら車両前方に配線を通します。
当方の場合、リヤカメラケーブルの長さがかなり余ったので、一度運転席足元にケーブルを下ろして再度上に引き込んでいます。
既存の車両標準のケーブルと同じ場所に巻き付けてエアバックに干渉しないようにします。
(当方は同時に、レーダ探知機用のケーブルも設置しています)
あとは、前席前方のルーフに沿って配線を通すだけです。
ドラレコ取付の経験がある方なら特に難しくないと思います。レクサス全車共通です。
なお、「Lexus Safety System+用のカメラのカバー」は一度外したほうが配線は簡単です。
ということで、無事完成です!
「NX」「RX」はリヤカメラの配線を通す難易度が高いですが、下記で紹介させていただく「汎用ステー」を使用すると、難易度は「グッ」と下がります。
ただしハッチバック車の場合は、カメラ位置がリヤガラスから離れますので、室内の一部が映り込んでしまうことと、画質面でも若干不利になります。
さて、「N5」が無事装着して一通り走行してみましたが、実に完成度と満足度が高い製品と言えます。
画質は「N4」と同様、とても良いですし、特に個人的に気に入ったのは、「後付感」がかなり低減しているということです。
特に、ブラケットや配線が目立ちにくいのはいいですね!
以下の画像は助手席前からのものですが、配線の露出が最小限に抑えることができるのがおわかりになると思います。
カッコ悪い、ネジ式のブラケットや配線が何本も露出するドラレコは多いですが、「N5」はとてもスッキリ設置することが出来ます。
リヤカメラは配線の都合上、少しリヤガラスから離したほうが良いと判断し、汎用のリヤカメラ用ステーを使用しました。
また、カメラ用ケーブルは「USB-Type-C」ですが、L字型プラグではなく、ストレート型なので、L字型の変換アダプタも購入。
当方が使用したものを列挙しておきますので、ご参考にしてください。
▼Amazon STREET (ストリート) Mr.PLUS リア ドライブレコーダー マルチステー DR-16
▼Amazon USB Type C 変換アダプター L字
※当方は「5番」の形状を使用しています。
マルチステーは自由に曲げたり不要な部分は切断できるのが便利ですね!
これで約2,000円は少し高いような気もしますが、とても便利です。(ホームセンター等に似たようなものが売っているかもしれません)
実際にリヤカメラをステーに取り付けるとこういうイメージです。
L字変換プラグはケーブル配線の「見栄え」を良くするもので、なくても大丈夫です。
粗悪品は充電用用途のみで、「データ通信」がうまく出来ないものもあるようですが、上記のものはちゃんど機能しましたので良かったです。
スマホ対応になったので、「各種設定」がスマホから行えるのは大変便利です。
また、動画や画像もスマホからチェック可能、これも素晴らしいですし、レスポンスもとても良いです。
「OTA」によるファームウェアアップデートができるので、いちいちmicroSDカードを外して自宅でダウンロードする必要もありません。
メモリーカードについては、今回装着の「N5」が「4カメラ」ということで、容量も必要なので、少々高価ですが、大容量の「512GB」のSDメモリーカードをチョイス。VANTRUEの純正メモリーカードもしくはドラレコ用として定評のあるメーカーのものを使用するのが良いと思います。
ドラレコの場合、「繰り返し録画」、「車内の高熱」という過酷な条件ですので、必ずドライブレコーダーとして高耐久のSDカードを使用するようにしましょう。
▼Amazon VANTRUE 512GB SDメモリーカード
当方は、日本メーカー・ブランド「KIOXIA」のドラレコ用高耐久メモリーカードをチョイスしました。
「N4」でも1年半使用していますが、まったくノントラブルで安心して使えるブランドと思います。
日本向けはかなり高価なので、海外リテール品を使用しています。
▼楽天 風見鶏 microSDXC 512GB 高耐久 KIOXIA EXCERIA High Endurance ドラレコ向け
今回、最新型ドライブレコーダー「N5」を装着させていただきましたが、もう1台の「ヤリスクロス」には同じVANTRUEの「E3」を装着済です。
「N5」のような4カメラまでは不要な場合は「E3」も十分なスペックとスタイリッシュさがありますので、こちらも別途レポートさせていただきたいと思います。
三菱、人気の「デリ丸」グッズを販売開始!早速見てきました
当方がオーダーしたデリカミニは、当初半年待ちで2023年11月下旬〜12月頃ということでしたが、少し早まって「2023年10月〜11月頃」と少し前倒しとなったとの連絡がありました。それでも契約からは5ヶ月ということで、なかなかの人気のようですね。
デリカミニ、デビュー以来、大量のCM投下の効果もあるのでしょう、とても人気があるようで、イメージキャラクター「デリ丸」も大変人気で、多くのユーザーから「あのぬいぐるみが欲しい!」との声が殺到して、ついに実際に製品化(ただし数量限定?)したというのが素晴らしいです!
当方が購入した店舗では、「デリ丸」の実物大ぬいぐるみを「納車プレゼント」として配布するとのことです。
CMで登場していたものと同サイズの「実物大」とのことですが、とても仕上がりがよくて、可愛さは健在で、全国の三菱自動車販売店には、数匹ずつ生息しているとのことです。
後ろ姿もかわいい!
この「デリ丸」人気にあやかって、三菱自動車純正グッズとしてグッズを新設定!
まずは、レクサスコレクションなど、カーブランドのグッズとしては定番の「ハンカチ」、「タオル」類をラインナップ。
ポケットタオルがサイズの割に結構高価なのに驚きました・・・
「1秒タオル」でブランド展開している「ホットマン」の素材を使用しているということで、単なるタオルではないようで、高機能なタオルのようですね。少し高価に感じますが、「デリ丸」やデリカのロゴ入りということを考えれば妥当なところなのかもしれません。
https://hotman.co.jp/onesecond
第2弾として「Tシャツ」もラインナップされたようで、緑のデリ丸がワンポイントに・・・
(遠目から見ると、ラコステのロゴっぽくも見える?)
キッズ用は、「デリ丸」をプリントしたかわいい仕様で、こちらも人気が出るかも?
その他、「トートバッグ」もラインナップしているようで、ラゲージに1つおいていくと便利かもしれませんね!
価格も5,000円以下で結構お手頃価格なので、1つ購入しようかなぁと思います。
今回、当方はデリ丸ロゴ入りの「フェイスタオル」を購入しました。
オフホワイトのオーソドックスなカラーで、デリ丸は「正面」を向いています(カラーによりロゴが異なる)
なお、純正部品扱いなので、パッケージの裏側にはちゃんと部品番号が表示されています(笑)
三菱、ヒットモデルの発売とともに、この人気キャラクターを今後どう活かしていくのか、今後のブランド展開にも期待です!
2023年09月29日
ヤリスクロス”GR-SPORT” レクサス「LBX」を妄想しながら乗ってます
ようやく走行距離は1,000kmになろうとしていますが、ボディサイズも経済的にも、十分なパワーと価格に見合った質感など、普段使いのパートナーとして活躍しています。一方、やはりここ15年以上、レクサスブランド車に慣れてしまっているところも多いので、今秋にも発売されることが予想される、レクサスのんコンパクトSUV「LBX」ではどうなるんだろう・・・ということを意識してしまうことも多いです。
実際に2ヶ月弱ヤリスクロスを使用してみて、「LEXUS LBX」だとこうなるのかな・・・と妄想しながら、感想を記載してみたいと思います。
なお、比較対象は当方が今まで使用してきた「LEXUS NX350h”F SPORT”」です。
まず価格ですが、「ヤリスクロス”GR-SPORT”(ハイブリッド)」は、「275万円〜」、一方レクサスNX350h(FF)”F SPORT”は「617.6万円」と大きな差があります。
ヤリスクロスに以下の主要オプションを装備すると +407,500円となります。
車両本体価格と合計しますと、約「3,157,000円」となりますので、ちょうどヤリスクロスの2倍の価格がレクサスNX350”F SPORT”といえるでしょう。
・ステアリングヒーター、シートヒーター …38,500円
・ハンズフリーパワーバックドア…77,000円
・ブラインドスポットモニター…49500円
・パノラミックビューモニター…33,000円
・TV/ナビキット …159,500円
・LEDフォグランプ…約50,000円
■扱いやすいボディサイズ
なんといってもボディサイズ(特に「全幅」!)
全幅が「1,765 mm」とレクサスNXよりも「100mm」小さいので、この差はかなり大きいです。
初めていく土地でも、事前時に駐車場の状態を調べなくて良いのは助かります。コインパーキングの駐車にもまったく躊躇しません。
なお、レクサスLBXでは「全幅1825mm」とアナウンスされており、ちょうど「ヤリスクロス」と「レクサスNX」の中間サイズとなります。
レクサス最小の「UX」よりも若干幅が短いので、「LBX」も扱いやすい範囲と思います。
■かなり良好な燃費!
ヤリスクロス”GR-SPORT”で、燃費走行をすると、下道では「30km/L」に近い燃費をマークします。
肌感覚では、2.5Lハイブリッドシステムの「NX350h」よりも、リッターあたり5km〜6kmほど伸びる印象です。
ただし、近所のスーパー、コンビニ等への「ちょい乗り」だと、NXもヤリスクロスも「約10km/L」前後と変わらない印象です。
ヤリスクロスは3気筒エンジンということもありますが、思ったよりエンジンノイズも気にならず、むしろ燃費の良さが好印象です。
「LBX」でも、コンスタントに「25km/L」ぐらいをマークできればかなり魅力的ですよね。
■静粛性は価格差なりの差が
車両価格の差がわかり易い例として、装備意外にも「静粛性」があげられます。
ヤリスクロス(ハイブリッド)は、モーター走行しているときの静粛性は優れていますが、レクサス「NX」との差は価格以上の差があると感じます。
静粛性の強化にはかなりコストがかかりますので、「LBX」ではどれだけレクサス「NX」に迫る静粛性を実現しているのか楽しみです。
■特徴的なスピードメーター
ヤリスクロスの「Z」グレード以外のメーターは液晶サイズは小さいですが、メーター全体共通して、見やすいです。
ただし、写真画像のとおり、左右の円形のメーターは「映り込み」が激しいのが難点です。
「LBX」では、12.3インチのフル液晶メーターを採用していますが、このように物理的なメーターもなかなか味があって良いですね。
フル液晶のデジタルメーターは「のっぺり」とした表現になりがちですし、すでに多くの車種で展開がスタートしていますので、そのうち「フル液晶=安っぽい」というイメージになるかもしれません。
スピードメーターへのフル液晶の採用は「LBX」がレクサスブランドとしては初となりますが、しっかりとトヨタブランドのメーカーと差別化しているのか、期待と不安でいっぱいです。
■ステアリングの質感が高く、操作性も良好!ただし・・・
予想以上だったのが、意匠性、そして質感が高く小径のステアリング。
とても持ちやすく、ディンプル加工済のレザーステアリングは質感もよく気に入っています。
ステアリングスイッチのデザインや操作性も問題ないです。
ただし、ハイブリッドは「パドルシフト」がないんですよねぇ・・・
ここは「GR」の名を冠するのであれば、ぜひ装着してほしかったところ。
「LBX」ではおそらく全車にパドルシフトは備えているでしょう。ぜひ「ヤリスクロス」の年次改良でパドルシフト標準装備を望みます。
■ドライブモードセレクトはメリハリあり、ただし押しにくい!
ヤリスクロスにはドライブモードセレクトが備わりますが、「PWR」、「NORMAL」、「ECO」それぞれ違いが明確にわかるのがいいです。
山道を走行するときは「PWR」を選択するとキビキビした走りとともに、ステアリングの重みがスポーティ感覚をアップさせ、反応もクイックになりますし、ワインディングロードの走行が楽しくなります。
ただし、このドライブモードセレクトスイッチの場所が良くないです。
画像のように少し低い位置にあるため、走行中にブラインド操作することはほぼ不可能ですし、スイッチ自体も小さいので・・・
使用頻度の高いスイッチなので押しやすい場所にあればいいのに、と感じます。
「LBX」ではステアリングスイッチやタッチパネルで切り替えることになりそうですが、ぜひ「物理スイッチ」の復活を期待します!
■足回りは固く、「ガツン」と
ハンドリングと、足回りに定評のあるヤリスクロス”GR-SPORT”ですが、ダンパーに「減衰力可変機能」がないこともありますが、路面状態をかなり素直に「ガツン!」と受けます。
当方居住地近辺は、舗装済の道路であっても道路の整備が追いついていないのか、かなり凸凹しているので、結構衝撃があるので、乗り心地という面ではちょっと厳しさがあります。「LBX」では、重量もかなり増えるでしょうし、足回りについても快適な方向に振っているチューニングと予想しますが、”F SPORT”が今のところ存在しなそうなので、代わりのスポーティグレードの乗り味がきになるところ。
■ピラーが「ハード樹脂」むき出しは気になる
低価格を実現するためには様々なコストダウンが必要ですが、例えば常に視界に入る「Aピラー」。
レクサス車では、全車ファブリック系の素材が巻かれていますが、ヤリスクロスは、シボ入りのハード樹脂です。
ハード樹脂の場合は、いつのまにか傷付きやすいですし、渋滞時などは視界に入るので、個人的には質感は結構気になるんですよね。
「LBX」においては、NX等のような粗目のファブリックが基本で、特注モデルのビスポークビルドでは、上質な表皮素材を備えている可能性もありますね。
こういうところで低価格で提供できるようにしているのだなぁと感じます。
■グローブボックスもかなり質素
グローブボックスに照明がない、ダンパーがない。これは文句ではなくて、この価格帯だと当然かと思います。
しかし、レクサス「LBX」では、さすがにLED照明や、ダンパーはついてくると思いますし、エアコンフィルター周りの構造、そして写真では、内部構造もまるわかりですが、このあたりはしっかり遮音対策がされるものと思います。
細かな点ですが、これだけだけでも随分上質さは変わってくると思います。
■インテリアライトが乏しい
びっくりしたのが、ヤリスクロス”GR-SPORT”、本当に夜は室内が「真っ黒」ということです。
(”GR-SPORT”には上位グレードで装着済のLEDバルブの配線はきているのですが、LEDバルブが省かれているだけなので増設は可能)
単に照明が省かれているだけでなく、例えば、パワーウィンドウスイッチは運転席側のウィンドウ開閉ボタンのみにしかイルミライトがありません。
また、ルームランプのボタンも、スイッチ自体に照明がないため、(しかもスイッチが小さい・・・)そのため、夜間はなかなかルームランプを一発で付けることが困難です。
また、ドアノブが「ブラック」で照明もないので、乗降時レバーがどこにあるのかパッと見た目がわからないので、特に助手席にゲストを乗せたときは困りそうです。
このあたり、当然「LBX」では対策されているでしょうし、上位グレードには64色のマルチカラーのアンビエントライトが備わることが明らかになっていますから問題はないと思いますが、照明が結構重要だなぁと改めて感じました。
■助手席側サンバイザーが簡素
助手席側には照明はもちろん、「バニティミラー」もありません。
レクサス車でこれだと家族や友人からクレームが来るでしょうから、ここは改善されるでしょう。
コストにするとほんの数百円レベルと思いますが、こういう努力で低価格を実現しているのですね・・・
■ハザードランプが点滅しない
レクサスではおなじみとなった、ハザードランプスイッチON時のスイッチ自体点滅する仕様ですが、ヤリスクロスでは点滅しませんので、ハザードスイッチの消し忘れがあるかもしれません。地味ながらこういう部分も差別化されているのだと気づきました。
「LBX」では、当然レクサス基準にレベルアップするでしょう。
■リヤアームレストが役にたたない
また、リヤのセンターアームレストはかなり簡素な仕上げになっており、ドリンクホルダー一体型となっています。
これは流石に「LBX」では改善されるでしょう。
(最初はそもそもセンターアームレスとの使い方がわかりませんでした・・・)
他にも、ラゲージに「トノカバー」がついてないなど(ディーラオプションで設定あり)、レクサス車では当然ついているものが省かれていたり、オプションだったりするのは、所有してみて気づいたところでした。
なんだか欠点がばかり書いているような気もしますが、価格帯を考えれば理解できるところです。
こういった不満点をしっかり解消して、さらに乗り心地や静粛性を高めて、スッキリとしたのり味を実現してくれるのがレクサスブランド車ではないか、と感じます。
おそらく「ハリアー」と「NX」よりも「ヤリスクロス」と「LBX」の方がより違いを感じる仕様になっていると思いますので、その意味でも今のうちに「ヤリスクロス」をマイカーとして経験できるのは、自分にとっても良かったなと思います。
仕事用として割り切れば大変いい車であることには違いありませんし、とにかく社外品のパーツが多数発売されているのが、ぷちDIYカスタマイズが好きな私としては嬉しいです。
不満な点は、オーナーの工夫で使い勝手を良くすることで、魅力的な1台に仕上げることができるので、自分が最初に購入した「トヨタ/セリカ(ZZT230)」を思い出して、少しずつカスタマイズしていこうと思います。
2023年09月27日
レクサス、「ロックボルト」はサビが目立ちやすい?
通常のボルトはそれほど目立たないのですが、ディーラーオプションのマックガード製セキュリティロックボルトは結構サビが目立ちますね。(ホイールが汚いのはすみません・・・)
もちろん、品質には問題ないのですが、一度気づくと気になるものです。
ということで車両から外して洗浄してみることとしました。
あいにく家には「サビ落とし」がありませんでした。
しかし、サビには、クエン酸洗浄がよいと効いたので、半日ほどクエン酸液に漬けて綿棒で擦ったところ、結構サビは落ちました!
しかし、もともとボルトについてたブラックの粉末のような塗料(?)も少し薄くなってしまいました(笑)
※写真左が LCの純正ロックボルト(2024年モデル用)、写真右が洗浄後のNXの純正ロックボルト(2023年モデル以前用)です。
所有されている方はご存知のとおり、もともと純正のロックボルトのブラック塗装は、黒々とした塗装ではなく、粉末のような塗装で、下地のシルバーがところどころ見える仕様なんですよね。新品なのに、まったく新品に見えない仕様です(笑)
これは、ロックボルトのキー(アダプター)をセットしてレンチを回したときに、塗装だと「ハゲる」のを防ぐためかと思いますが、遠目に見ても完全なブラックでないのは個人的には残念です。
※くどいようですが、これで未使用新品です(LC用)
ということで、今回は少し黒くしたいのと、今後サビが広がっていかないように、著名メーカー、Holts社の「サビ止めペイント」(ブラック)を施してみました。タッチペン感覚で塗れるので結構お手軽です。
▼Amazon ペイント塗料 サビ止め塗料 カラーラストップ ブラック 20ml Holts MH986
https://www.holts.co.jp/prods/detail/1451
今回、LC用のロックボルトも、すぐサビそうなのであらかじめ塗ってみました
(左:塗布前、右:塗布後)
さて、実際NX用のものを装着したのはご覧のとおり。
トルク管理がしっかりしたトルクレンチでしっかり締める場合は問題ないのかもしれませんが、締め増しをすると、ペイントはやっぱり剥げますね〜 しかし、明らかに標準仕様とはことなるので、黒々とした仕様が好きな方は良いかもしれません。
もともとサビていた部分は目立たなくなって保護にもなりそうですからいったんこれで良しとします。(普段は視界に入りませんし・・・)
しかし、装着後1年半後でこれなので、納車から3年経過後の「車検時」には結構サビが進行している予感がします。
洗車後や、雨天後にすぐロックボルトの水分を拭けば良いのかもしれませんが、そこまでのケアはなかなか困難ですよね。
ディーラーオプション品ということで、そのうちクレームになりそうな予感もしますがどうなんでしょう・・・(カタログにも「サビますが機能には問題ありません」というような表記もありませんし)
従来のロックナットのときは、メッキ処理がされていたのでサビることはほとんどなかったと思いますが、新型レクサスIS(2020年〜)以降採用されたロックボルトはかなりサビが目立つ仕様になっているのではと思います。
なお、2024年モデル以降適合となる、新ロックボルトが、同様に錆びるかどうかはわかりませんが、表面仕上が従来のロックボルトとほぼ同じなので、おそらくサビるような予感がします。
もっとも、機能には問題ないので気にならない方も多いでしょう。
2023年09月24日
新型レクサス NX/RX 最強のキャンセラー ブルーバナナ SNTC-M26 これはすごい!(ThinkDesign)
レクサス「NX」初年度モデル(2023年モデル)については、型式番号「SNTC-M22」が適合していましたが、使用中はナビゲーションシステムの「GPS」がカットされるなど使用上の不都合があり、新たな場所へのドライブの際は利用が困難でした。
ブルーバナナ社製キャンセーラーの販売後、数々のメーカーから同様のキャンセラーが発売されましたがおおむね同仕様(GPSカット仕様)でした。
しかし、その後解析が進んだようで「GPSカットされない」仕様の製品がついに開発完了、「SNTC-M26」が発売。
当方所有の新型NX(2023年モデル)に、新モデル「SNTC-M26」を装着し、約2ヶ月ほど使用しました。
様々な道路で約3,000kmほど走行しましたが、特段不具合もなく、これはおすすめできるため、今回レポートさせていだきます。
新モデル「SNTC-M26」が優れているのはなんといっても次の点です。
■TV視聴モードでも、GPSカットされない
→なんといってもコレが最大の進化!
地図の自車位置もリアルタイムではないですが、ほぼ追従していますので実用上の問題はありません。
高速道路走行中だと、自車位置が多少「かくかく」して追従するぐらいで、実用性に問題はありません。
首都高、中央道、圏央道、東名高速道路などでチェックしましたが、ナビゲーションの案内のタイミングも問題ありませんでした。
■切り替え操作は「LTA」スイッチで秀逸!
→従来は音声ボリュームの「-」ボタンのため、音量が下がってしまうのが欠点でした。
新モデルでは、「LTA」のダブルクリックで切り替えのため、ボリュームも下がらなくなりました。また、ダブルクリックなので、LTAの元の設定状態も変わらず、安全性にも問題ないかと思います。
■モード切り替え時に「ビープ音」が鳴る
「LTAボタン」をダブルクリックするたびびON-OFFが切り替わるので動作がわかりやすいです。
(ONは「ピッ!」、OFFは「ピー!」で区別できる)また、ちゃんと車両標準のスピーカーから鳴るので違和感ありません。
■マイカーログも問題なし
→マイカーログは、スマホアプリ「MY LEXUS」で走行軌跡や燃費、走行距離を自動記録できる便利な機能ですが、従来モデルでは、マイカーログ仕様時に、GPSカット部分は正確に記録されないことがありました。しかし、前述の通り、新モデル「SNTC-M26」ほぼ自車位置を追従していますので、マイカーログも違和感なく出力されます。
■映像と地図切り替えが「LTAスイッチ」で可能!
→地味にすごい機能がコレ。
TV・HDMIソースを視聴中に、「LTA」ダブルクリックすると、「地図表示に戻る機能」が追加されています!もちろん、再度「LTA」ダブルクリックでもとの映像ソースに戻ります。切り替えには数秒かかりますが問題ないでしょう。
手が届きにくい14インチのディスプレイにタッチする必要がありません。
第3世代レクサス車のように、手元に 「地図に戻る」ボタン(MAPボタン)があればいいのですが、第4世代レクサス車はリモートタッチ廃止により、「HOME」や「MAP」ボタンが廃止されたので、地図に戻る際はいちいちディスプレイにタッチしないといけませんので、この機能は便利に感じますね。
<注意事項>
■レーンチェンジアシスト(LCA)が使用不可
→キャンセラー機能をオンにしている場合、レーンチェンジアシスト(LCA)が無効となります。
新型レクサスNX/RX等のレーンチェンジアシストは動作が遅く、すぐエラーとなってしまい、なかなか使いづらいため、すでに使用されていらっしゃらない方も多いと思うのであまり問題ではないかと思いますが、「レーンチェンジアシストが必須」であるという方にはおすすめできません。
なお、キャンセラーがOFFのときは、問題なくレーンチェンジアシストが使用できます。
その他、新型レクサス「RX」や「RZ」に搭載されている「アドバンストドライブ(渋滞時支援機能)」については動作が推奨されていません。
これは「NX」にはない機能ですから気にしなくてもよいでしょう。
さて、特に助手席に家族や友人を乗せる際に、重宝する「TV/HDMI」等の映像ソース視聴が可能になる、TV/NAVIキャンセラー「SNTC-M26」ですが、現時点では絶賛品切れ中で、入手が困難となっています。
注文方法は主に「公式サイト」と「代理店(取付施工店)」となります。
まずはブルーバナナさん公式サイトで購入。
https://bluebanana99.shop-pro.jp/
ただし、2023年8月3日時点では、売り切れ中です。先日度再販したようですが、すぐに完売したようです・・・
定期的にトップページが更新されるようですので、部品のみ購入で取付は自分でされる方は、定期的に要チェックです。
次は、代理店(取付施工店)いわゆるカスタマイズ専門ショップ等で注文。
一見注文できないようですが、店舗によっては予約を受け付けているケースがあります。
当方もお世話になっている、神奈川県海老名市のレクサス専門ショップ、シンクデザイン(Thinkdesign)さんでは、来店施工が前提亭ですが、「eメール」にて予約を受け付けています。
http://www.think-design.jp/
メールの送付方法は一見わかりにくいですが「QUESTION」からメールフォームにリンクしています。
ブルーバナナTV-NAVIキャンセラー(SNTC-M26)の商品ページは以下のとおりです。
http://www.think-design.jp/20nx_shop_works.html
予約方法は、「QUESTION」からメールフォームを開いて以下の内容を記載の上送信します。
「車種」
「グレード」
「年式(2023年モデルか2024年モデルか)」
「氏名」
「連絡先(電話番号)」
「e-mailアドレス」
これで、のちほどいったん返信メールが届きますので、受付完了。
あとは、商品入荷が近くなった際に、あらためてシンクデザインさんからメールが届きますので、具体的な「施行日時」を予約し、正式予約が完了となります。
なお、製品の入荷にはかなり時間がかかるようなので、レクサス「NX」(2023年、2024年モデル)や「RX」(2023年モデル)のオーナーさんは早めに予約しておくと良いかと思います。
なお、TV/NAVIキャンセラーと同時装着できる「ABHC-12/ABHC-11 アクティブブレーキホールドキット」も非常に便利なのでこちらも必見です!
エンジンONのたびに、いちいちブレーキホールドボタンを押す必要がないだけでなく、ブレーキペダルを強く踏み込むとブレーキホールドがかかる仕様になりますので、自分の好きなタイミングでホールドできるので新型「NX」でのドライブがさらに快適になるのは間違いありません。
2023年09月23日
新型レクサスNX「OTAアップデートでついに待望のアレが?
すでに先週末におクルマに乗られた方はすでにアップデートが行われていることと思います。
今回のアップデートにおいて配信された内容は以下の通りとされています。
※レクサス公式webサイト https://lexus.jp/total_care/maintenance/update/ より
今回のアップデートでは、誰もが困ったと思われる、オーディオソース画面の「✗」ボタンの位置変更がついに行われました!(14インチの大画面に果たして全画面で表示する必要があるのかは未だに疑問ですが・・・)
これはまず素直に感謝したい点です。
しかしながら、「✗」ボタンの位置改善はオーディオソース画面に限定されているようで、同じくイライラした方が多いと思われる「音声認識」の画面では、「✗」ボタンは、相変わらず左上のままです。
音声認識がうまくいかずに、イライラしているのに、地図に戻るために、左上に手をプルプルさせながら伸ばさないといけないストレスはなんとかしてほしいものです。
なお、ハイブリッドシステムの「エネルギーフロー」のビジュアル変更もありませんでした。
そろそろ「RZ」で採用したカッコいいグラフィックに入れ替えても良いように思うのですが、ここは好みが分かられるかもしれませんね。
(私的には14インチディスプレイでコレを見る必要性をあまり感じていませんので・・・)
・・・その他にもアップデートはありますが、実は、初期モデル(2022年11月以降生産車)において、HDMI入力端子を接続した場合に、正常にHDMI入力機器が使用できるようになったようです!すでに接続成功例のメッセージを頂戴しております。
HDMI入力端子が利用できるようになったことは、現時点では一切アナウンスされていませんが、嬉しいアップデートです!
(加藤チーフエンジニア初めとするレクサス開発陣の皆様、ありがとうございます!)
ご存知の方も多いと思いますが、初期のNX(2023年モデル)では、ディスプレイオーディオ本体下部に「HDMI端子」(ディーラーオプション用)接続端子があらかじめ備わっています(※本体との接続側は、一般的なHDMI端子とはコネクタの形状が異なり、ディーラーオプション用の)
以前、2023年モデルの「NX」にHDMI端子でブルーレイディスクプレイヤーを接続した際は、「音声がでない」「オーディオソースがフリーズする」「音声ボリュームが調整できない」といったような現象がありました。
これは、公式には2023年度モデルにおいて、「HDMI入力端子」はマニュアルにも書かれていませんし、公式にはサポートしていないため仕方のないことでした。
しかしながら、今回の「2023年7月27日」のアップデートにおいて、「HDMI入力」をサポートしていただいたのはほんと嬉しいですね〜!
早速、今週末にでも、以前は断念していた「ブルーレイディスクプレイヤー」でのブルーレイディスク再生にチャレンジしてみたいと思いますので、HDMI端子の接続方法、ケーブルの配線、使用しているブルーレイディスクプレイヤー等、あらためてお知らせさせていただきたいと思います。
2023年09月03日
レクサス、ついに新「ホイールロックボルト」発売開始!
それ以降発売となった新型「RX」や、レクサス「NX」の2024年モデルにおいてもホイールロックボルトは準備されていませんでしたので、ホイールのセキュリティを気にする方にとっては、待望の発売です。
当方の「LC500」は2週間前に納車となりましたが、その時点ではロックボルトはまだ未発売だったので、少しヒヤヒヤしていたのですが今回無事に発売されて安心です。(LCの純正ホイールは鍛造品でなかなか高価ですので・・・)
さて、この新ロックボルトは、新型レクサス「LC」のディーラーオプションカタログにおいて、「2023年7月発売」と予告されていましたが、ついに正式発売となりました。
なお、カタログでは見栄えの良い「LEXUSロゴ」が入ったボルトセットが記載されていますが、ロックボルトだけの単品購入も可能です。
※LCディーラーオプションカタログ(https://lexus.jp/models/lc/pdf/dealer_option.pdf )より
2023年7月29日現在、全国の部品共販に大量に在庫があるようなので、今すぐにディーラー経由で注文すれば入手は可能です。
当方が購入したのは、レクサスLC用のホイールロックボルト (型番:08456-00A30)
価格は、税込みで「13,200円」です。
ただし、新ホイールロックボルトから、「取り付け工賃」が発生することとなっていますので、ディーラーで取り付ける方は、概ね取付費込で15,000円程度となりそうです。ここ最近の新型車はそもそも車両に「ホイールレンチ」が付属していませんので、工具がない方は素直にディーラーで装着されるのが良さそうです。
さて、このロックボルト、単にワッシャーがついただけで、従来のロックボルトとほぼ同じかと思っていましたが、並べてみると結構違うことがわかりました。(ただし、これが「NX用」と「LC用」で仕様が違うだけかもしれませんが・・・未検証です)
▼左 新ボルト / 右 旧ボルト
よく見ると、「ネジ」部分の長さは同じですが、上部の大きさが全然違います。
結果として、ワッシャーの部分は、「銀色部分」なのですが、単なる平らなワッシャーではなく、横から見ると台形になった銀色の部分がワッシャーの役割を果たしているようです。
上部の部分にもブラックの平らなワッシャーがあるように見えますが、ここは上部のパーツと固定されており、平らなワッシャーではありません。
これは確かに複雑な構造になっており、発売までに時間がかかったのも納得ですね。
なお、重量も従来品(レクサスNX用)は、約75グラムでしたが、新ロックボルト(レクサスLC用)は、約102グラムと、若干重くなっています。(わずか30g、でも4本では120グラム・・・)
しかし、ロックボルトになって軽量化されたと思いきや、結局従来のナットよりも重くなっているのでは?という疑惑が・・・
では従来の車種(新型NX、IS等)にもこの新ホイールロックボルトが適合するかですが・・・
軽くはめてみたところ、一応ちゃんとはまります。(増し締めはしていません)
しかし、写真のようにロックボルト上部の形状が違うので、旧ホイールには新ロックボルトは使用しないほうが良いように思います。
新型レクサス「NX用」のホイールロックボルトも同時に発売になったようですので、ぜひNXオーナーさんは試してみて下さい!
(ロックボルトの型番が画像と同じであれば、どの車種も共通の仕様になっているものと思います)
さて、ところでレクサス「RX」用のものは、「2023年9月発売」になっていいます。
おそらく、ロックボルト単品のものは発売したけれども、見栄えのよい「ブラックフィニッシュ」加工のハブボルトセットが9月発売で、ロックボルト単品はすでに発売されたのでは、と推測しています。
このあたり、販売店もまだ情報が少ないかもしれませんが、気になる方はぜレクサスディーラーで確認してみてください!
(*レクサスRXディーラーオプションカタログ https://lexus.jp/models/rx/pdf/dealer_option.pdf より)
2023年08月30日
レクサス新型「RX350h」ついに発表! 燃費が意外!
あわせて2024年モデルへと進化、初年度モデルで多くのユーザーから要望があった Dレンジ時のアンビエントライトが暗い問題が解決となりました。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39554943.html
(*トヨタグローバルニュースルーム 「LEXUS、「RX」に2.5Lハイブリッドシステム搭載の「RX350h」を日本国内に追加導入するとともに、一部改良を実施」より)
新設定の「RX350h」でまず気になるのはなんといっても燃費。
NXと同じパワートレーンを搭載しますが、駆動用バッテリーは「NX」がリチウムイオン電池に対し、RX350hでは、バイポーラ型のニッケル水素電池を使用しているところが大きな違いしょうか。
公表されているWLTCモード燃費の数値を比較すると次の通り。
なんと、「郊外モード」においては、「NX」と「RX」の差がありません。
参考に一番下にNXとRXの車両重量を掲載していますが、約180kg〜190kgも「RX」の方が重いにも関わらず燃費が変わらないのは凄い!
しかし、「市街地走行」ではそれなりに燃費の差(2km/L程度)がつくようです。
それにしても、WLTCモードの郊外燃費でリッター20kmを超えるとは・・・!
通勤でほどほどの交通量があるバイパス等をメインに使用される方は、かなり経済的かもしれません。
その他、改良内容はニューリリースの通りで、納車待ちがまだ多数いらっしゃる(特にRX500h/RX350)ため、改良内容は最小限となっています。
先進装備には、納期を短縮するための「レスオプション」が加わっており、特に「ITS Connect」に関しては 居住地域によっては必要性を感じることは少ないため、レスオプションは嬉しいかもしれません。(浮いた金額で、「輻射ヒーター」を付けることができますし)
なお、多くのユーザーから要望がされたと思われる「アンビエントライト」が減光しすぎる点に関しては、ついに改善されましたが、「OTA」によるアップデートについて触れていないので、新型NXと同様、すでに納車済の車両(2023年モデル)には不適用のようですね。ほんとはこういうのをOTA対応されるのを皆さん臨んでいると思うのですが・・・
それにしても、フロントドアポケットの照明は点灯しているかどうかわからないほど減光処理されていたので、果たしてどうなったか楽しみです。
一方、ディーラーオプションでも若干の違いが出ています。
待望のホイールロックボルト(&ハブボルトセット)が登場!
発売は「2023年9月」となっていますが、レクサスLCや他車種では「すでに発売されているのでは」、との噂もあります。
このあたりは近日中に確認することといたします。
また、「RX500h ”F SPORT Performance"」のメーカーオプションホイール(110,000円)が、ディーラーオプションとして登場。
価格は「399,300円」。さらにここから交換工賃も2.5万円前後はかかるので、結構コスト高です。
しかももともと設定されていた、DOPアルミホイール(タイプB)よりも0.5kg重いのでどれだけの方が選択されるかは未知数です。
ニュースリリースには記載されていませんが、ステアリングフィール、乗り心地の進化など、目に見えない部分のファインチューニングはきっと行われているでしょうが、今回の新型RX(2024年モデル)の改良内容はとてもシンプルで実質的な年次改良は来年度に持ち越し、というイメージですね。
なお、新型「RXシリーズ」は「NX」と比べても納車済の台数はかなり少ないので、2024年モデルがどれぐらい進化しているかを比較・体感するのは難しそうですが、新設定された「RX350h」の市場での評判も楽しみですし、そしてオーダー再開が待たれる「RX500h」と「RX350」の早期オーダー再開を祈念したいと思います。