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2017年12月10日

【光彦でも阿笠博士でもない】まだネットでも考察が出ていない名探偵コナンの「あの方」の正体に気付いてしまった

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まず名探偵コナンの元ネタは言うまでもなくコナンドイルで、江戸川コナン(工藤新一)は作中でも子供版ホームズという扱いだ。









これは1巻から続く大前提で、分かりやすいイメージビジュアルが何度も出ている

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そして毛利蘭=モーリス・ルブラン。




阿笠=アガサ。




目暮=ジュール・メグレ







阿笠兄が阿笠栗介(アガサクリスティ)など、ネーミングは殆どが駄洒落である事が前提として存在する









名探偵コナンの作中でも暗号とは突き詰めればどれも駄洒落のようなものというセリフまである。









そしてホームズを読んだ人なら知ってるがホームズには宿敵がいる









モリアーティだ






そうつまり、我々は肝心なことを見落としていたのだ










そもそも、「黒の組織」の名前や、幹部のコードネームが酒に由来しているということから、そこばかりに目が行ってしまった。




「(黒の組織の)正式名称はある。言うとボスの名前がバレちゃうので言えません」という発言自体、作者のミスリードだったのだろう








酒の名前からあの方を考察することは、結果としてあの方の正体を遠ざける事になってしまっていたのだ







酒の名前なんて本当はどうでもよかったのだ。









つまり、考え方そのものが間違っていたから、あの方の正体に辿り着けなかったのだ








コナン、新一=ホームズと定義するなら、当然それに敵対する大ボスの「あの方」はモリアーティが元ネタであると推理すべきだったのだ
















そして作中にモリアーティの名前を持ったキャラが、1人だけ隠されている事に気付いてしまった




































それが566話に登場した森脇実だ

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(しかも羽持っとるやん!)







モリワキ





つまりモリワーキー→モリアーティ。














そう!!!あの方の正体はモリアーティの名前を冠した森脇実だったんだよ!!


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…な、なんだってーーっ!!!


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しかも単発キャラなのに、珍しく豪華声優が声を担当している










これはもう森脇があの方だという紛れもない証拠である











【ライブでゴーゴー】






2017年12月08日

たおやめサーペン レビュー感想 ブラックな御伽噺










兄が手弱女の妹を看取るだけの物語。



3〜5分で終わるのでカップラーメンに湯を入れると丁度いい。




妹を守る健気な兄の物語…


ではなく、妹の正体は実は…



「本当は怖い」と前置きがつく御伽噺にありそうなどんでん返しで、面白かった






評価C
60点



クリア後のタイトル画面も地味にインパクトがあります

転生天命-Call- レビュー感想 少年漫画風、痛快心霊ストーリー




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強い未練のある体に引き寄せられて他人の体に入ってしまう浮遊霊「中身」
その体から出るて成仏するためには、遺体の「未練を叶える」こと
霊感のある八知はしかたなく浮遊霊の「中身」の頼みを聞き
さまざまな体の未練の解決に協力していく…


お人よし浮遊霊「中身」と霊感女子のホラーファンタジーノベルゲーム










転生天命のリメイク版で、キャラがlive 2dでヌルヌル動く。作画レベルが非常に高いゲームだが実に自然に動いている(ただ表情が少ない事が違和感あり。怒るシーンでも真顔だし…)






キャラクターも面白い。霊感女子大生の八知と、スマホで霊障を検索する祖父。祖父のほうがキャラが立ってる(笑)

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(八知、女子プロゴルファーみたいだな)









グラフィックにかなり幅があり、「流行り神」風の濃い絵から漫画タッチの絵、実写加工(?)まであって、視覚的にも楽しめます







特に序盤の黒っぽい男、


いい笑顔だな(笑)


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ストーリーはなぜか浮遊霊をやっている「中身」が次々に死体に入ってしまい、その生前の未練を解き明かすといった心霊ミステリ





死んだキャラの中には動物などもいて、時に痛快、時に切ないオチが待っている








EDは2つに分岐するが、グッドエンドはなかなかさわやかで綺麗なエンディングだね。これから中身と八知の恋愛が始まるんだな…という感じ






バッドエンドでは暗い顔の八知一人だが(やっぱ女子プロゴルファーみたいだな)、

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グッドエンドでは生き返った中身と笑顔。これもいい演出

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本編4話を終えると5話とアナザーシナリオが出るが、制作サークルの作者の別作品キャラが登場する。元ネタを知らなかったがインパクトが強くて笑ってしまった







アナザーシナリオもグッドエンドバッドエンドに分岐するが、八知に告白する中身…






キスをしてもらうと冥途の土産にしなさいといわれ、本当に逝ってしまう


普通に告白すると恋はここからという終わり方





折角生き返った中身が、その後何度も殺されて、死んだり生き返ったり、ってのが、定番のドタバタ劇だね。







終わりとしては4話ラストのほうが綺麗だから、本編から見ると、蛇足だった(まあだからおまけなんだけど)






評価B
70点







ユーモアあふれる良作でした。続編もあるのかな





2017年12月07日

クチダケ レビュー感想 B級映画風ゲームの良作(ネタバレ)

















はるか未来の物語。

主人公キャーロンは宇宙飛行中、何者かの攻撃を受けて月に墜落してしまう。
脱出する方法を模索するキャーロン。
しかし月は、謎の殺戮生物"クチダケ"によって支配されていた…
















▼地球の形見というゲームのスピンオフ。未プレイだが、面白かったです。ストーリーも理解出来ます







会話劇は漫画的だが、B級洋画風ストーリーが非常に面白い。




月に墜落した主人公





そこには同じく漂流している人間達がいた







それぞれに役割を決めて脱出を試みる





だが脱出ポットは2つしかないので、誰かが殺されることは避けられない






手を組んだ筈なのに主人公は行く先々で何者かに命を狙われて…




誰かが嘘をついている





最早信じられるのは自分だけ……




と王道SF展開にワクワクする





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▼キャラクター性もいい。基本的に畜生が多い。というか主人公のキャーロンが既に畜生






こういうタイプの主人公、結構珍しいんじゃないだろうか。最後まで正義の味方には決してならない、自分中心のド畜生






逆にフードは底抜けに純粋だが、メルファーにあっさり殺されてしまう。唐突な殺人シーンが結構悲しい
















▼だが惜しい、こういうストーリーの最大の魅力は黒幕は誰か?という二転三転裏切りが続くところにあるのに、中盤でメルファーがあっさり裏切り謎解き終了。



その後も特に騙し合い的なストーリーはない






終盤は月に残されたクチダケが元人間で、人類への復讐を企み、それを阻止する、というこれまたB級SF映画展開になってしまった





まあこれはこれで結構面白いんだけど、騙し合いのワクワク感に比べるとどうにも物語が小さくなってしまった




何かどんでん返しが欲しかったな














▼ステルスアクションとしてはアカイイカア並に簡単操作で、使うのが矢印キーとシフトキーだけという単純設計なので、アクションゲームが苦手でも楽しめる。




スタンマイン(トラップアイテム)が使えるので、最悪ゴリ押しでもクリアは可能(というかバイオのナイフクリアと同じで、スタンマイン0回クリアは不可能?極力無しでプレイしたが、数回使っちゃった)






そして敵の視界がビジュアル化されており、隠れる事がとても簡単。隠れゲーにありがちな、隠れてるハズなのに見つかってイライラ、という悪循環にならないのが最大の長所







セーブポイントも多く(死ぬとかなり戻されるステージ、また、セーブポイントが隠れてて見え辛いところもある。しかも死んだらタイトル画面に戻される)、難易度もそこまで高くないので、初心者でも楽しめる。鬱陶しい謎解きもない






また、ジャンル的にはホラーゲームだが、ホラー要素がそこまで高くないので、怖がりのホラーゲー初心者でも楽しめる。ホラーテイストは初代バイオに近く、そこを歩く恐怖系。ゲームオーバーデモの画面や音楽も似ている。














クリアタイムは2:49だったが、非常に密度の濃いゲームプレイだった。





PS3時代以降の家庭用ゲームは、ムービームービーで見る時間ばかりが無駄に多く、何十時間もプレイさせられた割に充実感がないんだが、これは本当にゲームを遊んだという気にさせてくれた。昔ながらのゲームらしいゲームだった













評価B+
75点


総じてよく出来た良作。おすすめです。

















…ところでフードって女の子なのね。公式HPを見るまで確信がなかった。




こんな可愛い女の子をぶち殺したメルファーはガチ畜生。




でもフードはフードで、墜落した理由もその後のスタンスも阿呆すぎてこの世界観から浮いてた(笑)



漂流して、騙し合いをしているのに、「みんなで楽しみたい」って…




あざとすぎて最初こいつが犯人かと思ったなあ


探し屋トーコ レビュー感想 推理物ではなく「探偵物」の傑作(ネタバレ。犯人の言及もあり)












▼探し屋トーコクリアしました


もうずいぶん古いゲームだけど、例によって敬遠してました。


なぜならこれ、本当に長い。クリアまで10時間以上軽くかかったかな。


かかった期間もそれなりで、ちまちま進めてた


もともとT、U、Vとシリーズ化されていて、現在配信されているものはそれがセットになっている完全版らしい(途中までプレイしてた人は最初からやり直しなんだろうか?)






▼何せ、作中のネットネタが既に古い


使われているスラングが既に死語で

「ヒント:」
「〜〜なレベル」
「ktkr!」
「涙目」
「禿同」
「 も り あ が っ て ま い り  ま し た」


など、凄く時代を感じる


携帯電話が多機能すぎて最早電話ではなく携帯端末といったほうがいいなんて台詞もある。そしてこの数年後にその最たるものである、スマホが普及し、携帯電話はマイナーになる


レッテも当時売れてた空の軌跡のレンを、売春設定から黒いペットから何から何まで露骨にパクったパロディしたキャラクターだし、色々懐かしいね(しかしこいつもまるで探偵に向いてない見た目やな。1人だけ髪の毛もアニメカラーだし)


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▼システムは昔ながらのコマンドADVだけど、クリックモードはありません。


これは作業になりがちでちょっと面倒だった。








▼だがやはり特筆すべきは、シナリオの面白さ



「小説の探偵」に憧れる少年坂崎が探偵を通して社会の壁にブチ当たるのがメインストーリーだが、この描き方がとても上手い。


探し屋というのは探偵のことなんだろう、あくまで調査が仕事というのに拘ってて、殺人事件なども起きない


基本的にご都合主義はなしで探偵のディティールに拘っている。同じタイプの作品では小説の「俺は絶対探偵に向いてない」シリーズ(これは本当に傑作だからおすすめ)があるが、あれに比べると社会派に寄っている









▼序盤こそいい話で終わるが、中盤からのストーリーはほとんど救いのない話ばかりで、それが最終章で「推理小説で探偵が我が物顔で解いた事件の後はどうなっている、被害者遺族の悲しみは」という疑問への伏線となっており、素晴らしくよく出来たストーリー(他にも、結果としては探偵が暴いた、警察の汚職事件なども伏線になっている)








▼ただこの坂崎が曲者で、プレイヤーに嫌われるタイプの主人公だと思った



特に最終話になって遂に殺人事件が発生。坂崎は調査に乗り出し、クビにされた事務所に依頼人として自分の調査のサポートを頼む




ここでやっと「現実の探偵は小説の探偵とは違うんだ!」と気づくんだけど、いやお前、もっと早く気づけよ





というか1話の時点でそのことをある程度悟っていたはずなので、2話でまたオツムがリセットされてて、かなり違和感があった。



そもそも、坂崎が現実の探偵は小説の探偵と違うと知るのは、1話で既に終わった話なんだよね。それを延々引っ張るので、作者はこの最終話のためだけに坂崎を阿呆の子にしたいんだなあーと見え透いてたので、萎えたかな



最後にしてやっと探偵に向いてないと気付く坂崎(おせーよ)。


俺は絶対探偵に向いてない

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▼だがそんな坂崎が、そんな探偵がいないなら自分がなろうとするあたりは主人公らしくて格好よかった。このゲームは多数のキャラクターの視点で構成され、調査モードは桃子だけなんだけど、最終章にして坂崎での調査モードになるのも、なんか来るものがありましたね









▼黒幕が二ノ宮というのは、ちょっとベタ過ぎたかもしれない。このゲームのキャラクターは皆、家庭に不和を抱えているので、それが描かれない二ノ宮がもう明らかにクサイし

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ただ動機に関しては意外でした。坂崎と同じく推理小説に没頭していたキャラなので、坂崎のように、探偵ではなく、犯罪者のほうに憧れていたという流れだと思ってた。ただのサイコパスかと思えば、根っこはこいつも被害者でした








▼エンディングも事件解決とはいかず、坂崎はクビにされたまま探偵事務所には戻れないし、桃子と、実父だった半田との仲も修復されず、誰かが救われるわけでもない結末なのがまたリアル。





二ノ宮も、唯一の心のよりどころだった父親に、まるで相手にされてないことを知ったばかりか、犯罪者は死刑にすべきとまで宣告される




桃子の家庭環境なんて、最後まで触れないまま終了




多少他人と歩み寄るようになっただけで、たった一人で孤独に生きてきた桃子が、仲間に囲まれてさぁ幸せ、なんてこともない(終盤で坂崎を相棒にしたがってたのは桃子の本心で、だからこそ坂崎のルール破りに激怒したんだろうけど、レッテがその代役になったんだろうか…)




坂崎とヒカルも恋人にはならない



レッテも親とは再会しない。(他のゲームの作風ならまず再会シナリオがあるだろう)




二ノ宮が逮捕されても主人公以外が誰も触れないところもリアル。




結局それが日常だからね(銀二くらいは何か台詞があってもよさそうなもんだが)



事件があった以上解決しても不幸になった人が当然いるわけで、ハッピーエンドとはいかないのがリアルだ






▼しかしこのゲーム、キャラデザに相当癖があるんですよ。なんかそのせいでプレイしてない人もかなり多いとか、絵が一番不評みたいで




まあ絵が上手い下手はさておき、折角探偵モノとしてのディティールに拘ってるのに、肝心のキャラデザが探偵モノではないのは確か





まず女主人公の桃子…



探偵は印象を残すことがタブーなのに、この超ロングヘアはないでしょ。



一度すれ違っただけの二ノ宮にさえ覚えられてるし、なんで切らないんだろ(笑)

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クロス探偵物語の黒須剣も、「俺は探偵だから目立たない地味な格好をしている」と言ってたが、真っ赤な服に乳まで出して…




目立ちすぎぃいいいいいい!!


こんな奴が尾行してたら一瞬で気付くわ






他にもヒロインのはずのひかるが、どうにも猿っぽくって、可愛くない。



制服もなんかセパレートの水着にフリルがついてるみたいだし、線が歪んでる(笑)


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逆に一番可愛いのが、サブキャラのコノミ。こっちのほうがヒロインっぽいキャラデザ…



エロマンガでよく見る髪型ですね

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(なんであごひげ生えてんの?)





サブキャラは他にも登場するが絵のタッチがかなり違って、統一感がないのもおかしかった。



でも、そんな絵もすぐに慣れるんで、それだけでプレイしないのは、勿体ない名作







評価S+
90点




素晴らしい一作、今プレイしても余裕の面白さ



だがどうやらこの開発サークルは次回作を予告したまま、よくある失踪をしてしまったようで残念だ。






探し屋の出番なのかな





2017年12月06日

初恋の真実 レビュー感想 ラノベ的ビジュアルノベル(ネタバレ)


















突然いなくなった初恋の少女と再会する…というビジュアルノベル






でも実は再会したほうは双子の妹で姉は死んでるってのがまたベタ




文章にかなり癖があり、キャラクターも文章もラノベ的なのがかなり人を選ぶ




言い回しも臭いものが多い





全体的に厨2病テイストで、いかにもラノベやアニメが好きなサークルが作ったという感じなので、プレイヤーも同じなら楽しめるだろう

















評価D
50点










しかし完成版こそ萌えアニメ、ラノベ風なよくある絵柄だが、キャラクター原案は雰囲気があってなかなか上手い。



なぜこっちでやらなかったんだろう…そもそも同じ人間の絵なんだろうか。そこが一番惜しい


2017年12月05日

手紙 レビュー感想 意外性と暗さと

東野圭吾を思い出すタイトルだが、多分関係ない






誰かの手紙を読む、というだけだが短いながらに意外性がある。基本的に暗くて胸糞系





特に男のクズっぷりがよく書けている


なんか妙にリアルなんだよなあ。むしろ実体験かと思ってしまう



だが、どうやらこの作品は元ネタが作者製作の昔のゲームのようなんだが、それが分からないせいか物足りなさが残ってしまった




評価D
50点







ところでこれ、「俺たちのギャルゲ」「マサオ君」シリーズの作者の一作なんだね。



マサオ君と作風が違い過ぎて笑ってしまう



アイシテヤマナイ2 レビュー感想 ヤンデレというよりサイコホラー?(ネタバレ)












カフェを訪れる客に、美人のマスターが小話をするノベルゲーム、第二作




前作タイトルが「一話」で今回は「2」というナンバリングだが、収録は2話のみで、サブタイトルは表記にはなし、タイトルロゴにはあり









前作がヤンデレ恋愛ものだったが、今回はホラーという感じ。




一話はヒロインの相手役の男性キャラが登場したが、2には登場せず、全キャラ女性なのでそういう感じがするんじゃないかと











好きな男にチョコを渡す為、キャッキャウフフと手作りするヒロインだったが


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作ってるのは恋のライバルたちを呪い殺すためだったという、なんとも怖いオチ

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ついさっきまで可愛い声でキャッキャウフフしていたヒロインの(声優の)唐突なドス声にビビる








相変わらず突然世界観が変わりますな(笑)










選択肢が2つ出るが、どちらもヒロインの気持ちに同調するほうが怖いエンディングになるのでおすすめ







シルエットの立ち絵を手抜きだと思って油断すると、更にまたビビル









評価C
60点





面白かった、3にも期待









2017年12月04日

この謎には理由(わけ)がある レビュー感想 定番ながらも手堅いライトミステリ(ネタバレ)


【この部分にお好きな文章を入力してください。】
























まずキャラデザが面白いね、これは作者が描いたのかな


タイトル画面のバックシルエットでは普通だが、


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ゲーム画面は顔だけがシルエットという謎仕様

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コナンの犯人の親戚かな?


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またはミスターポポの親戚











さてここからはネタバレです



















失踪したのが少女ではなく子猫というオチなど、ミステリとしては非常にオーソドックスで目新しさはないが、短編で手堅くまとまった良作だった。





でも、主人公がヒロインのことを知らずに会話している、というミスリードが強引だったかな






普通ならここでまずお前は誰だと聞くものだし

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評価B
70点






面白かったです、続編希望(というか続編前提の作り?)






































お母さんを返して レビュー感想 テーマは歪んだ母子愛では?

児童虐待、貧困をテーマにした掌編ノベル


虐待していた母親は逮捕、主人公の機転により久美は救われた



…かに見えたが引き取られた児童養護施設で、主人公にお母さんを返して!!と泣き叫ぶ




余りにもベタベタな話だがタイトル回収までを綺麗に行っている




だが、どうもこのゲーム、テーマは貧困や虐待じゃなくて、それにより歪んだ母子愛じゃないか






貧困は「切っ掛け」にすぎないし







何より主人公がこの一件で将来を決めているので、尚更貧困とはまた別のところに焦点がある



将来貧困対策の仕事をしようとはなってない





でも、テーマがブレてるってほどじゃないです



久美は主人公を最初こそ恨んだが将来感謝するんじゃないか














評価C
60点


もうちょっと話を整理できたかも?


掌編なら書きたいテーマは1つに絞った方がよさそうです




ところであらすじのならないがならなになってるね。






授業をサボって公園に来ていた主人公、美月。
美月はそこで、一人の女の子、久美と出会う。
その子は自分が生活保護の家庭だと言う。
そして、久美の母親は越えてはならな一線を越える。









越えてはならな!って関西弁っぽい









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