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2017年11月16日

霧の王 レビュー感想 ありがちなどんでん返しだが、お手軽に楽しめる

優柔不断な少年がヒロイン2人を選ぶゲーム








だが実は選ぶのが恋人じゃなくて殺人の相手ってのがオチ。




遥だと殺されてしまう、桜花だと殺すことになる






どちらを最初にやるかで2回目プレイの印象が変わる





私は遥からだったので、桜花のオチはすこし意外だった







無難すぎる出来だが、手軽です




評価C
60点

















ところで、とくだ屋の立ち絵素材……





ジオングかな?

優しい世界_No-0003.jpg

ハゲクロニクル レビュー感想 青春は、楽しんだもの勝ちなのです!!!

まずタイトル画面の「ハゲはじめる」「ハゲつづける」でいきなり爆笑




ハゲをテーマにしたバカゲーだが、意外にもシナリオが少年漫画の王道で面白い。




90年代ジャンプのパロディが非常に多いので、露骨に影響を受けてるんだろう。スタッフは20後半から30前半くらいか


中でも一番多いのはドラゴンボールのパロディ



ならばワンピースも来るかな、来るとしたらやっぱりシャンクスの腕が食いちぎられるシーンをパロって髪が!!!だろうなーって思ってたらほんとに来て爆笑した
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安いもんだ…髪の一本くらい…





期待を裏切らないね






でこぽんが片手を上げるポーズを取っているのを不自然に思ってたけど、これも太陽拳のパロディをやるためだったんだね。


このように、パロディがストレートすぎて、漫画読みだとオチが読めてしまうのは難点かも




だが、このゲームの魅力は何といってもそのギャグセンスだね



ちょいちょいギャグを挟みながらもダイレクトに笑わせてくる。かなりスキのない笑いのセンスだ


クリアまで10回は笑った、変な声が出た




主人公コンビや江頭2:50をモデルにした先生はキモグロイけど、ヒロインは可愛い




画面も案外よく動くし、演出が面白い



見た目はバカゲーだが、実は総じてクオリティが高いゲーム。






でもヒロインの表情差分が多いのに主人公コンビが立ち絵1枚なのは少なすぎる。もっと描いて欲しかった。



腐ってもハゲてても主人公コンビなのに






開発同人サークルの小芋堂は、どうやらこれ一作で終わってしまったらしく、ツイッターも1年以上更新されてないのが気がかりだね。


メンバーが3人もいるんだし、誰かがつぶやきそうなもんだが…




評価B+
75点


エンディングが7個もあるらしい。3つしか見てないが、ほかはどこだ








【余談】
「輝け!不毛プリンス」という新作フリーゲームが出ましたね。

中国の作品と被っている(ヅラだけに)らしいですが、真っ先に「ハゲクロニクル」の続編かと思いましたよ

2017年11月15日

或る事情による充電の方法 レビュー感想 SFチックなラノベ

かなり有り得ないオチだが、SFというならSFなんだろう



だがテイストが中途半端でラブコメがやりたいのか、そうじゃないのか。





絵はもうちょっと頑張って欲しかった。


立ち絵も歪んでるし、タイトル画面とヒロインの顔が全然違う






評価D
50点




第一印象が良かっただけに、惜しい。コンセプトを固めて制作したほうがよかったのでは。





ところでヒロインの制服、セーラー服じゃなくてブレザーに見えるんだが…

2017年11月14日

Doll's レビュー感想 最終兵器彼女っぽいが、少しだけ新しいロボ子モノ。だがトゥルーエンドは蛇足

もうあらゆるフィクションで何百回も書かれた人間と機械人間の違いは何か〜?というネタ。








冒頭の痛々しいポエムといい、序盤は謎の女性であるヒロインが唐突に自分を機械と言ったり、ありがちな厨2ゲーと思いきや、バッドエンドのオチがなかなかに面白い。




人間になろうとした機械人間がどうなるか、ってオチまでつけたのは稀有な例じゃないだろうか。





大抵は無事人間になったり、機械のまま人間と恋愛成就させたりするからね










グッドエンドはヒロインが正常のまま旅に出る。ここでお別れと思いきや、主人公についてきてとお願いする。これもちょっと新しい。普通は主人公が頼む側か、別れになるからね








トゥルーエンドはタイトル画面のギアをクリックすればいけるんだが、安易でどうでもいい話になってしまった。







私はバッドエンドを評価している。なぜって、この超ありがちな題材に一つオチをつけたのがバッドエンドだけだからね









トゥルーエンドなんて結局ただの夢オチだし、よくあるギャルゲーだし、このバッドエンドすらも夢って話なんで、むしろ蛇足















評価C+
60点






一見(ワンプレー)の価値あり










絵が2枚しかないんで、立ち絵くらいはあってもよかったかも。主観視点がテーマなら尚更


Silent DIva レビュー感想 ビジュアルノベルとしても中二並

作者が中二のときに書いた小説(!?)をリメイク(!?)したとあって内容的にかなり幼稚です。







なんとなく出会った主人公とヒロイン。




特に理由はないがなんかフワっとしたどうでもいい感じでお互い惹かれあう







他の人には冷たいのに主人公だけには何故か心を開くヒロイン










出会って間もないのに、守りたいとか、安っぽいJ-POPみたいなことを平然といっちゃう主人公








タイトルのSilent DIvaもあまり本編に関係ない







総評して完全に中学生の妄想そのもの(これに共通する中学生の妄想と同レベルのタイトルも幾らでもあるけど)








まあそんな話は中学生が書いたということで目を瞑るとしても、全体のクオリティやアンバランスさまで中学生並で、誤字脱字の極端な多さや画像、環境音のミスマッチさくらいは、もうすこし考えるべき







さっきまで夕方だったのに次のシーンで昼だったり、実写とCGがゴチャゴチャだったり、リビングがお洒落な感じなのにキッチンがボロアパートの備え付けだったり、学校なのにお祭りのような環境音が鳴っていたり、もうめちゃくちゃ





まともに作る気あった?というくらいの、ひどいデキでした





評価E
30点












ピークは妙にかっこよさげなタイトル画面だった。でも本編と関係ない画像




2017年11月12日

アキトDATE 第一話 〜凶行の違和感〜 吉里吉里2/KAG3移植版 レビュー感想 かの名作、クロス探偵物語へのリスペクトが凄い

▼アキトDATE 第一話 〜凶行の違和感〜 吉里吉里2/KAG3移植版クリアしました





まあ結構古いゲームなんですが、これまで放置してたゲームの一つ









3作あるシリーズの最後に掲載されているので3と思えば、1話とあるから、1なのかな?


3なのか、どっち?




でもやや唐突な導入部ながら話は普通に分かります












▼まず私は、クロス探偵物語、逆転裁判、ミッシングパーツ、ファミコン探偵倶楽部、EVEバーストエラーなど、推理ゲームが大好きで(テキストADV全般好き)、粗方やり尽くしてるんですよ。





というのもただでさえテキストADVが少ないのに、推理ADVともなると更に数が少ないので、手当たり次第に手を出して、たとえクソゲーだと分かり切ってても、誰も見向きもしないアイディアファクトリーの月は切り裂く 〜探偵 相楽恭一郎〜などに注目していた時代もありました








小説でも推理小説が一番好きなくらいなので(小説にハマる切っ掛けだった作品も、日本推理作家協会のミステリー傑作選シリーズだった。講談社の)、これは好意的に受け止めるか厳しい評価になるかのどっちかだなーと思っていたが、前者でした。






結果、アキトDATEは、非常に面白い。今遊んでも、余裕で







フリーゲームでこういう、昔ながらの正統派推理アドベンチャーって意外とないからね







▼まず最初に驚いたのは初代プレイステーションやセガサターン時代を思わせる画面デザイン。




右上にメイン画面があるこの小ささといい画質の粗さといい、古臭いキャラデザといい、もうこのゲーム、何から何まで90年代後期なんですよ









中でもクロス探偵物語やEVEバーストエラーの影響が非常に強い。(公式BBSを見ると作者もコンセプトだと発言していた。やっぱりね)










▼クリックで一々ギャグを言ったり、プレイヤーに語りかけたり、細部までクロスっぽい。30代くらいと思ってた登場人物らが実は全員大学生だったりと、キャラが老けてるところまでクロスしてる。











▼中でもびっくりしたクロスっぽさは、この膨大な作画枚数。





まさかこんなところまでクロスに倣ってるとは思わなかった。これ、凄い手間がかかってるね。やろうと思っても、普通できないよ









▼シナリオも別段大きなドラマティックストーリーではない淡々とした事件だけど、ただの推理ものというわけではなく、最後は考えさせられる話、そしてラストシーンがドツキオチだったりと、こんなところまでクロス探偵をリスペクトしている











トリックは非常にロジカルで解いてて面白かった。犯人との対決は、恒例のメンバーを集めての推理ショーもある

優しい世界_No-0001.jpg









ただ、このシーンは別にこの選択肢でも正解のはず、ってのが結構あったかな。









▼逆に欠点は、不親切要素まで90年代をモチーフにしちゃったことかな。






移動コマンドの面倒臭さが異常







画面も小さいので、クリックが大変。これは難点だね
















▼上辺だけの尊敬ではなくしっかりと先人から学んでいる良作。






他のシリーズも遊びます






評価B+
70点















2017年11月11日

安楽木(やすらぎ)さんは席についた ―消えた一億円の謎― レビュー感想 「確かにそうね。けど今のはほんの冗談よ」


あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?

【この部分にお好きな文章を入力してください。】



























バカミスを謳ってるけど事件解決までの流れも人情モノで痛快だし、ラストもかなり綺麗な終わり方。主人公も奇子なんて名前でいかにも変人キャラっぽいが、実はかなりの好人物















バカミスというより、近年乱造されている女性が探偵役で男性が助手役のライトミステリって感じ。







タイトルもいかにもだが、櫻子さんの足下には死体が埋まっているとかの系統のね













しっかりミステリしてて面白かった














実写背景も綺麗


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評価C
65点



第一弾ということで第二弾にも期待









しかしこれだけ人の出入りがある病院で、稔はどうやって金庫を運び出したんだろうね。







絶間なく人の出入りがあるし、深夜だとしても物音でわかる。







もし他の住人が留守の日を狙ったのだとしても、5日しか滞在していないので消去法であっさり犯人だとバレる







ScoreUp BaseBallEdition レビュー感想 テンポが悪すぎる

野球とサッカーの融合といっても野球のボールをただ足で蹴るだけでただの野球盤。ゲーム性に乏しい








テンポも非常に悪く、アタリ判定もおかしいのでゲーム性に乏しく、イマイチでした



プレイ後すぐに消したのはこれが最初かもしれないくらい



評価F
20点






ところでこのゲーム、一応ふりーむでプログラミング賞銅賞を取ってるんだけど、唯一コメントもレビューも0なのが不気味ですね…




地下アイドルやめますか レビュー感想 安っぽいご都合主義ではなく悲壮感を描いて欲しい

地下アイドルを題材にしたノベル。





が、さぞや地下アイドルに命を賭ける連中の話なんだろうな〜〜と思えば、余りにも薄っぺらでガッカリ





このタイトルからも、地下アイドルやめますか、それとも人間やめますか、くらいの勢いを期待したんだがな〜…





序盤はまだ割と地下アイドルの厳しさを描いてたのに、最終的に汚いオタクがイケメン化して元アイドルと付き合うというかなり安易な結末にがっかり





汚い太ったオタクが就職してスリムなイケメンに、ってのもありえないが、それでいきなり元アイドルと付き合うというのも…







途中で地下アイドルが悲惨な食い合いをしてたり、汚い部分が描かれてただけに、そっちでオチをつけてほしかった








主人公も地下アイドルにプライドを持ってるならまだしも、尻軽でホイホイ男を変えたり地下アイドルを簡単に辞めたりで、まるで信念も葛藤もないキャラなんで、どのシーンにもインパクトや意外性がない





しかもグループが自分の所為で解散する破目になったのに、これといってショックは受けていないドクズ(中には本気でやってたメンバーやファンもいるだろうに…)




挙句20後半にもなって親の仕送りで生活しているという体たらく




そこまで周りに迷惑かけてやらせてもらってるのに、この軽さ…
























絵も、下手すぎて、もうちょっと練習して欲しい。




特にこの胸やエプロン、物理的に有り得ない絵になってる。下手だし、不自然な構図なのが問題です






評価E
30点















そういえば冒頭の曲、学園フラットで使われてたフリー音源だね。これを使うのは珍しい










2017年11月10日

積層のAestivum レビュー感想 古き良き葉鍵系(ネタバレ)

クリアまでに、テイストがコロコロ変わる、やや変わったADV



中盤まで、若干の探索要素があるが、ゲーム性というほどではない



後半は完全にビジュアルノベル







プレイ前の印象は、「雪国を舞台にしたファンタジー?」だったので、スマホが出てくる現代的な世界観に驚くが、中盤やはりファンタジーになって予想が当たっていたことを確信する







後半に掛けては別の意味でファンタジー、そしてある意味ではリアル過ぎる限界集落、老害、ネグレクトを主題にしたストーリーが展開される







このゲームのレビューを見ているとどうも泣いたとか感動したとかいう意見が多いのだが、私はそんなことよりも、この限界集落での老害の何が害たるかという描写の上手さを評価した




ひたすら胸糞悪い描写が続く。主人公と椿も逃げようと思えばいつでも逃げられるのに明らかにバカで余計にイライラする展開



椿も最後は老害らに殺されてしまう










先日も過疎地の陰湿な田舎者が弁護士会に村八分はやめろと怒られていたが、田舎のリアルがまさにこれじゃないだろうか。




ほんと田舎に行くと異常な老害がいて驚くことがある





このゲームの老害たちは、異常なまでに自己中心的で廃村寸前のくだらない町の謎の掟を重んじる。







だが口だけで自分たちは何もせず、若者を働き手として酷使する






10歳にも満たない主人公と椿は、小学校にさえ通えず、休みなく老害らに酷使される










これもう半分北朝鮮だろ









ただ、流石に何一つ働かない老害たちが、子供を小学校にさえ行かせず強制労働させるのは、ファンタジーだった。行政動くって










終盤はかなりベタな、一昔前の葉鍵系の、いわゆる泣きゲー風のシナリオと演出が繰り返されるが、文章がかなり回りくどく、演出も背景に蛍のような謎の光が舞ったり、ちょっとクサすぎて、やりすぎかなあ









主人公が椿を裸にして全身を拭いてあげたり、その際に放尿したり、エロゲーからエロを抜いたようなストーリーなのも、葉鍵系っぽい













テーマとしては人と人との些細なつながりが起こす奇跡、なんだろうな。





やたら抱き合うシーンがあるのが特徴的で、メインキャラは全員、一通り抱き合ってる


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テキストが回りくどすぎて、終盤グダグダだったのが惜しい。その所為で誤字脱字もあるので本末転倒だ







たった1つの情報をグダグダと「僕は○○で○○して○○だったが○○で○○なので○○でやっぱり○○で○○が〜〜」というような長ったらしい言い回しばかりで、徐々にテンション下がります








エロゲーの影響受けすぎですよ

(実際どうだかは知りませんが)











シナリオを見ても村になぜ老人はいるのに老婆がいないのか?とか幾らなんでも行政の目が入らないのはおかしいとか、限界集落という社会派っぽいテーマを扱う割には、不自然なポイントも多いし。




カルト村だって警官や民間人がパトロールしてますよ。むしろそういった場所は、大麻の栽培などに悪用されるため、目をつけられているんです








まあ欠点も目立つが、絵も綺麗だしスチルも多くて、なかなかの一作でした。







評価C
65点














しかし愛夏。目の上にほくろがあるのね。
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目の下に泣きぼくろがあるキャラは結構いるけど、目の上のほくろはなんていうんだ?漫画やゲームのキャラでは初めて見たな










漫画だと、ほら、スラムダンクの牧さんとか

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