2017年12月06日
初恋の真実 レビュー感想 ラノベ的ビジュアルノベル(ネタバレ)
突然いなくなった初恋の少女と再会する…というビジュアルノベル
でも実は再会したほうは双子の妹で姉は死んでるってのがまたベタ
文章にかなり癖があり、キャラクターも文章もラノベ的なのがかなり人を選ぶ
言い回しも臭いものが多い
全体的に厨2病テイストで、いかにもラノベやアニメが好きなサークルが作ったという感じなので、プレイヤーも同じなら楽しめるだろう
評価D
50点
しかし完成版こそ萌えアニメ、ラノベ風なよくある絵柄だが、キャラクター原案は雰囲気があってなかなか上手い。
なぜこっちでやらなかったんだろう…そもそも同じ人間の絵なんだろうか。そこが一番惜しい
2017年12月05日
手紙 レビュー感想 意外性と暗さと
東野圭吾を思い出すタイトルだが、多分関係ない
誰かの手紙を読む、というだけだが短いながらに意外性がある。基本的に暗くて胸糞系
特に男のクズっぷりがよく書けている
なんか妙にリアルなんだよなあ。むしろ実体験かと思ってしまう
だが、どうやらこの作品は元ネタが作者製作の昔のゲームのようなんだが、それが分からないせいか物足りなさが残ってしまった
評価D
50点
ところでこれ、「俺たちのギャルゲ」「マサオ君」シリーズの作者の一作なんだね。
マサオ君と作風が違い過ぎて笑ってしまう
誰かの手紙を読む、というだけだが短いながらに意外性がある。基本的に暗くて胸糞系
特に男のクズっぷりがよく書けている
なんか妙にリアルなんだよなあ。むしろ実体験かと思ってしまう
だが、どうやらこの作品は元ネタが作者製作の昔のゲームのようなんだが、それが分からないせいか物足りなさが残ってしまった
評価D
50点
ところでこれ、「俺たちのギャルゲ」「マサオ君」シリーズの作者の一作なんだね。
マサオ君と作風が違い過ぎて笑ってしまう
アイシテヤマナイ2 レビュー感想 ヤンデレというよりサイコホラー?(ネタバレ)
カフェを訪れる客に、美人のマスターが小話をするノベルゲーム、第二作
前作タイトルが「一話」で今回は「2」というナンバリングだが、収録は2話のみで、サブタイトルは表記にはなし、タイトルロゴにはあり
前作がヤンデレ恋愛ものだったが、今回はホラーという感じ。
一話はヒロインの相手役の男性キャラが登場したが、2には登場せず、全キャラ女性なのでそういう感じがするんじゃないかと
好きな男にチョコを渡す為、キャッキャウフフと手作りするヒロインだったが
作ってるのは恋のライバルたちを呪い殺すためだったという、なんとも怖いオチ
ついさっきまで可愛い声でキャッキャウフフしていたヒロインの(声優の)唐突なドス声にビビる
相変わらず突然世界観が変わりますな(笑)
選択肢が2つ出るが、どちらもヒロインの気持ちに同調するほうが怖いエンディングになるのでおすすめ
シルエットの立ち絵を手抜きだと思って油断すると、更にまたビビル
評価C
60点
面白かった、3にも期待
2017年12月04日
この謎には理由(わけ)がある レビュー感想 定番ながらも手堅いライトミステリ(ネタバレ)
【この部分にお好きな文章を入力してください。】
まずキャラデザが面白いね、これは作者が描いたのかな
タイトル画面のバックシルエットでは普通だが、
ゲーム画面は顔だけがシルエットという謎仕様
コナンの犯人の親戚かな?
またはミスターポポの親戚
さてここからはネタバレです
失踪したのが少女ではなく子猫というオチなど、ミステリとしては非常にオーソドックスで目新しさはないが、短編で手堅くまとまった良作だった。
でも、主人公がヒロインのことを知らずに会話している、というミスリードが強引だったかな
普通ならここでまずお前は誰だと聞くものだし
評価B
70点
面白かったです、続編希望(というか続編前提の作り?)
まずキャラデザが面白いね、これは作者が描いたのかな
タイトル画面のバックシルエットでは普通だが、
ゲーム画面は顔だけがシルエットという謎仕様
コナンの犯人の親戚かな?
またはミスターポポの親戚
さてここからはネタバレです
失踪したのが少女ではなく子猫というオチなど、ミステリとしては非常にオーソドックスで目新しさはないが、短編で手堅くまとまった良作だった。
でも、主人公がヒロインのことを知らずに会話している、というミスリードが強引だったかな
普通ならここでまずお前は誰だと聞くものだし
評価B
70点
面白かったです、続編希望(というか続編前提の作り?)
お母さんを返して レビュー感想 テーマは歪んだ母子愛では?
児童虐待、貧困をテーマにした掌編ノベル
虐待していた母親は逮捕、主人公の機転により久美は救われた
…かに見えたが引き取られた児童養護施設で、主人公にお母さんを返して!!と泣き叫ぶ
余りにもベタベタな話だがタイトル回収までを綺麗に行っている
だが、どうもこのゲーム、テーマは貧困や虐待じゃなくて、それにより歪んだ母子愛じゃないか
貧困は「切っ掛け」にすぎないし
何より主人公がこの一件で将来を決めているので、尚更貧困とはまた別のところに焦点がある
将来貧困対策の仕事をしようとはなってない
でも、テーマがブレてるってほどじゃないです
久美は主人公を最初こそ恨んだが将来感謝するんじゃないか
評価C
60点
もうちょっと話を整理できたかも?
掌編なら書きたいテーマは1つに絞った方がよさそうです
ところであらすじのならないがならなになってるね。
授業をサボって公園に来ていた主人公、美月。
美月はそこで、一人の女の子、久美と出会う。
その子は自分が生活保護の家庭だと言う。
そして、久美の母親は越えてはならな一線を越える。
越えてはならな!って関西弁っぽい
虐待していた母親は逮捕、主人公の機転により久美は救われた
…かに見えたが引き取られた児童養護施設で、主人公にお母さんを返して!!と泣き叫ぶ
余りにもベタベタな話だがタイトル回収までを綺麗に行っている
だが、どうもこのゲーム、テーマは貧困や虐待じゃなくて、それにより歪んだ母子愛じゃないか
貧困は「切っ掛け」にすぎないし
何より主人公がこの一件で将来を決めているので、尚更貧困とはまた別のところに焦点がある
将来貧困対策の仕事をしようとはなってない
でも、テーマがブレてるってほどじゃないです
久美は主人公を最初こそ恨んだが将来感謝するんじゃないか
評価C
60点
もうちょっと話を整理できたかも?
掌編なら書きたいテーマは1つに絞った方がよさそうです
ところであらすじのならないがならなになってるね。
授業をサボって公園に来ていた主人公、美月。
美月はそこで、一人の女の子、久美と出会う。
その子は自分が生活保護の家庭だと言う。
そして、久美の母親は越えてはならな一線を越える。
越えてはならな!って関西弁っぽい
2017年12月02日
とある少女の恋語り レビュー感想 たった5分なのに、期待が萎むゲーム
2017年12月01日
クリスマス*フラワー レビュー感想 このあと滅茶苦茶セックスした、的な(ネタバレ)
「私は今日ここで死にます。」の前日譚
「クリスマス*フラワー」というタイトルは作者は適当につけたらしいがヒロインの名前から取ってて、なかなかセンスがいい
2つのタイトルに共通点がないので、同じシリーズでありながら別物と分かるし
「*フラワー」といっても多分ア〇ルは関係ない(ぜってー無えだろ)
作者のサイトに出てた予告を前前から見てて期待していたんだけど、晴れて12月ということで配信開始、さっそくプレイ(配信日は11月末日だったりするが)
ストーリーは前作主人公とヒロインが付き合っていた頃の話でストーリー性のないファンディスク的内容(「ミニゲーム」らしいが、ファンディスクというとイメージしやすい。ミニゲームといったらゲーム内ゲームを連想してしまう)
前作ではクールな青年だった主人公が生意気な男でギャップがあって面白かった。
逆にヒロインは全くブレない。
このラブラブカップルっぷりがヒロインの自殺により、たった2,3年で終わると思うと悲しいね
前作をプレイしていないと分からないネタもないし、時系列が今作→前作なので、むしろ今作から遊ぶといいかもしれない
音楽もいいね。フリー音楽なんだけどマッチしてる。タイトル曲に使われてる「窓の外の雪」が好き
マイナス点を書くと、前述の通り、折角の続編なのに前作とリンクがなさすぎる
ファンディスク特有の、前作を遊んでるとニヤニヤできる、という要素が全く無い
たとえば、こうすると面白いというアイディアを一つ出すと、今作は前作を踏襲してるシーンが僅かにあるけど、それは同じ構図のスチルだけ
だが、もしここでヒロインがプレゼントされたネックレスをしていると、プレイヤーは「このネックレスは主人公のプレゼントだったのか」と衝撃を受ける、そういうのが欲しかった
他にもデート中に前作ヒロインとニアミスする、なんて演出があると面白かった
評価C
60点
ダイハードのくだりとか笑ったし、ファンディスクとしては面白かったです。
このサークルは完全休止はせず半休止状態なのかな。まあ前作は作るのに2年もかかってるしね。
作者の好きなFF10になぞらえると「最後かもしれないだろ。だから、全部話しておきたいんだ(もう作らないとはいってない(小声))」状態なのかな
まあ今後もひっそりと続けてほしい
「クリスマス*フラワー」というタイトルは作者は適当につけたらしいがヒロインの名前から取ってて、なかなかセンスがいい
2つのタイトルに共通点がないので、同じシリーズでありながら別物と分かるし
「*フラワー」といっても多分ア〇ルは関係ない(ぜってー無えだろ)
作者のサイトに出てた予告を前前から見てて期待していたんだけど、晴れて12月ということで配信開始、さっそくプレイ(配信日は11月末日だったりするが)
ストーリーは前作主人公とヒロインが付き合っていた頃の話でストーリー性のないファンディスク的内容(「ミニゲーム」らしいが、ファンディスクというとイメージしやすい。ミニゲームといったらゲーム内ゲームを連想してしまう)
前作ではクールな青年だった主人公が生意気な男でギャップがあって面白かった。
逆にヒロインは全くブレない。
このラブラブカップルっぷりがヒロインの自殺により、たった2,3年で終わると思うと悲しいね
前作をプレイしていないと分からないネタもないし、時系列が今作→前作なので、むしろ今作から遊ぶといいかもしれない
音楽もいいね。フリー音楽なんだけどマッチしてる。タイトル曲に使われてる「窓の外の雪」が好き
マイナス点を書くと、前述の通り、折角の続編なのに前作とリンクがなさすぎる
ファンディスク特有の、前作を遊んでるとニヤニヤできる、という要素が全く無い
たとえば、こうすると面白いというアイディアを一つ出すと、今作は前作を踏襲してるシーンが僅かにあるけど、それは同じ構図のスチルだけ
だが、もしここでヒロインがプレゼントされたネックレスをしていると、プレイヤーは「このネックレスは主人公のプレゼントだったのか」と衝撃を受ける、そういうのが欲しかった
他にもデート中に前作ヒロインとニアミスする、なんて演出があると面白かった
評価C
60点
ダイハードのくだりとか笑ったし、ファンディスクとしては面白かったです。
このサークルは完全休止はせず半休止状態なのかな。まあ前作は作るのに2年もかかってるしね。
作者の好きなFF10になぞらえると「最後かもしれないだろ。だから、全部話しておきたいんだ(もう作らないとはいってない(小声))」状態なのかな
まあ今後もひっそりと続けてほしい
2017年11月30日
HORNER!!2nd レビュー感想 お手軽に笑える
【この部分にお好きな文章を入力してください。】
理想と現実。少女が選ぶのはどちら?
少女に理想と現実の選択を迫るノベルゲーム
という2つのアオリでもっとSF的なストーリーを期待したが実にあっさりした話
というかこれ、作者がやりたいのが明らかにバカゲーだろう
バズーカぶっぱなすシーンのシュールさに爆笑したよ。『それを、こう。』っぽいね、絵も上手い
開発時間3時間のうち2時間はここじゃないか
お手軽に笑えるバカゲーだった
評価D
55点
ところでこのゲーム、プレイタイム3〜5分とあるが3分じゃ絶対にクリアできない
なぜならエンディングに歌があるから
こんなシンプルなゲームなのに容量がデカイからあるとは思ったが…
データの大半も歌だろうな(笑)
理想と現実。少女が選ぶのはどちら?
少女に理想と現実の選択を迫るノベルゲーム
という2つのアオリでもっとSF的なストーリーを期待したが実にあっさりした話
というかこれ、作者がやりたいのが明らかにバカゲーだろう
バズーカぶっぱなすシーンのシュールさに爆笑したよ。『それを、こう。』っぽいね、絵も上手い
開発時間3時間のうち2時間はここじゃないか
お手軽に笑えるバカゲーだった
評価D
55点
ところでこのゲーム、プレイタイム3〜5分とあるが3分じゃ絶対にクリアできない
なぜならエンディングに歌があるから
こんなシンプルなゲームなのに容量がデカイからあるとは思ったが…
データの大半も歌だろうな(笑)
2017年11月29日
ゲームグッズの中古を探すなら、通販もいいがリサイクルショップにも掘り出し物がある話
最近は駿河屋だけではなく、ネトオクやネットフリマが常識になったのでゲームグッズを手に入れるのが簡単になったが、それでも店頭用の非売品が見付かるのはゲームとまるで関係ないリサイクルショップだったりする
FF10とKOF2000の非売品店頭用ポスターは、どちらも500円だった。それも額縁つき
こういう掘り出し物があるのはリサイクルショップだけだと思う
ネットフリマだと高額だが、リサイクルショップだと価値を分かってないのだろうか、激安で投売りされていることがある
他にも昔出たシングルCDなど、中古CDショップは1枚100円だが、リサイクルショップは10円からある(ただし保存状態はハードオフ以下)
おすすめです
キミキス pure rougeはゲーム原作アニメ史上最低の失敗作だった。ゲーム原作アニメの成功例、失敗例とは
HDを漁ってたら昔作った(と思う)コラ画像が出てきたんだけど、あのクソアニメよりこれのほうが面白いと笑ってしまった
マジでなんだったんだ?あの意味不明で気持ち悪いサックスとか、妹が別人の妹になってるとか、ありえない改悪の連続は
そして原作と全く違うストーリー、キャラクター性なのに、主人公の「バイトして必ず会いに行く」という遠距離恋愛のセリフのみが、原作の結美エンディングを流用しているという更に原作をナメている、謎で最高にキモイ展開
更に原作ではそのままハッピーエンドで結ばれるのに、アニメだとヒロインの結美を捨てて摩央エンドというのも更にキモかった
原作とまるで違うギャルゲー原作アニメでは初代トゥハートがまさにそれだが、あれは凄い名作だった。
まるで違う展開なのに、プレイステーション版のOPのアレンジをそのままアニメでも使ってたから、違和感もなかった
今見ても凄い完成度だったな(原作スタッフは嫌いみたいだが)
ああいう「違っても面白い」成功例に比べると、キミキスは駄作の中でもトップレベルだった
もう随分古いタイトルだけど、今後これを超える駄作はない気がするな
そういえばレコラヴはアニメにすらならなかった。キミキス、アマガミ、フォトカノ、全部アニメになってるのに(TLSSもOVAがある。物凄い低クオリティな)
ディンゴも倒産したし、もう可能性はないんだろう。販促アニメを作っても、あの舐めた売り方じゃ、結果は同じだったろうなあ