アフィリエイト広告を利用しています
アフィリエイト広告を利用しています

2017年11月08日

誰が彼女に恋を説く? レビュー感想 何から何までラノベのテンプレコピー過ぎる

絵もキャラもシナリオもラノベ的で、ラノベのアニメ化作品のゲーム版と思ってしまう



文章が冗長で纏まりに欠け、ただ学園祭をやるだけでグダグダと無駄に長い。



ゲームの9割が前置き。その割に肝心の学園祭はあっさりと終了



ヒロインもこれまたラノベにありがちな恋愛が分からなくて誰でも受け入れてしまうというタイプで、それ以上でもそれ以下でもない感じ



現実でもこういう女性はたまにいるが、中身があると思ったことはない



トーク番組で、遠野なぎこがこのヒロインと同じようなことを言っていたが、デヴィ夫人に


「あなたそれはただの不感症じゃないのぉ〜?」





と一蹴されていた



その場は大爆笑だったが、所詮その程度なのだろう。ドラマチックにはならない


このヒロインもまさにそれで、萌え袖、髪の毛で隠れた目、最初根暗と思いきやすぐに主人公に馴れ馴れしくなる、魔性の女、など、どれもラノベテンプレの萌えキャラ過ぎて、直視できないくらい酷い



ただ最後だけはやっとストーリーが始まるのか…と、少しだけ期待が持てる終わり方













評価E
30点




萌えアニメ、萌えラノベ的なシナリオやキャラが好きじゃないときついでしょう


私はそういうのはあんまり…なので、まあ合わないですね

夏の夜の夢 レビュー感想 (「真夏の夜の淫夢」ではない)

説明文以上のことが何一つ起こらない、あまりにも予定調和過ぎるゲーム




誰もが想像する通りの展開があるのみ。



しかも動作が非常に重く、バグも多いです。こんなに短いゲームなのに…





ボリュームバランスもズレてて、BGMが大きすぎて折角の音声が殆ど聴こえない(ただでさえヒロインはクール系でボソボソ喋るキャラなのに…)




学生さんが初めて作ったゲームなので、こんなものかもしれない





評価E
30点




ただグッドエンドで、ヒロインが殺人犯なのに妙にさわやかな空気と音楽のままタイトルに戻るのと、実在人物の画像が加工されてたことだけは、不覚にも笑った



2017年11月07日

本当は怖いヤンデレ娘 痛〜psycho complete complex〜 レビュー感想 ガッカリな別物

まだ配信されたばかりのゲームで情報も出揃ってないので、シナリオルート、EDが1つという前提でレビューします。





▼前作はサイコホラーだったが、一体何がどうなったのか、ジャンルが変わりサイエンスフィクションになっている。




それも脳をリンクして相手の精神世界に入るとか、架空のキャラが実体化するとか、荒唐無稽な路線







▼新キャラの出番が大半をしめるので凶華も余り出てこない













ストーリーもちぐはぐで変な部分が多い。






凶華の正体が、今日子を殺した精神異常者の主人公の従姉だったというのはまあわかるが、主人公とは会ったこともないのに、写真で声が分かるとか意味不明だ。夏と冬とか、いかにも仲良し姉弟っぽいネーミングなのにね















▼そもそもこのゲーム、何がマズイかってタイトルにヤンデレ娘とあるのに、ヤンデレ娘が一切登場しない。





いるのはただのストーカーだけ。








凶華はただの一度もデレていないし、恋愛がらみのシーンもない。ただの犯罪者、ストーカーである。ただカッターナイフ振り回して追いかけてくるだけ




ヤンデレへの理解度が非常に浅く、このタイトル詐欺っぷりが拙作さに拍車をかけている

















▼メンヘラフレシアなどもジャンルは犯罪に偏っていたが、それでもちゃんとヤンデレヒロインが登場し、恋愛を描いていた。







だが本作にはそれらの要素が一切ない。かといってホラーとしてもまるで怖くない








結果、非常に魅力のない作品になってしまった








▼前作ラストで主人公が凶華と付き合うといったので、その流れでやればいいのに、判断を誤った続編といえる。








前作終盤に登場した、主人公に片思いしてる女友達とか、凶華の被害に遭った大学生たちも一切登場しないしね







嫌々ながらも付き合うが、徐々に凶華が更生されていく、主人公もなんとなく好きになる…ってストーリーのほうがよかったんじゃないかと




















▼では逆に、長所



今作は選択肢でセーブが使えるし、凶華の声優が変更になり(やはり評判が悪かったのか)、棒読みもなくなりました(でも変わりに他のキャストが棒読み)







画面デザインが変わり、膝まで描かれるように

でもなんか膝、ゴツイっすね















評価E
30点





どの層にも、おすすめし兼ねます。






しかし、前作で従姉が今日子を大学生くらいと言ってたけど、弟が既に医者なら、20代後半だよね…






本当は怖いヤンデレ娘〜love one another〜 レビュー感想 ヤンデレものの中でも、おすすめできない

▼ヤンデレをモチーフにしたADV







恋愛要素はなく、サイコホラーを謳っているが、それにしては全く怖くない上にストーリーもありがち。ヒロインのCVも棒読みが酷く、イマイチ面白くないゲームだった。





▼特にセーブ不可能の即死選択肢の連続が非常に面倒臭く、やり直しが鬱陶しかった。何のゲーム性もないし、ダレます。





ディティールも浅く、大学なのに生徒生徒と連呼されたり(大学生は学生)、主人公の住んでいるのが〇〇荘というアパートなのに、明らかにRCマンションの画像だったり、4階なのに画像では3階までしかない建物だったりと、おかしな部分も多いです







▼まあいい部分も。





定番だけどヤンデレ娘が実は美人っていう流れは笑いましたよ。この主人公、毎度反応がおかしい





完全に人外だったのに、え?美人?だからね







評価E
40点




ヤンデレものは大抵ウケがいいけど、これはハズレでした。






というかヤンデレといいながらヒロインが欠片もデレなかったんだけど、これは続編に持ち越しか?


2017年11月06日

ジェイルアイランド  監獄島からの脱出 ***!☆♪** レビュー感想 作者のセンスとパッションが爆発した怪作

▼ジェイルアイランド、ノーマルエンドクリアしたので、軽くレビューを書いてみます。





最初に言っておくとこのゲーム、凄いです。




凄いというと安易な語彙だけど、フリーゲーム史上ここまで、ゲームを作るぜ!!!という熱意に溢れたゲームはなかった、のレベル






しかもこれだけでも大変なクオリティなのに、まだまだバージョンアップを予定しているということで、更に進化するゲームというのだから恐ろしい



このクオリティで未完成なんてとんでもない、100%が120%になるといったほうが正しい






▼ジェイルアイランドは隅々まで「ゲーム」しており、昨今にありがちな退屈なムービーを見るだけの時間などは一切ない(まあフリゲは大抵ムービーないけど)






徹底的に遊び、ゲームプレイの要素を追及しており、ギミックに溢れている








子供の頃ゲームブックやテレビゲームに夢中になった作者が、大人になり高いセンスと技術で理想のゲームブックを作った、というバックグラウンドストーリーを勝手に想像してます









▼全ての要素で恐ろしいまでに技術力の高さと手間暇のかかっていることが感じられ、これを自作ゲームと呼んでいいのかさえ疑問に思ってしまうレベル







何が決定的に他作品と違うかというと、フリーゲームの大部分は素人が作っているが、本作は作者が商業作品にも携わっているプロということ。





自作ゲームってアマチュアゲームとも呼ぶんだけど、これはプロが作ったアマチュアゲームという珍しい作品なので、他の作者からするとチートでしょう(笑)。技術的にはプロなので、他が比較にならないくらい手が込んでます





正直他の自作ゲームより技術的なクオリティは段違いに高い(素人のゲームにも素人ならではの良さはあるが、やはりプロは違うなと)








▼タイトルの通り、少女が監獄から抜け出すことが目的のゲームブック・パソコンゲーム






まず驚かされたのが、そんなゲームブックをモチーフにした画期的なゲームデザイン。




ゲームブック風ゲームは、フリーゲームでもRUINAのような良作もありますが、あくまで「ゲームブック風」であり、本質はあくまでRPG






だがジェイルアイランドは、本当にパソコンで遊べるゲームブック(+α)そのもの






つまり膨大なフラグ管理やバグも常について回るわけですが、それらを破綻なく、よく構成したなとたまげた。普通ならデバッグでパンクする







▼しかもその膨大なゲームページの多くには絵がついてるんですよ。作画崩れも殆どない。それも立ち絵の使い回しなんてせこい真似はせず、全て描きおろし





これにもたまげた。








作中に漫画ページそのものもあって、グラフィック枚数は圧倒的に多い。それだけで本が数冊出来てしまうほどの物量だ。音楽もシーンによって変化するので、デジタルコミックを読んでいるようで楽しめる




更にはなんとドット絵アニメーションまでもがお手製







▼謎解きの独創性も非常にユニーク。ボールタオルに尿をつけて番犬向けのトラップにしたり、普通では思いつかないような解法がある。










▼ここまで書くとかなり複雑なゲームに思えるが、非常に親切設計で、フラグを立てたポイントには一括でページ移動ができる。





実は序盤、これに気づかずかなり右往左往してしまった(笑)。知ってると膨大なページから回答を探したりフラグをメモする必要がないので、攻略はさほど難しくない。ただ、フラグ立てをしないまま進めてしまうと、後々どこにそれがあるか分からず、かなり手間取るかも








▼桃本というお色気ページの拘りも想像を絶する熱量で思い付くかぎりほぼすべてのプレイがある。






お色気要素にも作者のグラフィックセンスが遺憾なく発揮されており、1シーンにつき4分岐と6枚のスチルがあり、恐ろしいまでに丹念に作られており、これにも驚愕





ただし欠点と言うか特徴としては、リョナ、エログロ度が極めて高いので、プレイヤーを選ぶということでしょうね


エロも、グロ寄りのエロなので








女性キャラは妊娠もしてないのに、みんな母乳を発射しまくりです
















▼作中の戦闘シーンがゲームブック(ゲームファイル)を閉じて別のファイルを開く(ミニゲームで勝負)、という、こちらは逆にテレビゲーム的スタイルなのも面白い。ただ難易度激高なので、もっとイージーでもよかったかと














▼シナリオもただ監獄から脱出するだけではなく各章ごとにバリエーションがあり、飽きさせない(ただ最終章が脱出ではなく、よくある、皆で世界救おうぜ!という旧ロープレ的なノリなのだけは、やや唐突に思った)











▼謎解きの難易度は非常に高い。かつ、普通のゲームではあまり出題されないタイプの謎解きなので、詰まったらもう全く解けないかも。




推理ADVのような文章からロジカルに推理するものでもなければ、ゼルダのようなパズル的謎解きでもない難しさ




この世の果てで恋を唄う少女YU-NOでも唐突にピクロスが出てきたが、あれ以上に難しい






終盤の唐突なアクションゲームもかなりの高難易度






もっともこれらは全て、攻略ページへのブラウザ起動リンクから解答が見れるので、極端に言えば全てスルー可能。こんなところまで親切設計












▼だがこのパソコンで遊べるゲームブック感は、かなり新しいプレイ感覚。新しいゲーム体験


一見(ワンプレー?)の価値あり












評価A+
85点



おすすめの一作。





(※このレビューで触れている製作背景などについて、事実とは異なる点があった模様です。コメント欄をご一読ください。)





【朗報】干されていたケンジ、カントー地方で再登場する アニメポケットモンスターサン&ムーン 42話43話感想

▼アニメポケモンサン&ムーン、「カントーでアローラ!タケシとカスミ!!」(42話)と「ジムバトル!Zワザ対メガシンカ!!」(43話)を見た



ここのところ忙しく、録画で今になって見たので、放送は少し前である






絵柄が余りにも変貌していたのでどんな内容か気になって1話だけは見ていたが、それ以来は見ていなかった







感想の前に、少しだけアニメ版サンムーンについて気になったことを書きたい。





1話のオーキド博士とナリヤ・オーキド(海外だから名前から?)の会うシーンが、なんとも面白い。全く同じ顔だ、イトコとはいえそっくりだ。






そしてナリヤ・オーキドがオーキド博士を「ユキナリ」と呼んでいる。







何気にアニメ本編でオーキドの名前が出たのは最初じゃないか?サトシは昔の友達であるユキナリがオーキドだとは気付かないのだろうか…(オーキドは気付いてるのに)





なんでもありのサトシの人生なら親友の正体が、知り合いの爺さんの若い頃だったという発想は出そうなものだが…





最初期に発売されたポケモンファンブックや小説版にはしっかりと、オーキド博士の名前がオーキド・ユキナリだと書いてあった。ただでさえポケモンはフルネームがあるキャラが少ないし、印象的だった。というか当時はオーキドだけだった気もする





おのとしひろの電撃ピカチュウでも、それを資料として、オーキドの名前はちゃんとオーキド・ユキナリとなっていた




映画スター並にイケメンのおじさまオーキド

CvNPTUeUMAAItyk.jpg







だから昔、『セレビィ 時を超えた遭遇』で「謎の少年、ユキナリの正体は!?」というアオリをやっていた時、オーキドの名前は既にユキナリだという情報を出していたのに(ポケモンマニアしか知らない細かいネタであっても)、隠す意味があったのか?と疑問だったものだ






ちなみにセレビィの日本版は、ハッキリしない物事はダメ!!という思想の海外では受け入れられず、アニメ映画としても珍しい修正が行われ、DVDやテレビ放送版では、海外版の日本語版という一風変わった内容となっている。





オーキドがはっきりユキナリだと分かるシーンが追加されてるんだよね。あれ、蛇足だよ

















▼では今回の感想。



前後編で懐古にとっては素晴らしいデキだった。



42話が、歌うプリン出たりして懐かしいながらもありきたりな内容ですぐに飽きたので、43話はもう見なくてもいいか、とさえ思ったが、結果としてこちらの話が素晴らしく、久しぶりに初代を踏襲したようなハチャメチャポケモンバトルや、懐かしいタケシとカスミとのやり取り、なぜか今更の初代赤緑を意識したポーズを取っていたり(ゲーム版のアニメ化作品も近年出ていたのに)タケシが筋肉ムキムキだったり(これはフィギュア版のスタッフが勝手にやったことらしいが)、小ネタもあって素晴らしかった










タケシとカスミがサン&ムーン勢が束になっても歯が立たないくらいの強烈な強さなのも、懐古としては嬉しい








しかしタケシとカスミ、特にタケシはポケモンドクターの勉強で忙しい筈なのに、なぜああも強くなっているのだろう。メガシンカまで使えるし、ムキムキだし




しかも一応は本職ジムリーダーのカスミよりも、明らかにタケシのほうが強いだろう









▼カスミの、サトシに負けないお調子者感と、タケシの頼りになる感じも出演後期っぽい雰囲気で実に良かった








ラストシーンも素晴らしかった。3人の仲の良さ、長年のブランクなどはまるで無い、熱いパートナーシップを感じさせる。笑いあう3人を、周りの新しい仲間たちが、微笑ましい感じで見守っているのも優しい結末








▼一つ残念なのは、タケシとカスミの衣装が初代のものであるにも関わらず、キャラクター性が登場後期だったこと。









変わり果てた姿成長した姿が見れるのは嬉しいのだが、初期のタケシは年上のお姉さんだけではなく、年端もいかない少女にも「のびのび育てば〇年後が楽しみだ〜〜」とアヘ顔を赤らめるガチでやべぇ奴だったので、その片鱗も見せてほしかった。








フウコ(フウロじゃないよ)登場回では、ポケモンの話をしていたのに突然少女の話にすり替えたり、特に「のびのび育てば」に狂気を感じる(しかも大抵は、10歳前後のキャラに5年後と言っていた)
222222_compressed.jpg











そんなタケシが、アローラ勢を見て何も関心を示さないのは、ちょっと寂しい。3人もいるのに













▼余談だがフウコは、おのとしひろの電撃ピカチュウでは、カスミ同様、15歳くらいの美少女になっていた(よくネタにされるカスミ巨乳化は、作者によると「おれのじじょー」らしいが、余り話題にはならないが、フウコも同様の理由だろう。巨乳ではないが)





帽子も違うし、民族衣装っぽい

1.png


2.png






よかったなタケシ


























▼さて、そんな感じで愛すべき初代の仲間たちだが、誰かを忘れていないか。






そう、カントー地方にいる仲間はタケシとカスミだけではない、ケンジもいるのだ。





それも42話で舞台になっている、オーキド研究所にいるはずなのだ














そう、あのアニポケラスボス説すらある、ポケモンウォッチャーという原作にもない意味不明な謎の職業を目指している、観察させてもらいます!が口癖の、性欲をむき出しにしたタケシとは違ってムッツリスケベで、原作にすら登場しない、あいつだ
3333.png






タケシ降板の代わりに、取ってつけたようにメンバー入りし、レギュラー回数がたったの9カ月34話しかない(タケシは13年)、映画の主役にすらなっていないあいつだ(同じくオリキャラのマサトでさえ、ジラーチで、ハルカより先に主役を張ったのに)。














▼だが驚くべきことに、いくらググっても出てこないのだが、実はケンジがこの43話に再登場していることに、スーパーポケモンマニアである私だけが、視聴中気づいていた





そう、ケンジガチ勢の私だけが








そう、それはタケシとカスミと別れるシーンである。もう一度よく見てほしい。そう、ケンジのように、観察して欲しい










い、いいい、いたよケンジ!!!サトシを見送りに来てる!!!!こっち見てるよ!!!!!
2.jpg






しかも次のシーンにもまだいるよ!!!2シーンも登場するとか、さすが嘗ての仲間!!重要キャラだね!!!

34.jpg












これはもう、決まりでしょう












この佇まい、そして緑色の衣装といい、

35.jpg







彼は間違いなくケンジである











▼ではもう1度見てみよう





2.jpg


34.jpg







うわあぁ!ケンジだぁぁぁ!



ケンジの復活だぁぁあ!!















▼今はオーキド研究所で助手をやってる筈だけど、きっと忙しくて出てこれなかったんだね!







でも仕事の合間に抜け出してきたんだろう。だが自分よりも仲の深かったタケシとカスミに花を持たせ、自分は遠目で見てたんだね。ケンジも20年近い年月ですっかり大人になったんだね(しみじみ)








なんでも劇場版キミにきめた!にも重要キャラとしてワンシーンだけ登場してるようで、ケンジの人気の高さが伺えるね!












▼タケシ、カスミ、ケンジの次は、ハルカ、ヒカリにも登場して欲しいね。






…え?マサト?誰?









可能性が高いのは実は次のヒロインであるハルカではなく、ダイパリメイクが出るであろうヒカリって気がするね













そういえば…






ポケモンアニメ初期、シゲルは女の子たちを侍らせている、10歳児とはとても思えないバブリーなキャラだった


特に印象的なのが、自分の喜び組チアリーダーを作って応援させていたことだ
66.jpg
(後ろのおっさんどこ見てんねん)





サトシはそんなシゲルを疎ましく思ってて、なんだあいつ!チャラチャラしやがって!!というような態度だった。





自分もかなりのDQNの癖に













だが10年後、ダイパではこの頃シゲルはすっかり大人になり、今度は逆に、サトシがヒカリにチアリーダーの格好をさせ、自分を応援させていた
5.jpg









それも、1度や2度ではない

6.jpg











しかも普通に考えてシゲルの連れてるどうでもいい女たちより、ヒカリのように可愛い女の子を連れてこんな事をさせてるほうが、どう見てもチャラい。過去のサトシが一番嫌っていた人種である






だがサトシは、そんな自己矛盾には気づかない





つまり良くも悪くも、サトシは初代〜ダイパだけでも、変わってしまっていたのだ





最初期は年上にもタメ口だったDQNサトシだが、初代アニメシリーズ第99話「してんのうカンナ!こおりのたたかい!!」でカンナと出会ってからの100話以降は、年上にちゃんと敬語を使うようになった。


そのようないい変化も、あるにはあるのだが…







10年でこれだけ変貌したサトシくん。ダイパからもまた、10年の月日が流れた





現在の姿があんなふうなのも、時の流れで、仕方ないのかもね…
1.jpg







2017年11月04日

大好きな彼には顔がないっ!? -ハッピーエンドのその後- レビュー感想 メタゲーとしても2段オチ(ネタバレ)

20017年発売済みのギャルゲーテイストADVのヒロイン「柚華」の個別エンド後の話です。
エンディング数は3+1。
選択肢によって不穏な発言をします。













ギャルゲーでメインヒロインが主人公を勝ち取った。


そしてハッピーエンドを迎え、主人公との日々を回想するという内容





いかにもバカバカしい架空のゲームからヒロインのモノローグへ入るのだが、てっきりギャルゲー主人公に顔がないことをツッコむゲームかと思いきや(もう10年以上前から絶滅危惧種だよな…)、ヒロインが大事な人の顔が見えなくなる精神崩壊の病気というオチに驚き





メタ的な表現が多いが、プレイヤーが先入観を持つようにフェイクが入ってるのがなんとも上手い







プレイヤーの仕事はこの二人の事の顛末、末路を見届けること






いかにもハッピーエンド後のギャルゲって感じの可愛いタイトル画面が…
1.jpg











クリア後は完全に不穏なものへと変わる。これが怖い
無題.jpg
(なんの血やねん)








ヒロインからも顔が消えるシーンも怖かった。


ジャンル的にはホラーノベルというのが真相の、なかなか皮肉が効いたゲームだった。絵も可愛いだけにね









評価C
65点



ギャルゲーホラーの良作

僕でいい?僕でいいよね?僕がいいよね?僕でいいの?僕にする?僕にしとく? レビュー感想 オサレグラフィックデザインに奇想天外シナリオ(ネタバレ)

まずグラフィックデザインが非常に面白い。ピーピングプールでも思ったがこの作者、センスがある



スマホ越しに立ち絵を眺め、起こる出来事は欄外で表現される。実に斬新な演出だ
無題.jpg








キャラクターは瞬きもする



これだけグラフィックが凝ったゲームなのに、たった21MBなのもすごいね
















ストーリーは、消極的でワンパターンな彼氏に嫌気がさした尻軽女の主人公が、他の男にホイホイついていくNTR浮気系





ただしNTRれるのが彼氏ではなく自分(主人公)というのがちょっと珍しいかも







よかったのかホイホイついてきて?
22.jpg













気になっている男は彼氏に声などが似ているが、刺激的な性格で彼氏といるよりも楽しいと感じる主人公






徐々に惹かれていき、完全に落ちる






このままだと彼氏カワイソー、でも彼氏も悪いよねー、程度の話で終わるが、







だが実は地味な彼氏にも秘密があって…






主人公が乗り換えようとしている男は、彼氏の変装であった。


















何か似たような話があった気がするが、実に面白いオチだ。





そして何よりタイトルの伏線回収を見事に行っている、そこを評価





屑女と見せかけて屑男の話でもあるのが面白い。作者は嫌な奴らの話を描くのが上手い









ただ、ピーピングプールはやけにリアルな話だったが、こっちはオチまでくると完全に現実離れしているかな。





幾らなんでも素人が別人に成りすまして2年も付き合ってる彼女を騙すってのは無理だろうからね。






怪盗キッドかな?











評価C
65点







男性キャラが明らかに細目でアゴのトガったそれだったり、見ての通りの乙女ゲームだが男がプレイしても楽しめる




しかしファイル名がなんでboku3なんだろうね。このタイトルならboku6のような






2017年11月03日

ピーピングプール レビュー感想 痛々しい青春モノ。タイトルもセンスがある

JK仲良しトリオの一番地味な子であるむっちゃんが、彼氏が出来た途端、2人を切り捨てて、携帯すら着信拒否




しかも彼氏は、グループに好意を持っていた子もいる、水泳部のイケメン、原くん





彼氏のために水泳部のマネージャーにもなったむっちゃん

1.jpg







主人公たちは悔しさからかプールを覗くのだが、次第にイケメンの彼氏が出来たむっちゃんではなく、自分たちの友達を奪った原くんに嫉妬していると気づく




ここまで来ると、定番としてはこの物語はむっちゃんと和解するまでのひと夏の話なんだろうなーと思われるも、舞台はいきなり夏が終わり秋、卒業、大学時代の就職活動へと飛ぶ








そこで再会したのはかつての友達のアヤナと、むっちゃんの彼氏だった原くん




20過ぎればただの人。イケメンのモテ男子だった原くんも、就職活動で連敗するただの男になり下がっている





むっちゃんが親友2人を切った理由が、原くんの命令によるものだというのがマジで原くん最低だな、なのだが、実は原くんがその後むっちゃんにフラれており、むっちゃんも元友達とヨリを戻してないってのがリアルすぎて怖い

(原くんがフラれた理由が最後まで謎なのだが、後書きによるとむっちゃんが他に好きな人が出来たから、ってのが更に怖い。だが魚の食べ方が汚かったことが原因だと読む)





つまりむっちゃんにとって2人はもうとっくに過去であり、最初から取るに足らない人間で、友達ですらなかったんだろうな



もしくは今後の人生で要らないと踏みもう完全に断ち切ったか




2人も地味なむっちゃんを一段低く見ているし、そんな状態で友情は築けないのだが、メイクをどろどろに溶かすまで必死に就職活動に明け暮れる2人は彼氏もおらず、原くんも失恋のダメージをかかえ未だに独り身




そんな3人を他所に、むっちゃんは順風満帆な人生を歩み、既に婚約者もいて大学卒業後に結婚を控えてる、しかも既に妊娠している、ってのが生々しすぎる







むっちゃんは嫌な人間というより、間違いなく魔性の女として描かれているんだろうな。



JK時代に毎日たい焼きをとっかえひっかえしてたのも伏線だったように思う








文章も上手く、原くんがプールから顔を上げると真っ先にむっちゃんを探す、という一文が非常に印象に残った





最後は飲んだくれた3人が街でこの世の不条理やむっちゃんへの愛を叫びながら終わるのだが、むっちゃんが電話で話だけ登場しながらも、再会まではいかないのも非常に上手い。



このもうすぐ大学卒業という、遅れてきた痛々しい青春に拍車をかけている





嫌な人目線の嫌な話、登場人物が皆嫌な奴、という触れこみだが、瑞々しい青春の中に痛々しさがあって非常に面白かった






欠点をあげるなら大学生の3人の顔が高校生と全く変わってないことかな。





勝ち組と負け組を象徴するように、2人がもっと汚くなってればよりリアルで痛々しかった



でも可愛いままなんだもん、メイクが落ちてるって描写なのに顔が女子高生のままだし、違和感が酷いね。





評価B
75点





良作です。たった15分でこれだけストーリーをまとめたのは凄い。

百合未満となっているが前半はまだしも、後半は百合っぽさは全くない。

音楽と絵も綺麗です。実写背景もマッチしてる。




TwinEgg 〜狂気の村と二つの神〜 レビュー感想 荒唐無稽ながらも勢いがある(ネタバレ)

▼創作同盟くりめいとという、法政大学の学生(現OB)が卒業製作で作ったという、一風変わった同人ゲーム。学部はどこだろうね


最近は卒業製作がゲームってのが増えた。時代だね。











葛場礼、三崎来夢、八代光之助、3人の主人公を選んでいく推理ゲーム…くらいに思ってプレイ





3つのシナリオの攻略順だが、礼、来夢、八代が一番時系列的にも話を理解出来るのでお勧め









・葛場礼ルート





最後まで墓場に見えて仕方なかった








オカルト好きの新聞部の少年が、後輩の女子、真紀と、カルト宗教のあると思しき過疎の村に、完全に興味本位の調査に赴く。






調査の途中で謎の洞窟を見つけるが、先程まで元気娘だったヒロイン真紀は、唐突に我を失って虚ろな目をしている。そこで見たものは、この世のものとは思えない怪物だった
優しい世界_No-0002.jpg










ファッ!?









このゲーム、そういう世界観なんか…









村にカルトがあるのではなく村そのものがカルトというオチで、二人は信者に追い詰められてしまう。










ヒロイン、唐突に死亡…
優しい世界_No-0003.jpg








ええええぇぇぇっぇええぇぇ…。






展開、早!!!








礼も殺されそうになるが寸でのところで謎の男に救われる。(この謎の男もまた、SFに被れたようなキャラデザで驚く。)



だが謎の男も味方というわけではなく、カルトに対して怨恨のある反対勢力だった…






真紀の弔いをするためにも、礼は事件について本気で調査を開始する















・三崎来夢ルート


名前がばくおんの川崎来夢にそっくり…川を横にしただけだし。でも多分偶然






脚ほっそ!

優しい世界_No-0005.jpg









3つのシナリオで一番面白かった。なかなかスリリングな頭脳戦で、女子大生来夢と、バスジャック犯の駆け引きが繰り広げられる。



やはり、明確に敵が目の前にいるというのがいい。礼ルートは戦いというより、ただの逃避行だったし






だが最後があまりにもあっけなく、覚醒した来夢が犯人をボコボコにして一応その場は解決。



え?これで終わり?


拍子抜け







しかしウイルス感染は止まらず、犯人には逆らえない乗客一同。試合に勝っても勝負には負けてしまうようなエンディング







福岡が舞台で、モブが全員方言だが、来夢のみ標準語。なぜ?









・八代光之助ルート





八代以外の警察が、無能すぎる。



初期の目暮警部くらい無能。


さすがに八代に通話を交代しろと言われただけで内通者だ!ってのは短絡的過ぎるでしょ。




ヒロインキャラっぽい真壁も非道な無能だし、出した意味あるの?くらいのキャラ





3つのシナリオで一番つまらなかった。理由は間違いなく、刑事ものに見えて捜査が現場ではなく会議室で行われているので、とにかく話が動かないことだろう




これには「事件は会議室で起きてんじゃない!!現場で起きてんだ!!」の青島もブチギレである






そしてやっと始まる捜査





だが、ノートPCのバッテリーを切らし、車もガス欠で無能を晒す八代。早くも敵の工作か!?






と思いきや、まさかの八代の凡ミス。







八代、お前までも無能なのか…











センチュリー(何故センチュリー?覆面パトカー…?)に乗ってきた部下の車で、捜査開始。ここでやっと話が動き出す























▼さて3つのシナリオをクリアすると出てくる完結編だが、選択肢が多く細かく分岐するように見えて、ゲームオーバーが序盤にあるだけで、バッドエンドもないので、気軽に遊べた





私が見たのがトゥルーエンドという前提で語ると攻略難易度は非常に低いので、ADV初心者にもお勧めだ















▼3人の主人公が総登場するが、作者が大学生だったということで、女子大生に羨望でもあるんだろうか。




ここにきて、来夢の強さが完全に現実離れしている








来夢編でもありえない強さだったが、空手を始めたばかりの女子大生が、武装集団をたった一人で無双。


挙句キックで吹っ飛ばして、吹っ飛ばされた相手が何度もバウンドって…




バキかな?









銃まで使いこなすし、倒した敵を盾にするのなんて、アクション映画や龍が如くじゃあるまいし、まあ不可能でしょ。






普通なら取っ捕まって薄い本状態ですよ






完全に現実離れした厨2ファンタジーだが、ここにきて人間のスペックまで現実離れしている。















▼そんな化物来夢を筆頭にテロ集団を壊滅させた主人公チーム。これで解決と思いきや、まだビルを爆破した人物が謎のままだ




そんな時、目の前に現れたのは、死んだはずの真紀だった…
優しい世界_No-0007.jpg





だが変わり果てた姿で再登場。定番ですな











▼ここまで来たら、まあ生きたまま元の姿に戻るって思うじゃん?






助かると思いきや、極悪非道な化物来夢の射撃により(展開によっては八代)、真紀、今度こそ死亡…








えええええええぇっぇええ…








そこで殺すのかよ。復活した以上、生存ルートじゃねーのかよ!!







しかも来夢たちは知らん顔








▼主人公トリオで真紀の墓参りをして、これからも「生きる」と誓いエンディング。







作品のテーマ性はこれですね、生きるとか、自分の人生とか。


来夢は間接的とはいえ自分の両親を殺してしまった。そして悪人とはいえテロ集団を何人も殺した



礼は自分の好奇心のせいでヒロインが死ぬことになってしまった。最後は自分が殺したも同然







でもこのテーマ、八代には関係ないよね





なのでどうも纏まりに欠けるエンディングで、綺麗に見えて不自然な終わり方でした。これで、トゥルーエンドなのかな








八代にも何かしら生き死にに関するテーマが欲しかったね。



例えば過去に救えなかった被害者がいるとか、刑事ならではのストーリーはいくらでもありそうなものだけどね














▼ちょっとこれはないなあ、という点も幾つか


・敵組織が「神」を作るのに費やした時間がたったの3年であること。新薬を作るのだって何十年も掛かるのに、たった3年で、さも長年苦悩したみたいに言うのは科学者の台詞としてはおかしい気が…。ましてや若手ならまだしも、犯人グループは中年のオッサンたちだしね…






・「神」が閉じ込められた時間を「15年も」というが、これもスケール感としては相当タイニィで、作中ではさも世界征服をするくらいのノリなのに、話が小さくて拍子抜けした





・アイコンやOPムービー、ゲーム紹介ページはネタバレしすぎですね。私はクリア後に見たけど、ヒロイン死亡くらいは伏せた方がいいでしょう。




・礼とヒロインの関係が曖昧な事。作中の関係は、せいぜい身勝手な先輩と、それに嫌々ながらも付き合わされる人のいい後輩程度でしかない。なのに礼は真紀が死亡し、大きなショックを受け、義憤に駆られる。そこまでの描写が浅いので礼がオーバーに喚いて、命懸けで戦う理由が薄い。終盤で唐突に「僕の親友」と言うけど、え?そんな仲良かったか?のレベル。これは恋人同士の設定のほうがマッチしたのでは




・選択肢が他の主人公に与える影響が薄い。街〜運命の交差点〜や428クオリティは期待しないが、もう少しザッピング的なものがあったほうが、臨場感があった





・バスジャックが14か所で行われていたという設定の意味不明さ。全国14か所で、福岡からが一番遠いらしい。一体ほかはどこをジャックしたんだろう?






・それらのテロリストも一切登場しない(エレベーターの前にいたくらい。そういえば彼は一体どこに?)「テロ集団」といいながらたった数名しか出てこない。他のテロリストは一体どこへ?(真紀が倒した?)





・14か所でテロがあったことを主人公たちは知ってるのに、テロリストがたった数名しかいないと認識しているのはおかしい。たった数名倒しただけで壊滅させたみたいな空気になってて凄い違和感






・ビルの警備員とかはどこにいったの?捕虜にされてるにしても、ビル内や周辺にいないのは変。まあこれは殺されたのかもしれないが、なら動き回っても死体がないのはおかしい







・真紀に乗り移った神、過疎の村から東京までどうやって来たんだろう?主人公でさえ夜間なので電車を使うのに苦労していたのに




・来夢がたまたま抗体の持ち主だったりするが、これも特に理由なし。まあバイオの主人公たちもたまたまTウイルスの抗体持ってるけどね。そもそも14人もいるバス運転手も平然としているところを見るに、恐らく感染していない。または感染しても平気。え?何この不完全ウイルス、感染率すげえ低いじゃん






・テロリストを4人は殺した来夢は(ついでに真紀まで殺した)、犯罪者にはならないのかな?正当防衛でもなく、明確に殺意を持って復讐と称し殺しているので、緊急避難も該当しないだろうし…まるでお咎めなしというのは…。ここで八代が来夢を逮捕するストーリーのほうが、まだ締まりが良かった。八代は人殺しはせずちゃんと確保しているしね






・その他ご都合主義が余りにも酷いストーリー。ツッコみ出すとキリがないのでこのくらいにしますが、他にも、「原を突き破る」などの誤字も多く、「檄を飛ばす」などの言葉も、誤用している気がします












▼総評すると、シナリオは緻密でロジカルとは到底言えず、矛盾点が多くツッコミ部分も多いし、相当難アリだが、惹き付ける部分もある。




来夢ルートが面白かった。逆に完結編は長すぎて、中弛みしちゃったかな






絵は画力こそ低いが女性キャラが可愛い







音楽もマッチしてます。


ただ、緊迫した場面で電話の着信音が鳴ってるのが紛らわしい。


フリー音楽なので電話の音もまとめてBGMなんだろうけど、まるで作中で電話が鳴ってると勘違いする場面で流れるのが変









評価B
70点




面白かったです。同人サークルの初作品らしいが、上々の出来栄え。B級映画的な内容と見れば楽しめます





ただ、テロ集団がバイオテロで世界を征服してやるぜ!人類を滅ぼすぜ!と画策し、RPGに登場するようなクリーチャーが出てくる荒唐無稽な厨2ファンタジー+クライムサスペンスで、アオリにあるようなホラー要素は全く無いです。


作者が何故これをホラーと定義したのか、謎なくらい






なのでホラーを期待すると裏切られるので、要注意








▼そうそう、ツッコミといえば、このシーン、緊迫しているのに、腹抱えて爆笑しましたよ。








どう見てもこれ、挿入ってるだろ
優しい世界_No-0006.jpg






2.jpg







そういえば八代の見た目も、明らかにそれっぽい…







かなり可愛い来夢にもまるで興味を示さなかったし、しかもまだ未成年っぽい来夢を的外れにも「20半ば」と言っていた。



とても敏腕刑事とは思えない洞察力のなさだ。


つまり女性を見る目がなく、あまり女性に興味が無いのだろう。




美人で巨乳の真壁にも興味を示していなかった





そしてずっと礼と行動しており、いい年して独身のようだ





しかも相棒(意味深)は若手のイケメン刑事だし、銃弾からも、身を挺して庇っていた…







あっ…(察し)













【その後の攻略】

トゥルーエンド見ました。

結末としては皮肉なものでヒロインが死んだノーマルエンドのほうがキレイですね。テーマがブレブレではあるんだけど。


しかし、幾らなんでもあれだけ大量に人を殺した来夢が不問ってのは、ありえない…殺さなくても済むところを私怨で殺してるしね。




お前それでどのツラ下げて結婚して子供が欲しいなんて親の墓の前で言ってんねん!!旦那は殺人犯の旦那、子供は殺人犯の子供になるんやぞ!!!



ってのが全部スルーされているし





まあ一応犯人グループにも言い分はあるんだけど、主人公側が完全に「正義」で、人を殺してもOKと開き直ってることが正当化されてるストーリーの書き方はかなり変でしたね。無論葛藤もゼロ。



来夢も闇落ちしてもいいという開き直りで人を殺したのに、それすらも不問じゃあね…


エンタメ的なシナリオは書けてもこういうヒューマニズム的な要素が一切書けてない表層的なストーリーなので、今後の課題として欲しいです

最新記事
最新コメント
おすすめ名作フリーゲーム
  1. 1. 死月妖花〜四月八日〜 レビュー感想 守りたい、この世界
  2. 2. 夜底奇劇・星空物語 プレイ日記2(クリアまで)と総評 夜明け
  3. 3. 夏ゆめ彼方 レビュー感想 将棋を通じて少年の人生を描く一大叙情詩。傑作!(ネタバレ)
  4. 4. ほろびのゆりかご レビュー感想 ラストシーンで判明する真相は、最早SFファンタジーのスケールを超えた(ネタバレ)
  5. 5. 鼓草 レビュー感想 極限の花婿たち
  6. 6. 色は黒に包まれて レビュー感想 深い光に包まれて
  7. 7. 怨溺 ―ONDEKI― レビュー感想 世界は救われる、彼女を失えば
  8. 8. 籠の街 レビュー感想 少年の爽やかな成長物語と思いきや、まさかの欝ゲー展開に…
  9. 9. かわいいは壊せる レビュー感想 七つの愛憎
  10. 10. 決戦前のヒトリ 〜主人公以外全員『カップル』がいるアドベンチャー〜 レビュー感想 うげっ、なんでそこまで分かるんじゃ!!?ロリコンは皆こうなのか……?
  11. 11. 電波障害ノベルADV AlexiA〜アレクシア〜 レビュー感想 もう、勇者しない。
  12. 12. Human killing レビュー感想 東出大好き