グラフィックが飛び抜けて綺麗。絵も上手いけどキャラチップもとんでもない。
「バーシェの帰路」は最初にホラー注意と出るように、見ての通りのホラーゲームだ
主人公は小説を書いているので、創作に関するジレンマや悪影響についてのお話もある
パクリ扱いされたり、おかしなファンに粘着されたりね
だがそんなゲームに私は、妙な温かみを感じる。
「僕が僕を」もそうだったが、ホラーにテーマ性を持たせ、それを昇華するストーリーであるような…
主人公が、何かを成すための物語であるような…
そんなゲームであり、ただのホラーではないと思う
「自己」や、ゲーム的に馴染む言葉でいうと「ペルソナ」と置き換えられるが、「自分って何だろう?」……なんて誰もが1度は感じる疑問を、ホラーゲームという形で表現した一作ではないか
勿論ホラーだ。なかなかに怖く、ゾクっとするシーンもあった
だがエンディングには、何故だか妙な温かみを感じるのだ
評価C+
65点
このグラフィックだけでも一見の価値あり。
これらのテーマに惹かれるなら、是非プレイしてみましょう。絵だけではなく、タイトル回収まで、綺麗なゲームでした。
【フリゲ小話】
数日前からノベルゲームコレクションの概要欄に、プレイ時間が記載されていますね。(でも投稿日が消えた?)
必ず書いて欲しいと前々から言ってきたように、それ自体はいいんですが…
でも上限が、「1時間」までしか設定されていないようです。
しかも15分の短編でも、1時間と長く記載されているゲームまであるので、これでは短編をプレイしたいユーザーはスルーしてしまうし、逆に1時間だと思って期待した場合、短さに落胆してしまうでしょう
「くじらの公式」「真昼の暗黒」のような数時間の長編まで「1時間以上」という記載では、却って混乱を招くのでは?
3時間以上、5時間以上と、カテゴライズしたほうがよさそうです。
まあそれ以前に、推定プレイ時間記載を必須にすればいいだけ、という気はしますが…
そんなノベコレは、CSでいうところの実績やトロフィーに近い、バッジというシステムを使っています
作者の自作で、「多知くんは何も知らない」はこれを利用したギミックがあり、面白かった。
私は「僕を殺す瞳」で5個、「俺たちのギャルゲ」で4個、「#こっち向いて_めごちーv」で4個、「その恋、保留につき、」で5個……
など、数多くのノベルゲームをクリアし、レビューしたタイトルだけでも、数十個のバッジを獲得しています。恐らく所持数は上位でしょう
現在のバッジ所持数は、何個だと思いますか?
「さぞや多いんやろなあ」
「50個くらい?」
「100個くらいかな?」
とお思いでしょうか……?
私の現在の所持数は……
0です!
m9(。+・`ω・´)
何故なら未登録だからです。
ここまで極端なのは私だけかもしれませんが、作者はバッジの「獲得プレイヤー」が少ないからと言って、プレイヤー数も少ないと落胆する事はありません。
あなたのゲームを遊んだプレイヤー。そしてあなたの作ったバッジを獲得したプレイヤーは、数字に出ていないだけで、しっかり存在します
私はこれからも……
我が道を往き続け……
無バッジの帝王を貫きます!
m9( ゚ω゚) ドーン!
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