電車を舞台にしたフリーゲームってのは、どうも怪談や、奇妙な話が多い
「それじゃあ、またね。」「アナタイロ列車」「第七号車」…
これらは心霊要素があっても爽やかな後味だったが、本作、「6PEOPLE」はなかなかにぞっとする話だ
舞台は電車内
乗客として、1人目から5人目が乗ってくる
主人公は全くの謎の人物で、言葉を発しない。声をかけられても、なぜか答えない
声をかけてくるのも、1人だけだ
そして事件は起こる
クリア後、タイトル画面のある部分が数か所変化し、それにより真相がわかる…
…2周目をプレイするとなるほどねぇという感じだ
背景が細かく揺れてたり、画面、音声効果も芸が細かくて、なんだか本当に電車に乗っているような気分になってしまった。
こういうリアリティを感じられる演出は大事じゃないかと
評価C+
60点
多分芸能人をモデルにしたキャラデザも美麗だし、なかなかの良作でした。
ちょっと変わったゲームが好きな人は、やってみてはいかがでしょうか。
【その後】
「A man」という続編的ゲームが配信された。「ウィッシュルーム 天使の記憶」っぽい雰囲気だ。
これが3部作の2作目で、どうやらシリーズの謎は、3部作で解かれる、ということのようだが…。
「A man」の世界観を「6PEOPLE」に当てはめるだけでも、「6PEOPLE」の謎はある程度解けるな。
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