目が覚めると熱があり、そこにいたのは自分を彼女だと名乗る頭のおかしい女、ゆめみ
したろーはなんとかして逃げ出そうとするが…
CHARONの得意とするヤンデレADV
主人公が社会人で、ヒロインをしっかり頭のおかしい女だと認識しているのが、やや珍しい
2〜3日で仕上げたゲームということで粗さがあるものの、しっかり面白いです。寧ろこれをたった2〜3日で完成させたとか凄い
ヤンデレゲーということで、ゆめみは全く話の通じないヤバイ女
したろーはそのヤバさをすぐに察知し、逃げ出そうとするが…
ネタバレ感想、考察
でも彼女いない歴も長く、社会に揉まれ大人しくなった青年のしたろーは、弱っていたこともあり、徐々に絆されてしまうんだよな
これ妙にリアルだ。弱ってる時に付け込まれる主人公とか、しかも彼女がいないとか…
そりゃそんな状態で可愛い女の子(実年齢は結構行ってるようだが(笑))に優しくされたら、ころっといっちゃうかもね
守りたい、この笑顔
アレッ!?
ヒエェ〜…
怖いね
したろーさん、大人なのにまさかの失禁…
ゆめみちゃん、キミ、前に他の世界で主人公の家焼いてなかった?
完全に一致
これはバッドエンドと言う訳で、選択肢をやり直し、逃げ出すことに
トラップに引っかかり絶体絶命のところ、銃撃されて死亡するゆめみ…
機動隊が現れ、ゆめみが近所で殺人を犯して逃亡中の犯罪者、精神異常者だと知らされる
……
えぇぇぇえええぇぇ…
いきなりの超展開やん…
ここ室内だし…
狙撃ってどっからだ…?
まさかヒロインが銃殺されて終わるとはね
まあ最初からこんなピンクのおばさん胡散臭いと思ってたわ
一度でも守りたいと思ったことはないです(キッパリ)
そしてスタッフロール。これで終わりと思いきや、語られるのは、とある少年少女の想い出
それは親に捨てられ親戚に預けられ、誰にも愛されなかった、悲劇の少女の物語…
幼馴染の「しーくん」との結婚を約束し、それだけを胸に、これまで生きてきた…
その彼との約束と想い出だけを胸に生き、そして死んでいくかつての少女、ゆめみ…
思い出してくれなくても、しーくんの幸せだけを願っている…
……
………
カナシイハナシダナー!!!
したろーが結局ゆめみの正体を思い出さず、本当にただの頭のおかしい犯罪者と認識したまま物語が終わるのも、また悲しいね…
少女の頃してるリボンを今もしてたり、やっぱり本音では思い出して欲しかったんだろうね…
まあしたろーは薄情者だけど、私は最初からゆめみの事を信じてましたよ
1度たりとも、ゆめみを疑ったことはないです(熱い掌返し)
ストーリーを振り返ると、序盤から伏線がちゃんとあるのも好感触
ゆめみは全く嘘を吐いていないし、
昔は女の子に積極的だったしたろーがしょぼくれた男になっちゃってたりね…
評価C
65点
kanon、AIR、クラナドから抽出したサマーポケッツのように、これまでのCHARON作品から抽出したゆめみメランコリイという感じで、焼き直しっぽい部分もあるが、面白かったです
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