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このゲームの文字は小さすぎて読めなああああああぁぁぁいい!!!!
大学の卒論研究で『よなが村』に数日滞在することになった主人公:古川亥之介。
その村で長寿の神様として崇められる『よなが様』には不穏な伝承が存在していた。
―国籍不明のひろし、ヤンデレの美少女、変なじじい共、妖しい未亡人……
悪友の小暮と共にう●こを連呼しながら、亥之介はよなが村に隠された真相に近づいていく…!
土俗(?)ホラーを楽しんでプレイできるように8割ギャグ2割真剣な作りになっております。
ホラーは好きだけど怖いの苦手な方向けです。
全年齢対象なので、どなたでもプレイできます。
▼ホラーギャグをゲームにするというのが、まず稀有でいいよね、目の付けどころがいい
ホラーギャグの先駆者といえば山咲トオルだが、彼はもうセミリタイヤしているので、一般的には押切蓮介なんだろうか。でろでろとかね。
テイストとしてもそれを想像していたが、一部近いものがあった。
▼ストーリーは大学生の主人公が取材しにいった村で、ヤンデレ美少女や変な外国人にカラまれながらも、村の伝承の神に迫るといった内容
▼まあとにもかくにも、建て前はホラーなんだけど、ギャグが滅茶苦茶面白い。
開始直後から笑いをガンガン誘ってくるし、そのテイストが最後まで続くのだから凄いね。よくネタギレしなかったものだ。おまけや、あとがきに至るまで面白いとは。
かといってただのバカゲーではなく、グラフィックはありえないくらいの作り込みで、スチル枚数も多く、登場する殆どの物に画像がある。しかも多分、ほぼ自作じゃないかな。
ホラーとしてどうか?というと、非常にあっさりでよながさまについての掘り下げも余りないが、バッドエンドの2個程は少し怖かった。コンセプト通りでは。
以下ネタバレ
▼ちょっとうるっときちゃったのが、有坂母子のシーン。
自分、涙いいすか…?
どうもこういう話に弱いね。
結局夫が帰ってこないってのも、ハッピーエンドではないしね。
このゲームで唯一の悲しいポイントではないか?(この後、バッドエンドによっては息子が抹殺されることも悲しい)
円花は登場シーンでこのゲームのヒロインだと思ったのだが(クリア後に見た公式サイトでも、そんな感じ)、まさかアラサーのママだとはね…
前情報なしだと、びっくりするね。
▼一部を押切っぽいと前記したが、悪霊を暴力で物理的に倒すってのがそのパターンで、笑ってしまった
散々引っ張ったラスボスの撃退法が、まさかこれとは(笑)
評価B+
75点
笑いあり涙あり笑いありホラーあり笑いありで、いいゲームでした。
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