【あらすじ】
「それは、僕が『可哀想』に見えたから?」
困っている人を見ると手助けをしたくなる、坂月日名子(さかづきひなこ)。
ある日、今にも窓から飛び降りようとしている生徒・早瀬に出会う。
彼を助けたものの、早瀬は授業に一切出てこなかった。
授業をさぼる理由を問いつけてみると、早瀬は「探し物が見つからない」と言う。
日名子は早瀬の「探しもの」を手伝おうとするが……。
分岐なしの一本道 学園ものノベルゲームです。
プレイ時間は1時間〜2時間に収まるかと。
一部グロ表現があります。お気をつけ下さい。
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▼配信から1カ月以上が経過し、しかもティラノゲームフェス2018が発表され、多くのレビューが投稿されているにも関わらず、オフ会0人ならぬネット上にレビュー0件
そんな隠れた良作を、久しぶりにサルベージ。ロマニー教授とクリームシチュー以来かな
▼本作ボーダーリコリスは痛い、青い、そんな青春ものかなーというファーストインプレッションだったが、その印象より黒かった
序盤の乙女ゲーな空気から程遠い亡霊とか出てくるんだもん(厳密には亡霊ではないが、見た目的に)
▼謎の少年早瀬から、化物を探して、僕を助けてくれと頼まれる主人公。
そこで繰り広げられるのは、人間の汚さが渦巻いたストーリー。
心霊ミステリ風でもあった。
▼でも、登場人物が余りにも少ない、かつ、主要人物以外がシルエットなので、化物の正体や、誰が犯人か?という推理は簡単に成り立ってしまうかな
別に推理物じゃあないんだが、プレイヤーを引っ張るポイントがまずそこなので、もっと練り込んで欲しかった。もう少し緊張感を持たせられたんじゃないかと
ストーリーが冗長で会話が長い割に、進展が急速なのは、作者も言う通り難点。
また、真犯人の動機も意味不明で説明不足。背景があると、台詞に説得力が出たと思う。
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評価C
60点
憎悪、痛い青春、女性主人公…
自分の事を可哀想だなんて勝手に決めつけないで欲しい…
同情はするな
そんな言葉に反応する人に、おすすめです。
ストーリーこそは王道だが、台詞のないエンドロールの微笑ましい結末に、思わず和んでしまうことでしょう。
しかし、佳苗とのこの会話シーンをサムネにしたのは、センスありますね。
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