ホラーアドベンチャー血怨第一章の続編。二章は前後編構成。
前作と全く同じシステムなので、細かい説明は割愛します。
詳細は第一章のレビューを。
https://fanblogs.jp/katananana/archive/578/0
▼一章EDで亜子は自宅に帰った筈なのだが(設定、変えた?)、家に帰れず公園で途方に暮れているところを、通りすがりの男に拾われるところからスタート。
前作レビューで触れたが、やっぱり王子様キャラとして達也が出てきたね。でも、活躍の場は殆ど無かったな
っていうか主人公のお相手役としては、ちょっとホモっぽい
気を失っている亜子に指一本触れてないとか、ある意味一番狂っている…
先輩の山口も絵に描いたようなホモだし
▼その代わりといってはなんだが、後編は仲間として、親父の部下を自称する霊媒師、沙耶が登場
部下だったと強調したり、ツーショット写真を持ち歩いてたり、年頃の娘に対して堂々と、親し気に崇彦さんと呼ぶ沙耶はまあ明らかに親父の愛人なのだが
パーソナルスペースガバガバ過ぎィイイイイ!
しかもおっぱい当たってるし…
親父、巨乳好きにもほどがあるだろ。
一章で帰りが遅かったのも、やっぱり…
まあそんな沙耶のお陰で、後編の恐怖心は少し和らいだかな。やっぱり1人より2人だよね。
▼ホラーゲームとしての怖さは相変わらずで、停電シーンでメニューを開いたらいつもの全裸マンがいた時はびっくりしたよ。
(挿入ってるだろこれ)
魔女の家でもこの演出があったが、不意打ちは怖いね。
▼1つ残念だったのは、ホラービデオに映ってたトンネルに、実際に到着したところ。
ビデオの恐怖が現実に!!ってワクワクしたんだけど、なぜか何も恐怖演出がないまま終わってしまった。
ビデオのように振り向いても、何も無し。
ガンガンホラーで攻めてくるこのゲームにしては演出が弱くて、がっかりしてしまった。
▼攻略難易度は一章より難しい。終盤の謎解きで詰む人は多そう。
謎解きがメインのゲームではないので、ヒントを多くするか、簡単でもよかったのでは
▼ネタバレ
主人公の味方として登場した沙耶が、まさかこんな滑稽な死に方をするとは思わなかった(;^ω^)
バチが当たったのかしらん…
霊能者としての力が幾ら弱いといっても、まさかここまで手酷く惨殺されるとはね
なんとなく沙耶は、今後も頼りになるんだかならないんだか微妙な相棒になると思ってたけど、やっぱりそこは男性キャラの活躍なんだろう
ラストシーンで霊能者を連れてやってきた達也は、妙な強キャラオーラがした。新キャラの霊能者も、亜子を探し当てたくらいだし、沙耶よりは強いんだろうしね
やられっぱなしもシャクなので、そろそろ化物どもへの反撃といきたい。あと、亜子はずっと裸足なので、いい加減靴を履きたい
▼警察コンビも、どうストーリーに絡むんだろうか。悪霊から逃げるストーリーに、警察という妙に現実的なキャラクターが2人も出てきたので、奇妙な感覚だったな。
評価B+
75点
今作も本当に怖い。2回ほど声に出してビビってしまった。
エログロもあり刺激的な良作でした。
4章構成が3章になるかもしれないとのことで、次がラストなんだろうか。
これを短期間で仕上げてくる、仕事の速さに驚きですよ。開発エンジンの機能を、フル活用しているしね…
【12/2追記】
作者であるキャンサーのツイッターが削除されている。
何かの事情で自主退会したのか、BANされたのか…(こんなこともあろうかと、14歳のマッマとか、画像などは保存しておいた)
三章はちゃんと出るのだろうか…
【12/3】
相方、幻日のTwitterからも、リンク削除…
まさか…
これが血怨の呪い…
【12/8】
悪い予感の通り、三章の開発中止が正式発表された。一時凍結ではなく、ボツということなので、もう開発再開もないのだろうか(今後は別の新作に切り替えていくみたいだし)
最新バージョンからは、CG閲覧画面・エンディングリスト画面も削除されている。
全ての伏線は、丸投げのまま終了…
久しぶりのガチなホラーだったので、余りに惜しい死だね。
相方には経緯の説明と、資料の公開だけはして欲しい。折角描いたのだしね。
いつかひっそりと復活することを、願ってます。
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