▼嫉妬をテーマにしたRPGということで、プレイ前はいわゆるバカゲーだと思ってたんですよ
ネタ的なね、マジメではなく、ギャグを中心にしたゲームなんだろうと
だがそれを、いい意味で裏切ってくれた
▼まだクリアしていませんが、意外や意外、ストーリーが結構面白いんですよ
正直ストーリーには全く期待していなかったので、思わぬ収穫
▼山村でのどかに暮らす主人公オスカーが、突如現れた敵の侵略に村を追われるところから始まる、超王道
ヒロインのキャレスや村人を逃がし、たった一人で敵軍に立ち向うも歯が立たず、川に突き落とされる
流されて瀕死のところをもう1人のヒロイン、マリアに助けられ…
と、王道に次ぐ王道
この後更にもう1人のヒロイン、ロッティを助け、ヒロイントリオが揃い踏みする
そして4人で旅をし、大きな運命の渦に巻き込まれていく…
今時ここまでストレートなシナリオは珍しい。
攻撃を一切受け付けない無敵の召喚獣に何故か主人公だけはダメージを与えられたり、敵の大ボスにマリアのいた集落を滅ぼした因縁の相手がいたり、細部まで王道
▼ヒロインの好感度が会話イベントで上下するが、非常に多くのパターンがあり、わざと好感度を下げる選択肢を選ぶと、通常出ない選択肢が出たり、小ネタを探す楽しみもある
プレゼントを渡しても好感度が上下するが、これもヒロインによってちゃんと個別のセリフが用意されている。
宿屋では夜まで休息するコマンドと銭湯に入るコマンドがあり、これも固有のイベントがある。
何気に作りこみや執筆量が凄い。
▼ここまで読んで気付いた人も多いだろうけど、面白いのがコレ、PS時代に流行った恋愛RPGなんだよね。
恋愛RPGといっても、テイルズみたいにシナリオの恋愛要素が強かったり、グローランサーみたいな好感度要素、マルチエンドのあるRPGじゃなくて、恋愛そのものがテーマになったRPGのこと。
もちろん大体のゲームは男は主人公一人だけで、仲間は全員女の子。
こういうの、今時ないよね。
当時はブルーブレイカー、ソナタ、サウザントアームズなど、恋愛そのものをテーマやシステムにしたRPGが多かったんですよ。
R25は今この文章を読んで、あ、そんなクソゲーあったなと思い出した事でしょう
ギャルゲー全盛期だった影響ですかね。他のジャンルとギャルゲーをミックスしたゲームが、量産されてた時代。
ネクストキング(対戦ボード)、虹色町の奇跡(クイズ)、ドキドキプリティリーグ(女子野球育成)とか、羅列するとキリがないくらい出てた
▼勿論見た目通りのギャグ要素も多く、ロリコン犯罪者の名前がジェーシーとジェイケイだったり、笑えるようなシーンも多い
▼主人公とヒロインの絵だけは自作で、シンプルでよく見る絵柄だが、枚数も多い。
(胸の紋章が無い…作画ミス?)
他のキャラは全て素材なので、画風にギャップがあるかな
▼ゲームバランスはツクールをそのまま流用してそうだが、レベル上げをしないとややキツイくらいの印象かな。
シンボルエンカウントなので敵を避けることが比較的簡単で、テンポ良く、サクサク進むのがいいね。
でも鬱陶しいのは、やたら攻撃が外れるんですよ。
作中でも攻撃が外れるというセリフがあるけど、これはイライラする。戦闘のテンポも崩れるし
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非常にトータルバランスが良く、今のところ、2018年のRPGで一番面白いです。
引き続き攻略していきます
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