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主人公「ショウ」は、毎年夏休みになると、田舎にある母の実家に遊びに行っていた。
ショウはひょんなことからヒマワリ畑に行き着き、そしてそこで不思議なおねえちゃんに出会う。
「おねえちゃん……本当に人間じゃないの?」
「はぁ〜……さっきから何度もそう言ってるだろ。私は人間じゃない」
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人間の少年「ショウ」と、人間ではないおねえちゃん−−二人の関係は……?
核心には触れないがややネタバレ
ノアフェス.1の企画にて、16時間で製作されたゲーム
素材とかは予め用意してて、インプットしていたネタを形にするのに16時間って事だろうけど、それにしてもクオリティが非常に高い。
これを16時間以内に作ったのはかなり凄いのでは
普通にやってるとスチルだけでも16時間以上かかる(笑)。
製作サークルのメンバーがプレゼンしてる動画を少し見たが、物凄い早口で喋ってる(笑)
作業まで速いのかもしれない。
テロップにある多少の加筆・修正というのがどれほどかは不明だが、ボイスまであってビックリした
だがちょっと粗が目立つ。アフレコも16時間の合間にやったのかも。
ストーリーは母の実家のある田舎町で出会った、謎の少女ひまわりとの、ひと夏の恋。そして再会の約束。
非常に定番だ。
夏が終わり主人公は家に帰らないといけないので、ひまわりとZONE的に10年後の夏また出会えると信じて、再会の約束をする
非常に王道だ。
だってひまわりが今、主人公に手を出したら、このゲームのタイトルがOMAWARIになっちゃうからね!
そして10年後、18歳になった主人公とひまわりは再会。
10年前は8歳児だった主人公も成長し、今ではすっかりお似合いの男女に成長していた。
そして2人は結ばれる
とは行かず、そこでひまわりが目にしたものは…
うーん正直かなり疑問が残るラストだったが、切ないままに幕を閉じたことを評価。
安易なご都合主義でハッピーエンドになったらどこにでも転がってる話になっちゃうんで、これでよかったんじゃないかと。
特に、再会を切望してたのは主人公だったのに、そんな肝心の主人公が忘れている(相手が誰か分からない)ってのは斬新だ。
普通は主人公が会いに行って、ヒロインが忘れてるのがパターンだが、本作はそこも逆。
評価C
65点。
印象に残るゲームでした。
花が枯れるような切ないラスト、それは…
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