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2023年04月22日

血怨 -完全版-の完全攻略を目指す 一景 まずはエンディングコンプすべきだが…やはり癖が強い名作ゲーム

先日ゲームクリアした「血怨 -完全版-」のクリア後攻略日記。
攻略といっても例によって他人をクリアに導く狙いはあまりなく、私が攻略したよという日記で、所感メイン。

レビュー感想はそのゲームをプレイしていない(または知らない)読者に向けて書いているが攻略日記はプレイ済みを想定しているため、ネタバレ注意。








▼引き続き「血怨」のエンディングコンプを目指しているが……「死角」が見れない。


そんな時、リアタイ検索していたら作者のツイートが目に入ってしまった。
地力攻略したいが……それでも読んでみたところ……



んんん?この条件は既に達成しているが……どういうこと?

他に何かあるんだろうか?
これでも「死角」は見れねぇ……
…おかげでまたエンディングを見てしまった。



このエンディングは何度見ても感動できるんだけどね。

だがラストシーンの亜子の台詞、「こんなにも、綺麗な景色が見渡す限りにあるんだもの――」は凄い既視感がある。何かのオマージュだろうか。
「グランディア」「かたわ少女」でも似たような台詞あったし、シーンが美しいながらも、台詞自体は特に珍しくないかもしれないが。




…そうこうしているうち、気づいた。

クリアデータをロードすりゃいいんだわ。








▼時は流れ2023年。

唐突に今風のコロナギャルが登場(涙袋とインナーカラーがリアル)。

画面もガラケーではなくスマホだし
いきなりの世界観の違いに驚くが、オープニングの唐橋リバイバルに感動を覚える。

akoko (3).jpg








亜子もガラケーに夥しいストラップをジャラジャラつけたり
派手なファッションで2000年代の今風女子だったが、内面は古風な女性だったからね(好きになった異性には相当積極的だが)。
絵美理も元がおとなしい少女だから、性格は派手ではなかった。

でもこの2人は本当にギャルギャルしくて面白い(笑)。








▼このエンディングは、……何より成長した亜子が幸せそうでよかった。


ストーリーによってメニュー画面の亜子の表情が変わるが、中盤はずっと死んだような顔をしていたからね。


余りの悲劇の連続だ…

亜子を笑顔にすることは無理でも、
せめて暗い表情、感情だけは取り除いてあげたい……

プレイ中は、ずっとそう思ってたな


akoko (1).jpg








巫女装束の所為かますます夕子に似てきた亜子だが、達也と結婚し、子供もいるようだ(年齢は違うだろうがバッドエンドに登場した幼い少女だろうか)


他のキャラの未来も気になるね。
夜向と加奈子も結婚してそう







▼…亜子はお墓を「大切な人が眠っている」と言ったが…見たところ墓石は9基。
マッマ、パッパ、絵美理は確定として、あと6人は誰が眠っているのか?

少し考えてみた




何度数えても、唐橋の入る墓は無かった









▼そのツイートに「あそこで他の家屋と同様に「ここはもう大丈夫」と言われながら数回試行できるセンスは持っていなかった。あの押し問答はプレイヤーとして何を試されていたのか?亜津紗救済の観点自体は持っていたので結構悔しい」という返信があったけど、私はそのセンスを持ち合わせていたのか、作者の意図というかクリエイターとしての性格が解ったな。

「不浄なる者の家」の壺を数回調べると怨霊が出てきたりね…このゲームはそういう仕掛けが多いしね…

オブジェクトは気になったら5回以上は調べることにしてる(何かないかな?とラスダン脱出で何度も戻ろうとしたが、何もないんだろうか)







▼ツイートによれば、「デメント」のFugitiveエンドのように事件発生そのものを防ぐエンディングは、やはりあるのね。
これについては予想通り。

「血怨」の謎解きは一般的なパズルよりも作者のロジックや感覚が強く反映されているように思うが、どうもそれは私に近い、…もしくは私にとって非常につかみやすい感覚だった。
「作者の考えを読む」メタ推理というより「私ならこう考える」で解いたこともあった。

…たとえば終盤のとある謎解きに数時間も右往左往した配信者を発見したが……、私は30秒くらいで、直感と記憶で解いたからね(どちらかのアプローチで解けるので、高難易度に見えて実は親切)。
返信にある数回試行や終盤のパスワードは、ロジカルシンキングではなくラテラルシンキングに近かったかもね。


前述のエンディングのように予想通りの仕掛けがあったり、感覚の近い謎を解いたり……

これらはフリゲでは初めての体験かもしれないな…。


終盤の謎解きほどスラスラ解けたのは、作者のクリエイターとしての性格(性質)をつかんでいた所為…でもある。
巨大チームで作る商業ゲームでは味わえない、個人製作、または小規模チームのフリーゲームならではの楽しみ方だ。

もうずいぶん長いこと多くのフリゲをプレイしてきたが、新しい体験がまだあると知れたので、やはり「血怨」をやってよかった。







▼ところでこの攻略日記……
普通にPART1とか其ノ壱では芸が無いのでゲームをリスペクトし「祟り」で数えたかったが、「祟り」の単位はなんだろうか。一祟り、二祟り?

そもそも祟りとはそんな軽々しく数えるものではないし(罰当たり)神仏が関わっている以上何かしら不謹慎だと取り止めたが、それだけが気になってしまった…

神は「一柱」だが、なんだぁ「祟り」の単位は…?
禍?災?

私の教養では判断がつかない








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