香港を舞台としたゲームだが、グラフィックまでsteamにあるようなアジア製ゲームっぽい。
見た目だけなら、日本製とは思われないレベルの再現度だ(制作コンセプトが、海外ゲームの再現なら)。
マップ画面も高精細で、世界観が完全に確立されている。
久しぶりにプレイヤーを引き込むグラフィックだわ。
…しかしそのデメリットとして、探索ゲームにも関わらず探索がやりづらい様に思った。
…思ったというか、実際にやりづらかった。
「絶対怪しかぁ!!」というポイントを調べる…またはマウスクリックしても、反応しないんだよね。
だが「あるぇ?絶対ここなんだけど……」とちょっとポイントをずらしたら反応。
…実は正解だったなんてことが数回あった。
……
だからプレイする際には、怪しい場所を徹底的に洗うといいだろう
…なんだかグラフィックを評価といいながら余談や注意点のほうが長くなったが、デメリットを生みつつも、画面のインパクトが強い事には違いない。
クリアまで60分程度だし、テンポが崩れるほどではないので、本末転倒にはなっていないだろう。
見た目に惹かれたなら、期待通りの世界観が待っているはずだ
▼…そんな世界観、ストーリーはと言うと…
これまたユーモラスとダーク、グロテスクが融合した奇妙さだった。
化物に追われ惨殺死体が登場するようなゲームなんだけど、主人公がそれに対して、あまり恐怖を感じてないんだよね。プレイヤーとの温度差が生じている
…だがこの設定がちょっとした真エンド(エンド6)への伏線になっており、
このエンディングでのネタばらしはなかなか衝撃度が高く、ラストシーンに至ってはたった10分程度のエンディングだというのに、二点も三転もする激しい展開だ
……
………
結局のところ……「屍転遊戯」はなんか茸とかデブとかハゲがごちゃごちゃやったけど……
メンヘラ女、ヤンデレのゲームだったのかしらん…?(暴論)
▼ホラーゲームお馴染みの追いかけっこもあるが難易度がとても簡単な上EASYモードもあるので、詰むことはないだろう。
やはり探索が一番厄介に思った。
評価B+
70点
なんか「クーロンズゲート」的な奴でしょ?……が第一印象でしたが、「屍転遊戯」もまたアジアンテイスト溢れた良質な奇ゲーでした
完全に救われる流れだったのにヒロイン(ヒーロー)であるお兄さんが〇〇した時はこの後どんなストーリーになっちまうんだ!?…と戦慄するもバッドエンド……そこでゲームは終わりました。
各エンドのインパクトも強いです。
回収しつつ、トゥルーエンドであろうエンド6を、ぜひ目指してください。
▼他のおすすめは「モモとルーシー」かな。
ストーリーが究極に古典的なので早い人は冒頭で真相に気づくだろうが、見せ方が上手。
絵も丁寧だし、これは泣ける。
おすすめ。
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