「結末04 信じてはいけない」の位置からして、変則的でもない限り簡単に割り出せるでしょ。
ロッカーに隠れた時すぐ出てしまうか、ドアをすぐ開けるかが結末03だろう。
…そう目星をつけたがやはり正解。
最初の来客時、ドアを開けると結末03だった。
ゲームとしては簡単すぎるトラップなのだが、私のように用心深いと1周目はスルーするんじゃないか。
▼数日ぶりに生きている絵美理と再会したが、彼女はトイレで殺されたっぽいのがなんとも悲しい末路だ。
重要人物である両親や親友が早々に殺されるのは、今見ても序盤の掴みが相当に良い。
絵美理は久しぶりに主人公との友情を感じる親友キャラだったね。
特にそう思うのは……(以下は解釈違いがあるかも)
こんな姿にされても尚、朽ち果てる前に「黒ずんだ紙切れ」をくれたことだね。
どうも「たすけて、亜子…あぁ…亜子…?…こ、これを……あ、亜子……」と死の間際に(もう死んでるけど)言ってたようだ…
絵美理が親友を想って書きなぐってくれた(あるいは渡してくれた)紙には謎解き用の奇妙な怪文書が書かれていたが、「もっと簡潔に答えを書けよ!!!」「そもそもこんなもの書いてる暇あるのか???」とかツッコミを入れてはいけない
「BIOHAZARD」を筆頭に、ホラーゲームとはそういうものだ
▼一章の時点で真相への伏線が張られているのも面白いな。
特に崇彦の日記…
「お母さん」って何だよ?
崇彦は妻を「母さん」「亜津紗」と呼ぶだろ。亜子目線で「お母さん」と呼ぶのも不自然だし。
「外見はともかく」ってどういうことだ?
親子なら外見こそ似るものだろ?
「建前」ってなんだ?
…と引っかかるポイントがあったが(日付も何かありそう)、まさかあんな真相だとはねえ。
…
どちらとも解釈できるが……
崇彦は「夕子に似てきた」ことをうっかり言ってしまったんじゃないか(「亜津紗と同じ」は過去編でのふたりのやり取り)
このテキストは5年前の開発中止版にも存在するので、この時点で作者の頭には完結までの設定やプロットがあったのかもな
…だとしたら…
すごい構成力と完成までの執念だ
そりゃ5年を費やしてでも、なんとか完成させたいわな…
▼チェックついでに旧「血怨」を少しやり直したが、完全版との違いが意外とある。
諸事情で変更されたセーブポイントやクレジットはともかく、完全版だと絵美理が後ろをぴたりとついてくるのが可愛いわ。
ふたりの友情をより感じる変更だが……たぶんそれとは無関係(笑)。
未確認だが、二章の沙耶も変わってるかも
▼残るエンディングはあと僅かかあ。
名残惜しいが完走しよう。
四景くらいで終わるかな。
八景まではいかないだろう。
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