お姉ちゃんの後にすぐ引けたが、タイミング良し。
アクエリアス杯の切り札になるかもしれない。
▼…肝心のストーリーは…
残念ながらハズレだね。面白くない。
何より、ストーリーに広がりが全くなかった…
終盤やっと話が動くまで、ずっとシチーがうじうじしてるだけ。
キレイと言われたくない、本当の自分を見て欲しいって。
気が強い割には消極的で、全然すっきりしない性格。
それが、底抜けに明るいジョーダンとの違い。
▼走る目的を見失ったりと…展開が少しジョーダンに似ているが、彼女はシニア序盤で再スタートを切るため起承転結がはっきりしているし、テンポがいいんだよね。想いを託すモブが登場したり、スポ根としても熱い
でもシチーはお人形さん扱いを嫌っている期間が長すぎるため、どのエピソードも同じ読み味で飽きてしまった。
ライバルもタマ1人だし、ラスボスのはずのオグリとは、会話すらしない。
史実でもそこまで因縁がなかったのかもしれないが、タマ1人ではワンパターンになってしまう(それにやっぱり、タマのライバルはオグリだろう)。
▼そして何より、「夢」が無いんだよね
トレーナーは彼女たちウマ娘の夢を応援する存在のはずだが、シチーは夢らしい夢がない。そういう意味では、空っぽ。
ダービーで倒したチケゾーには、申し訳なくなった。彼女はダービーそのものが「夢」だから。
夢はなくとも走る事そのものが好きという話も出てくるが、前回攻略したアイネスシナリオとは雲泥の差だ(夢がないウマ娘は、似たり寄ったりなシナリオ。スカイも途中で、走る目的を見失ってたな…)
ストーリーの大半がシチーのパーソナルで構成されているので、レースの熱さも無く、このゲームお得意のラブコメもなく、最後まで今一つ。
シチーはシングレ組1番の空気だが、それでも「シングレ」シチーのほうがまだ魅力がある。
シチー自体、主人公やヒロイン向きのキャラクターじゃなさそうだ。
▼高い声のイメージだから、声優もミスマッチに思った。
喜怒哀楽が全部同じ声質、同じ表現で感情表現に豊かさがまるでないし、演技力、歌唱力ともにお世辞にも上手とはいえず、滑舌もあまりよくない。
カフェは低くても通る声質だが、シチーはくぐもっているので、声の通りが非常に悪い。
昔の声優も千葉紗子や福井裕佳梨は恐ろしいほど下手だったが、徐々に上達していった。
声優は続けていれば(続けることが出来れば…)大体の人は上手くなるし
そもそも上達しなければ生き残れないので、シチーの声優だけに限らず、若手は応援したい
▼でもトレーナーは熱血で知的な有能だし(カレンの持ち上げ方からして、やっぱりIFの「お兄ちゃん」なのか?)、キャラクターの意外な関係が垣間見えたのはよかった。
シチー、ヘリオスをヘリオスさんって呼んでるんだね。びっくりした。
ギャル4人組が実際にはパリピ組パーマー&ヘリオスとギャル組ジョーダン&シチーの2人組2種類であることには気づいていたが、それでも「いつメン」だと思っていたから。
年上や先輩には敬語のシチーだが、ウインディにも敬語で驚いた。
▼秋シチーは布陣というマイルで強力なデバフが使えるようだ。
…一応は完成したアクエリアス杯育成だったが、デバフシチーの出来によって、メンバーを大きく入れ替える必要が出てきたね。
デバッファーでありながら1着も狙えるのが理想だろうな。
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