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2022年01月11日

ミライカガミ レビュー感想 その時の仲間は守れなかったけど……次は守れるといいですね

▼「親愛なる〇〇へ」作者の新作。


ハッピーエンドを見てのレビュー感想。伏字を使うしネタバレはしないが、カンのいい人は気づいてしまうかも。










▼まず「ミライカガミ」で一番良かったのは何か?
パっと目につく絵は綺麗だし、ストーリーだろうか?




確かにそれも優れているが、私が言いたいのは違う




一番は「設定」だね。プレイ前の「つかみ」と言い換えてもいいかもしれない



本作の公式的なあらすじは、こうだ






自分たちの未来に思いをはせる高校2年生のイツキとアカネは、
10年後の自分を見ることができるというおまじないをしてみることにした。

そんなことできるわけがないと思っていたイツキであったが、その夜。
いつも通り眠ったはずが、10年後の世界にいることに気づく。
しかし、10年後の自分は見知らぬ男に手錠をされ、燃え盛る炎の中にいた。

夢から目覚めた現実では、アカネに衝撃の事実を告げられる。

「10年後の私、死んでるの・・・」


それは本当にただの夢なのか。なぜアカネは死んでいるのか。
イツキは自分と、アカネの幸せな未来をつかみ取る為、今と夢(10年後)を行き来する。






……


どう?
これだけでも、かなり「面白そう」でしょ
「プレイ意欲に駆られる」でしょ





オープニングもまさにそれで、一体この後どうなってしまうのか、という緊張感があったね

タイムリープものはワクワクする設定を作れるか否かで
既に勝負が始まっているが、成功しているだろう







▼ストーリーはそんな設定に忠実に進み、ラストに犯人との対決が待っている。
共に事件を捜査する、ムツミとの会話劇も面白かった
ScreenShot_2022_0110_14_04_17_compressed.jpg










攻略難易度も「親愛なる〇〇へ」に比べるとかなり簡単なので、60分〜90分程度でサクっとクリアできる











▼逆に難点は…(ここからは若干ネタバレあり)












「親愛なる〇〇へ」と違い、どんでん返しがないこと……というより、いかにも怪しい奴がそのまま犯人だったこと。





いくらなんでも容疑者が少なすぎる。
こいつは絶対犯人じゃないでしょというキャラが非常に多いので、
消去法で1人しかいないという、メタ推理で当ててしまう人も多いだろう





折角登場人物が現代と未来にいるのだし、
JKギャルのヒロインにコンプレックスを持ってそうな地味子とか、
いかにもそれらしい犯人候補がいるので、ミスリードしても良かったのでは。




だが、犯行の動機というか切っ掛けが「ヒロインが茶髪じゃなくなったから」と、
「名探偵コナン」の「ハンガーを投げつけられた」並にくだらないのが、逆にリアルだ。









理解できない人もいるかもしれないが、世の中には、
女のパーツに執着してる男が、存外多いんだよ。作者の性別は知らないが、男心を理解しているよ。






身近なところでは、フリゲ界隈にもそんな人いたよ


いくらグラフィカルとはいえ「茶髪ロングの女が大好きだから」という理由でそのフリゲのグラフィック評価を満点にしたレビュアーもいた。(もう茶髪と結婚してろよ)








他にも、主人公が親にレールを敷かれている設定が、あまり生かされなかったことなども気になるな。
窮屈な家庭で鬱屈してそうなシーンもあったが、未来の主人公同様、もっとネタを拾ってほしかった(見ていないEDにあるのだろうか)














評価B
75点


前作を推理・ミステリとするなら、
今作はSF・サスペンスといったところ。

同じキャラクターも登場しますが内容は結構違うので、新鮮な気持ちでプレイできますよ




おすすめです














【攻略済み、攻略中のフリーゲーム】


……



「【メスケモ百合ホラー脱出ゲーム】こんばんは獲物さん」……


ギリジャン、論理パズル、追いかけっこなどを繰り返し、目的地を目指すパズルアクション。
初見殺しも多く、レトロゲーム的な面白さがある。

エンディングもヒエラルキーの上下に友情が芽生えるという、実に美しい話だ。









「【悲報】壁の薄いアパートに引っ越ししたら隣の部屋からあの声が聞こえて来た件」……


クリアできない。
ドアノックするところは、放置かロードが答えと思うが…


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