この店にはアンティーク以外のモノが集まることがある。
それはどこにでもある些細な“日常の謎”。
骨董品店を営む男“黒十美鶴”。
お嬢様学校に通う財閥の娘“小倉柚葉”。
二人が挑む謎は殺人でも脱出でもサスペンスでもない日常に潜むミステリー。
今回の謎の舞台は歴史ある礼拝堂。
『12時、誰もいない礼拝堂の鐘塔に幽霊が現れる。』
そんな噂の真相を確かめるために、
二人は季節外れの肝試しをすることになる。
果たして黒十は見事幽霊の正体を暴けるのか。
エピソード1「KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -」……
エピソード2「KOKUTOU - 招かれざる常連客 -」……
エピソード3「KOKUTOU - 御伽倶楽部 -」……
そして今作がエピソード4「KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -」
「KOKUTOU」シリーズは初代からプレイしているが、もう3年以上が経つんだね…
(;゚Д゚)
気づけばずいぶん長いシリーズだ。完結まで7割くらいは来てそうだけどね。
そんな長期シリーズなので、ある程度新規プレイヤーへのチュートリアルはあるものの、完全に「続編」ですね
「KOKUTOU - 招かれざる常連客 -」の伏線が回収されるので、シリーズをプレイしてないと、話がさっぱり分かりません(わかっても感情移入できないと思う)
なので興味のある方は、初代からのプレイをおすすめします。
面白いゲームだし、15〜30分くらいでサクっと終わるからね
さて今回の舞台は、ヒロインの通う女子高。
幽霊の正体を調査する
学園七不思議的なミステリで、王道だ
すべての謎を解き、トゥルーエンドを見た感想は………
いい話だね……
私はこういう友情ものに弱いのだが、ついにきたる待ち人の正体には、うるっとしちゃったよ
ストーリーとエンディングは過去最高に良い。
幽霊の正体と梯子も階段もない場所を犯人が上ったトリックは、コージーミステリということもあり、大体の人が推理できるだろう。
意外性は無いが、矛盾もないベタな落としどころだ
1つ、叙述トリックというにはあまりにも反則気味でシンプルな思い込みを利用したトリックが使われているが、私はむしろ、こっちに騙された(笑)。
4作目の特徴として、シリーズ初の中編なんですよ。
これまでは30分もあればクリアできたが、1時間規模のストーリーになってます
なのでこれまでよりも、会話劇や推理の中身が濃かったんじゃないかな〜。
初代なんて本当に簡素な推理だったからね
舞台が女子高だから、女の子ばかりで見た目にも華があったね
周りが全員女子高生なので、黒十さんが年の差を感じるのが妙にリアルだ(笑)。
黒十さん、35歳くらいかな。
フリゲは若年層が作り若年層が遊ぶこともあり多くの主人公が少年少女なので、主人公が落ち着いた大人の男ってのは「KOKUTOU」シリーズの良いところだね
クールではなく「落ち着いてる」感じの主人公は珍しい
その分ヒロインがアレだけどね
評価B
70点
1年以上張った伏線がやっと回収されたこともあり、シリーズで一番面白かったかも…
良作です。気になった方は、初代からやってみては
気になったんですがリードミーやスタッフクレジットにボイスキャストが載ってるのに、肝腎のボイスが入ってませんでしたね…
バグということはなさそうだが…
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