人は見かけによらぬもの
人は見かけによらない
と言う言葉の通り人間誰しも擬態していて、見た目ではわからない
誰だって、本当の姿は見せない
かくいう私も社会的には真面目な社会人に擬態しているが、フリゲレビューサイトを主宰し、「このヒロインは絶対オ〇ンチンが大好きですよ!!」なんてことを書いている
ふだんの私は「オチンチン」の「オ」も言わないにも関わらず、だ
このように、人間とは擬態するものである
「擬態する群衆」は、そんな群衆の物語
ストーリーは5本。主人公は5人、相手役も5人
キャラクターもシナリオもつながりのないオムニバスだが、全ての物語は、電車内から始まる
プレイヤーは冒頭、誰の隣に座るかを選ぶ
ターゲットは「パーカーを着た男」「疲れた様子の会社員」「ミニスカートの女性」「うつむく女子高生」「キャップを被った男性」と、様々な群衆だ
ミステリ・サスペンス・恋愛などそれぞれジャンルが異なるが、「擬態」という共通のテーマがある
見た目通りにはいかない一癖も二癖もあるストーリーと群衆が、プレイヤーを裏切る
私のお気に入り、おすすめはなんといっても「ミニスカートの女性」
この中では飛び抜けた良作で、最後の最後までどんでん返しを繰り返すストーリーとオチは、なかなか読めないのではないか
この1本のために、「擬態する群衆」をプレイする価値があるほどだ
欠点は、5本それぞれのジャンルが違うものの、オチが似通った話があることだ
なので攻略順によっては、短いながらもマンネリ化してしまうかもしれない
そうならないためのおすすめの攻略順は、「ミニスカートの女性」を最初にやる事だ。
その意味は、完全クリアすれば分かると思う
評価B+
70点
かなり面白かったです。
なんとなく「街〜運命の交差点〜」の匂いがしましたね。
この作者のゲームがノベルゲームというより、小説に近い文体だからでしょうかね(「街」のライターは小説家の我孫子武丸)
他にもいろいろ、フリゲやってます
「空の果てからこんにちは」は世界観から練られた、なかなかの良作でした。
このようなファンタジー系のギャルゲー(?)は希少ですね
さかさま少女・メイラとリンゴヘアー・リコのEDは見たが……あと1つがわからない。
2/3のEDを見たことで、どっかにフラグが立ってるかな〜…?
……
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