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2018年07月11日

映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」の感想…このクソダサい邦題「エニグマと天才数学者の秘密」って付けたバカはどいつだ。

今日は映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」の感想です。

後輩からオススメされた1本。

たまたまAmazonのPrime Videoで観れました。

という事でPS4でPrime Videoを使って鑑賞しました。

字幕スーパー版です。



映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」は日本公開2015年のモルテン・ティルドゥム監督作品。

モルテン・ティルドゥム監督は、

このブログで以前感想を書きました映画「パッセンジャー」を監督しています。

だいぶあの映画とは毛色が違うのですが、

観た後に色々考えさせられるってところは共通している。


映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」は、

実在した人物のアラン・チューリングを描いた作品。

なので映画が始まる時にでるのは「事実に基づく物語」と表示される。


物語の導入部分を簡単に書くと、

1951年、アラン・チューリングの元に警官が訪れる。

そこで「イミテーション・ゲーム」を、と話が始まった…みたいな感じかな。

とりあえず、先ほども書いた通りアラン・チューリングという人物の物語。


キャストですが、

アラン・チューリングを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。

このブログで感想を書いたのでは映画「ドクター・ストレンジ」と、

映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」ですが、

とても魅力的な俳優ですが何と言っても顔ですよね、顔。

今回の映画でも良い顔してくれます。

クロスワードを5分と34秒で解く女性、

ジョーン・クラークを演じるのはキーラ・ナイトレイ。

綺麗ですよね本当。

頭も良くてこんな綺麗な女性と結婚したのに…ってね。

綺麗だからこそ、深みがあったなあ。

その他、映画「キングスマン」でお馴染みマーク・ストロングや、

マシュー・グッド、アレン・リーチ、ロリー・キニア、

チャールズ・ダンス、マシュー・ビアードなどが出演しています。


さて、映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」の感想ですが、

面白いだけでなく考えさせられる映画でした、良い。


物語というか、何がどうなって…みたいなのは書かない様にしますが、

とりあえずはアラン・チューリングという人物の半生、

途中までは暗号「エニグマ」を解読するために四苦八苦する展開。

もちろん、アラン・チューリングという天才なしに、

解読する機械を作る事はできなかったのですが、

アラン・チューリングだけでも完成は出来なかった。

その部分のいわゆる「チームもの」なのですが、

個人的に「チームもの」の映画って好きなんです。

「恋でドイツは負けた!」ってところのあの感じは、

観ていて嬉しくなります。


しかし、単純なチームものの映画では無いので、

その後にシリアスな展開が待っていて、

兄の乗った旅客船を助けるかどうか。

兄を助けたい、しかし、

ドイツに暗号を解読したのがバレると、

今までの努力が無駄になってしまう。

…そこでどうするかって。


個人的にそれまでアラン・チューリングという人は、

暗号を解くのが好き、とか、

研究が好きって人だと思っていて、

いわゆる変わり者だと観ていたら、

実は国のために、人のために考える人だったんだなと。

1400万人の命を救ったって事は同時に、

助けられたいくらかの人の命を見捨てたって事。

凄く考えさせられますね。


それぞれの物語も響くし良いのですが、

画がしっかりしている印象。

映像にこだわってるよなあって。

撮り方とかもだけど、

単純にあの馬鹿でかい機械とか、

実際に作った訳だしね。

ミサイル→タバコ、灰皿とかも。


演技も良くて、

なんと言ってもベネディクト・カンバーバッチの顔、

表情の豊かさに青い目。

それだけでも画面を支配しているのだけど。

文字にすると「Thank you」って普通なんだけど、

それが役者の言葉になるとこんなに響くものなのかと。

「燃やせ」ってのもグッときます。

わいせつ罪で有罪になった後、

クロスワードが出来ない描写のなんとも言えない感じ。

凄いなあ。


1951年とか1939年とかテロップが出てきて、

あんまりテロップで時間の変化を知らせるのは好きじゃないけど

こういう史実を元にしたものはありだと思う。


その他、「クリストファー」についてとか、

「時として誰も想像できないような人物が想像できない様な偉業を成し遂げる」

って言葉とか色々言いたい事もあるんだけど、

ここら辺はまだ観てない人は、

あんまり先読みせずに観てもらった方がいいだろうなって思う。


あと、2人の男が熊に遭遇してしまって、

1人は祈り、1人は靴の紐を締めたって話は秀逸。

「君より速く走れれば良い」とか言ってみたい。


言ってみたい台詞としては、

「中断しないし繰り返さない」って言葉も、

意味はないけど実用してみたい。


そんな感じかな。

まあ重箱の隅をつつくと、雨の中で話さなくてもとか、

殴れれたあの人は特に何かしないのか、とかかな。


チューリングマシン、

これがいわゆるコンピュータにつながってくる訳ですが、

思ってた以上に壮大だなと。


で。

映画本編は素晴らしくて何の文句もないのですが、

やはり余計な事をするヤツらがいるんですね、日本には。

そう「邦題」です。

映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」ですが、

原題は「The Imitation Game」です。

もちろんメインタイトルの「イミテーション・ゲーム」はほぼ同じ。

では何に不満かと言ったらそうサブタイトル。

「エニグマと天才数学者の秘密」って何よ。

確かに映画中盤までエニグマの解読をしていたけど、

エニグマ自体は別にこの映画で言ったら中ボスの名称みたいなもんで、

テーマとは全く関係ない言葉じゃんか。

あと、天才数学者の秘密って何?

ネタバレというか、書かないようにしますが、

彼の抱えてる秘密ってアノ事を言ってるのかな?

全くこの映画の伝えたい事と関係ないじゃん。

それとも多くの人の命を救った秘密の事かな。

どっちにしても1つの要素じゃん。

それだけじゃないでしょ、この映画が伝えたいのは。


本当に日本人ってクソタイトル考えるの上手いよね。

ちゃんとこの映画を観た人の感想で、

この映画は「エニグマと天才数学者の秘密」の映画だって言う人、

世界に1人もいねーだろ。

原題のまま「The Imitation Game」の方が圧倒的に深いし、

副題をつけるにも「エニグマと天才数学者の秘密」はない。

まだ「アラン・チューリング」だったら分かる。

なんせ彼を描いた映画だから。

だけど「エニグマと天才数学者の秘密」を描いた映画では決してない。


映画「ボーダーライン」で原題「Sicario」だったのに対して、

この映画は何のボーダーラインを描いてるんですかって白目だったのですが、

似た感想をこの「エニグマと天才数学者の秘密」にも持った。


映画のラスト、一体何が映ってましたか?

「彼の顔」で終わるんですよ。

あの映像は何のためにあったと思ってるのかな。

「エニグマと天才数学者の秘密」なんて邦題をつけたやつは。

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 [Blu-ray]




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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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