2018年05月21日
映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」の感想…ダメな映画と片付けるのは簡単だけど色々考えると城定秀夫監督を評価したい。
今日は映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」の感想です。
ついにレンタルしてきてしまいました。
以前、漫画「屍囚獄」がなんと実写化するらしいって書いたのですが、
ずっと放置していて…たまたまレンタルショップで目に付いた勢いで借りました。
という訳で今回はレンタルのDVDでの鑑賞です。
映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」は2017年公開の城定秀夫監督作品。
城定秀夫監督は多くのピンク映画やビデオ作品などに携わっていますが、
自分は他の作品をまだ観ていなくて…。
まだこういう監督ですって印象はないのですが、
誰とは言わないけど莫大な予算をかけてクソみたいな映画を乱発する監督に比べたら、
頑張ってるよなあ…こういう人に予算をつけて欲しいなあって思ってしまった。
機会があったら他の監督作品も観てみたいと思います。
映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」は原作は「屍囚獄」という全5巻の漫画。
前にも書いたのですが、どこかのまとめサイトのバナー広告で、
エロそうな漫画だなって思って「まんが王国」で購入。
漫画の感想を簡単に書くと、全然エロくねーじゃん!って。
物語の設定とか後味の悪さとかはアリだと思うんだけど、
そういう事じゃなくて、エロいものを求めてたんだけどって。
…そういう意味で原作はガッカリした思い出です。
ホラーでもないし、エロくもない…なんだよ!って。
ちなみに「起ノ篇」からも分る様に、
映画は前後編の2本に分かれていて、後編は「結ノ篇」になります。
映画の簡単なあらすじですが、
大学のゼミの合宿で八坂村という所にきた美琴ら6人。
歓迎する村人たちだったが、
その村には女性が全くおらず、
若い女性を捕らえて村ぐるみで村にやってきた女を犯す、
という風習があったのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
高木美琴を演じるのは片山萌美。
最近では映画「万引き家族」にも出演している彼女はグラビアでも活躍している。
今回の映画でも良い下着姿を披露し、
あのくびれが見れたら、それだけで価値があるんじゃないか、
なんて事さえ思わせてくれます。
五瀬さよりを演じるのは立花あんな。
アイドルでもある彼女ですが、
原作を読んだ感じでは一番味のある役のはず。
しかしこの「起ノ篇」ではまだ活躍しないので、
「結ノ篇」に凄く期待しています。
熊野比奈を演じるのはなごみ。
セクシー女優という事で、まあ後ほどもふれますがおっぱい要員ですね。
僕はこれについては物凄く評価しています。
沙霧を演じるのは藤白レイミ。
見えそうになるが見えないというか…そこがポイントではないけど。
なんとなくパンストを脱ぐシーンは良いと思った。
香坂を演じるのは福咲れん。
セクシー女優という事で…まあおっぱい要員ですね。
ほんと…本当に僕は評価しています。
その他、和合真一、森羅万象、浅野潤一郎などが出演しています。
さて、映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」の感想ですが、
前後編の2本だての中の前篇だけで判断は出来ない部分は多いのですが、
映画としては…少し残念な印象があるのは正直なところ。
特に「画」については予算がない感じが全面に出ている。
映画「劇場霊」の感想でも書いたのですが、
フィルムの質感はホラー映画には合うだろうなって。
でもそんな事ができるほど予算のある企画なんて圧倒的に少ないだろう。
それでも、画の質感には少しこだわって欲しかった部分はある。
この映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」はビデオ感がガンガンに出てて、
本当にそれだけで安く感じてしまう。
まあ、映画「エコエコアザラク R-page」みたいに、
画を加工しまくってただ見づらいだけの画にするよりはマシなんだけど。
あとセットなんて組めないだろうから、本当の家で撮影しているのでしょう。
狭い部屋でのシーンは、色々苦労して撮影しているのは分かるのですが、
やはり画の安さを感じてしまう。
セットだったらもっと違う画が撮れたんだろうな…とか。
走っている車内のカメラが揺れすぎとか、
バラバラの人体らしきものの作り物感とか、
また軽そうな石だなあとか、単純に画質だけでないところで、
画の安い印象はいっぱい受けてしまった。
物語については後編である「結ノ篇」を観てから触れたいのですが、
今のところ「ふーん」って感じは否めない。
これは原作でもそうなんだけどね。
ただ、漫画では「これは誰なのか?」って要素があったのだけど、
実写にしてしまうとそれが成り立たないので、
この作品の実写化はキツかっただろうなって思ってしまった。
仮面つけている意味ないじゃんって。
どちらかというと監督もそれが分かっていて、
「あれは誰なのか?」って部分に力を入れてないですし。
そう、ここまで少し否定的な言葉を続けているのですが、
実は物凄く城定秀夫監督の評価は自分の中で上がっている。
映画として面白くはなかったのだけど、
それでも限られた環境の中で「映画にしよう」って心意気は凄く感じたからだ。
まず物語を映画化するにあたって、
原作を忠実に再現するのではなくオリジナルの展開にしているところ。
もちろん、「結ノ篇」でどうなるのか分りませんが、
この「起ノ篇」だけでも頑張ってるのが凄く伝わる。
登場人物の整理、環境の変更など凄く良いと思う。
どちらかというと原作って無茶苦茶な部分が多くて、
原作だと雷の影響とかで携帯がたまたま繋がらなくなるって感じなのだが、
それってたまたまじゃん…みたいな。
ちゃんとこの映画では「もともと電波が届かない場所」にしたり、
女性が逃げられない様に足を切るっていう非道な行為を強調するため、
「足切り」って儀式をわざわざ追加したり、
そういう変更は凄く良いなって思いました。
あのお払い棒が足を切っていく時のアップの画とか良いと思います。
で、評価したいのは何と言っても「おっぱい」です。
原作を見て一番のガッカリポイントであった「エロくない」事。
多分、城定秀夫監督も原作を読んで思ったのではないでしょうか。
あれ…何かエロっぽい表紙なのに、
全然内容はエロくないじゃん…ってか、おっぱいすら出ないじゃん、って。
漫画にはなかった映画オリジナルの点として、
「おっぱいがでる」ってのは確実に監督の仕事だと思うんです。
この作品はエロ要素が足りないって。
それをちゃんと追加できている点は本当に評価したいです。
ほんとエロ目的で買った原作になんでないのかって今でも思ってます。
福咲れんの豊満なおっぱいは揉みがいがありそうで良い、
そりゃ妻がいても揉みたくもなりますよ。
ただ、なんで教授はセックスしてんのに服着てるんだと思ったが。
なごみのおっぱいはそりゃ吸い付きたくなりますよね。
あそこのおっぱいに吸い付くシーンがあるかないかで、
全然この作品に対しての印象って違ったはず。
監督は分かってるなあ…って。
画は安いって先に書いたのですが、
基本的には三脚でしっかりした画で撮影してるし、
シーンによって手持ちを使ったり丁寧な作りではあるし、
例え予算はなくても「音をしっかり録っている」のは偉い。
映画「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」の感想でも書きましたが、
音が上手く録れてないとそれだけでワンランク下がるのだが、
この映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」はそこはちゃんと頑張っている。
当たり前と言えばそうなんだけど、それが出来てないものもある中で、
予算がなくても何をしなくてはいけないのか、
それが分かっているのは普通に評価しても良いと思う。
この映画は面白くない、ダメだと片付けるのは簡単なんだけど、
色々な事を考えると応援したくなる作品だし、
もっと城定秀夫監督に予算のある映画を任せてくれないかな、なんて思う。
それでも、
村長の息をCGで作る必要はあったのだろうかとか、
子供が覗いている時のピアノの音は何とか、
「やっぱコンビニいいです」って言った後の荒い運転かと思ったら、
わりと山道安全運転してるとか、
あんな振り方で足は切れんと思うとか、
軽自動車とは言え、車にダッシュで追いつくとか、
まあ、ツッコミどころは他にもいっぱいあるはあるけど。
でも1時間15分ぐらいで観れるってのは嬉しいですね。
このトーンで2時間を越えるのは正直少しキツい。
そんな訳で、このDVDを返却する時に「結ノ篇」を借りてきたいと思います。
そっちの方では物語についても感想を書いていきたいと思います。
あ、DVDを再生してアルバトロスって出てきて、
アルバトロスやんけ!ってのが一番の衝撃だった。
ついにレンタルしてきてしまいました。
以前、漫画「屍囚獄」がなんと実写化するらしいって書いたのですが、
ずっと放置していて…たまたまレンタルショップで目に付いた勢いで借りました。
という訳で今回はレンタルのDVDでの鑑賞です。
映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」は2017年公開の城定秀夫監督作品。
城定秀夫監督は多くのピンク映画やビデオ作品などに携わっていますが、
自分は他の作品をまだ観ていなくて…。
まだこういう監督ですって印象はないのですが、
誰とは言わないけど莫大な予算をかけてクソみたいな映画を乱発する監督に比べたら、
頑張ってるよなあ…こういう人に予算をつけて欲しいなあって思ってしまった。
機会があったら他の監督作品も観てみたいと思います。
映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」は原作は「屍囚獄」という全5巻の漫画。
前にも書いたのですが、どこかのまとめサイトのバナー広告で、
エロそうな漫画だなって思って「まんが王国」で購入。
漫画の感想を簡単に書くと、全然エロくねーじゃん!って。
物語の設定とか後味の悪さとかはアリだと思うんだけど、
そういう事じゃなくて、エロいものを求めてたんだけどって。
…そういう意味で原作はガッカリした思い出です。
ホラーでもないし、エロくもない…なんだよ!って。
ちなみに「起ノ篇」からも分る様に、
映画は前後編の2本に分かれていて、後編は「結ノ篇」になります。
映画の簡単なあらすじですが、
大学のゼミの合宿で八坂村という所にきた美琴ら6人。
歓迎する村人たちだったが、
その村には女性が全くおらず、
若い女性を捕らえて村ぐるみで村にやってきた女を犯す、
という風習があったのだった…みたいな感じかな。
キャストですが、
高木美琴を演じるのは片山萌美。
最近では映画「万引き家族」にも出演している彼女はグラビアでも活躍している。
今回の映画でも良い下着姿を披露し、
あのくびれが見れたら、それだけで価値があるんじゃないか、
なんて事さえ思わせてくれます。
五瀬さよりを演じるのは立花あんな。
アイドルでもある彼女ですが、
原作を読んだ感じでは一番味のある役のはず。
しかしこの「起ノ篇」ではまだ活躍しないので、
「結ノ篇」に凄く期待しています。
熊野比奈を演じるのはなごみ。
セクシー女優という事で、まあ後ほどもふれますがおっぱい要員ですね。
僕はこれについては物凄く評価しています。
沙霧を演じるのは藤白レイミ。
見えそうになるが見えないというか…そこがポイントではないけど。
なんとなくパンストを脱ぐシーンは良いと思った。
香坂を演じるのは福咲れん。
セクシー女優という事で…まあおっぱい要員ですね。
ほんと…本当に僕は評価しています。
その他、和合真一、森羅万象、浅野潤一郎などが出演しています。
さて、映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」の感想ですが、
前後編の2本だての中の前篇だけで判断は出来ない部分は多いのですが、
映画としては…少し残念な印象があるのは正直なところ。
特に「画」については予算がない感じが全面に出ている。
映画「劇場霊」の感想でも書いたのですが、
フィルムの質感はホラー映画には合うだろうなって。
でもそんな事ができるほど予算のある企画なんて圧倒的に少ないだろう。
それでも、画の質感には少しこだわって欲しかった部分はある。
この映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」はビデオ感がガンガンに出てて、
本当にそれだけで安く感じてしまう。
まあ、映画「エコエコアザラク R-page」みたいに、
画を加工しまくってただ見づらいだけの画にするよりはマシなんだけど。
あとセットなんて組めないだろうから、本当の家で撮影しているのでしょう。
狭い部屋でのシーンは、色々苦労して撮影しているのは分かるのですが、
やはり画の安さを感じてしまう。
セットだったらもっと違う画が撮れたんだろうな…とか。
走っている車内のカメラが揺れすぎとか、
バラバラの人体らしきものの作り物感とか、
また軽そうな石だなあとか、単純に画質だけでないところで、
画の安い印象はいっぱい受けてしまった。
物語については後編である「結ノ篇」を観てから触れたいのですが、
今のところ「ふーん」って感じは否めない。
これは原作でもそうなんだけどね。
ただ、漫画では「これは誰なのか?」って要素があったのだけど、
実写にしてしまうとそれが成り立たないので、
この作品の実写化はキツかっただろうなって思ってしまった。
仮面つけている意味ないじゃんって。
どちらかというと監督もそれが分かっていて、
「あれは誰なのか?」って部分に力を入れてないですし。
そう、ここまで少し否定的な言葉を続けているのですが、
実は物凄く城定秀夫監督の評価は自分の中で上がっている。
映画として面白くはなかったのだけど、
それでも限られた環境の中で「映画にしよう」って心意気は凄く感じたからだ。
まず物語を映画化するにあたって、
原作を忠実に再現するのではなくオリジナルの展開にしているところ。
もちろん、「結ノ篇」でどうなるのか分りませんが、
この「起ノ篇」だけでも頑張ってるのが凄く伝わる。
登場人物の整理、環境の変更など凄く良いと思う。
どちらかというと原作って無茶苦茶な部分が多くて、
原作だと雷の影響とかで携帯がたまたま繋がらなくなるって感じなのだが、
それってたまたまじゃん…みたいな。
ちゃんとこの映画では「もともと電波が届かない場所」にしたり、
女性が逃げられない様に足を切るっていう非道な行為を強調するため、
「足切り」って儀式をわざわざ追加したり、
そういう変更は凄く良いなって思いました。
あのお払い棒が足を切っていく時のアップの画とか良いと思います。
で、評価したいのは何と言っても「おっぱい」です。
原作を見て一番のガッカリポイントであった「エロくない」事。
多分、城定秀夫監督も原作を読んで思ったのではないでしょうか。
あれ…何かエロっぽい表紙なのに、
全然内容はエロくないじゃん…ってか、おっぱいすら出ないじゃん、って。
漫画にはなかった映画オリジナルの点として、
「おっぱいがでる」ってのは確実に監督の仕事だと思うんです。
この作品はエロ要素が足りないって。
それをちゃんと追加できている点は本当に評価したいです。
ほんとエロ目的で買った原作になんでないのかって今でも思ってます。
福咲れんの豊満なおっぱいは揉みがいがありそうで良い、
そりゃ妻がいても揉みたくもなりますよ。
ただ、なんで教授はセックスしてんのに服着てるんだと思ったが。
なごみのおっぱいはそりゃ吸い付きたくなりますよね。
あそこのおっぱいに吸い付くシーンがあるかないかで、
全然この作品に対しての印象って違ったはず。
監督は分かってるなあ…って。
画は安いって先に書いたのですが、
基本的には三脚でしっかりした画で撮影してるし、
シーンによって手持ちを使ったり丁寧な作りではあるし、
例え予算はなくても「音をしっかり録っている」のは偉い。
映画「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」の感想でも書きましたが、
音が上手く録れてないとそれだけでワンランク下がるのだが、
この映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」はそこはちゃんと頑張っている。
当たり前と言えばそうなんだけど、それが出来てないものもある中で、
予算がなくても何をしなくてはいけないのか、
それが分かっているのは普通に評価しても良いと思う。
この映画は面白くない、ダメだと片付けるのは簡単なんだけど、
色々な事を考えると応援したくなる作品だし、
もっと城定秀夫監督に予算のある映画を任せてくれないかな、なんて思う。
それでも、
村長の息をCGで作る必要はあったのだろうかとか、
子供が覗いている時のピアノの音は何とか、
「やっぱコンビニいいです」って言った後の荒い運転かと思ったら、
わりと山道安全運転してるとか、
あんな振り方で足は切れんと思うとか、
軽自動車とは言え、車にダッシュで追いつくとか、
まあ、ツッコミどころは他にもいっぱいあるはあるけど。
でも1時間15分ぐらいで観れるってのは嬉しいですね。
このトーンで2時間を越えるのは正直少しキツい。
そんな訳で、このDVDを返却する時に「結ノ篇」を借りてきたいと思います。
そっちの方では物語についても感想を書いていきたいと思います。
あ、DVDを再生してアルバトロスって出てきて、
アルバトロスやんけ!ってのが一番の衝撃だった。
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