2018年01月13日
映画「咲-Saki-」の感想…原作知らないけど1本の映画として良いバランスで作り上げたと思います。
今日は映画「咲-Saki-」の感想です。
先日、映画「素晴らしき哉、人生!」の感想の中で、
今年は昔の映画を意識的に観る様に心がけていこうって書いておきながら、
今回観た映画が映画「咲-Saki-」という…まあDMMが届けてしまったのだから仕方が無い。
Mac版の「スーパーリアル麻雀PW」を買うぐらい麻雀は好きですし、
今までにも映画「真・兎 野性の闘牌」や映画「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」などの感想は書きましたが、
まあ本当にそれぞれ麻雀映画と言っても全く違うもので。
…という訳で、今回はDMMの月額レンタルDVDでの鑑賞です。
映画「咲-Saki-」は2017年公開の小沼雄一監督作品。
小沼雄一監督と言えば映画「童貞放浪記」と個人的には思ってますが、
実はそれ以外の監督された作品は観た事がありませんでした。
今回の映画「咲-Saki-」はある意味で特殊なものではありますが、
ちゃんと作品を考えて監督できる人だなと好感が持てました。
そこら辺はまた後ほど。
この映画は雑誌「ヤングガンガン」で連載が始まったマンガの実写化。
いつもですが、原作未読です。
しかも、実は「映画の前にドラマ版」があって、
この映画は「ドラマの続き」のストーリーであった…知らなかった。
観る前に調べろよってところなんだと思うけど、
こういう「ドラマの続きを映画化」みたいなのは好きじゃないなあ。
キャストですが、
主人公の清澄高校の宮永咲を演じるのは浜辺美波。
ドラマ版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のめんま役の子ですが、
あんまり他の作品の印象は残っていないなあ。
でも、今回みたいな何か秘めてそうな役はあってるかも。
なんと言っても可愛いのは良い。
最大のライバルとなる龍門渕高校の天江衣を演じるのは菊地麻衣。
さりげなく映画「貞子vs伽椰子」で珠緒役。
幼い感じと不気味な感じの同居が上手く出来ていたと思います。
原作を知らないので元のキャラがどんなのかは知らないのですが、
映画だけ観た感想では上手いバランスだったと思います。
清澄高校の副将原村和を演じるのは浅川梨奈。
アイドルSUPER☆GiRLSのメンバーで胸がある。
原作を読んでなくても、多分原作は超巨乳なんだろうなと分かった。
浅川梨奈もおっぱいはでかいんだと思うけど、
他のキャラが言うほどの強調されてる感じもしないので、
マンガとリアルでは、まあ映し方は難しい部分はあるよなあと思った。
その他、永尾まりや、加村真美、武田玲奈、岡本夏美、あの、廣田あいか、
古畑星夏、山田杏奈、小篠恵奈などなど、
他にも多くの女優が出演しています。
さて、映画「咲-Saki-」の感想ですが、結論から書けば面白かったです。
色んな麻雀の描き方があると思いますが、
まあ元はマンガだしこういうのもありかなと。
キャストのところにも書きましたが、
この映画では多くの女優が出演していて、
つまり多くのキャラクターが出てきます。
偉いなと思うのが、そのキャラクターをそんなに深堀してない事。
特に主人公チームの清澄高校は、ドラマ観てねって感じ。
それでも、ちゃんとドラマを観て無くても分かる様に、
サラッとキャラクター説明だったり、
不自然にならないぐらいのルール説明とキャラの特性解説は良いですね。
この映画で一番良いなって思ったのは、
なんと「映画が始まって13分で大詰め」という展開。
サクツと決勝です。
下手な監督だと、あれもこれもとやっちゃいそうですが、
割り切って作っているのは、本当に好感持てます。
とりあえず、麻雀映画ではありますが、
観た感じからも分かるとおりアイドル映画です。
主演の女の子達が魅力的に映っていれば、
ある程度の目的は達成されたと言えるかなと。
めくれないスカートのもやもやはありますが、
アイドル映画だと理解すればパッと見たコスプレ感は、
さほど気にならなく楽しめました。
ストーリーを割り切って作ってる部分にも好感持てましたが、
それでもこれだけ多くのキャラクターを出しているのに、
それぞれのドラマみたいなのが見えるキャラは、
ある程度丁寧に描いているので、
限られた時間の中でも、とても魅力的に見えたのは良いですね。
監督良い仕事したんじゃないでしょうか。
武田玲奈が最後に「立派に戦ったんだ、堂々としてろ」って言われるとことか、
良かったなあって…武田玲奈可愛いよね。
加村真美の右目がずっと閉じてる不気味さも良かったけど、
「これは通るのよ」ってやりとりとか良いなあ。
ちょっとした事だけど、
ゲーム開始のお辞儀をするところで小篠恵奈1人だけ早いのとか、
ちゃんと演技してるなあと関心しました。
別にいいんだけど、
原村和はエトペンを抱いていないと力が発揮できない描写があって、
ひょんな事から決勝戦に和はエトペンを持っていけなかったという、
ちょっとしたトラブルが発生するのだけど、
普通に打ち始める前に咲が届けてしまうので、
「届けるんかい!」って突っ込んでしまった。
普通だったらエトペンが無くて序盤不調だけど、
途中で届けられて実力を発揮…って展開がありそうなんだけど、
戦う前に普通に届けるんだな…って、まあいいんだけどさ。
のどっちの変身良いなあ。
あと、これはツッコンではいけないとこだけど、
ステルスももの独壇場で、特殊能力で声が聞こえないのは良いとして、
捨て牌が見えないってのはどういう…とか、
マンガのキャラクターに言っちゃいけないんだろうけど。
ごめんなさい。
ありえない事を楽しむストーリーだから、
そういうところも含めて面白いんだけどね。
でも主人公咲とライバルの衣の闘いについて、
同じような麻雀に対しての特殊な能力のある2人だが、
咲には麻雀を楽しむ気持ちがあり、
それで衣に迷いが生じて、
結果的についに「衣が麻雀を打ち始めた」って展開は、
まあ無茶苦茶なロジックだけど良いんじゃないかなと。
結果的に全員がさわやかな気持ちに慣れるって、
展開的にもアイドル映画的にも良いんじゃないかなと思った。
あとクライマックスの咲の演出で、
お金があったらハイスピードカメラとかでスローにするところ、
なんと女優自らがスローで動くという、
いわゆる「人工スロー」での撮影方法が素敵だった。
編集でスローにするんじゃなくて、
実際に自分がゆっくり動くというね。
クライマックス、
ここで人工スローかよっ!ってツッコンでしまった。
そんな訳で、ドラマは観てなくても楽しく観れました。
ただ、ドラマ版を観てた方が楽しめそうな気はするので、
「インターハイ県予選編」とか書いてくれたら親切なのになあ。
○○編って書いてあったら、他のがあるのかなって思うし。
でも、この映画「咲-Saki-」を観る人は、
そんな事ぐらい知ってるって人の方が圧倒的に多そうだから、
それは仕方がないのかなとも思うけど。
でも、1本の映画で「何をみせて、何をみせないのか」という事。
多くのキャラクターが出演している映画で、
絶妙なバランスで作り上げているのは本当に凄いです。
なんでエンディングは「NO MORE CRY」!?って疑問はあった。
あと、いつか「ぬるい麻雀」って単語を使ってみたいと思います。
先日、映画「素晴らしき哉、人生!」の感想の中で、
今年は昔の映画を意識的に観る様に心がけていこうって書いておきながら、
今回観た映画が映画「咲-Saki-」という…まあDMMが届けてしまったのだから仕方が無い。
Mac版の「スーパーリアル麻雀PW」を買うぐらい麻雀は好きですし、
今までにも映画「真・兎 野性の闘牌」や映画「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」などの感想は書きましたが、
まあ本当にそれぞれ麻雀映画と言っても全く違うもので。
…という訳で、今回はDMMの月額レンタルDVDでの鑑賞です。
映画「咲-Saki-」は2017年公開の小沼雄一監督作品。
小沼雄一監督と言えば映画「童貞放浪記」と個人的には思ってますが、
実はそれ以外の監督された作品は観た事がありませんでした。
今回の映画「咲-Saki-」はある意味で特殊なものではありますが、
ちゃんと作品を考えて監督できる人だなと好感が持てました。
そこら辺はまた後ほど。
この映画は雑誌「ヤングガンガン」で連載が始まったマンガの実写化。
いつもですが、原作未読です。
しかも、実は「映画の前にドラマ版」があって、
この映画は「ドラマの続き」のストーリーであった…知らなかった。
観る前に調べろよってところなんだと思うけど、
こういう「ドラマの続きを映画化」みたいなのは好きじゃないなあ。
キャストですが、
主人公の清澄高校の宮永咲を演じるのは浜辺美波。
ドラマ版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のめんま役の子ですが、
あんまり他の作品の印象は残っていないなあ。
でも、今回みたいな何か秘めてそうな役はあってるかも。
なんと言っても可愛いのは良い。
最大のライバルとなる龍門渕高校の天江衣を演じるのは菊地麻衣。
さりげなく映画「貞子vs伽椰子」で珠緒役。
幼い感じと不気味な感じの同居が上手く出来ていたと思います。
原作を知らないので元のキャラがどんなのかは知らないのですが、
映画だけ観た感想では上手いバランスだったと思います。
清澄高校の副将原村和を演じるのは浅川梨奈。
アイドルSUPER☆GiRLSのメンバーで胸がある。
原作を読んでなくても、多分原作は超巨乳なんだろうなと分かった。
浅川梨奈もおっぱいはでかいんだと思うけど、
他のキャラが言うほどの強調されてる感じもしないので、
マンガとリアルでは、まあ映し方は難しい部分はあるよなあと思った。
その他、永尾まりや、加村真美、武田玲奈、岡本夏美、あの、廣田あいか、
古畑星夏、山田杏奈、小篠恵奈などなど、
他にも多くの女優が出演しています。
さて、映画「咲-Saki-」の感想ですが、結論から書けば面白かったです。
色んな麻雀の描き方があると思いますが、
まあ元はマンガだしこういうのもありかなと。
キャストのところにも書きましたが、
この映画では多くの女優が出演していて、
つまり多くのキャラクターが出てきます。
偉いなと思うのが、そのキャラクターをそんなに深堀してない事。
特に主人公チームの清澄高校は、ドラマ観てねって感じ。
それでも、ちゃんとドラマを観て無くても分かる様に、
サラッとキャラクター説明だったり、
不自然にならないぐらいのルール説明とキャラの特性解説は良いですね。
この映画で一番良いなって思ったのは、
なんと「映画が始まって13分で大詰め」という展開。
サクツと決勝です。
下手な監督だと、あれもこれもとやっちゃいそうですが、
割り切って作っているのは、本当に好感持てます。
とりあえず、麻雀映画ではありますが、
観た感じからも分かるとおりアイドル映画です。
主演の女の子達が魅力的に映っていれば、
ある程度の目的は達成されたと言えるかなと。
めくれないスカートのもやもやはありますが、
アイドル映画だと理解すればパッと見たコスプレ感は、
さほど気にならなく楽しめました。
ストーリーを割り切って作ってる部分にも好感持てましたが、
それでもこれだけ多くのキャラクターを出しているのに、
それぞれのドラマみたいなのが見えるキャラは、
ある程度丁寧に描いているので、
限られた時間の中でも、とても魅力的に見えたのは良いですね。
監督良い仕事したんじゃないでしょうか。
武田玲奈が最後に「立派に戦ったんだ、堂々としてろ」って言われるとことか、
良かったなあって…武田玲奈可愛いよね。
加村真美の右目がずっと閉じてる不気味さも良かったけど、
「これは通るのよ」ってやりとりとか良いなあ。
ちょっとした事だけど、
ゲーム開始のお辞儀をするところで小篠恵奈1人だけ早いのとか、
ちゃんと演技してるなあと関心しました。
別にいいんだけど、
原村和はエトペンを抱いていないと力が発揮できない描写があって、
ひょんな事から決勝戦に和はエトペンを持っていけなかったという、
ちょっとしたトラブルが発生するのだけど、
普通に打ち始める前に咲が届けてしまうので、
「届けるんかい!」って突っ込んでしまった。
普通だったらエトペンが無くて序盤不調だけど、
途中で届けられて実力を発揮…って展開がありそうなんだけど、
戦う前に普通に届けるんだな…って、まあいいんだけどさ。
のどっちの変身良いなあ。
あと、これはツッコンではいけないとこだけど、
ステルスももの独壇場で、特殊能力で声が聞こえないのは良いとして、
捨て牌が見えないってのはどういう…とか、
マンガのキャラクターに言っちゃいけないんだろうけど。
ごめんなさい。
ありえない事を楽しむストーリーだから、
そういうところも含めて面白いんだけどね。
でも主人公咲とライバルの衣の闘いについて、
同じような麻雀に対しての特殊な能力のある2人だが、
咲には麻雀を楽しむ気持ちがあり、
それで衣に迷いが生じて、
結果的についに「衣が麻雀を打ち始めた」って展開は、
まあ無茶苦茶なロジックだけど良いんじゃないかなと。
結果的に全員がさわやかな気持ちに慣れるって、
展開的にもアイドル映画的にも良いんじゃないかなと思った。
あとクライマックスの咲の演出で、
お金があったらハイスピードカメラとかでスローにするところ、
なんと女優自らがスローで動くという、
いわゆる「人工スロー」での撮影方法が素敵だった。
編集でスローにするんじゃなくて、
実際に自分がゆっくり動くというね。
クライマックス、
ここで人工スローかよっ!ってツッコンでしまった。
そんな訳で、ドラマは観てなくても楽しく観れました。
ただ、ドラマ版を観てた方が楽しめそうな気はするので、
「インターハイ県予選編」とか書いてくれたら親切なのになあ。
○○編って書いてあったら、他のがあるのかなって思うし。
でも、この映画「咲-Saki-」を観る人は、
そんな事ぐらい知ってるって人の方が圧倒的に多そうだから、
それは仕方がないのかなとも思うけど。
でも、1本の映画で「何をみせて、何をみせないのか」という事。
多くのキャラクターが出演している映画で、
絶妙なバランスで作り上げているのは本当に凄いです。
なんでエンディングは「NO MORE CRY」!?って疑問はあった。
あと、いつか「ぬるい麻雀」って単語を使ってみたいと思います。
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