2016年09月08日
映画「真・兎 野性の闘牌」の感想…低予算であってもしっかり作ってるよ。
今回は映画「真・兎 野性の闘牌」の感想です。
ちょっと前に映画「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」なるものの感想を書いて、
これを機に麻雀映画を立て続けに観てみようと思って選んでみました。
…映画「真・兎 野性の闘牌」を観て分かったのは、
映画「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」は麻雀映画ではなかった…という事ですね。
比べるものではないものですが。
あ、今回もレンタルDVDでの鑑賞です。
はい、映画「真・兎 野性の闘牌」ですが、2013年に劇場公開された小沼雄一監督の作品。
小沼雄一監督の作品はまだ観ていないのですが、映画「童貞放浪記」とかはいつか観たいと思っています。
映画「真・兎 野性の闘牌」は人気コミックである「兎 野性の闘牌」が原作。
原作はどこまで読んだかな…結構好きで途中まで買ってたんですが、
なかなか新巻が発売されなくて気がついたら止まっちゃった。
一応、D・Dとか出てきてるところまでは読んでます。
…ただ、読んでいたのが結構前なので割りと記憶があやふやだったりもする。
今回の映画「真・兎 野性の闘牌」はコミックの1巻ぐらいなのかな。
本当に序盤…主人公の俊が山口愛と出会い、麻雀の代打ち集団「ZOO」に入り、
初の実践を終えるまでの間を映画化しています。
今作では語られない人物の名前だけ出ていたりと、続編が出てもよさそうな作りなんだけど、
2013年公開なので出るとしたらもう出てても良さそうなのだが…あんまり興行的に良くなかったのかな。
比べる映画が「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」ってのも失礼な話ですが、
この映画「真・兎 野性の闘牌」はちゃんとしっかり作られてます。
まず音がちゃんと収録されています!!
これは本当に大切。
何をしゃべっているのか分からないってストレスですからね。
どんなけ予算が少なくたってセリフが聞き取れるぐらいにはこだわって欲しいですが、
映画「真・兎 野性の闘牌」は決して予算は多くない…というか少ないであろうが、
こういうところはしっかりしています…当たり前ちゃあ当たり前なんだけど好感度高い。
レンタルDVDにも特典映像が収録されていて、ちょっとしたメイキングが入っていますが、
そこに映っているビデオカメラもシネマカメラなんかとはほど遠い、ハンディタイプのビデオカメラ。
映像も安っぽいと言えば安っぽいのだけど、それもあんまり気にならないぐらいにしてくれている。
これはさすがですよ。
主演の武田俊を演じるのは佐野和真。
映画「東京少女」に出てた人か…知らなかった。
なかなか漫画の映画化って難しいですが、
武田俊の弱い感じは出せていたと思いますが、
ちょっとへなちょこ感が強いかなあ…漫画だと大丈夫な表現も、
それをそのまま映画というか実写にすると違和感があるって時、ありますよね。
ヒロインの山口愛を演じるのは水崎綾女。
映画「俺たちに明日はないッス」にも出ていましたが、最近では映画「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」にも出ているとか。
とてもかわいい彼女ですが、山口愛かっていうと…まあ漫画の実写化って難しいですよね。
これも先ほど書いたのですが、漫画だったら違和感がないことでも、そのまま実写化すると違和感があることがある。
愛が俊を誘う演技も漫画だったらそんな雰囲気で良いのだけど、
それをそのまますると…なんか嘘くさいというか違和感が出るんですよね。
ちょっと1巻の記憶とかほとんど無いので、あんなシーンがあったかどうかは定かではないですが。
で、なんと言っても出演者では園長役の榊英雄ですよ。
漫画の園長のイメージとは違うけど、榊英雄の存在感はバリバリ。
まさか映画「魁!!男塾」で伊達臣人を演じ、園長を演じるとは。
見た目はなんか無理に漫画の園長に合わせようとしてる印象があって、
なんだろう…微妙な感じがあったのだが、演技が始まるとそれを忘れさせる力がある。
榊英雄…いい俳優だと思います。
坂口拓と榊英雄はもっと評価されてもいい人だと思う。
ただ北村龍平監督は過大評価だと思っている。
フェネック役の東亜優はなんかかわいかった。
漫画のイメージとは違うけど、まあかわいいならいい。
予算はないけど、魅力的な俳優が出演して、ちゃんと映画にしようと制作陣が頑張れば、
ちゃんと映画としての形になるんだってみせてくれる作品。
いいんじゃないかな。
本来は「心の声」みたいなのをそのまま言っちゃうと、映画としては微妙になっちゃう。、
でも麻雀映画ってそれをしぐさで表現できるものでもないしなあ…難しいですよね。
ちょっと俊の心の声は微妙だった。
映画化にあたってここら辺はもうちょっと表現方法を考えても良かった気がする。
ただ、自分ではアイデアは出ないが。
ただ、出来る限り心の声は減らした方がいいかなとは思う。
さっきも書いたのですが、今回の映画「真・兎 野性の闘牌」では登場しない人物とか、
語られないストーリーもちらっと出てくるので、出来自体は悪くないので次回作も作って欲しいなあ。
ただ、麻雀と映画ってのは食い合わせは悪いのかもしれない。
基本は心理戦なので、なんにしても心の声になってしまいがち。
これが安っぽくなく表現できる何かがあれば良いんだけどなあ。
まあまあ、ほんと予算がなくてもしっかり作ってくれる映画ってのは観ていてうれしいですね。
そりゃ映画「スター・トレック」なんかと比べたら、何もかも違うから、
予算の壁ってものは確かにあるんだけど、それでもしっかり作ろうって姿勢がうれしい。
とりあえず、部屋を片付けて漫画を1巻から読み直そうかなって思った。
そして今は何巻が最新刊なんだろうか…まだ終わってないのかな?
ちょっと前に映画「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」なるものの感想を書いて、
これを機に麻雀映画を立て続けに観てみようと思って選んでみました。
…映画「真・兎 野性の闘牌」を観て分かったのは、
映画「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」は麻雀映画ではなかった…という事ですね。
比べるものではないものですが。
あ、今回もレンタルDVDでの鑑賞です。
はい、映画「真・兎 野性の闘牌」ですが、2013年に劇場公開された小沼雄一監督の作品。
小沼雄一監督の作品はまだ観ていないのですが、映画「童貞放浪記」とかはいつか観たいと思っています。
映画「真・兎 野性の闘牌」は人気コミックである「兎 野性の闘牌」が原作。
原作はどこまで読んだかな…結構好きで途中まで買ってたんですが、
なかなか新巻が発売されなくて気がついたら止まっちゃった。
一応、D・Dとか出てきてるところまでは読んでます。
…ただ、読んでいたのが結構前なので割りと記憶があやふやだったりもする。
今回の映画「真・兎 野性の闘牌」はコミックの1巻ぐらいなのかな。
本当に序盤…主人公の俊が山口愛と出会い、麻雀の代打ち集団「ZOO」に入り、
初の実践を終えるまでの間を映画化しています。
今作では語られない人物の名前だけ出ていたりと、続編が出てもよさそうな作りなんだけど、
2013年公開なので出るとしたらもう出てても良さそうなのだが…あんまり興行的に良くなかったのかな。
比べる映画が「裏麻雀美神列伝 脱がせの美咲」ってのも失礼な話ですが、
この映画「真・兎 野性の闘牌」はちゃんとしっかり作られてます。
まず音がちゃんと収録されています!!
これは本当に大切。
何をしゃべっているのか分からないってストレスですからね。
どんなけ予算が少なくたってセリフが聞き取れるぐらいにはこだわって欲しいですが、
映画「真・兎 野性の闘牌」は決して予算は多くない…というか少ないであろうが、
こういうところはしっかりしています…当たり前ちゃあ当たり前なんだけど好感度高い。
レンタルDVDにも特典映像が収録されていて、ちょっとしたメイキングが入っていますが、
そこに映っているビデオカメラもシネマカメラなんかとはほど遠い、ハンディタイプのビデオカメラ。
映像も安っぽいと言えば安っぽいのだけど、それもあんまり気にならないぐらいにしてくれている。
これはさすがですよ。
主演の武田俊を演じるのは佐野和真。
映画「東京少女」に出てた人か…知らなかった。
なかなか漫画の映画化って難しいですが、
武田俊の弱い感じは出せていたと思いますが、
ちょっとへなちょこ感が強いかなあ…漫画だと大丈夫な表現も、
それをそのまま映画というか実写にすると違和感があるって時、ありますよね。
ヒロインの山口愛を演じるのは水崎綾女。
映画「俺たちに明日はないッス」にも出ていましたが、最近では映画「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」にも出ているとか。
とてもかわいい彼女ですが、山口愛かっていうと…まあ漫画の実写化って難しいですよね。
これも先ほど書いたのですが、漫画だったら違和感がないことでも、そのまま実写化すると違和感があることがある。
愛が俊を誘う演技も漫画だったらそんな雰囲気で良いのだけど、
それをそのまますると…なんか嘘くさいというか違和感が出るんですよね。
ちょっと1巻の記憶とかほとんど無いので、あんなシーンがあったかどうかは定かではないですが。
で、なんと言っても出演者では園長役の榊英雄ですよ。
漫画の園長のイメージとは違うけど、榊英雄の存在感はバリバリ。
まさか映画「魁!!男塾」で伊達臣人を演じ、園長を演じるとは。
見た目はなんか無理に漫画の園長に合わせようとしてる印象があって、
なんだろう…微妙な感じがあったのだが、演技が始まるとそれを忘れさせる力がある。
榊英雄…いい俳優だと思います。
坂口拓と榊英雄はもっと評価されてもいい人だと思う。
ただ北村龍平監督は過大評価だと思っている。
フェネック役の東亜優はなんかかわいかった。
漫画のイメージとは違うけど、まあかわいいならいい。
予算はないけど、魅力的な俳優が出演して、ちゃんと映画にしようと制作陣が頑張れば、
ちゃんと映画としての形になるんだってみせてくれる作品。
いいんじゃないかな。
本来は「心の声」みたいなのをそのまま言っちゃうと、映画としては微妙になっちゃう。、
でも麻雀映画ってそれをしぐさで表現できるものでもないしなあ…難しいですよね。
ちょっと俊の心の声は微妙だった。
映画化にあたってここら辺はもうちょっと表現方法を考えても良かった気がする。
ただ、自分ではアイデアは出ないが。
ただ、出来る限り心の声は減らした方がいいかなとは思う。
さっきも書いたのですが、今回の映画「真・兎 野性の闘牌」では登場しない人物とか、
語られないストーリーもちらっと出てくるので、出来自体は悪くないので次回作も作って欲しいなあ。
ただ、麻雀と映画ってのは食い合わせは悪いのかもしれない。
基本は心理戦なので、なんにしても心の声になってしまいがち。
これが安っぽくなく表現できる何かがあれば良いんだけどなあ。
まあまあ、ほんと予算がなくてもしっかり作ってくれる映画ってのは観ていてうれしいですね。
そりゃ映画「スター・トレック」なんかと比べたら、何もかも違うから、
予算の壁ってものは確かにあるんだけど、それでもしっかり作ろうって姿勢がうれしい。
とりあえず、部屋を片付けて漫画を1巻から読み直そうかなって思った。
そして今は何巻が最新刊なんだろうか…まだ終わってないのかな?
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