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posted by fanblog

2020年02月22日

映画「ゾンビランド」の感想…ゾンビを使った分かりやすく説明してくれる成長物語、楽しい。

今日は映画「ゾンビランド」の感想です。

久々に映画が観れそうな時間ができたので、

Netflixで検索して目についたのがこの映画でした。

という訳でPS4のNetflixでテレビでの感想…日本語吹き替え版です。



映画「ゾンビランド」は2010年に日本公開したルーベン・フライシャー監督作品。

ルーベン・フライシャー監督と言えば映画「ヴェノム」なんだろうけど、

まだ観てないんですよね。

映画「ゾンビランド」の続編にあたる映画「ゾンビランド:ダブルタップ」も、

引き続き監督しているので是非観たいところ。


タイトルからも分かる通りゾンビ映画ですが、

この映画はコメディ要素の強い内容のゾンビ映画です。


簡単なあらすじですが、

謎のウイルスによって圧倒間に人間がゾンビになってしまった世界。

自分のルールを守り続けて生き延びた男コロンバスは、

生存者のタラハシーと出会い車に乗せてもらう事に。

トゥインキー好きのタラハシーに付き合って、

立ち寄ったスーパーにて生存者の姉妹に出会ったのだった…みたいな感じかな。


キャストですが、

主人公のコロンバスを演じるのはジェシー・アイゼンバーグ。

このブログで感想を書いたものだと映画「グランド・イリュージョン」ですが、

やっぱりイメージは映画「ソーシャル・ネットワーク」が強い。

凛々しすぎない顔は今回の役にあっていたかも。

いや、そういう役なのでそういう顔に出来るという実力なのだけど。

コロンバスが出会う男タラハシーを演じるのはウディ・ハレルソン。

同じく映画「グランド・イリュージョン」にも出演しています。

今回もある意味最強の男でした…強い。

スーパーで出会う姉妹の姉ウィチタを演じるのはエマ・ストーン。

このブログで感想を書いたものでは映画「ラ・ラ・ランド」や、

映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

そして映画「アメイジング・スパイダーマン」シリーズに出演。

そう言えば、どれも大好きな映画に出演してるなあ。

目が大きい印象ですがこの映画でも目に持ってかれちゃう。

その他、アビゲイル・ブレスリン、アンバー・ハード、

そしてハリウッドの超セレブ「BM」などが出演しています。


さて、映画「ゾンビランド」の感想ですが、

めちゃくちゃ楽しかったです。

前もなんかのゾンビ映画で書いた気がしますが、

ゾンビ映画だけど「しっかり作ってある」という事。

そうなんですよね、

くだらな面白い映画こそ実はしっかり作ってあったりする。


まず登場人物が少ないのが好感が持てる。

真面目なゾンビ映画だった場合は、

仲間がゾンビにやられちゃったりして、

「ゾンビの恐さ」みたいなものを表現したり、

その仲間を殺さなきゃいけない葛藤みたいなものを描きがちだけど、

なんと言ってもこの映画「ゾンビランド」はコメディ。

ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、

この映画で仲間というか人間が死ぬって描写は1人しかない。

しかも笑える感じで。

ゾンビを扱ってるけどいわゆるゾンビ映画って感じにしてないのが良い。


映画全体的には軽いというか笑える感じですが、

主人公のコロンバスは自分の決めたルールに従っていたからこそ、

今まで生きてこられたのだが、

映画終盤はそのルールを破る事で成長をするという、

分かりやすい王道の成長物語でもある。


しかもちょっと分かりやすすぎるぐらい声で解説してしまう。

他のジャンルだったら「言葉で説明しすぎ」なのではと思うぐらい。

しかし、この映画の持つ雰囲気ではそれがマッチしてる。

見せ方もだしバランスが良いなと思った。


なんとなく「映画を分析したい人」にとっては、

なぜラストはピエロのゾンビだったのかという展開に、

何も言われずに「これは必然」と納得したいところだけどね。

しっかりと主人公自ら、

「ピエロじゃなきゃいけなんだ」ってセリフまである。

ああ、言っちゃったって。


観てる時から、「Don't be a hero」ってルールが出た瞬間に、

絶対にこれは後から活きてくるって思ったのだけど、

解説付きででちゃうからなんか逆に言いづらい。


それ以外のルールについても、

シートベルトや二度撃ちなどちゃんと上手く出してくれる。

ルール以外にもトゥインキーだったり、

例の超セレブ「BM」とかもいい演出だなと思う。


こんなけ親切に作ってあると、

「映画ってこうやって楽しむんだ」って教えてくれてる感じさえある。

でも、そんな押しつけがましい事はない感じで作れているのが、

ルーベン・フライシャー監督のバランスの良さだと思う。


あとコメディとして大事な細かい演出も良い。

酒を飲んで様に見せかける動きとか動きもだけど、

「ただ走ってるんじゃない、ダッシュよ」っていうセリフや、

トム・クルーズはB級セレブだとか、

ラッセルクロウにしとけば良かったとかは笑える。

ガーフィールド…後悔してるんかな…って、そんな事ないと思うけど。

あとジェシー・アイゼンバーグだからこその、

Facebookのアップデートをしなくてもいいってのは、

さりげなく入れてくるのはなかなか上手いなと思う。


あと、「おおアメリカ」っていうファーストカットは、

ひっくり返った「止まってる自動車」から始まって、

ラストカットは走っていく車で終わるあたり、

ゾンビのコメディ映画だけど「ちゃんと考えてるなあ」って思った。


あとメインのキャラクターは少ないですが、

ゾンビの数だったりメイクだったり、

結構お金と時間がかかってる。

雑貨屋をぶっ壊すとことか、

お金だけじゃなくて熱意だと思うんだけど、

邦画でこれだけはっちゃけてくれるのって観ないもんなあ。


そんな感じかな。

だいたい90分ぐらいの尺で観やすくて楽しい。

そうは観えないと思うけど凄くスタイリッシュな映画だと思う。

映画って「こんな感じで良い」ものもあると思うんだけど、

実際これって凄い難しいんですよね。


そうそう、前に「映画はどう観ればいいのかというレポート」って記事を書いたのですが、

この映画「ゾンビランド」は映画の見方的にも凄く良いと思った。


先ほど書いた様に劇中で色々解説してくれるのもあるのですが、

映画が始まった時と終わった時に「何が変わったのか」を確認すると、

簡単にこの映画が「なんの話」なのか見えてくる。

実はこれについてもセリフで解説してるんだよなあ…本当に親切。


言ってしまうと、

「ずっと孤独だった男が今までの自分を乗り越えて家族を手に入れる物語」です。

ゾンビランド [Blu-ray]




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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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