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2019年02月28日

映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」の感想…長い尺には少し我慢して日本語吹き替えじゃなければ楽しい娯楽大作映画。

今日は映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」の感想です。

本当は映画館で観たかったタイトルなのですが、結局観れず。

DMMの月額レンタルのリストに入れていたらDVDが届きました。

という訳でレンタルDVDでの鑑賞…オカンがいたので日本語吹き替えで観ました。

この日本語吹き替えで…というのが感想に大きく影響するとは思いませんでした。



映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」は2018年に公開されたクリストファー・マッカリー監督作品。

映画「ミッション:インポッシブル」シリーズは一通り観ているのですが、

このブログで感想を書くのは今回が初めてになりました。

今作は前作に当る映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」から、

クリストファー・マッカリー監督が引き続き監督をしています。

クリストファー・マッカリーは脚本でもトム・クルーズ作品にいくつか参加していて、

以前に感想を書いた映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」なども共同ですが参加しています。


もう「ミッション:インポッシブル」シリーズも6作目になるんですね。

監督が変わる度にイメージが変わるのがこのシリーズの楽しさでもありましたが、

先ほども書いた様に今回は前作と同じ監督であり、

さらに話としてもそこそこ繋がっているのは今までと違うところかなと。


物語の簡単なあらすじですが、

盗まれたプルトニウムを回収する指令の最中、何者かに襲われプルトニウムを奪われてしまったイーサン。

核爆発の危機を防ぐため謎の男、ジョン・ラークを追うのだが、

CIAからイーサンを見張るためにウォーカーが行動を共にする事になったのだった…みたいな感じかな。


キャストですが、

主人公のイーサン・ハントを演じるのはもちろんトム・クルーズ。

1度引退したぐらいなので見た目としても渋さが増してきているのだけど、

それでもやっぱカッコイイし体張ってるのは凄い。

トム・クルーズが走ってるだけでも見惚れてしまう。

前作から引き続き登場するヒロイン的存在のイルサ・ファウストを演じるのはレベッカ・ファーガソン。

映画「グレイテスト・ショーマン」ではオペラ歌手でしたが、

アクションが出来るってのは魅力の1つですよね。

イーサンを見張るCIAのオーガスト・ウォーカーを演じるのはヘンリー・カヴィル。

彼自体はなかなかの良い男なのだが、

彼については字幕で観たか日本語吹き替えで観たかでイメージが変わりそう。

これについてはまた後ほど。

そしてチームメンバーでヴィング・レイムスやサイモン・ペッグも引き続き登場。

その他、ショーン・ハリスやアレック・ボールドウィン、

ミシェル・モナハン、ヴァネッサ・カービー、ヴァネッサ・カービーなどが出演。


さて、映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」の感想ですが凄く面白かったです。

やっぱお金がかかってる映画は映像が凄いってのもあるけど、

先ほども書いたけどトム・クルーズが動いてるだけで画になる。

それは本当に大きいと思うし、

前作から引き続き登場してるメンバーに繋がってるストーリーというのは、

「ミッション:インポッシブル」シリーズとして新しい楽しみ方なのではないだろうか。

まあルーサーはずっと出ているけどさ、これだけ繋がりがあるのは初めてでしょう。


そして、最後の最後までドキドキワクワクさせてくれる展開、

観終わった後に「楽しかった〜」って言える娯楽映画の最高峰じゃないかと思う。

ツッコミどころも無い訳ではないが、そんな訳で楽しい映画で満足なのですが、

2つだけ不満なところがありました。


まず1つ目は「時間」です。

この映画はおよそ2時間30分でした。

長い…構成で長さを感じさせない様に緩急は付けているが、

それでもアクション映画で2時間30分は長すぎる。

もともと「ミッション:インポッシブル」というシリーズが、

割と長めの映画シリーズなのですが今作はシリーズ最長。

もう少しなんとか出来たと思うんだけどなあ。


そして2つ目はこれは「映画そのもの」とは違うのだが、

吹き替えのクオリティ問題…今回は酷すぎる。

特に今回重要なキャラクターであるオーガスト・ウォーカーの声はDAIGOが担当。

自分はDAIGO自身が嫌いな訳ではないし映画「ウルトラマンサーガ」は凄く好きな映画で、

あのDAIGOにはとても好意的に思っている。

…が、今回の声優としては明らかに実力不足。

でもこれはDAIGOが悪い訳じゃないと思うんですよ。

もちろん力不足の部分は本人の至らないところだと思うけど、

これはDAIGOに吹き替えを依頼した制作会社の問題。

宣伝というか話題のために有名人を声優に起用しても良いんだけど、

重要かつ台詞が多いキャラクターには使わない方が良いと思う。

ホワイト・ウィドウで声を担当していた広瀬アリスには、

そこまで重要なキャラクターでもなかったので気にならなかった。

だが今回のDAIGOは作品全体のクオリティに関わるぐらいの役なので影響力大きいです。

ハッキリ言ってダメ、制作会社は反省してほしい。


そんなこんなで駄目なところが大きく2つありますが、

最初に書いた様に楽しくワクワク最後まで観れるので良い映画ではあります。

吹き替えではなく、字幕スーパーで鑑賞するのをお勧めします。


細かいところを書いていくと、

まず演出の上手さが光るシーンが良かった。

目線でイーサン・ハントの思考を表現してくれるところは、

プルトニウム、車、街というカット。

これはイーサンの目線なのだが、

説明不要だと思いますが、プルトニウムを奪い車に乗って街に逃げる、

という思考を映像にしたもの。

これを言葉を使わずにスマートに分かりやすく演出してるのですが、

こういうのって案外やれてない映画が多いというか、

やってるのを観ると、いいなあって思う。


音の使い方も良いのですが、

特に雷に打たれて音が消えるところ。

無音になる事で今までの状況とのギャップを出して、

緊張感のあるシーンにしているのは上手い。

その後の酸素ボンベ落としたのかって嫌らしい台詞含めて良いシーンなのだが、

いかんせん日本語吹き替えだとDAIGOだからなあ。


アクションシーンはどこも良いのだけど、

特に今回はバイクアクションがたっぷりある。

自分もバイクの免許持ってるので特になのだが、

あの逆走シーンは凄い恐かった。

まあ映画用に安全は考えられてるだろうけど、

安全だって言われてもあんなん絶対にやりたくない。


そして、もうダメだって時の仲間の登場はテンション上がりますね。

第二作目の「M:I-2」はちょっとイーサンが頑張りすぎちゃったけど、

それ以降、特に前作からはチームものとして楽しめるシーンが増えてる。

ただ、仲間という事に関してはネタバレはしないようにしますが、

今回ある「仲間」の人物が死んでしまうという展開があります。

これに関してはもうちょっとアフターフォローがあっても良いんじゃないの?

いや、ちょっとだけ台詞で触れてはいるけどさ。

せっかく良い感じの仲間感からのそういう展開なのに、

もう終盤の頃にはみんな忘れてんじゃんって。

まあ、核爆弾が爆発するかどうかって状況なので、

それどころじゃないんだろうけどさ。


映画のクライマックスはそれぞれの3つの場所で、

緊張感のある戦いが描かれる、

これは王道の見せ方でもありますが上手くいってます。

なんとなくラスボスの倒し方が地味だったのだけど、

まあそれはそれで良いかなと。

「いつもギリギリ」、確かにそれがミッションインポッシブルだなと思った。


そんな感じかな。

もう書きましたが、

トム・クルーズが全力疾走してるだけ、

それだけなのになんか魅入ってしまうのが凄いなあ。

あのワンカットのダッシュとジャンプは映画「M:i:III」を思い出した。


後は車がTOYOTAじゃんとか思ったり、

ある聞き取りシーンの壮大な嫌がらせ感が面白いとか、

IMFなんてハロウィンとか詳しい計画を聞こうとか。

弱さでもあるが強さでもある、とかもっと絡むと思ったのに…とか、

話たい事は上げてくとキリないけど、まあ楽しかったからそれだけで良い。


冒頭の結婚式シーンで、

ああ、トム・クルーズも歳とったなあって思ったけど、

そこからあのアクションを見せてくれるんだからやっぱ凄いわ。

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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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