2016年10月03日
映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の感想…何回やり直したのか気になりますよね。
ちょっとタイミングが合ってしまった。
「しまった」と書くのはいかがなものかと思いますが、
今日もオカンと映画を…いや、良いんだけど自然と日本語吹き替えになるもので。
日本語吹き替えが好きなのに邦画よりも洋画が好きなんですよね…不思議。
まあ、迫力というかかかってるお金が違いますから分からなくもないですが。
という訳で、今回は映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の感想です。
レンタルDVDでの鑑賞…日本語吹き替えです。
映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は2014年公開のダグ・リーマン監督作品。
映画「ボーン・アイデンティティー」や映画「Mr.&Mrs. スミス」、映画「ジャンパー」の監督でもあるダグ・リーマン。
アクション映画でキャリアを積んでいるダグ・リーマン監督ですが、それでも彼の作品の中でも、
一番CGが使われていると言うか規模がでかい作品がこの映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」かなと。
今回は戦う相手が人間ではないので今までと勝手が違って大変だったかなと思いますが、
それでもちゃんと作られていると思います。
映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は売り出し方が「日本原作」と全面的に出していたので、
知っている人も多いと思いますが原作は桜坂洋のライトノベル「All You Need Is Kill」です。
自分はまだ読んでいませんがキャラクターがハリウッド向けに変更されていたりするみたいですが、
基本的なストーリーは同じだそうです。
話としては、地球が「ギタイ」と呼ばれる未知の生命体の襲撃に合い、人類存亡の危機が迫る世界。
アメリカ軍の報道官であるウィリアム・ケイジ少佐は、将軍から戦場の現地取材をしろと命令を受けるがそれを拒否。
しかし、そのせいで脱走兵とみなされ戦地へ送られた。
全く戦闘経験が無いなか、ギタイ殲滅作戦に強制参加。
何も分からないまま戦地へ向かっている途中に輸送機が襲撃を受ける。
仲間が戦死するのを目にしするが、戦闘経験のないケイジは戦地を彷徨っていると、
他の「ギタイ」とは見た目の違う「ギタイ」に遭遇。
襲われる瞬間、近くにあった地雷で自分もろとも相手の「ギタイ」と同士討ちをする。
…死んでしまった…と思った瞬間目を覚ますと、戦地に送られたときに時間が戻っていた。
状況に納得できないまま、また戦地へ行くことになるが、またしても戦死をすると、
戦地に送られてきた時に戻っていたのであった…という感じの話。
主演はウィリアム・ケイジを演じるトム・クルーズ。
やっぱトム・クルーズは画になりますね。
なんだかんだと言われますけど、良い俳優ですよトム・クルーズは。
あのトム・クルーズが時折みせる不思議な顔が個人的に好きなのですが、
今回はあの表情は無かったなあ…でも、画になりますよね。
あの情けない感じから頼りになるって演技が出来るのはちゃんと実力があるからだと思います。
映画の序盤の頃のチャラい感じと終盤の成長したときとの雰囲気の変化はさすがですよ。
ヒロインのリタ・ヴラタスキを演じるのはエミリー・ブラント。
映画「プラダを着た悪魔」でゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネートされたりしてますが、
正直、あんまりそれは記憶にない。
けれど、この映画のために肉体改造をしたってのがちゃんと映像にも表れていると思う。
パッと見て「コイツ…強そう」って説得力があった。
で、まあさっきも書いたとおり、話としては死んだらリセット。
その失敗を経験として先に進んでいくという、
そんな展開がライトノベルというかゲームっぽいですよね。
何度も何度も失敗して、その失敗を乗り越えて少しずつ先に進む。
序盤は敵にやられるどころか車に轢かれるとか、そんな情けない死に方もあるが、
映画が進むにつれ、失敗を経験することによりケイジが成長していくのが目に見えて楽しいのが、
この映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の楽しさですよね。
こんなに簡単に主人公が死ぬ映画は他にないだろうし、こんなに簡単に仲間に殺される主人公もいないでしょう。
途中からちょっと死ぬのが面白くなってきてしまうぐらいですから。
これは本人の視点から観たら辛いでしょうね。
しかも映画ではそれでも抜粋されているところで、本来の主人公は何回これを繰り返したんだって描写。
この、観てる人以上に繰り返している主人公、それでも何とも出来ない苦しみ。
うまく作られていると思います。
本当に面白い映画だとは思うのですが、
それでもちょっと「ん?」って思う箇所はありまして。
例えば、オメガっていう敵のボスというかヘッドがいるのですが、
そいつを倒せば他の奴も機能を停止するってのは都合が良いって問題もありますが、
そんなに大事な部分なんだから、もうちょっと警備というか、大事にした方がいいんじゃないかと…。
地上にはいっぱいいたけど、いざ大事な部分になると、アルファっていう中ボスみたいなのが1匹のみ。
いっぱいいるんだから、もうちょっと…ねえ。
そもそも、やられたら時間を戻すって機能だったらオメガ本体につけた方がいいんじゃないだろうか。
まあそれは難しいんだろうけど。
あと、もうちょっとJ分隊が活躍して欲しかったなあ。
一応の見せ場があるメンバーもいるけど、
結局ルーブル美術館に行った時には誰もいない訳で。
彼らの活躍なしには勝てなかった戦いだったけれども、なんか…もうちょっと活躍してほしかったなあ。
映画の最後は、ちょっとネタバレになってしまいますが、
オメガを倒したけれどもアルファの攻撃により戦死してしまったケイジ。
しかしその死の間際にアルファの血が体内に入った事で時間が戻る能力が戻った。
能力が戻ったことにより、戦地に送られるよりも前の過去に戻って、オメガを倒し、
「ギタイ」との戦いに勝利をした…ってことで良いのかな?
なんかあの爆発でアルファが死んだんだったらアルファ側の時が戻る能力が発動されそうな気がするが。
オメガが死んだことでアルファの能力が無くなったっていうならケイジも能力を無くしてそうだし、
なんだろう…結構最後は都合の良い感じになっている気がするのだが、
小説を読んだらちゃんと分かるのかな。
と、まあ色々言いたくなるところもあるけど、アクションからやり取り含め面白かったかなと。
やっぱり簡単に死んでいくトム・クルーズは斬新だった。
そして失敗したと思ったら簡単にトム・クルーズを殺してしまうエミリー・ブラントも面白かった。
殺そうとして、「待て待て」みたいな。
「今回は将軍を殺すな」とか地味に面白いですよね。
結局トム・クルーズは何回繰り返したんでしょうね。
やっと迎えたハッピーエンド…いや〜良かった〜って感じにはなる。
あと、邦題クレーマーの自分ですが、原作が「All You Need Is Kill」なので、これは原作者の意図もあって良いと思います。
ただ、映画では洋題の「Edge of Tomorrow」という繰り返す日々の中での「明日」をつかむためにっていう感じのタイトルの付け方は悪くないと思う。
直訳すると明日の端というか、明日の境なんでしょうね。
おい、映画「スパイ・レジェンド」とか聞いてんのか!!
「しまった」と書くのはいかがなものかと思いますが、
今日もオカンと映画を…いや、良いんだけど自然と日本語吹き替えになるもので。
日本語吹き替えが好きなのに邦画よりも洋画が好きなんですよね…不思議。
まあ、迫力というかかかってるお金が違いますから分からなくもないですが。
という訳で、今回は映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の感想です。
レンタルDVDでの鑑賞…日本語吹き替えです。
映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は2014年公開のダグ・リーマン監督作品。
映画「ボーン・アイデンティティー」や映画「Mr.&Mrs. スミス」、映画「ジャンパー」の監督でもあるダグ・リーマン。
アクション映画でキャリアを積んでいるダグ・リーマン監督ですが、それでも彼の作品の中でも、
一番CGが使われていると言うか規模がでかい作品がこの映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」かなと。
今回は戦う相手が人間ではないので今までと勝手が違って大変だったかなと思いますが、
それでもちゃんと作られていると思います。
映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は売り出し方が「日本原作」と全面的に出していたので、
知っている人も多いと思いますが原作は桜坂洋のライトノベル「All You Need Is Kill」です。
自分はまだ読んでいませんがキャラクターがハリウッド向けに変更されていたりするみたいですが、
基本的なストーリーは同じだそうです。
話としては、地球が「ギタイ」と呼ばれる未知の生命体の襲撃に合い、人類存亡の危機が迫る世界。
アメリカ軍の報道官であるウィリアム・ケイジ少佐は、将軍から戦場の現地取材をしろと命令を受けるがそれを拒否。
しかし、そのせいで脱走兵とみなされ戦地へ送られた。
全く戦闘経験が無いなか、ギタイ殲滅作戦に強制参加。
何も分からないまま戦地へ向かっている途中に輸送機が襲撃を受ける。
仲間が戦死するのを目にしするが、戦闘経験のないケイジは戦地を彷徨っていると、
他の「ギタイ」とは見た目の違う「ギタイ」に遭遇。
襲われる瞬間、近くにあった地雷で自分もろとも相手の「ギタイ」と同士討ちをする。
…死んでしまった…と思った瞬間目を覚ますと、戦地に送られたときに時間が戻っていた。
状況に納得できないまま、また戦地へ行くことになるが、またしても戦死をすると、
戦地に送られてきた時に戻っていたのであった…という感じの話。
主演はウィリアム・ケイジを演じるトム・クルーズ。
やっぱトム・クルーズは画になりますね。
なんだかんだと言われますけど、良い俳優ですよトム・クルーズは。
あのトム・クルーズが時折みせる不思議な顔が個人的に好きなのですが、
今回はあの表情は無かったなあ…でも、画になりますよね。
あの情けない感じから頼りになるって演技が出来るのはちゃんと実力があるからだと思います。
映画の序盤の頃のチャラい感じと終盤の成長したときとの雰囲気の変化はさすがですよ。
ヒロインのリタ・ヴラタスキを演じるのはエミリー・ブラント。
映画「プラダを着た悪魔」でゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネートされたりしてますが、
正直、あんまりそれは記憶にない。
けれど、この映画のために肉体改造をしたってのがちゃんと映像にも表れていると思う。
パッと見て「コイツ…強そう」って説得力があった。
で、まあさっきも書いたとおり、話としては死んだらリセット。
その失敗を経験として先に進んでいくという、
そんな展開がライトノベルというかゲームっぽいですよね。
何度も何度も失敗して、その失敗を乗り越えて少しずつ先に進む。
序盤は敵にやられるどころか車に轢かれるとか、そんな情けない死に方もあるが、
映画が進むにつれ、失敗を経験することによりケイジが成長していくのが目に見えて楽しいのが、
この映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の楽しさですよね。
こんなに簡単に主人公が死ぬ映画は他にないだろうし、こんなに簡単に仲間に殺される主人公もいないでしょう。
途中からちょっと死ぬのが面白くなってきてしまうぐらいですから。
これは本人の視点から観たら辛いでしょうね。
しかも映画ではそれでも抜粋されているところで、本来の主人公は何回これを繰り返したんだって描写。
この、観てる人以上に繰り返している主人公、それでも何とも出来ない苦しみ。
うまく作られていると思います。
本当に面白い映画だとは思うのですが、
それでもちょっと「ん?」って思う箇所はありまして。
例えば、オメガっていう敵のボスというかヘッドがいるのですが、
そいつを倒せば他の奴も機能を停止するってのは都合が良いって問題もありますが、
そんなに大事な部分なんだから、もうちょっと警備というか、大事にした方がいいんじゃないかと…。
地上にはいっぱいいたけど、いざ大事な部分になると、アルファっていう中ボスみたいなのが1匹のみ。
いっぱいいるんだから、もうちょっと…ねえ。
そもそも、やられたら時間を戻すって機能だったらオメガ本体につけた方がいいんじゃないだろうか。
まあそれは難しいんだろうけど。
あと、もうちょっとJ分隊が活躍して欲しかったなあ。
一応の見せ場があるメンバーもいるけど、
結局ルーブル美術館に行った時には誰もいない訳で。
彼らの活躍なしには勝てなかった戦いだったけれども、なんか…もうちょっと活躍してほしかったなあ。
映画の最後は、ちょっとネタバレになってしまいますが、
オメガを倒したけれどもアルファの攻撃により戦死してしまったケイジ。
しかしその死の間際にアルファの血が体内に入った事で時間が戻る能力が戻った。
能力が戻ったことにより、戦地に送られるよりも前の過去に戻って、オメガを倒し、
「ギタイ」との戦いに勝利をした…ってことで良いのかな?
なんかあの爆発でアルファが死んだんだったらアルファ側の時が戻る能力が発動されそうな気がするが。
オメガが死んだことでアルファの能力が無くなったっていうならケイジも能力を無くしてそうだし、
なんだろう…結構最後は都合の良い感じになっている気がするのだが、
小説を読んだらちゃんと分かるのかな。
と、まあ色々言いたくなるところもあるけど、アクションからやり取り含め面白かったかなと。
やっぱり簡単に死んでいくトム・クルーズは斬新だった。
そして失敗したと思ったら簡単にトム・クルーズを殺してしまうエミリー・ブラントも面白かった。
殺そうとして、「待て待て」みたいな。
「今回は将軍を殺すな」とか地味に面白いですよね。
結局トム・クルーズは何回繰り返したんでしょうね。
やっと迎えたハッピーエンド…いや〜良かった〜って感じにはなる。
あと、邦題クレーマーの自分ですが、原作が「All You Need Is Kill」なので、これは原作者の意図もあって良いと思います。
ただ、映画では洋題の「Edge of Tomorrow」という繰り返す日々の中での「明日」をつかむためにっていう感じのタイトルの付け方は悪くないと思う。
直訳すると明日の端というか、明日の境なんでしょうね。
おい、映画「スパイ・レジェンド」とか聞いてんのか!!
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