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箱根温泉旅(4)

温泉旅の帰りに箱根湯本に立ち寄りました。
箱根登山鉄道の箱根湯本駅には、小田急電鉄が乗り入れており、
新宿からの特急ロマンスカーの終点になっています。
小田原から箱根湯本までは、小田急の通勤電車が走っていて、
箱根湯本から先になると山登りが始まり、登山電車が走ります。
小田原から来ると必ず箱根湯本で乗り換えなくてはならないので
箱根湯本が箱根登山鉄道の起点と思われるかもしれませんが、
実は小田原が起点で、箱根湯本は途中駅の位置づけです。

というのは鉄道会社の事情で、箱根観光の出発点といえば
やはり箱根湯本で、バス乗り場などの整備が行なわれています。
駅も建て替えられ、2009年に地上駅から橋上駅へとなりました。
改札口が2階になり、観光案内所・お土産品売店のほか
スィーツショップやカフェができ、けっこう使い勝手がよくなりました。
以前は駅と商店街やバス乗り場の間に交通量の多い国道1号があり、
事故の危険性があったのですが、今は2階部分でつながったので
安全に移動できるようになっています。

新たにできたペデストリアンデッキ(2階部分)を一番奥まで進むと、
蒲鉾のお店「籠C(かごせい) みつき店」というのがあり、
休憩用のソファとお茶のサービスが用意されていて
ガラス越しに早川の流れを眺めることができるようになっています。

ここは「小田原籠C」の直営店ではないのですが、こちらには
当店限定という「蒲鉾屋の黒たまご」という商品があります。
ゆでたまごをイカ墨の蒲鉾で包んだものですが、見た目の
インパクトがありますし、蒲鉾のプニョっとした食感の中に
隠れている黄身が顔を出してくるところが、なんともいえず
かわいらしく楽しい感じです。

この商品は、残念ながらお取り寄せはできないようなので
箱根に出かけた際には、ぜひとも味わってみてください。
小田原籠Cオンラインショップ
楽天ショップ:籠C

うなぎ:友栄
箱根に車で訪れた人は、小田原厚木道路西湘バイパス
乗る直前の処にある「うなぎ:友栄」に寄ってみてください。
箱根登山鉄道の羽生田駅風祭駅のちょうど中間にあたり
国道1号の西湘バイパスへの入り口の近くにあります。

知る人ぞ知るという名店で、ミシュラン☆に載ってます。
焼津から直送される最高ランクのアオうなぎをさばいた
厚みのある身に、たれをしっかりとからませた逸品です。
町のうなぎ屋さんには、うな丼・うな重(並)・うな重(上)と
バリエーションがありますが、こちらには「上うな重
ひとつだけとなっています。ランクなど気にせずに
食べてもらいたい、ということから1種類だけにしている
ということです。

うな重以外にも、海・山の食材を使ったご馳走が用意されて
いますので、いろいろな味を楽しむことができるお店です。


これから桜も咲き、暖かな春が訪れます。
箱根まで足を伸ばして、ココロもカラダも温かくする温泉
美味しいグルメに、ぜひとも出会ってください。
-----
・底倉温泉「てのゆ」:[箱根温泉旅(1)]
・底倉温泉「函嶺」・宮ノ下商店街:[箱根温泉旅(2)]
・宮ノ下温泉「富士屋ホテル」:[箱根温泉旅(3)]
-----

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箱根温泉旅(3)

今回の温泉旅では、底倉温泉での日帰り入浴を楽しんだ後、
宮ノ下温泉の富士屋ホテルに宿泊しました。
-----
底倉温泉の入浴施設
・てのゆ:[箱根温泉旅(1)]
・函嶺:[箱根温泉旅(2)]〜宮ノ下商店街〜
-----
箱根登山鉄道の宮ノ下駅を降りて駅前の道をいくと国道1号に出ますが、
もうそこが宮ノ下商店街で、宮ノ下温泉がある処です。
そこから国道138号が分岐する宮ノ下交差点付近までが宮ノ下商店街の
中心地で、宮ノ下交差点のちょっと手前に富士屋ホテルがあります。

宮ノ下温泉:富士屋ホテル
宮ノ下温泉には、[富士屋ホテル]を中心に多くの旅館やホテルがあります。
箱根は、底倉温泉に「太閤石風呂」があるように昔から温泉が湧く処で、
箱根七湯と呼ばれる温泉湧出地帯ですが、温泉地として発展をするのは、
明治11年に富士屋ホテルが開業してからとなります。

富士屋ホテルの創業者である山口仙之助は、明治維新の動乱の中で単身
渡米しホルスタイン種を日本に初輸入し酪農を試みるなど、チャレンジ
精神豊かに行動する人物で、実業家になるべく、慶応義塾福沢諭吉
教えを請い、外貨獲得のアドバイスを得て、外国人目当てのホテル業を
思い立ち、観光地としての箱根の魅力を見い出して、当時の藤屋旅館
買収し西洋の感覚を取り込んで改装した上で開業しています。
創業時の建物は明治16年の火災で焼失してしまいますが、現存の本館は
唐破風を取り入れた和洋折衷の木造建築で、明治期の建築様式を現代に
伝えるもので、食堂などいくつかの建物とともに登録有形文化財に指定
されています。山口仙之助の“外国人の金を取るをもって目的とす”と
いう言葉から、外国人対象の本格的なリゾートホテルを目指し、外国人
専用ホテルという時期も長く、日本の伝統文化を伝える工夫に加えて、
ビリヤード場にプールや温室、また、バーや理容美容室といった趣向を
凝らしていました。観光客のアプローチから箱根の発展を考え、道路の
整備や安定した電源を確保するための水力発電などにも注力しており、
他にも、日本初となるホテルマンの育成スクールを立ち上げています。
※このスクールは後に立教大学観光学科設立へとつながっていきます。
宮ノ下の街並みは、明治から昭和にかけ外国人旅行者が数多く滞在して
いたことから、外国を意識して作り上げられていった結果、現在では
大正浪漫が感じられるようになり「セピア通り」と呼ばれています。

富士屋ホテルは、その成り立ちから有名な外国人も多数宿泊しています。
国賓級ではタイ王国国王・王妃が滞在しており、他では喜劇王といわれる
チャールズ・チャップリンや、社会福祉教育家であるヘレン・ケラーに、
ビートルズのジョン・レノンなどが訪れています。
☆宿泊者向けに、館内ご案内ツアーというのが用意されています。毎日
 16時から30分程度で、館内各所を紹介してくれるものです。

こちらでは、プール・大浴場・貸切風呂・客室風呂に宮ノ下温泉が給湯
されています。泉質は、塩化ナトリウム物泉となっています。
プールは室内と屋外の2つありますが、屋外は夏季期間の限定利用です。
室内プールは、ほとんど利用者がいないようで、自由に遊泳することが
可能です。プールとは廊下をはさんだ向かい側に大浴場がありますが、
実はそれほど大浴場ではありません。女性用の方が若干広めとはいえ、
4人程度しか入れない湯船に少ないカランという造りになっています。
外国人専用ホテルという成り立ちから、大人数で裸浴するということを
想定していないのでしょう。客室にあるお風呂もビジネスホテルにある
とりあえず湯船になっているけど、実際のところは実はシャワーブース
という感じのものです。ただ、貸切風呂はどこにでもあるような感じの
3人程度入ることができる湯船にカランが2つ用意されているスタイル
なのですが、利用料金がちょっと高めです。〜2,100円/45分間〜

メインダイニングである「ザ・フジヤ」か、和食の「菊華荘」あるいは、
カジュアルレストラン「ウイステリア」にて、食事をいただけます。
ティーラウンジ「オーキッド」は喫茶がメインですが、ライトミールも
提供しており「箱根富士屋バーガー」などが用意されています。
多少、高めの値段設定ですので、近隣のレストラン等に出向くという
手もあります。参考:こちらをクリック⇒<宮ノ下商店街>
朝食も“えっ、この値段!”という、貸切風呂の料金よりも高額なもの
なのですが、朝のまどろむようなひとときは、落ちつきを感じることが
できる高級ホテルの雰囲気をじっくりと味わいながら、ゆったりとして
いただきたいものですから、朝食込の宿泊プランを選んでもらいたいと
思います。その際には、「ザ・フジヤ」の3種のブレックファースト
お奨めです。例えば「CakeBreakfast〜ケーキブレックファースト〜」の
フレンチトーストは、ふんわりと蕩けるような食感が絶妙です。

〜じゃらん〜
[富士屋ホテル]の宿泊プランは、こちらをどうぞ!

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箱根温泉旅(2)

底倉温泉には、「てのゆ」の目の前に「函嶺(かんれい)」という温泉施設があります。
☆「てのゆ」については、[箱根温泉旅(1)]をご覧ください。

底倉温泉:函嶺
函嶺」とは箱根山の異称で、「」は函館と同じように“はこ”と読み
」は山を示す峰と同じ意味を持つ漢字で“”という読みがあります。
函嶺」自体を“はこね”とも読むことができ、山をも指す意を含んでいます。

旧い洋館のような建物で、かつては「函嶺医院」という施設だったそうです。
富士屋ホテルの主治医や地元の人々のお医者さんの役割を担っていたようで、
温泉による治療/療養を行なっていたのかもしれません。

以前は宿泊も行なっていたとのことですが、現在は貸切ができる日帰り入浴施設
というスタイルになっているようです。事前に電話をして空いている時間を
教えてもらって予約するという形で利用することができます。
洋館の玄関を入って料金を支払いますが、お風呂は洋館の右手奥にあり、
外を歩いていくこととなります。以前は、丸い湯船と四角い湯船という2種類の
お風呂を使っていたようですが、今は四角い方だけを利用しているようです。

味わいのある洋館とは異なる一昔前の民家のような雰囲気の脱衣所の先に
ナトリウム−塩化物泉の温泉が、ドバドバと溢れる半露天風呂があります。
早川の渓谷に向けて大きく開けた造りになっていますが、竹林などの木々が
目の前に広がり、温泉浴と森林浴が楽しめます。
人気観光地の箱根にあって、訪れる人もあまりなく、心閑かな気持ちになれる
秘湯のような佇まいを魅せる、そんなスポットです。

宮ノ下商店街
国道138号を底倉温泉から国道1号に向かうと、宮ノ下の交差点があり
国道1号沿いに商店街が広がっています。中心に建つ富士屋ホテルが、当初
外人専用ホテルであったことから街並みも外国を意識して整備されたことで
エキゾチックでレトロな雰囲気があり、セピア通りと名付けられています。

富士屋ホテル直営のベーカリー&スィーツのお店「PICOT(ピコット)」には、
様々な商品がありますが、富士屋ホテルオリジナルもあり、その一つに
レストラン「ザ・フジヤ」で提供しているカレーの味に限りなく近づけた
クラシックカレーパン」があります。カレーの味もさることながら、揚げパンが
冷えていても脂っぽくなっておらず、思ったよりもさくさく食べられるので、
小腹が減った時のおやつにいいと思います。

パンといえば、お正月の箱根駅伝では欠かせない「温泉シチューパン」は
富士屋ホテルの右手にある「渡邊ベーカリー」で扱っています。宮ノ下の
交差点を国道138号ではなく左折し国道1号の坂を登っていくと左側です。
渡邊ベーカリー」の手前には、「La Bazza(ラバッツァ)」というイタリアンが
あります。元は地方信金の建物ということで、すっかり階段になっている
エスカレーターとか、窓口カウンター跡のようなところとか、今は冷蔵庫と
して利用している大金庫とか、不思議な空間になっています。が、シェフは
富士屋ホテルで修業したという話に違わず、しっかりとした味に出会えます。
パスタは、少し細めのフェデリーニといった感じで、ゆで加減も最適です。
バケットも硬さが手ごろで、添えられるサワーバターとオリーブオイルが
相性がよく、さっぱりすっきりと食べられます。メインとなるお料理も、
牛ハラミ肉ステーキでしたが、口の中で柔らかく溶けていくようでした。
オニオングラタンスープ」も、口コミでの人気も高い一品です。
☆「La Bazza」は仙石原に支店があります。

軽くパンを口にしてから、日帰り入浴施設で、の〜んびりと体をほぐし、
そのあと、不思議な雰囲気のイタリアンでおなかを満たして帰路につく、
というのも、素敵な一日の過ごし方かもしれません。



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箱根温泉旅(1)

箱根まで、温泉旅に行ってきました。
箱根には「箱根二十湯」と頭多くの温泉がありますが、今回は昔からの「箱根七湯」にある
宮ノ下温泉底倉温泉に行ってみました。

参考…箱根二十湯
・箱根湯本温泉
・塔之沢温泉
・宮ノ下温泉
・堂ヶ島温泉
・底倉温泉
・木賀温泉
・芦之湯温泉

-----ここまでが箱根七湯
・姥子温泉
-----ここまでが箱根八湯
・小涌谷温泉
・強羅温泉
・大平台温泉
・宮城野温泉
・ニノ平温泉
・仙石原温泉
・湯ノ花沢温泉
・芦ノ湖温泉
・蛸川温泉

-----ここまでが箱根十七湯
・大涌谷温泉
・湖尻温泉
・早雲山温泉

-----これで箱根二十湯

底倉温泉:てのゆ

国道1号から国道138号に入ってすぐの八千代橋のところにある温泉で
箱根七湯」の一つです。豊臣秀吉が掘らせたと言われる「太閤石風呂」跡が
八千代橋のかかる蛇骨川の川底に残されています。
ここには、平成17年12月オープンした日帰り入浴施設「てのゆ」があります。
八千代橋を渡った左側の斜面に建ち、入口からエレベーターで3Fまで登ると
フロントに着きます。このフロアに、お風呂と食事処・売店、それにマッサージが
受けられる処があり、階段で4Fに上ると無料休憩所が3つ設けられています。
お風呂は左右に分かれる形で2つあり、男女入れ替え制になっています。

温泉は、ナトリウム-塩化物泉で、さっぱりとしたクセの無い肌ざわりです。
露天風呂には、東屋風の大きな丸い浴槽と、そこからオーバーフローしたお湯が注がれる
湯船があり、また、こじんまりとした岩風呂もあり、樽風呂が2つと2人分の寝湯までもが
用意されています。
目の前は大きく開けていて開放感があり、正面に山並みを臨むことができます。
内風呂にも大きな窓がありますが、サウナにも窓があり、同じ景色を楽しむことができます。

ここには離れの貸切風呂が用意されていて、4Fに離れに向かう出入口があります。
貸切風呂は3ヶ所あり、奥から「紅葉」「紫陽花」「山桜」と名付けられ、休憩ができる部屋と
内風呂・露天風呂が備わっており、温泉は露天風呂にのみ給湯されている造りです。
それぞれ浴槽タイプが異なりますが、インターネットで予約可なので、お好みで選べます。
紅葉」の露天風呂は岩風呂風で山の斜面を見上げる形になっています。
山桜」と「紫陽花」の露天風呂は大浴場と同じ向きで、目の前には竹林が広がっています。
山桜」の露天風呂は木枠の湯船で、そこそこの広さがありますが、
紫陽花」の露天風呂は陶器製の小さめの湯船で2人で入るには無理があるかもです。

平日の午前中に訪問しましたが、ほとんどお客さんがいなくて、大浴場全てを貸し切り状態で
使用できてしまう時間帯がありました。高めの料金設定の影響ではないかと思われますが、
以前の平日1600円・土日祝2100円から、それぞれ1200円・1600円へと値下げしています。
すぐ近くにある「楽遊壽林自然館」は2500円かかりますし、小涌谷にある「ユネッサン」の方は
水着浴が2600円で、裸浴(森の湯)だと1800円という設定で、それらに比べると手ごろな料金に
なっているのですが、かつての高いイメージが残っているのかもしれません。
見晴らしがよく、いろんな湯船を楽しめ、休憩所も数多く用意されているので、新料金設定なら
それほど高額とは思えないので、空いている今の時期に訪れるのが狙い目かもしれません。
気持ちの良い露天風呂を、ほぼ貸し切り状態で利用することができるのですから・・・

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西新井〜厄除け・禊ぎ〜

立春を過ぎたので、「西新井大師」に行ってきました。
西新井大師」は弘法大師を祀る真言宗豊山派に属し、山号は五智山と称し、
五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)」というお寺です。

西新井大師」とは、弘法大師(空海)が悪疫に悩む人々を救うために
十一面観音を彫り祈祷を行なったところ、枯れ井戸から清らかな水が湧き
病が平癒することになったという謂れがあり、その井戸が御堂の西にある
ことから「西新井」と名付けられたことによります。

東武伊勢崎線西新井駅から1駅の大師線大師前駅で下車し徒歩5分の処にあり
神奈川県川崎にある「川崎大師」と千葉県香取の「観福寺大師堂」とともに
関東厄除け三大師の一つとされています。
---
ちなみに、関東の三大師という場合、弘法大師ではなく厄除け大師と呼ばれる
元三大師(良源)を祀る天台宗の寺院の、栃木県佐野の「佐野厄除け大師」と
群馬県前橋の「青柳大師」に埼玉県川越の「川越大師」を指して称します。
東京都昭島の「拝島大師」や東京都調布の「深大寺(厄除元三大師)」を含む
という説もあるそうです。
---
厄除けとは、厄災が多く降りかかるとされる年齢(厄年)に災厄を避けるために
祈願祈祷することを指し、厄祓い(やくばらい)とか厄落としなどともいいます。
 ・・・・・男性・・・・・ / ・・・・・女性・・・・・
 前厄 本厄 後厄 / 前厄 本厄 後厄
 24歳 25歳 26歳 / 18歳 19歳 20歳
 41歳 42歳 43歳 / 32歳 33歳 34歳
 60歳 61歳 62歳 / 36歳 37歳 38歳
特に男性の42歳と女性の33歳は大厄と呼ばれ、また、61歳の還暦は男女
共通の厄年とする場合もあります。
年齢は数え年で行ない、元日(1/1)から誕生日前日までは「満年齢+2」とし、
それ以降は「満年齢+1」で計算します。

厄除けは、護摩法要という儀式で行なわれます。
護摩(ごま)とは、「焚く・焼く」という意味のサンスクリットのホーマ(homa)を
指し、護摩の炉に細長く切った薪木を入れて燃やし、その火にお札をかざして
ご加護を得るという密教の修法のひとつです。
この護摩法要は、厄除けだけではなく、家内安全商売繁盛学業成就開運
交通安全といった願い事全般に効果のあるものとされています。
また、方位災難除といって、陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)に基づく九星
より定められる一人一人の星廻りが凶方にある場合に、その災難を除けるための
祈願があります。

令和2年(2020年)の方位災難除
七赤金星:中央(八方塞)
一白水星:北東(鬼門)
四緑木星:南西(裏鬼門)
三碧木星:北

日本の陰陽道では、年・月・日・時のそれぞれに「木・火・土・金・水」の五行
十干十二支八卦を割り当てて九星図を作成し、運勢や方位の吉凶を占います。
年の九星立春をもって切り替わるため、立春が過ぎた後、護摩法要を行なう
ということになります。

★詳しい情報は、西新井大師のホームページを確認してみてください。

〜〜〜〜〜《参考までに》〜〜〜〜〜
十干(じっかん)は、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の順列を指し、
十二支(じゅうにし)とあわせて、干支(かんし)といわれています。
ひのえうま」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは干支です。
十干には、五行木・火・土・金・水」と陰陽が割り振られ、陽を「」にし、
陰を「」にして、次のように表されます。
 ・甲(こう)…木の兄(きのえ)
 ・乙(おつ)…木の弟(きのと)
 ・丙(へい)…火の兄(ひのえ)
 ・丁(てい)…火の弟(ひのと)
 ・戊()……土の兄(つちのえ)
 ・己()……土の弟(つちのと)
 ・庚(こう)…金の兄(かのえ)
 ・辛(しん)…金の弟(かのと)
 ・壬(じん)…水の兄(みずのえ)
 ・癸()……水の弟(みずのと)
ひのえうま」は「丙午」という干支を意味します。
今年(2013年)の干支は「癸巳みずのとみ」で、九星は「五黄土星」という年です。
ちなみに、「兄弟」の倭語(やまと言葉)“えと”から、干支を「えと」とも呼んでいます。

八卦(はっけ)は、古代中国から伝わる易における8つの基本形を示し、九星では
次にように割り当てられています。
 ・一白水星(いっぱくすいせい)…坎(カン)
 ・二黒土星(じこくどせい)………坤(コン)
 ・三碧木星(さんぺきもくせい)…震(シン)
 ・四緑木星(しろくもくせい)……巽(ソン)
 ・五黄土星(ごおうどせい)
 ・六白金星(ろっぱくきんせい)…乾(ケン)
 ・七赤金星(しちせききんせい)…兌()
 ・八白土星(はっぱくどせい)……艮(ゴン)
 ・九紫火星(きゅうしかせい)……離()
※五黄土星には割り当てがありません。

西新井大師」の境内には「出世稲荷明神」があります。
弘法大師御降誕1200年を記念して建てられ、五穀の神である倉稲魂(うかのみたま)神が
祀られています。全国の稲荷社の本社である京都の伏見稲荷神社に神が降りたとされる
日が初午(はつうま)であったことから、初午は稲荷社の縁日となっています。
今年(2013年)の初午は2/9で、伏見稲荷神社では初午大祭が催され、西新井大師でも
多くの方が参詣されていました。

西新井大師」の境内には、たくさんの屋台が並んでいますが、門前にも多くのお店が
連なっています。山門前には向かい合わせに草団子屋があり、いつも試食を勧められ
その先には煎餅屋が焼き立て煎餅を売っていますし、食事処も何軒が存在します。
西新井大師」参詣後は、の〜んびりと門前商店街を散策してみてください。

大師の湯
歩き回った後は、電車で西新井駅まで戻ると、駅前に「THE SPA 西新井」があります。
セントラルスポーツプラザ(セントラルウェルネスクラブ西新井)が併設されたビルの
3F〜4F部分にあたります。
温泉は、地下1500mから湧出するナトリウム-塩化物強塩温泉で、内風呂と露天風呂に
注がれています。湯船は男女それぞれ異なっており、男湯には寝ころび湯があり、
女湯にはつぼ湯があります。温泉ではありませんが、男湯の方には様々な種類の
ジェットバスがあり、女湯側には超微細気泡(マイクロバブル)による真っ白なお湯が
楽しめるシルキーバスがありますが、ここは毎月5日10日15日20日25日30日の6日間、
男女入替えをしているので、どちらのお風呂にも入ることができます。
湯船は3F部分にありますが、4Fにはマッサージコーナーと休憩室がありますし、
御食事処は3Fに用意されています。

西新井大師」で厄落としをした後は、「THE SPA 西新井」で垢落としをしましょう。
(できれば、先に身を清めてから、お参りをするといいのですが・・・)

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