2015年02月12日
アダルトチルドレンと愛着障害。抑圧で育てられた果てにあるもの
私自身、あまりテレビは見ないのですが、
たまたま観たテレビ番組で、何回か愛着障害という
内容の特集がやっていました。
非常にアダルトチルドレンの概念とにている気がしました。
ネット上で言葉の意味を調べてみると、
乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(育児放棄)
を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)
が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。
だそうです。
愛着障害を示す子供には衝動的・過敏行動的・反抗的・破壊的な行動がみられ、
情愛・表現能力・自尊心・相手に対する尊敬心・責任感などが欠如している場合が多い。
他人とうまく関わることができず、特定の人との親密な人間関係が結べない、
見知らぬ人にもべたべたするといった傾向もみられる。施設などで育ち、幼少期には手のかからなかった子供が、思春期に万引きなどの問題行動を起こす例もある。
適切な環境で継続的に養育することで大幅な改善が期待でき、
その点で広汎性発達障害と明確に区別される。
症状的には非常に境界が難しいですね。
最近どうしても発達障害、アスペルガー、自閉症スペクトラム、ADHD
などの言葉だけが世の中に出過ぎてしまっている割に、中身を
正確に伝えているテレビ番組は少ないです。
それを見て、一般の人は発達障害などを認知していくわけですが、
何でもかんでも、ちょっと変わった人を発達障害とひとくくりに考える
人も多くなっているようです。
しかしながら、1人1人人間は歩んできた軌跡が違います。
有る一定期間同じ場所で育ってきた兄弟、姉妹達でさえ、
歩んできた軌跡は異なるのは誰でも分かることです。
そして、元々持っている気質というのは、兄弟、姉妹でも
全く違います。
自閉症スペクトラムに属する人、アダルトチルドレンに属する人、
前者は先天的に脳の一部に未発達がみられ、
後者は、幼少期の生活の中で、脳に自己否定感を植え込まれる、
という違いはありますが、どちらにしても自分の幼少期にスポットを
当てる必要性が出て来るわけです。
これは、言葉で言うほど簡単なことではありません。
それゆえ、相手の生い立ちや素性も知らないのに、
ちょっと感覚が異なるからと言って、発達障害だとか、
人格障害だとかは言うべきではないです。
愛着障害はアダルトチルドレンの枠に入ってくると思います。
ただ、あまりにも幼い時の過酷な体験が起因していることもあり、
改善には多大な労力が必要となると思います。
日本人の8割はアダルトチルドレンだと言われています。
大人になったら自分は絶対やらないようにしよう!
そう、理解していたと思ったにもかかわらず、
親にやられた嫌なことは、やらないようにしているつもりが、
自分の子供にも同じ事をやってしまう、
本当に言葉通りになってしまうのです。
いつもというわけではもちろんないですが、
自分が一杯一杯の時ですね。疲れていたり、
嫌なことがあったり、思ったようにいかなかったり、
そういう風に精神的に疲弊しているときは、
自分の親が自分にもした同じような嫌な態度や
発言を自分の子供にもしていることが多いです。
これは典型的なアダルトチルドレンの
特徴といえるのではないかと実感してます。
大抵のアダルトチルドレンは、自分が親となったときに、
完璧な親であろうと理想を持ち続けます。
ネグレクトも当然良くないですが、完璧な親も良くないという
ことを受け止めていないのです。
アダルトチルドレンの人が、原因追及のために、
過去の記憶にダイブすることは、自分自身を自分で
嫌いであれば嫌いなほど、痛みを伴います。
愛着障害の原因は虐待やネグレクトという他人から見ても
わかりやすく、受け入れやすい理由ですが、
今も自分で気づいていないアダルトチルドレンの人達は、
思いつかなくても、些細なことかも知れないけど、潜在的に
なにか親から抑圧を受けているのだろうと思います。
世間で虐待というと、ぶん殴ったり、けっ飛ばしたり、性的虐待したり、
育児放棄したりが認知されています。
しかしながら、親の言葉の暴力、不機嫌な顔の連続、不平不満、
愚痴、泣き言の連続も子供にとっては虐待なのです。
私自身の頭の中にも、どちらが悪いかと言えば
殴る蹴る>怒り散らす。
こんな図式でいたのです。
一般的にはこういう評価なのですが、
子供が受ける影響はどちらも抑圧になるということを
わからないで、子育てしてしまっている親が多いみたいです。
どっちが悪いでなく、どっちも悪いのです。
言葉の暴力や不機嫌な顔の連続、子供が望まない過剰な期待など、
一見、しつけで片付けられそうな問題なので、自分でも勘違いしてしまうのです。
私は、子供には手を出していないから、ちょっとぐらい
怒鳴ったって、いいだろうと普通に思っていました。
今思えば、怒鳴っているのは、自分の言うことをきかない
子供をコントロールして、支配するような潜在的に埋め込まれた
感覚があります。
しつけなんていう大義名分をひっさげて、ひどいことを
していると、自己嫌悪にもなりました。
うちの場合は、長男がかなり私からあれこれ言葉や、叱咤で抑圧を受けたため、
発達障害でもないのに、思ったことを上手く言えなくなっています。
子供によかれと思ってやったつもりでいましたが、
なんてことはない、自分の理想を子供に押しつけて
いただけなんて、最近気づきました。
子供をどうこうする、嫁をどうこうするまえに、
一番は、自分をどうにかしないと行けませんね。
赤信号は点滅を続ける 愛着障害の治らない傷
たまたま観たテレビ番組で、何回か愛着障害という
内容の特集がやっていました。
非常にアダルトチルドレンの概念とにている気がしました。
ネット上で言葉の意味を調べてみると、
乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(育児放棄)
を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)
が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。
だそうです。
愛着障害を示す子供には衝動的・過敏行動的・反抗的・破壊的な行動がみられ、
情愛・表現能力・自尊心・相手に対する尊敬心・責任感などが欠如している場合が多い。
他人とうまく関わることができず、特定の人との親密な人間関係が結べない、
見知らぬ人にもべたべたするといった傾向もみられる。施設などで育ち、幼少期には手のかからなかった子供が、思春期に万引きなどの問題行動を起こす例もある。
適切な環境で継続的に養育することで大幅な改善が期待でき、
その点で広汎性発達障害と明確に区別される。
症状的には非常に境界が難しいですね。
最近どうしても発達障害、アスペルガー、自閉症スペクトラム、ADHD
などの言葉だけが世の中に出過ぎてしまっている割に、中身を
正確に伝えているテレビ番組は少ないです。
それを見て、一般の人は発達障害などを認知していくわけですが、
何でもかんでも、ちょっと変わった人を発達障害とひとくくりに考える
人も多くなっているようです。
しかしながら、1人1人人間は歩んできた軌跡が違います。
有る一定期間同じ場所で育ってきた兄弟、姉妹達でさえ、
歩んできた軌跡は異なるのは誰でも分かることです。
そして、元々持っている気質というのは、兄弟、姉妹でも
全く違います。
自閉症スペクトラムに属する人、アダルトチルドレンに属する人、
前者は先天的に脳の一部に未発達がみられ、
後者は、幼少期の生活の中で、脳に自己否定感を植え込まれる、
という違いはありますが、どちらにしても自分の幼少期にスポットを
当てる必要性が出て来るわけです。
これは、言葉で言うほど簡単なことではありません。
それゆえ、相手の生い立ちや素性も知らないのに、
ちょっと感覚が異なるからと言って、発達障害だとか、
人格障害だとかは言うべきではないです。
愛着障害はアダルトチルドレンの枠に入ってくると思います。
ただ、あまりにも幼い時の過酷な体験が起因していることもあり、
改善には多大な労力が必要となると思います。
日本人の8割はアダルトチルドレンだと言われています。
大人になったら自分は絶対やらないようにしよう!
そう、理解していたと思ったにもかかわらず、
親にやられた嫌なことは、やらないようにしているつもりが、
自分の子供にも同じ事をやってしまう、
本当に言葉通りになってしまうのです。
いつもというわけではもちろんないですが、
自分が一杯一杯の時ですね。疲れていたり、
嫌なことがあったり、思ったようにいかなかったり、
そういう風に精神的に疲弊しているときは、
自分の親が自分にもした同じような嫌な態度や
発言を自分の子供にもしていることが多いです。
これは典型的なアダルトチルドレンの
特徴といえるのではないかと実感してます。
大抵のアダルトチルドレンは、自分が親となったときに、
完璧な親であろうと理想を持ち続けます。
ネグレクトも当然良くないですが、完璧な親も良くないという
ことを受け止めていないのです。
アダルトチルドレンの人が、原因追及のために、
過去の記憶にダイブすることは、自分自身を自分で
嫌いであれば嫌いなほど、痛みを伴います。
愛着障害の原因は虐待やネグレクトという他人から見ても
わかりやすく、受け入れやすい理由ですが、
今も自分で気づいていないアダルトチルドレンの人達は、
思いつかなくても、些細なことかも知れないけど、潜在的に
なにか親から抑圧を受けているのだろうと思います。
世間で虐待というと、ぶん殴ったり、けっ飛ばしたり、性的虐待したり、
育児放棄したりが認知されています。
しかしながら、親の言葉の暴力、不機嫌な顔の連続、不平不満、
愚痴、泣き言の連続も子供にとっては虐待なのです。
私自身の頭の中にも、どちらが悪いかと言えば
殴る蹴る>怒り散らす。
こんな図式でいたのです。
一般的にはこういう評価なのですが、
子供が受ける影響はどちらも抑圧になるということを
わからないで、子育てしてしまっている親が多いみたいです。
どっちが悪いでなく、どっちも悪いのです。
言葉の暴力や不機嫌な顔の連続、子供が望まない過剰な期待など、
一見、しつけで片付けられそうな問題なので、自分でも勘違いしてしまうのです。
私は、子供には手を出していないから、ちょっとぐらい
怒鳴ったって、いいだろうと普通に思っていました。
今思えば、怒鳴っているのは、自分の言うことをきかない
子供をコントロールして、支配するような潜在的に埋め込まれた
感覚があります。
しつけなんていう大義名分をひっさげて、ひどいことを
していると、自己嫌悪にもなりました。
うちの場合は、長男がかなり私からあれこれ言葉や、叱咤で抑圧を受けたため、
発達障害でもないのに、思ったことを上手く言えなくなっています。
子供によかれと思ってやったつもりでいましたが、
なんてことはない、自分の理想を子供に押しつけて
いただけなんて、最近気づきました。
子供をどうこうする、嫁をどうこうするまえに、
一番は、自分をどうにかしないと行けませんね。
赤信号は点滅を続ける 愛着障害の治らない傷
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