2016年12月07日
毒親との関係の改善方法?毒親と話し合っても解決しないというジレンマ
自分の中にはなかった「ちゃんと」の基準
カウンセラーと話していく中で、けんじさんは自分が少々病的に「ちゃんとしないと気が済まない」性格なんだと気づきました。
何をするにも、「これで十分」と満足できた経験がなく、いつも「ちゃんとやらなきゃ」「この先ちゃんとやり切れるかなんて保証はないから、頑張り続けなきゃ」と考えてきたのです。
「これじゃあ抑うつ的にもなるよなって、妙に納得しました」とけんじさんは言います。
「しかも、その『ちゃんとする』という基準が、『人の目からちゃんとしているように見えるかどうか』だったんです。要は、人の目にどう映るかという尺度しかなくて、自分なりの基準がなかったんですね」。
そのことに気づいてから、けんじさんは「自分がどう感じているか」をきちんと感じ取ろうと取り組み始めました。
幼少期の体験から思い出す毒親の影響
ちゃんとしなければいけない、という強い思い込みは、親の影響が大きいとけんじさんは言います。
引用元:niftyニュース
毒親という言葉は、大分浸透してきましたね。
それだけ自分の親の価値観の押しつけに苦しめられたと潜在的に
思っている人が多いというのが本音ではないでしょうか。
私自身もこの「ちゃんと」というあいまいな基準に相当毒されました。
いわゆる親の理想的な基準のちゃんとに満たしていないと、
母親からの怒りの対象となってしまうというもの。
子どもからすると、親の常識感、なにをちゃんとと感じるのか?
ということが自分の中での常識の基準になっていくことは明白です。
嫌でも潜在的にはすり込まれていることなので、大人になって
自分の考え方の基準が自分自身のものなのか?親からすり込まれた
感覚なのか?の区別がつかなくなってしまうということもでてきます。
自分の価値観を重視すればいいかといえば、そちらを選択すると
親の押しつけた価値観を無視していることから「ちゃんと」していない
という気持ちが自分の心を締め付けます。
親の価値観を重視すれば、親は満足となりますが、自分の感情に嘘を
ついているため抑圧された気持ちが悶々と浮上してくると言うジレンマに
さいなまれるわけです。
大人になってから苦しむ毒親との問題は、自分の気持ちを優先したいが
潜在的にすり込まれた気持ちとの葛藤に悩まされるというもの。
自分らしく生きていくと言うことは、親の言うちゃんとを守って生きていくことではなく、
自分自身が本当にやりたいことを失敗しても自己責任の上やっていくということが
本来の姿なのかもしれませんね。
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コメント有難うございます。
お互いに色々と大変ですね^^
大変な中でもぽちさんはいつも前に進もうと足を踏み出しているので、
結果が出るのは時間の問題ではないかと思いますよ!
ぽちさんに合うかわかりませんが「ゲシュタルト療法」というのは
結構面白いです。自分の怒りの根源がなんなのかがうっすらみえてきます。
ぽちさんにはぜひ定型の女性とおつきあいをしていただき感想が頂きたいです^^
寒い日が続きますのでお体には十分ご自愛下さいね。
アスペに対するストレスがなくなった分、昔のように毒親への恨みが酷く現れてきて苦しむようになりました。
結局、何かしらのストレスに包まれる宿命なんだなとしみじみ。
アスペに対するストレスの方が発狂しそうで壊れそうな日々でしたが、それにより親へのストレスを忘れられていたという良い部分もあったようです。楽しさで忘れるのでなく、より強いストレスで忘れるという修行のようなやり方でしたが(笑)
親も憎いが、まだ感情は伝わるだけアスペよりはマシと思えていたんでしょう。しかし、親の歪んだ感情で潰された子供の頃の自分。難しいものです。
ひさしぶりにアスペ元彼女に会ってみたら醸し出す雰囲気、ビジュアルにコロッといきそうになりました。好み100%のビジュアルに騙されてはいけない、これは罠だと言い聞かせながらなんとか近づかないようにできました(笑)