2016年12月06日
毒親との決別で分籍手続きが流行っている?!分籍しても扶養義務はなくならない
「自分がうまくいかないことをなんでも親のせいばかりにするな!」
そんな風にも見られてしまいかねない毒親という見えない障壁。
アスペルガーなどの配偶者や子どもがいる場合の問題もそうですが、
思った以上に近い人に話をしても軽く流されてしまうことが多いことも。
「うちも同じようなものだよ」
と苦しみは分かってもらえず、一般化させられてしまう。
「男ってみんなだいたいそうじゃないの?」
性別で一般化させられてしまう。
「親はみんなうるさいものだよ」
世間一般的にそういうものだといわれてしまう。
これらの回答は無難と言えば無難なのですが、
勇気を持って深刻な悩みを相談した側からすると
肩すかしにあったような気分になるのです。
もちろん、被害者意識が高すぎるとか、甘っちょろい考えたと言われれば、
それもあると思いますが…大抵の人はこのもどかしい辛さや生きにくさを
自分で処理ができないことです。
■親との決別で分籍手続き?
自分と向き合う時間が多くなってくると根底にある不満や不安の部分は
親であることがかなり多いのです。いわゆる機能不全家族という家庭で育った
子どもがかかえるさまざまなアダルトチルドレンの症状のひとつであり、
大人になってからとか、自分が親になってから苦しむ人も少なくありません。
最近では「分籍手続き」というもので親と一線をひくということをオススメしている場合
があるようです。特に女性の場合が多いのでしょうが、結婚して子どもができたけど
離婚して出戻り、親の戸籍に戻ってしまった。なんて場合、親と同居してシングルマザー
を過ごす人もいるでしょう。
しかし、毒親と子どもの関係はこういう同居をするとさらに悪化します。
物理的に別居をするだけでも依存しない関係ができるのですが、心理的に
決別したい場合は、親の戸籍から抜けて、さらに親に追跡されないよう
住民票の閲覧まで制限を掛けるというものです。
ストーカーの元夫に脅えるシングルマザーに適用されるような内容ですが、
どぎつい毒親の場合は、とにかく干渉してくるので、こういった手続きが功を奏する
という場合があるそうです。
■扶養義務や相続権は変わらない
分籍手続きをすれば毒親との関係が解消!なんてことはいっさいないことは
しっかり理解しておく必要がありますね。
なんとなく分籍手続きをすると未来永劫、毒親と関わらなくて良いように
感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし法律的には扶養義務がなくなるわけでも相続権がなくなるわけでもありません。
兄弟間で馬が合わない場合は特に自分はもう親とは関係ないのだ!と
言うわけにはいかないので、兄弟などとは柔軟な話し合いは必要でしょう。
どうしても親が亡くなって相続もしたくない場合は、相続放棄をするしかありませんね。
本質的にしなくてはいけないことは、手続きと言うことではなく、
心理的にも肉体的にも、経済的にも親の支配下から抜け出した生活をできるように
環境を整備することが大切な気がします。
親の支配下という概念がどこかにある以上、自分の考え方が親と異なった場合、
自分の考えより親の考えを優先しようとしてしまいます。
自分の考え方や価値観が間違っていたとしても、最終的には自分で責任を取る
ということが本来の自分の姿でしょうから、ひとつひとつ本当は自分はどう思っているのか
という気持ちを大切に生活をしていきたいものですね。
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そんな風にも見られてしまいかねない毒親という見えない障壁。
アスペルガーなどの配偶者や子どもがいる場合の問題もそうですが、
思った以上に近い人に話をしても軽く流されてしまうことが多いことも。
「うちも同じようなものだよ」
と苦しみは分かってもらえず、一般化させられてしまう。
「男ってみんなだいたいそうじゃないの?」
性別で一般化させられてしまう。
「親はみんなうるさいものだよ」
世間一般的にそういうものだといわれてしまう。
これらの回答は無難と言えば無難なのですが、
勇気を持って深刻な悩みを相談した側からすると
肩すかしにあったような気分になるのです。
もちろん、被害者意識が高すぎるとか、甘っちょろい考えたと言われれば、
それもあると思いますが…大抵の人はこのもどかしい辛さや生きにくさを
自分で処理ができないことです。
■親との決別で分籍手続き?
自分と向き合う時間が多くなってくると根底にある不満や不安の部分は
親であることがかなり多いのです。いわゆる機能不全家族という家庭で育った
子どもがかかえるさまざまなアダルトチルドレンの症状のひとつであり、
大人になってからとか、自分が親になってから苦しむ人も少なくありません。
最近では「分籍手続き」というもので親と一線をひくということをオススメしている場合
があるようです。特に女性の場合が多いのでしょうが、結婚して子どもができたけど
離婚して出戻り、親の戸籍に戻ってしまった。なんて場合、親と同居してシングルマザー
を過ごす人もいるでしょう。
しかし、毒親と子どもの関係はこういう同居をするとさらに悪化します。
物理的に別居をするだけでも依存しない関係ができるのですが、心理的に
決別したい場合は、親の戸籍から抜けて、さらに親に追跡されないよう
住民票の閲覧まで制限を掛けるというものです。
ストーカーの元夫に脅えるシングルマザーに適用されるような内容ですが、
どぎつい毒親の場合は、とにかく干渉してくるので、こういった手続きが功を奏する
という場合があるそうです。
■扶養義務や相続権は変わらない
分籍手続きをすれば毒親との関係が解消!なんてことはいっさいないことは
しっかり理解しておく必要がありますね。
なんとなく分籍手続きをすると未来永劫、毒親と関わらなくて良いように
感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし法律的には扶養義務がなくなるわけでも相続権がなくなるわけでもありません。
兄弟間で馬が合わない場合は特に自分はもう親とは関係ないのだ!と
言うわけにはいかないので、兄弟などとは柔軟な話し合いは必要でしょう。
どうしても親が亡くなって相続もしたくない場合は、相続放棄をするしかありませんね。
本質的にしなくてはいけないことは、手続きと言うことではなく、
心理的にも肉体的にも、経済的にも親の支配下から抜け出した生活をできるように
環境を整備することが大切な気がします。
親の支配下という概念がどこかにある以上、自分の考え方が親と異なった場合、
自分の考えより親の考えを優先しようとしてしまいます。
自分の考え方や価値観が間違っていたとしても、最終的には自分で責任を取る
ということが本来の自分の姿でしょうから、ひとつひとつ本当は自分はどう思っているのか
という気持ちを大切に生活をしていきたいものですね。
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