2016年11月29日
表面的に許しているようで潜在的には許していない毒親へのジレンマ。(その1)
アダルトチルドレンという病気や障害はありませんが、これに悩まされる人は
世界中にたくさんいます。きっかけを作った張本人は親であることが多いのですが、
最終的にこれを改善できるのは自分自身しかいないというなんとも理不尽なものです。
年齢を重ねるにつれて、視野や考え方の幅が広がり以前は絶対許せなかったことが
許せるようになったことありませんか?年をとるとよく角が取れたみたいな表現をしますが、
そういう形で本来の自分を受けれることができて親が自分にどうしてきたかなんて
余り気にならなくなって来るというのが一般的なのでしょう。
私もどちらかというと自分ではそっちの方向だと思っていましたが、
どうやらそんなに簡単な問題でもないような気がしてきました。
表面的な心では母親に対して許していると言う気持ちがあるのですが、
じっくりかんがえると、許しているといって母親にきをつかっているという
一面もあるのです。
前に記事でも書きましたが、母親があのヒステリックな一面を見なければそう思えるのです。
しかし、ひとたび「私のことなんて誰もわかってくれないんだ!」と母親がやり始めたときは
正直フラッシュバックというのでしょうか、あのころの不安心を鮮明に思い出してしまったのです。
そうだ、こうやって家で不安な気持ちになり、自分の家が落ち着ける場所ではなく、
母親は信頼できると思っていたのに、なんだかんだと責任転嫁してくるので嫌な気持ちに
させられ自己嫌悪するときも多かったのです。
そういった不安感を思い出した瞬間。まあまあ落ち着いて!ってできればよかったのですが、
子どもの頃と同じようにその場でだまーってしまい、あーこの空間にいたくないと言う気持ちを
思い出して、結局実家から変えるという形で逃げ出してきたような気持ちでした。
「許していると思っていたけど、私はこの人を恨んでいるんだな」
大人になってもどこか顔色をうかがって爆発させないように話をして、
いるけど、結局どこかおそれがあると言うこと、さらに母親の至らなさを
追求することもできますが、それをすれば取り返しがつかなくなることも
わかっているので、こちらは沈黙して出て行くしかなくなるのです。
そんな私に対して母が言い放った言葉は、
「私だってあなたにいいたいことあるけど気を遣っているのよ!」
でした。
えーっ?
こちらも気は遣っているけど、どうしてあなたがこちらに気を遣うの?
とショックと普段からお互い様子見の表面的な会話のやりとりだったのだと
怒りとも悲しみともとれない気持ちになったものです。
恨んでいるという憎悪がこみ上げると言うよりも、
許した気持ちになって自分は良い子を演じている面もまだまだあったということです。
でもわかったのは、潜在的な自分の奥底にある気持ちはすべては
許しきっていないと言うことです。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
世界中にたくさんいます。きっかけを作った張本人は親であることが多いのですが、
最終的にこれを改善できるのは自分自身しかいないというなんとも理不尽なものです。
年齢を重ねるにつれて、視野や考え方の幅が広がり以前は絶対許せなかったことが
許せるようになったことありませんか?年をとるとよく角が取れたみたいな表現をしますが、
そういう形で本来の自分を受けれることができて親が自分にどうしてきたかなんて
余り気にならなくなって来るというのが一般的なのでしょう。
私もどちらかというと自分ではそっちの方向だと思っていましたが、
どうやらそんなに簡単な問題でもないような気がしてきました。
表面的な心では母親に対して許していると言う気持ちがあるのですが、
じっくりかんがえると、許しているといって母親にきをつかっているという
一面もあるのです。
前に記事でも書きましたが、母親があのヒステリックな一面を見なければそう思えるのです。
しかし、ひとたび「私のことなんて誰もわかってくれないんだ!」と母親がやり始めたときは
正直フラッシュバックというのでしょうか、あのころの不安心を鮮明に思い出してしまったのです。
そうだ、こうやって家で不安な気持ちになり、自分の家が落ち着ける場所ではなく、
母親は信頼できると思っていたのに、なんだかんだと責任転嫁してくるので嫌な気持ちに
させられ自己嫌悪するときも多かったのです。
そういった不安感を思い出した瞬間。まあまあ落ち着いて!ってできればよかったのですが、
子どもの頃と同じようにその場でだまーってしまい、あーこの空間にいたくないと言う気持ちを
思い出して、結局実家から変えるという形で逃げ出してきたような気持ちでした。
「許していると思っていたけど、私はこの人を恨んでいるんだな」
大人になってもどこか顔色をうかがって爆発させないように話をして、
いるけど、結局どこかおそれがあると言うこと、さらに母親の至らなさを
追求することもできますが、それをすれば取り返しがつかなくなることも
わかっているので、こちらは沈黙して出て行くしかなくなるのです。
そんな私に対して母が言い放った言葉は、
「私だってあなたにいいたいことあるけど気を遣っているのよ!」
でした。
えーっ?
こちらも気は遣っているけど、どうしてあなたがこちらに気を遣うの?
とショックと普段からお互い様子見の表面的な会話のやりとりだったのだと
怒りとも悲しみともとれない気持ちになったものです。
恨んでいるという憎悪がこみ上げると言うよりも、
許した気持ちになって自分は良い子を演じている面もまだまだあったということです。
でもわかったのは、潜在的な自分の奥底にある気持ちはすべては
許しきっていないと言うことです。
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