2016年11月13日
母親が過干渉で八方美人+父親は子どもと家に無関心=機能不全家族のできあがり(その2)
⇒母親が過干渉で八方美人+父親は子どもと家に無関心=機能不全家族のできあがり(その1)
■母親の満たされない気持ちが子どもを浸食する
子どもからすると親は、何でも知っていて何でもできる人という幻想を抱きます。
子どもが成長過程の段階では子どもよりはいろいろ知っており、いろいろできるということは事実でもあります。
しかし成長とともに親は非常に矛盾したことをいう生き物であると言うことが
分かるようになってくるのです。
人によっては理不尽な親の考えを押しつけられて育つ子どももいるでしょう。
まっさらなキャンバスに初めて描かれた景色はどんなに上書きされても
潜在的にその色は残っているものです。
母は父が自分の思うように過程に興味を持ってくれなかったり、
子どもと一緒に休日を楽しんでくれないことは、自分が至らないからだと
思っていた時期もあるそうです。
自分がもっと頑張っていれば…そんな気持ちを長年隠しながら育児をしてきた感じです。
母親の理想の家庭は、家族で何でも話し合えるような、協力し合えるような家庭だったそうです。
その理想は結果的に母の頭の中だけの妄想に終わります。
大変なときに協力してくれない夫、意思疎通を図りたいのにうまくコミュニケーションがとれない
子ども達。「私がこんなに頑張っているのにどうしてこうなっちゃうの!!」
そんな発狂したい気持ちを抑えながら、誰にも相談できず孤独な育児をしていたのでしょう。
その不満は直接子ども達に何かしら影響を与えることになります。
■外食で高い金額のものを選べない子ども
家の中のことは母親が仕切るというのがあたりまえの時代でした。
母は自分の思った通りにことが運ばないとすぐに表情に不満が見え隠れ致します。
子どもからすると、母親が機嫌が良いか悪いかは非常に大切な要素だった気が…
私は典型的な母親の顔色をうかがいながらものを言う人間になっていたのです。
母の口癖は、「もっとお金さえあれば大変じゃないのに…」でしたが、
その割には月に何度か外食に連れて行かれました。
現代と異なり、よりいっそう外食は贅沢という意識が大きいため、
相当無理をしていたのか、見栄を張りたかったのか、自分のガス抜きにしたかったのか
は分かりませんが、私はこの外食があまり好きではありませんでした。
母親からすると、家族の団らんをプロデュースしていたのかもしれませんが、
「なに頼んでも良いよ!」という母の言葉が私を悩ませたのです。
あくまでもこのなにを頼んでも良いというのは、
母の基準の中でのお話しです。その範疇を超えれば、何でも良い訳ではありません。
子どもはその大人の事情が分かりませんから、言葉を鵜呑みにしてしまいます。
母が良いと言うから好きなものを選べば、
「何でそんな高いの選ぶの?」
「本当に全部食べられるの?」
「こっちの方があなたにはあっている」
みたいなことを言われて、結局母基準に誘導されます。
大人になれば、その理由はよくわかりますし、予算というものがあるわけですから、
それをオーバーしたら困るのは当然なのですが、私は母の顔色をうかがいながら
メニューを選ぶというくせがついてしまいました。
これは結局、自分が本当に食べたいという気持ちを押し殺して、母が喜ぶような
不機嫌にならないような物をチョイスすることに力を注いでいることになります。
かなり幼いころから、自分が好きなものを好きと言えない環境だったのだなぁと
改めて実感させられます^^
これが大人になってからもかなり苦しめられるくせになることは、そのころ知る由もありません。
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子どもからすると親は、何でも知っていて何でもできる人という幻想を抱きます。
子どもが成長過程の段階では子どもよりはいろいろ知っており、いろいろできるということは事実でもあります。
しかし成長とともに親は非常に矛盾したことをいう生き物であると言うことが
分かるようになってくるのです。
人によっては理不尽な親の考えを押しつけられて育つ子どももいるでしょう。
まっさらなキャンバスに初めて描かれた景色はどんなに上書きされても
潜在的にその色は残っているものです。
母は父が自分の思うように過程に興味を持ってくれなかったり、
子どもと一緒に休日を楽しんでくれないことは、自分が至らないからだと
思っていた時期もあるそうです。
自分がもっと頑張っていれば…そんな気持ちを長年隠しながら育児をしてきた感じです。
母親の理想の家庭は、家族で何でも話し合えるような、協力し合えるような家庭だったそうです。
その理想は結果的に母の頭の中だけの妄想に終わります。
大変なときに協力してくれない夫、意思疎通を図りたいのにうまくコミュニケーションがとれない
子ども達。「私がこんなに頑張っているのにどうしてこうなっちゃうの!!」
そんな発狂したい気持ちを抑えながら、誰にも相談できず孤独な育児をしていたのでしょう。
その不満は直接子ども達に何かしら影響を与えることになります。
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家の中のことは母親が仕切るというのがあたりまえの時代でした。
母は自分の思った通りにことが運ばないとすぐに表情に不満が見え隠れ致します。
子どもからすると、母親が機嫌が良いか悪いかは非常に大切な要素だった気が…
私は典型的な母親の顔色をうかがいながらものを言う人間になっていたのです。
母の口癖は、「もっとお金さえあれば大変じゃないのに…」でしたが、
その割には月に何度か外食に連れて行かれました。
現代と異なり、よりいっそう外食は贅沢という意識が大きいため、
相当無理をしていたのか、見栄を張りたかったのか、自分のガス抜きにしたかったのか
は分かりませんが、私はこの外食があまり好きではありませんでした。
母親からすると、家族の団らんをプロデュースしていたのかもしれませんが、
「なに頼んでも良いよ!」という母の言葉が私を悩ませたのです。
あくまでもこのなにを頼んでも良いというのは、
母の基準の中でのお話しです。その範疇を超えれば、何でも良い訳ではありません。
子どもはその大人の事情が分かりませんから、言葉を鵜呑みにしてしまいます。
母が良いと言うから好きなものを選べば、
「何でそんな高いの選ぶの?」
「本当に全部食べられるの?」
「こっちの方があなたにはあっている」
みたいなことを言われて、結局母基準に誘導されます。
大人になれば、その理由はよくわかりますし、予算というものがあるわけですから、
それをオーバーしたら困るのは当然なのですが、私は母の顔色をうかがいながら
メニューを選ぶというくせがついてしまいました。
これは結局、自分が本当に食べたいという気持ちを押し殺して、母が喜ぶような
不機嫌にならないような物をチョイスすることに力を注いでいることになります。
かなり幼いころから、自分が好きなものを好きと言えない環境だったのだなぁと
改めて実感させられます^^
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コメントありがとうございます!
むずかしいもんだいですよね。仮にすっきり親に伝えられたとしても、
おそらく瞬間的には自分はいってやったぞ!という爽快感にまとわれますが、
根本的な問題はなにも変わりませんから、2次的な苦しみをうけるということもあるでしょう。
伝えることが解決に繋がるとは思いませんが、いままで親の前で抑制してきた
自分をさらけ出すという意味では、良い面もあるでしょうね。
親の理想通りの子どもになるためにいろいろと感情面で無理をされてきたのだと
思います。無意識に演じることを身につけてしまうと、どちらの自分が本当の
気持ちの自分かもわかりにくくなるかもしれませんね。
逆に2ヶ月間無表情だったというのが本当の自分の気持ちであると言うことが
受け止めることができれば、また少し気持ちにも余裕が出てくるかもしれませんね。
あまり周りに無理してあわせすぎなくて良いのだと…
コメントありがとうございます。
そうですね。なんとなく自分で決めているつもりが潜在的には
選択をコントロールされているので、いざ自分でいろいろ決めようとなると、
自信がなく不安な気持ちになる点はよくわかります。
実際私は不安にさいなまれましたが、最近はあるていどなるようにしかならない
という気持ちで向き合えるようになりました。
その都度自分の選択した方向を悔やんでだめ出しするときもありますが、
選択が合っていた稼働かを嘆くより、その状況で今なにができるのか?
ということに目線がむけるようにしています。
大人になってもコレですから子どもの頃の潜在的な抑圧は本当に怖いです^^
言ってよかったと思えるか、言って更に最悪なことになるかは予想はつきません。少しずつ伝えてはいますが、憎しみはまだまだ伝えきれず…。
あの母親のもとにだけは生まれたくなかったと断言できてしまうのが悲しいとこです。しかしながら、親からの心理的虐待ってのは、被害を受けてきた自分しか理解をしていないという…。アスペ被害にそっくりです。
アスペと同じで悪気があったわけじゃないからと母親を許してきた年月分、自分の心が壊されてきてしまい修復不能。
友達には恵まれてはいますが地元を離れていてほとんど会えず、毒親にアスペの元彼女という一番身近な存在にボロボロにされて今は正に孤独です(笑)
無理して明るいキャラを演じてきましたがそれにも疲れ果て、2ヶ月程常に無表情になりました。
次はどんなキャラを演じるようになるのかじっくりと待つことにします。
一方でお母様の『相手を思い通りに動かしたい。』という欲求も潜在意識にあるため、常々『気を付けなければ。』と思っております。
ただ、一人でいるうち、引っ張ってくれる人がいるうち(今)は良いのですが、将来、自分が他人をリードしなければならない時がきたら一体どうなるか、不安でなりません。