2016年10月29日
素直に人の幸せを喜んであげることができないアダルトチルドレン。(その2)
⇒素直に人の幸せを喜んであげることができないアダルトチルドレン。(その1)
「あなたなにもしらないのね?」
「そんなこともしらないの?」
そんな言葉がなんとも悲しく歯がゆく、そして教えてもらえると思っていた
子ども心を壊されてしまった悪魔の言葉である気がします。
母親からすれば、育児に忙しく、メンタル的に誰にも頼れず、
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、いったいどこからやればいいの?
何で誰も私を手伝ってくれないの?そんな気持ちで子育てをしていたのでしょう。
日々の苛立ちは子どもへ向くことも少なくなかったと思います。
体罰的にぶん殴られたり、蹴っ飛ばされたり、食事抜きとかそういうのは
ありませんでしたが、言葉の暴力と嫌そうな表情がナイフのようにこちらの
心には突き刺さってしまったのでしょう。
なにも知らないことや分からないことを聞くことはいけないことなんだ…
わかっている⇒良いこと
わかっていない⇒悪いこと
こういう図式がいつしかあたりまえのように焼き付いてしまったのです。
今思えば世の中なんて分かっていないことの方が圧倒的に多いはずなのに、
いろいろ知っていないと自己嫌悪してしまうくせがこのころからついていたわけです。
高学年になると今までより知識がついてきて、テレビでやっているクイズ番組を
家族で見る際は、いの一番に答えをいってしかもほとんどあっているので、
母が「凄いね〜」とほほえましい笑みを浮かべていたことは印象的です。
この瞬間だけは自分を丸ごと認めてくれたような気持ちになれたと思います。
でもおかしな感情もおきるようになったのです。
母親が自分以外の誰かを称賛している姿を見るともの凄く寂しさを感じました。
誰かが褒められていると、自分がけなされているまでは思いませんでしたが、
ねたみというか嫉妬というか、もっとぼくのいいところを見てよ!という
承認欲求が大きかったことはいまでこそわかることです。
自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
「あなたなにもしらないのね?」
「そんなこともしらないの?」
そんな言葉がなんとも悲しく歯がゆく、そして教えてもらえると思っていた
子ども心を壊されてしまった悪魔の言葉である気がします。
母親からすれば、育児に忙しく、メンタル的に誰にも頼れず、
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、いったいどこからやればいいの?
何で誰も私を手伝ってくれないの?そんな気持ちで子育てをしていたのでしょう。
日々の苛立ちは子どもへ向くことも少なくなかったと思います。
体罰的にぶん殴られたり、蹴っ飛ばされたり、食事抜きとかそういうのは
ありませんでしたが、言葉の暴力と嫌そうな表情がナイフのようにこちらの
心には突き刺さってしまったのでしょう。
なにも知らないことや分からないことを聞くことはいけないことなんだ…
わかっている⇒良いこと
わかっていない⇒悪いこと
こういう図式がいつしかあたりまえのように焼き付いてしまったのです。
今思えば世の中なんて分かっていないことの方が圧倒的に多いはずなのに、
いろいろ知っていないと自己嫌悪してしまうくせがこのころからついていたわけです。
高学年になると今までより知識がついてきて、テレビでやっているクイズ番組を
家族で見る際は、いの一番に答えをいってしかもほとんどあっているので、
母が「凄いね〜」とほほえましい笑みを浮かべていたことは印象的です。
この瞬間だけは自分を丸ごと認めてくれたような気持ちになれたと思います。
でもおかしな感情もおきるようになったのです。
母親が自分以外の誰かを称賛している姿を見るともの凄く寂しさを感じました。
誰かが褒められていると、自分がけなされているまでは思いませんでしたが、
ねたみというか嫉妬というか、もっとぼくのいいところを見てよ!という
承認欲求が大きかったことはいまでこそわかることです。
自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
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コメントありがとうございました!
現代の言葉で言うと毒親ってやつですね。
結局自分自身をまるごと人間として受け止めてくれていないという不満が
潜在的にあるのかもしれませんね。
ぽち様のお母様がどうかはわかりませんが、学歴だけみていたというか、
実際は、自分の思うような人生を過ごしているかどうか?という目線でみている
という方が近いかもしれません。
うちの母親などそうですが、大学卒業して、それなりの会社に入って、
結婚して、子どもができて、最終的に自分の面倒を見てくれる子が良い子と
見ているわけで、こういうタイプの場合はそのルートから外れると非難囂々です。
一流大学、一流企業に入社しても、自分にとって良いお嫁さんをもらわないと
めちゃくちゃ批判するでしょうし、もし体調を崩して会社を退職しようものなら、
こちらの体より、なんでそんな勿体ないことするの!というでしょう。
このタイプは子どもと共依存することが一つのいきがいになっていたりします。
でもそんな母親でも、わかってもらいたかったというのが本音でしょうね。
私の場合は、その欲求が自分で解決していると思っていますが、ちょいちょい
でてきます。でも、私たちが思っている以上に母も大人ではなかったというだけ
なんです。
この満たされなかった感情を関係が近くなる異性に求めると、100%リンクした
気持ちで一緒にいられないと気が済まない状態になるため、一緒にいる方が
ストレスになる関係になります。
特効薬は見てみたいですね。でもACにしてもアスペにしても
結果的にはそのままの自分がやはり本物なのだと思います。
私はその本物の自分を、若い頃は、金メッキをはったり、大きく見せようとしたり、
とにかく本物を隠すことばかりしてきたような気がします。
ありのままの自分というのが言葉では分かっていても本当に理解するのは
むずかしいので、少しずつ幼少期の許せなかった自分の気持ちをうけとめて
上げることが今一番自分のためにできることなのかもしれませんね^^
高校くらいまでは秀でたとこもあり、悩みなく生きてきました。幸せだったなと思います。
チクチクと刺さってきた母親からのプレッシャーも流すことができていました。
しかしながら、私の思いよりも世間体(学歴)が大事だということが母親から強く出てしまったことがありそれ以来は一日も幸せと思えていない気がします。母親により壊されたメンタルにより失ったものは多々。
それからは人付き合いが変わりました。楽な気持ちで楽しむことがなくなり、他者の言動を全て分析するクセがつき、悩みがないキャラを演じたり。
表面的にしか楽しむことをしていないので、楽しそうにしている人が羨ましいと思うことがよくあります。
親に邪魔をされなくなった今、過去の嫌な思い出を薄くすることができるかもと久しぶりに勉学に励むようにしました。
アダルトチルドレンから目を背けるためには、自分に何かを課して夢中になる以外に昔から解決策が思い浮かばなくて。いつもこれに逃げています。アスペ彼女に全力だったのも自分悩みから目を背けるためだったのかもとかそんなことばかり考えているので、結局私は何も信じられない状態を延々と繰返して年だけとっていってしまいます(笑)
女性と付き合うと1年半〜2年半で別れることを5回繰返し、どーせ冷めるからもう独り身でよいやと。でも家族は欲しいなと。
あの母親から生まれることだけは避けたかった、そこまで思ってしまう今の自分です。毒親のもと頑張っていた子供時代の自分にあんなに無理をしなくてよいんだと…etc
メンタル系の話になるとこういった思考で脳が動き続けるので疲れます(笑)アダルトチルドレン特効薬、アスペ特効薬、生きているうちに見てみたいものです。