2016年10月28日
素直に人の幸せを喜んであげることができないアダルトチルドレン。(その1)
アダルトチルドレンという病名はありませんが、なかみは本当にさまざま。
誰ひとりとして全く同じなんてことはないです。
同じ家庭内で兄弟として育ったからといっても、
受け止め方って奴は人それぞれなんですね。
わが家は教科書的にいえば、機能不全家族であったわけです。
過干渉的、過保護的な母親に、子育てに無関心な父親という鉄板の組み合わせ。
子どものころのことは昔はなんだかしくしく泣くのを我慢した思いでばかりが
湧いて出てくることが多い時期がありました。
よくあの頃はよかったなぁなんて回顧するひともいますが、
私は絶対戻りたくないと思う方でした。
今は、どちらかというと昔楽しいと思ったことや好きだったなぁと感じることの
方が思い浮かんだりします。少し頭の中が整理されて余裕が出てきたからかもしれません。
私は小学校高学年ぐらいでクイズ番組が凄く好きだった気がします。
個人的には自分でクイズがすきだと思い込んでいたのですが、本質的には
そうではありませんでした。
嫌いではないし、不得意ではないけど、そこまで好きでも得意でもないという
どっちつかずな感情が本音だったのですね。
ではなぜ、クイズ番組に引き寄せられたかというと、ここは自分の考察なので
思い込みもあるカモしれませんが、物心ついた頃から母親は私に対して
「あなたはなにも知らないのね?」
と馬鹿にしたようないい方をされることが多かったのです。
実際は馬鹿にしていないのでしょうが、どこか上から目線で
「そんなことも知らないの?」みたいな発言は多かったです。
というのも私はもともと好奇心は旺盛な方だったと思います。
分からないことがあると、必ず母親に「これはなんで?どうして?」と
5歳児ぐらいになるとめちゃくちゃ聞く時期ってありますよね?
それが遅い時期に現れたのか小学校3年生ぐらいで湧き出てきたのです。
毎日学校で習ったことを母親に話して、どうしてなんで?と聞いた記憶がありますが、
正直、母親からすればうざったかったのでしょうね。
あまり勉強が得意ではない母親からするとうまく説明できなかったのだと思います。
「そんなにわからなければ先生に聞いてくれば良いでしょう」
「なんでお母さんはわからないの?」なんて聞いた日には
神経を逆なでしてしまい、
「お母さんは今忙しいの!」と逆ギレされわからないことを誤魔化されました。
そういうやりとりがあっての
「あなたはいつもなんでも聞いてばかり」
「あなたはなんにもしらないのね」
この言葉が私には突き刺さってしまったんです。
母親に聞いて欲しいという気持ちと、母親なら何でも知っていると
思っていたのでしょう。
ああ、ぼくはなんにもしらないやつなんだ。だめなんだ…
とまで思ったか当時のことは覚えていませんが、良い思いはしなかったでしょう。
今思えば、母親は自分のメッキが剥がれることをおそれ、
さらに日々のストレスと誰にも相談できない鬱憤で気持ちが一杯一杯だったのだと思います。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
誰ひとりとして全く同じなんてことはないです。
同じ家庭内で兄弟として育ったからといっても、
受け止め方って奴は人それぞれなんですね。
わが家は教科書的にいえば、機能不全家族であったわけです。
過干渉的、過保護的な母親に、子育てに無関心な父親という鉄板の組み合わせ。
子どものころのことは昔はなんだかしくしく泣くのを我慢した思いでばかりが
湧いて出てくることが多い時期がありました。
よくあの頃はよかったなぁなんて回顧するひともいますが、
私は絶対戻りたくないと思う方でした。
今は、どちらかというと昔楽しいと思ったことや好きだったなぁと感じることの
方が思い浮かんだりします。少し頭の中が整理されて余裕が出てきたからかもしれません。
私は小学校高学年ぐらいでクイズ番組が凄く好きだった気がします。
個人的には自分でクイズがすきだと思い込んでいたのですが、本質的には
そうではありませんでした。
嫌いではないし、不得意ではないけど、そこまで好きでも得意でもないという
どっちつかずな感情が本音だったのですね。
ではなぜ、クイズ番組に引き寄せられたかというと、ここは自分の考察なので
思い込みもあるカモしれませんが、物心ついた頃から母親は私に対して
「あなたはなにも知らないのね?」
と馬鹿にしたようないい方をされることが多かったのです。
実際は馬鹿にしていないのでしょうが、どこか上から目線で
「そんなことも知らないの?」みたいな発言は多かったです。
というのも私はもともと好奇心は旺盛な方だったと思います。
分からないことがあると、必ず母親に「これはなんで?どうして?」と
5歳児ぐらいになるとめちゃくちゃ聞く時期ってありますよね?
それが遅い時期に現れたのか小学校3年生ぐらいで湧き出てきたのです。
毎日学校で習ったことを母親に話して、どうしてなんで?と聞いた記憶がありますが、
正直、母親からすればうざったかったのでしょうね。
あまり勉強が得意ではない母親からするとうまく説明できなかったのだと思います。
「そんなにわからなければ先生に聞いてくれば良いでしょう」
「なんでお母さんはわからないの?」なんて聞いた日には
神経を逆なでしてしまい、
「お母さんは今忙しいの!」と逆ギレされわからないことを誤魔化されました。
そういうやりとりがあっての
「あなたはいつもなんでも聞いてばかり」
「あなたはなんにもしらないのね」
この言葉が私には突き刺さってしまったんです。
母親に聞いて欲しいという気持ちと、母親なら何でも知っていると
思っていたのでしょう。
ああ、ぼくはなんにもしらないやつなんだ。だめなんだ…
とまで思ったか当時のことは覚えていませんが、良い思いはしなかったでしょう。
今思えば、母親は自分のメッキが剥がれることをおそれ、
さらに日々のストレスと誰にも相談できない鬱憤で気持ちが一杯一杯だったのだと思います。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
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