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posted by fanblog

2016年06月07日

親として子どもへしつけたい唯一のしつけ。「自分自身を信じて好きになること」

北海道の置き去り事件があって虐待としつけの境界線とは?
という議論がいろんなところでされています。

田野岡大和くんが無事に救出されたことは本当に良かったと思います。
ああいうことはあってはいけないし、やり過ぎで虐待といわれても仕方がない
面もありますが、正直、感情的になってしまうと同じようなことをしてしまう親という
のは実際多いのかもしれません。

冷静なときは、誰だって振り込め詐欺にも騙されないでしょうし、テレビの事件だと理性ある判断や
思考が働くものです。しかし、いざ感情的な一面が押さえられなくなったとき大人といえども、
未熟な姿が露呈することになるでしょう。

私自身も未熟な親ですので、もし同じような境遇だったら山に置き去りにしたか
どうかはわかりませんが、なにかしら別な方法で懲らしめようとしたかもしれません。

とても人ごとの事件とは思えない気持ちで見ていました…

■しつけは信念さえあれば、何でもあり?!

ワイドナショーで松ちゃんは、しつけか虐待は、「その親の信念があるかどうかだ」
みたいな話をしていました。そういう見方もあるのでしょうが、私にはあまりしっくりきませんでした。
親の信念が間違っているということも大いにあるからです。

たしかに昔の人間の方がそのあたりの信念が強い人が多かったのかもしれません。
時代背景や、物がない時代、国民が経済拡大へと邁進していくという最中でもあり、
あまり選択肢も多くはなかったとも言えるかもしれません。選択肢がない分迷いがない。
情報も現代のようにネットがあったわけでもなく、錯綜しない。

いい方が悪いですが、今より昔の国民の方が賢い消費者だったとはいえないのではないでしょうか。
現代は、毎日情報の渦に飲み込まれそうにながら生きている人ばかりでしょう。
その情報の渦に巻かれて現実逃避をしたり、葛藤したり、悩んだり、何が正しいかを突き詰めすぎて
何が正しいのかがよりわからなくなるというオーバーフローした状態です。

■完全なる正義など存在するはずもないのにそれを追い求めようとする矛盾。
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人によって価値観は千差万別。大人といえども子どもといえどもさまざまです。
しかしながら、親となるとなぜか自分の親が思い描いていた理想を子どもに求めている
自分がいたりします。勉強もできて、運動もできて、良い大学、良い会社に入り、良いパートナーを
みつけて、孫を見せて欲しい…そして幸せに暮らして欲しい…なんてことを。

幸せに暮らして欲しいという理想像は、あくまで親の理想です。子どもの幸せはそこになかもしれないのです。
ロックンロールで破天荒に生きたいかもしれませんし、大学など行かずに働きたいかもしれません。
自分が叶えられなかった思いを子どもに託そうとする親もたくさんいます。自分がなりたかったけど、
なれなかった職業を子どもにごり押ししたり…もうこの押しつけ自体が虐待なんですけどね。

はたして親はしつけるって何を教えれば良いのでしょうか。本当に教えたほうが良いことは、
礼儀作法やマナーということだけなのでしょうか?最近思うのは、しつけが必要なのは自分の方
なのではないかと思います。毒親から間違ったしつけをされた人間が他人にしつけなど容易に
できるものではありません。

■子どもをしつけるまえに、親が自分を信じて自分を愛しているかが大切
043350.jpg

未だに教えてあげられていないと思うのは、自分で自分を信じて、好きになることです。
人間にとって不安を少しでも減らして、幸せを感じやすい体質になるには、自分自身を
好きにならないことには始まりません。これはナルシスト的な好きではなく、周りから何を
言われようが自分を信じ、自分だけは自分を裏切らない。そして自分を大好きであること。


これは子どもにいくら言葉で理屈を並べたところで学ばせることはできません。なぜなら、
親が自分で自分を信じて、自分を愛している人でないと、常に矛盾したことを教えることに
なるから
です。

自分で自分を裏切らない。信じる。愛する。これを真っ先に実行した方が良いのは
私自身
であったりします。そんな風に考えると、子どもをしつけるということに固執せず、
むしろ、子どもに自分の未熟な一面を育ててもらっているのだという気持ちで向きあうことも
できるかもしれません。言うことを聞かなくて毎日イライラした日々を過ごしても親の受け止め方が
未熟ですと、親も子どもも未熟なまま同じ空間を過ごすことになってしまいます。

未熟者同士が摩擦を繰り返せば、喧嘩が起き、言葉で埒があかないと実力行使ということも
でてくるでしょう。こういう感覚が大きくなれば戦争なんて簡単に起きてしまうわけです。

自分のことを好きになれないのに、子どもには自分を信じろ!とか自分を大切に!なんて
本当冷静に考えれば笑っちゃいます。自分ができないことを子どもに求めるのではなく、
自分で実行できるよう自分を見つめ直すという時間が、未熟な親には一番必要なのかもしれません。

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この記事へのコメント
くふら様

心のこもったメッセージありがとうございます。
子どもに対するしつけについては、いろいろとこれからも議論されそうですね。
最終的には子どもに対して親の自己満足でなく、愛情がしっかりつたわっているかという
点をよく考えていかないといけないと実感します…

くふら様のように自分を守るためといえども、自己責任のもとで生きていこうという
一貫性がある方だと、意外と悩みがあまり出てこないのではないかと思ってしまいます^^
基本的に私をはじめ自分に責任をもちたくない様な大人たちが、他人に責任転嫁する未熟な
心をぶちまけフラストレーションが溜まったりしていますから、これが自分で決めたことは、
自分の責任と思い込めるということはすばらしいことだと思います。

その思考ですと、あまり奥様にも期待しすぎず、自分で選んだ妻なのだから
と割り切れて落ち込むことも少ないのかなぁとも感じます。

私は毎日が自分の感情をいさめることに精一杯で勉強になります^^
Posted by 管理人 at 2016年06月09日 02:35
北海道の置き去りの件は、本当に偶然が重なって奇跡的に無事でよかったです。
しかし、子供に簡単に侵入されて、かつそれを数日間気づかない自衛隊って大丈夫なのか、そちらのほうが不安です。
私はさすがに車ではしませんが、徒歩だったら、たぶんするだろうと思います。
ただ、子供が一人になったところを物陰から見てるでしょうけど。
というか、どうするのか観察したいというのがあるので・・・だから、車ではなく徒歩の時しかできないんですが。

それはさておき、私の場合、以前のコメントでも書きましたが、両親とも思い込みが激しく、しかもそれが間違っていることが多かったので、消去法で信じられるのが自分しかいないという状況になってしまっていました。
ですから、もともと自分に自信があるとかそういったことではないんですよね。

そして、当時、自己防衛のために私が考えたのが、自分のことは自分が最終判断を下すことにしたということでした。
たとえ親から言われたことに従うときであっても、それは、親の言うことを採用するという判断を下したのは自分だと思うようにしました。
まぁいくら親とはいえ、恫喝などはあったとしても、物理的に従わざるえを得ないような強要をする機会はまずないわけで、従うか従わないかの選択は本人にあります。
ただ、従わなかったときに親がどうするかということはありますけど、それも含めての判断です。

自分で判断を下した結果が良いものであれば、自分は賢いと思いっきり自惚れることにしました。結局それが自信につながるわけですが。
もし、悪い結果が出たとしても、それは自分が下した判断なので、人を恨むような状態になりません。
悪い結果になる環境を作った人は恨むかもしれませんが。
さらに、次回同じような判断をしなくてはならないときはこうしようと考え、失敗するリスクが一つ減ることになるわけです。

これが、うちの嫁の場合は正反対でして。
たとえば、外出するときに服を二つ持ってきて、どっちがいい?なんて聞いてきたりします。
で、こっちがいいというと、でもそっちはこうこうこうだから・・・なんて思いっきり反論したりして、だったら、最初から自分の思うようにすればいいのにと、けんかになるんですね。
それでいて、外出した結果、その服では寒かったりあるいは暑すぎたりすると、帰ってきてから、私に散々文句を言います。
たぶん、自分の判断に自信がなくて、失敗したときの責任を転嫁する保険を掛けているのだろうなと。
そうやって、他人に原因を求めるものだから反省をしないし、反省をしないから本当の原因がわからないし、本当の原因がわからないからその対策もとれず、何度でも同じ失敗を繰り返します。
見ているほうが、よく懲りないもんだと感心するくらいです。
Posted by くふら at 2016年06月07日 23:13
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