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2015年10月08日

2015年10月07日のつぶやき




2015年10月07日

アスペルガー症候群の「悪気がない」からあやまることができない問題点。

アスペ嫁と長い期間一緒に生活をしていることで、
本当に苦痛に感じることも今までも今現在も数え切れないほどあります。

ただ、良い面として考察していくと、私自身、自分の考え方を
より掘り下げて考えるきっかけになったということは言うまでもありません。

アスペルガー症候群の人と同じ時間を共有していて問題となるのは、
受け止め方やコミュニケーションの仕方の特殊性と言いますか。

アスペルガー症候群などの、自閉症スペクトラムの人間に限らず、
誰にしても受け取り方の癖などは多かれ少なかれあるものです。

アスペはそこが特に突出していることが多く、感覚を理解されない
ということが多くなります。
アスペ嫁の場合は「五感の違い」この目に見えない感覚が、
そもそも違うんだと言うこと。

「そんなの当たり前じゃん」と大人なら思えるのですが、
この五感の感覚が超過敏であったり、超鈍感であったり、極端
だということがなかなか一般の人には理解できにくい物なのだろうと思います。
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コミュニケーションの中で問題となるのは、アスペ嫁の場合は、
脳にひらめいたことを、特にオブラートに包むことをしないままアウトプット
してしまうことが多いと言うこと。

私たちは、大人になると、何も考えるつもりが無かったとしても、
自動思考が頭を働かせています。だから当然のように、
「今ココでこんな話をしたら相手が傷つく」とか、
「こういう言い方をすると相手が誤解する」とか、
そういうことまで瞬間的に判断できる物です。

自分は瞬間的に当たり前に判断できるから、私たちは、
アスペがどうして気が利かないのか、どうしてそんな酷いことを
唐突に言うのか理解が出来ません。

しかし、脳の構造が違うわけですから、理解しろと言われても
できなくても普通なんですよね。

本当にアスペの人は、「皮肉」もわからないけど、自分でもいいません。
これはいい人だからというわけでなく、言っても意味が分からないからです。

こちらがひどいとおもうことでも、アスペ嫁からすると「悪気が無いこと」が
ほとんどで、悪意を持って発言していないことが大半なのです。

アスペ嫁本人からすると、「悪気がないのに、自分はなにも悪いことしてないに野相手が怒った」
ということが日常生活の中で、良く起こってしまうのです。



この場合、一番効果的で無い方法は、「怒ってアスペ嫁を怒鳴り散らすことです」
こちらが怒ると、アスペ嫁は「騒音」という聴覚しか働かず、内容など全く耳に入りません。
意味が分からないけど、この騒音を止めるために、とりあえずあやまっちゃったりします。

それか、逆に、自分が悪いと思っていないことを貫いて、
悪くないのに誤る必要が無いと、逆に切れてしまったり。
これはアスペ夫によくみられる現象かもしれません。

対応策は、怒らないで、説明するしかありません。
当たり前の感覚を、幼稚園児に説明するようにしないと理解できない
ということが間々あります。

ココで問題となるのは、私たちの感情のコントロールになります。
これが出来ないとどんどん雲いきが怪しい生活になっていきます。
結果的にアスペパートナーと上手くやっていくには、自分の未熟さを
しり、自分の感情を上手くコントロール出来るようになることが一番の
近道になるというわけですね。

もちろん、簡単では無いですが、相手に100万回苦言を呈するより、
自分の精神を鍛えた方がより生活には有効だということをアスペ嫁は
教えてくれたのかもしれません^^





2015年10月06日

一方通行のアスペ嫁とのコミュニケーション。夫婦としてどう受け止めるべきか。

アスペ嫁は、見方を変えれば面白い生物なのかもしれません。

ある意味、普通の人間では考えられないような感覚や発想で
毎日なにがおこるかわかりません。

ハラハラドキドキ…

でも、結婚生活ってそういうものを求めていないんですよね。

私の場合は、子どもの頃から求めていた「安心感」というものを
結婚という中に、パートナーの中に期待していたのだと思います。

いわゆる結婚をゴールと思っていたんでしょうね。
親は、結婚して子どもを作ってくれるのが親孝行だって
言ってましたし、自分も1人前の人間としてパートナーも
みつけて、相思相愛でもういうことなし!

しかしそれは、安心感とは違います。

周りからの評価は世帯を持って1人前に見えますが、
中身はなにも変わっていません。むしろ結婚したことにより、
今まで満たされなかった気持ちや、安心感は当然パートナーが
補ってくれると思っていましたから、アスペ嫁がこれを満たしてくれない
とわかるとそれを受け入れられない自分との葛藤が始まるわけです。

アスペ嫁が、どんなにおかしな発言をしようが、
どんなにおかしい行動をしようが、付き合っていたときは
どうして均衡を保てたのか?

それは私自身が受け止められるだけの余裕を持っていた
ことと、相手にもっとこうなって欲しいという期待が
殆ど無かった
からです。

このぐらいの距離感でのつきあい方が一番良かったのかもしれません。

結婚して夫婦となり、一番かなしい、寂しいと思うことはなんでしょう。
それは、やはり一方通行であるコミュニケーションです。

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こちらも言葉のキャッチボールが得意ではありませんが、
アスペ嫁はキャッチボールどころか、私が投げた玉を掴みもしないんです^^

そして、こちらは待ちぼうけ。何年経っても待ちぼうけ。

アスペ嫁は、自分の脳みそが働くときは一方的に何発も
玉を浴びせてきます。関係ない話で。それで終わり。

これが一緒に生活していて一番辛いことでは無いでしょうか。

人間本当にひとりぼっちの時よりも、複数一緒にいる中で
ひとりぼっちの時の方が苦しさが倍増するらしい
です。

夫婦で無くてもコミュニケーションというのはできないと
困る場面が出てきますが、最愛だと思っていた人間と
言葉のキャッチボールが出来ないというのは、なかなか
割り切って納得できるものではありません。

ある意味、夫婦として継続してやっていく一番の問題点でもあります。

なんとなく、理解してくれない相手を献身的にサポートしている人が、
ACとしては自己犠牲で自分を美化できる一面もあったりします。

自分が思い描く夫婦の理想像を求めて期待して生活を続けても
幸せな気分には絶対的になれないでしょう。

それであれば、離婚をした方がわかりやすいです。

長年夫婦生活を続けると、色々な感情も上乗せされてきます。

ACは、恩を恩で返してもらわないと気が済まない点もありますが、
受けた苦しみは、同じぐらい相手に返したいという気持ちも持っています。

アスペパートナーを配偶者に持つ場合は、片方が献身的にサポート
するという形になりやすいため、サポートしている側が不満が残りやすいです。

無意識に自己犠牲をして恩をあげているのに、返してもらえない鬱憤。
積年の受けた苦しみや辛さを、同じぐらい相手に返したいという復讐心。
こんな気持ちが毎日脳でうごめいていて、すっきりしない毎日が続きます。

不満は高利貸しのように、利息が付いて増えていくばかりです。
夫婦は簡単にはいきませんが「自分の中で徳政令をだして気持ちをすっきりさせる」
ということが新しい第一歩なのかもしれません。

過去の嫌なことも、不満も「チャラ」にしましょう。条件も無しで。
そんな気持ちで毎日過ごすことが出来れば、すごくいいですよね。

「チャラ」というのは大げさですが、過去のいやだったこと、
パートナーの信じられない行動や発言をなんども思い出して
嫌な思いをしても何も良いことはありません。

嫌なことがあったかもしれないけど、自分は自分であると。
相手に執着しすぎない夫婦がうまくいく秘訣なのかもしれませんね。





一緒にいてもひとり アスペルガーの結婚がうまくいくために

2015年10月05日

引っ込み思案や恥ずかしがり屋な人って、実は利己的主義者!?

わたくし、AC夫は幼い頃は引っ込み思案で恥ずかしがり屋なタイプ
だったように思います。もの凄く緊張してしまうタイプでもあり、
小学校の教室で立って音読するだけでもドキドキでした。

大人になるにつれ、子どもの時ほどではありませんが、
根っこは変わりませんので、そう言う気質が今でもあります。

自分の幼少期をアダルトチルドレンとか、毒親の元で育ったなど
産まれ持ったポテンシャルとは別の観点から考察した場合に、
あることに気づかされました。

「なにがそんなに恥ずかしかったのだろう」
「どうしてそんなに引っ込み思案だったのだろう」
「なんでそんなに緊張してしまうのだろう」


そんなこと考えもしなかったのです。

小さい頃から母親に、
「あなたは引っ込み思案だ!奥手だ!」
「恥ずかしがり屋だ!緊張しいだ!」

とも良く言われていました。

それを言われるのが自分ではどこか嫌な気分があったのかも
しれませんが、いつしか自分はそう言う人間なんだと
自分にレッテルを貼って生きてきたような気もします。
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〇なぜ恥ずかしいのか?
一番根本にあるのは、良い格好しいだということ。
そして、逆を言えば、失敗=恥ずかしいという
意識しか頭に無かったこと。

幼少期から既に母親の白黒思考が身についているのです。

成功か失敗か。失敗は恥。

〇なぜ引っ込み思案か
これも同じような要素で、自分が発言したことが
受け入れられなかったら自己否定されたと感じるから、
なかなか自分の思いをストレートには言えない。
万人受けする発言=良いことで正義
否定される発言=悪いことで悪

否定されるのが怖くて、はっきりした意見がいえない。

〇どうして緊張しやすいのか。
全て共通していますが、失敗したくないという気持ちが強い。
失敗は悪いことで、駄目な人間であるということが
根底にあった気がします。

そして、たいして努力をしていないのに、
格好だけはいっちょ前につけたがるという
良い格好しいなのです。

本当の自分の力量がどこかで分かっているはずなのに、
妄想で良い格好をみせたくてしかたがない。

そして、その妄想で描いた自分の良い姿だけが
自分の中で成功であるとうつっているため、
そうならなければ、自分は失敗することになる。

非常に確率が低いものを力も無いくせに期待して狙っているから
緊張するんです。そして失敗して周りからの評価を落としたくない
という気持ちも大いにあると思います。


根っこにあるのはオールオアナッシングじゃないですか!


周りからの評価ばかり気にする種を植え付けられて、
開花しちゃったのでしょう。攻撃的なタイプでは無いため、
おとなしくて、引っ込み思案と言われますが、

実は、超利己的な考えが根底にあったのですね。

そもそも失敗することが悪いことと思わなければ、
自分の力量以上に格好付けようと思わなければ、
周りの評価がどうであっても自分は自分だと思えれば、
恥ずかしかったり、緊張したりってしないんだと思います。

だから、今でも恥ずかしかったり、緊張したりするときは、
自分に「失敗しても良いんだよ。死ぬわけじゃないし」
声を掛けてあげるようにしています。

そうすることで、少し肩の荷がおります。
良い格好しいなのも卒業していきたいです^^

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2015年10月04日

共依存の対象者を変え続けて自分が満たされる場所を渇望してきたAC夫の人生 その2

自分がもの凄い依存体質なのだと自分自身で
意識が芽生えたのは本当に最近になってからです。

自分の思うようにならない生活、子供達、嫁、
こういうことに直面して余計に自覚することになりました。

「それまでは、結構世の中って自分の思うようになるもの。」
という甘ったれた感覚が潜在的にあったのだと思います。

ですから、自分の思うようにならないときなんかは、
依存対象に逃げ込んで誤魔化して生活していたともいえます。

お酒に溺れてみたり、タバコで誤魔化したり、
女に溺れたり、ギャンブルをしてみたり…
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共依存の人をそばに置くことで自分を自分で保っていたとでも言いましょうか。

お互いがAC同士だと、持ちつ持たれつの関係に陥りやすく
どちらかが疲弊するまで関係は続き、それでも客観主義者同士ですから、
なかなか相手のことを同情してしまい離れられないと言うことも起きます。

しかし、アスペルガー症候群のパートナーがいる場合は、
早々に疲弊した生活を味わうことになるわけです。

ギブアンドテイクだと思っていた世の中、夫婦関係、結婚、
結婚式まで盛大に挙げて、神に誓ったあの約束はなんだったのか!
と怒りさえこみ上げてきてしまうのです。



共依存という均衡が大幅に崩れることで、私はこれはおかしい。
相手がおかしい、相手がおかしいとずっと思っていましたが、
自分もおかしな所はあるなぁと感じるきっかけになったのは
いうまでもありません。

おかしい=悪いことというのではなく
自分が未熟な大人なんだと素直に思えたのです。

共依存ということが気づいたからと言って、全てが良くなるわけではありません。

しかし、今のままもし離婚をしたとしても、
人生が上手くいかないのは、元嫁のせいだ!と
自分を省みることなく、また別の依存対象者を
探し始めるという行動に出るのだろうと思いました。

そう考えると今自分が出来る事は、アスペ嫁のために
尽くすことでも、子どものために自分を自己犠牲すること
でもなく、自分が一人でも幸せに感じられる自分を
取り戻すこと
なのだろうと思えたわけです。

自分が満たされる場所を、「物」「人」「行為」に
もとめていましたが、幸せになるためには、自分が満たされる場所は
自分の脳の中
に構築しないことには始まらないのだと感じました。

今現在私は、酒もタバコもギャンブルもすっかり未練無く
止めることが出来ました。道のりは長かったですが^^
あとは、アスペ嫁に対する期待や子どもに対する期待ですかね^^

周りに評価されなかったとしても、自分が自分を評価して
満足できる生活ができるようになると心は少し軽くなるのかもしれません。

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2015年10月03日

共依存の対象者を変え続けて自分が満たされる場所を渇望してきたAC夫の人生 その1

「共依存」という言葉って結構耳にしたことがある人は多いと思います。
しかし、自分が共依存だと思っている人って意外と少ないんです。

夫婦でも親子でも職場でも色んな所へ紛れ込んでいます。

そのぐらい、生活の中にうまーく溶け込んでしまっている共依存。

ACの回復や改善の大半は、この共依存との卒業することが大きく関わってきます。

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AC夫である私が共依存という言葉を知ったのは、いつぐらいだろうか。
大学生ぐらいの時には耳にはしていたことがある言葉であります。

しかし、中身は全く分からず。なんとなくお互いに依存し合っているイメージだけ。
感覚はそういうことなのですが、非常に奥が深い共依存。

自分でその行動が共依存であると思っていない無意識な行動であることが多くなります。

アスペ嫁に感謝しなくてはいけないとすれば、自分がACだと、共依存だと
否が応でも気づかせてくれたことでしょうか^^

言い方が悪いですが、こんな嫁でなかったら自分が共依存である
というところまで追い詰められなかった
ような気がします^^

今現在も共依存と闘う日々でありますが…

幼い頃から私は共依存の対象者をとっかえひっかえして現在に至ります。
主に人であったり、物であったり、行為であったり、もの凄く依存体質でした。
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幼少期から青年期にかけては、共依存対象者は「母親」です。
母親の笑顔を見たくて、良い子を演じるわけですが、見返りはあまりないので、
心は満たされない日々が続きます。
「こんなに良い子にしているのに」という気持ちが破裂するまで我慢することになります。

高校生ぐらいになると、そんな満たしてくれない母親から、
同世代の女の子へその気持ちは移行する
ことになります。
好きになって付き合うことになって、初めはいいのですが、
自分の全てを理解して受け止めてもらおうと執着しすぎるところ
があった気がします。「彼女」に共依存をする日々

どんなに好きになっても、自分好みの可愛い子でも、
自分を全て満たしてくれるという人はいるはずもなく
別れてはまた違う依存対象の彼女をみつけて最初の1年ぐらい
は上手くいく感じだったでしょうか。

大学生になると、ようやく母親から離れて自立するチャンス
でもありましたが、共依存の人が離れてしまうと味わうと言われている
虚無感や空虚感をひとりになって体感
することになります。

ここでは、時間も自由にあったこともあり、「酒」「タバコ」「ギャンブル」
あたりで、その寂しさを一生懸命紛らわそうとしたのだと思います。
気がついたときには、この3つは自分の精神安定剤的な役割を果たすように
なっていたかもしれません。そのぐらい依存していたと思います。

つづく


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