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2015年12月12日
時代によって常識は変化する!多様化した価値感と受け止める器の広さ。(その2)
⇒時代によって常識は変化する!多様化した価値感と受け止める器の広さ。(その1)からの続きです。
■「坊主丸儲け」と感じていながら、疑問をぶつけられなかった先人達。
最近は、こういった価値感も変化しつつあります。
人口減少や過疎化などの問題で、各市町村にある、神社は氏子がいなくなり朽ち果て、
別の神社へ合祀されたり、地方のお寺の多くは、お坊さんがいないなんてことも普通です。
お葬式の時だけ、ちゃっかりお坊さんは顔を出しますが、それ以外は地域との関わりはなし。
そのわりに、お布施だ、戒名料だとヤクザまがいの「お気持ち」という不明瞭会計をする。
「お布施は仏様に捧げる物なので金額はいくらとは言えません。」
もちろん本来の意味からすると理にかなった答えなのかもしれないですが、
今の時代じゃ通用しなくなってきましたね。
酷い言い方をすれば、詐欺師の常套句のようにもなってます。
こんなことを言いながら、海外製のスポーツカーで、葬儀に駆けつける坊主の気は
もっと気が知れません^^(これは私が実際何度も体験したできごとです)
昔は、見栄を張ってでも恥をかかないために、周りの人がいくら包んでいるのかを確認して
体裁を保つなんてことが日常茶飯事だったと思います。檀家でしょうしね。
私たちは、分からないことは不安がつきまといます。そして正しいことをしようと、
右へならうので、物事の本質を考えると言うことを放棄してしまった時代なのかもしれません。
今は、お葬式や、お墓の概念や価値感はかなり変わりつつあります。
昔のように誰も坊さんに疑問を持たない「坊主丸儲け」の時代は終わりつつあります。
■暗黙の了解という常識から、明朗会計が常識の時代へ!
[お坊さん便] 法事法要手配+戒名授与チケット (移動なし)
何年か前に、スーパー大手のイオンが葬儀などのサービスをわかりやすい料金体系で参入しました。
そして、最近ではあのネット通販大手のAmazonが、坊さんレンタル(お坊さん便)を開始したというのは、
衝撃的なニュースでした。(上記画像リンクを参照してください。)
最低35000円で読経してくれるというからわかりやすい。一般的には数十万を布施として包むことが
常識的になっているようです(地域によって異なります)が、これであれば後腐れなしですね。
お葬式自体もやらないで、直葬といって、直接火葬する人もでてきました。
これは、価値観の変化もありますが、経済的な面を考えてという人が増えていることも事実です。
お墓に関しても、いままでのようにお寺の檀家になって、永代使用料など支払い墓地を借りる
というスタイルは先細りになってきています。100万円〜200万円程度だして立派な墓石をたてる
ことが昔はステータスだったのでしょうが、疑問を感じる人が増えてきたことも事実ですね。
墓石にその金額の価値を見いだせる人もいれば、そうでない人もいる。
これは、どっちが正しくてどっちが間違っているとははっきりときめられないことです。
これだけ多様化してきた価値感の中でも、従来の常識ではない方法を選択すると言うことは、
さまざまな障壁があったりします。どんなにこちらが価値感の正当性を誇示しても、周りの親族や
知人は、同じ価値観であるとは限らないからです。
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)は障害ではありますが、これもひとつの価値感と
すれば、こういった日本文化のように、実際の社会へ認知されて浸透していくまでには相当の
時間がかかると思われます。
あと何十年かかるのかは分かりませんが、徐々にこういった発達障害が社会的に認知度が
高いものとなり、新しい受け止め方や価値感が生まれていくかもしれません。
私たちはどうしても、「今の常識、自分の常識が世の中のすべて」という発想に凝り固まってしまいがち
です。多様化した世の中と、一風変わったパートナーと共存していくためには、さまざまな
選択肢を持つことが重要ですね。自分自身のために柔軟な頭の切り替え方をマスターすることが、
最終的には家族のため社会のためになって、幸せな自分へと帰ってくるのではないかと思います。
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2015年12月11日
時代によって常識は変化する!多様化した価値感と受け止める器の広さ。(その1)
「自分の小さい頃はこうだったのに」
「最近の若い者は…」
年を取ったからなのか、偏屈になってきたのか、そんな言葉が脳裏に浮かぶ
ことが増えてきたように感じます。これは、自分の歩いてきた時代時代が、
本人からすると常識という枠内であって、それ以外の価値感は非常識に感じてしまったり、
受け入れられなかったりと言う気持ちがあることも影響しているのではないでしょうか。
誰でも、自分の知っている時代を美化して記憶している面があり、それが俗に言う
ジェネレーションギャップということにつながるのでしょう。
でも、これってもっと簡単に考えれば、要は頭の柔軟性が低下してしまい、考え方が
保守的にもなり、狭い自分の価値感という視野でしかものごとをみることができなくなって
いるという状態です。
立場が変われば、視点も変わるということや、色んな価値観が合って良いんだという
風潮はまだまだ日本文化にはなじんでこないものなのかもしれません。
■神仏習合の日本の変わった形の冠婚葬祭
日本の文化って、昔からはっきり言わないことや比喩を用いて表現することが美徳だったり、
詫びサビがあったり、という価値感があります。こういう方が知的に見られたり、人間的に
価値があったりという風に見られるわけです。この感覚から外れるような人間は、蔑んだ
目でみられて、相手にされなくなったり、変人扱いされたりするわけです。
神も仏もいるとされている日本の文化。面白いのは冠婚葬祭です。
私たちは、生まれてから、さまざまな冠婚葬祭と関わりながら生活をしてます。
・生まれる前に安産祈願で、戌の日でお参りする(神社)
・生まれた後、お宮参りする(神社)
・七五三のお祝い(神社)
・成人式(神社)
・お葬式(お寺)
これが常識で、これ以外や、これを行わないなんて言うことは非常識!
という価値感で、親から刷り込みをされて大きくなってきたのです。
インドや中国、韓国などの文化が混ざった神仏習合の日本。
これらの行事は、宗教行事というか慣例というイベントになって定着して
しまっていると考えた方が良いかもしれませんね。
「私は無宗教だから」という人でも、生まれてから亡くなるまでには、
どれか1つぐらいは経験するでしょう。これが日本で言うところの常識になって
いたからですね。現在もこれらイベントを常識だと思っている人の方が圧倒的に多いですが、
やらない人や、別の方法でやる人もでてきています。
■ハロウィンも七五三も本当の意味を知っている人なんて実際少ない。
歴史は浅いものの、クリスマスやバレンタイン、そして最近ではハロウィンなども
立派なイベントになっていたりします。これらを快く思わない人達からは、
「ハロウィンやクリスマスの本当の意味も知らないで馬鹿騒ぎしやがって!」と、
思う人もいるでしょう。
でも、大衆の心理とは、そんな哲学的な深い意味を知る必要などなく、
なんとなく、皆がやっているから…とか、テレビでやっているから…という
間接的な誘導によって形成されているものなのだと思います。
そして、もうひとつは、宗教的な深い真理に共鳴して行事を行うのではなく、
商業的な意味合い、経済効果的な意味合いという背景がより色濃くなっていると
言うことは間違いありません。
日本の文化だからと、七五三やお葬式などの本来の意味を細かく説明できる人が
どれだけいるでしょうか。なんとなく、周りがやっているから同じ方法でやるという人も
多いのです。右へならえが得意な日本人体質と言いますか。
それでも外国からきた文化にはケチを付けたくなるのですから面白いものです。
そのぐらい、誰もが自分自身が思う常識こそが正しいという価値感を持っているという
ことなのかもしれません。
つづく
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
「最近の若い者は…」
年を取ったからなのか、偏屈になってきたのか、そんな言葉が脳裏に浮かぶ
ことが増えてきたように感じます。これは、自分の歩いてきた時代時代が、
本人からすると常識という枠内であって、それ以外の価値感は非常識に感じてしまったり、
受け入れられなかったりと言う気持ちがあることも影響しているのではないでしょうか。
誰でも、自分の知っている時代を美化して記憶している面があり、それが俗に言う
ジェネレーションギャップということにつながるのでしょう。
でも、これってもっと簡単に考えれば、要は頭の柔軟性が低下してしまい、考え方が
保守的にもなり、狭い自分の価値感という視野でしかものごとをみることができなくなって
いるという状態です。
立場が変われば、視点も変わるということや、色んな価値観が合って良いんだという
風潮はまだまだ日本文化にはなじんでこないものなのかもしれません。
■神仏習合の日本の変わった形の冠婚葬祭
日本の文化って、昔からはっきり言わないことや比喩を用いて表現することが美徳だったり、
詫びサビがあったり、という価値感があります。こういう方が知的に見られたり、人間的に
価値があったりという風に見られるわけです。この感覚から外れるような人間は、蔑んだ
目でみられて、相手にされなくなったり、変人扱いされたりするわけです。
神も仏もいるとされている日本の文化。面白いのは冠婚葬祭です。
私たちは、生まれてから、さまざまな冠婚葬祭と関わりながら生活をしてます。
・生まれる前に安産祈願で、戌の日でお参りする(神社)
・生まれた後、お宮参りする(神社)
・七五三のお祝い(神社)
・成人式(神社)
・お葬式(お寺)
これが常識で、これ以外や、これを行わないなんて言うことは非常識!
という価値感で、親から刷り込みをされて大きくなってきたのです。
インドや中国、韓国などの文化が混ざった神仏習合の日本。
これらの行事は、宗教行事というか慣例というイベントになって定着して
しまっていると考えた方が良いかもしれませんね。
「私は無宗教だから」という人でも、生まれてから亡くなるまでには、
どれか1つぐらいは経験するでしょう。これが日本で言うところの常識になって
いたからですね。現在もこれらイベントを常識だと思っている人の方が圧倒的に多いですが、
やらない人や、別の方法でやる人もでてきています。
■ハロウィンも七五三も本当の意味を知っている人なんて実際少ない。
歴史は浅いものの、クリスマスやバレンタイン、そして最近ではハロウィンなども
立派なイベントになっていたりします。これらを快く思わない人達からは、
「ハロウィンやクリスマスの本当の意味も知らないで馬鹿騒ぎしやがって!」と、
思う人もいるでしょう。
でも、大衆の心理とは、そんな哲学的な深い意味を知る必要などなく、
なんとなく、皆がやっているから…とか、テレビでやっているから…という
間接的な誘導によって形成されているものなのだと思います。
そして、もうひとつは、宗教的な深い真理に共鳴して行事を行うのではなく、
商業的な意味合い、経済効果的な意味合いという背景がより色濃くなっていると
言うことは間違いありません。
日本の文化だからと、七五三やお葬式などの本来の意味を細かく説明できる人が
どれだけいるでしょうか。なんとなく、周りがやっているから同じ方法でやるという人も
多いのです。右へならえが得意な日本人体質と言いますか。
それでも外国からきた文化にはケチを付けたくなるのですから面白いものです。
そのぐらい、誰もが自分自身が思う常識こそが正しいという価値感を持っているという
ことなのかもしれません。
つづく
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2015年12月10日
昨日、テレビでやっていた「世界仰天ニュースのアスペルガー症候群特集」を見てみた件。
昨日12月9日は、世界仰天ニュースでアスペルガー症候群の女性の半生が題材でやっていました。
(ツイッターで教えて下さったHiroyuki Harada様ありがとうございました!)
昔は相当のテレビっ子だった私ですが、アスペ嫁との生活やアスペ息子のことで頭が煮詰まってくると、
テレビから流れてくる情報さえも頭でまとめきれなくなっていた時期がありました。
そのため、数年前から、テレビを見るという習慣をなくしていたので、助かりました。
新聞のテレビ欄すら見なくなりましたから^^
私みたいなタイプは、余計な情報を蓄積しすぎて、頭でっかちになりオーバーヒートするので、
なるべく、脳のメモリに余裕を持てるようにしておいたというわけです^^
1時間という尺のなかで、アスペルガーの人の半生をまとめるのってかなり難しいですよね。
かなり、マイナーな事例がたくさんありすぎてどこかを取捨選択しないといけないから。
直子さんという少女の話と言うことで、もしかしたらアズ直子さんのことか?と思ってみていましたが、
やはりその通りでした。
この方は、自分で書籍も出しているので、アスペ関係者?は結構知っている人も多いかも。
⇒アズ直子さんのHP
初めてこの本を目にしたときは、あまりアスペに理解がなかったからもしれませんが、
「そっちも協力しようよ!」っていう気持ちが私の中で強かった気がします。
テレビの内容は、かなりコンパクトにまとめられてしまっているので、
アスペ相手に苦戦しているカサンドラの人が見ても特に即効性があるような
裏技的な内容もなかったと思います。
アスペ嫁と同じ同性という視点から見ると、ADHDである点やアスペルガーの大きな
特徴は似ていますが、超受動型のアスペ嫁とはジャンルが異なる積極タイプのアスペ
女性という感じがしました。
どちらかというと、男性の積極奇異型のアスペの人の方がしっくりくるかもしれませんね。
・テストはできるので優秀
・思ったことをはっきり言ってしまう。
・計算が苦手で、信じられない間違いを連発する。
・整理整頓ができない。
・子どもが母親に対してうんざりさせられている。
など部分的には同じなのですが、アスペもやっぱり百人いれば百人とも
細かい点が違うので、これがアスペルガーのすべてだと誤認をしてしまうのは危険ですね。
この方は、自分を改善方向へ持っていこうと独自に工夫したり、学習されたりして、
現在は社長をしているのですから、かなり積極的に自分自身と向き合っていることは
すごいですよね。でも、アスペといってもこういう人ばかりではないんです…
そして必ずこういう放送では、エジソンだとか、アインシュタインだとかもアスペルガーだった!
という内容が盛り込まれることが多く、「アスペ=天才肌」と世間の認知に歪みが出てしまう
ことは困ったものです。
実際は、そんなに天才ではないアスペルガーや発達障害の人も世の中にはたくさんいます。
歴史上の成功者と呼ばれるような人達は、後世になって評価されている人も少なくありません。
彼らも生きているうちは変人扱いされたり、私たちとは異なるストレスを受けながら生活して
いたのでしょう。
個人的には、アスペルガーだった著名人や歴史上の人物だけにスポットを当てるのではなく、
その人間をサポートした伴侶の話なんかが聞いてみたいですよね。
アスペルガーの人の取扱説明書は、ひとりひとりオリジナルのものを用意する必要が
あるため、私たちのようなサポートは非常に重要にはなってきます。
しかしながら、それだけのためい自己犠牲にして人生を捧げて、自分を良い伴侶だと
世間から評価を受けなくても良いのではないかと思います。
その自分への期待と、周りからの評価を気にするがために、その狭間で
自分の心(脳)をなんどもなんども痛めつけることになるわけですから。
実際の生活で身の回りに、あまり理解してくれる人がいないことは切ないですが、
ネット上では、こんなに同じような気持ちで苦悶しながら毎日を闘っている人達が
いると分かるだけでもうれしく思います。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
(ツイッターで教えて下さったHiroyuki Harada様ありがとうございました!)
昔は相当のテレビっ子だった私ですが、アスペ嫁との生活やアスペ息子のことで頭が煮詰まってくると、
テレビから流れてくる情報さえも頭でまとめきれなくなっていた時期がありました。
そのため、数年前から、テレビを見るという習慣をなくしていたので、助かりました。
新聞のテレビ欄すら見なくなりましたから^^
私みたいなタイプは、余計な情報を蓄積しすぎて、頭でっかちになりオーバーヒートするので、
なるべく、脳のメモリに余裕を持てるようにしておいたというわけです^^
1時間という尺のなかで、アスペルガーの人の半生をまとめるのってかなり難しいですよね。
かなり、マイナーな事例がたくさんありすぎてどこかを取捨選択しないといけないから。
直子さんという少女の話と言うことで、もしかしたらアズ直子さんのことか?と思ってみていましたが、
やはりその通りでした。
この方は、自分で書籍も出しているので、アスペ関係者?は結構知っている人も多いかも。
⇒アズ直子さんのHP
初めてこの本を目にしたときは、あまりアスペに理解がなかったからもしれませんが、
「そっちも協力しようよ!」っていう気持ちが私の中で強かった気がします。
テレビの内容は、かなりコンパクトにまとめられてしまっているので、
アスペ相手に苦戦しているカサンドラの人が見ても特に即効性があるような
裏技的な内容もなかったと思います。
アスペ嫁と同じ同性という視点から見ると、ADHDである点やアスペルガーの大きな
特徴は似ていますが、超受動型のアスペ嫁とはジャンルが異なる積極タイプのアスペ
女性という感じがしました。
どちらかというと、男性の積極奇異型のアスペの人の方がしっくりくるかもしれませんね。
・テストはできるので優秀
・思ったことをはっきり言ってしまう。
・計算が苦手で、信じられない間違いを連発する。
・整理整頓ができない。
・子どもが母親に対してうんざりさせられている。
など部分的には同じなのですが、アスペもやっぱり百人いれば百人とも
細かい点が違うので、これがアスペルガーのすべてだと誤認をしてしまうのは危険ですね。
この方は、自分を改善方向へ持っていこうと独自に工夫したり、学習されたりして、
現在は社長をしているのですから、かなり積極的に自分自身と向き合っていることは
すごいですよね。でも、アスペといってもこういう人ばかりではないんです…
そして必ずこういう放送では、エジソンだとか、アインシュタインだとかもアスペルガーだった!
という内容が盛り込まれることが多く、「アスペ=天才肌」と世間の認知に歪みが出てしまう
ことは困ったものです。
実際は、そんなに天才ではないアスペルガーや発達障害の人も世の中にはたくさんいます。
歴史上の成功者と呼ばれるような人達は、後世になって評価されている人も少なくありません。
彼らも生きているうちは変人扱いされたり、私たちとは異なるストレスを受けながら生活して
いたのでしょう。
個人的には、アスペルガーだった著名人や歴史上の人物だけにスポットを当てるのではなく、
その人間をサポートした伴侶の話なんかが聞いてみたいですよね。
アスペルガーの人の取扱説明書は、ひとりひとりオリジナルのものを用意する必要が
あるため、私たちのようなサポートは非常に重要にはなってきます。
しかしながら、それだけのためい自己犠牲にして人生を捧げて、自分を良い伴侶だと
世間から評価を受けなくても良いのではないかと思います。
その自分への期待と、周りからの評価を気にするがために、その狭間で
自分の心(脳)をなんどもなんども痛めつけることになるわけですから。
実際の生活で身の回りに、あまり理解してくれる人がいないことは切ないですが、
ネット上では、こんなに同じような気持ちで苦悶しながら毎日を闘っている人達が
いると分かるだけでもうれしく思います。
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2015年12月09日
アスペ嫁は、機動戦士ガンダムでいうと「ニュータイプ」なのか?
最近無性に、初期のガンダムがみたくなってDVDをレンタルしてみました。
30代から40代の男性なら、聞いたことがないという人はまずいないでしょう。
ガン消しやらプラモデルやら、カードダスやら、なんであんな物にお金をつぎ込んで
いたのか今となってはよく分かりません。
せっかくなので、子ども達といっしょに干渉することに…
本当はテレビ放送の全話がみたかったのですが、かなり時間がかかりそうなので、
3部作になっているものにしました。
数十年ぶりにガンダムをみることになり、童心に返ってウキウキしていました。
小さい頃なんて、何も細かいことなんて考えないでみているじゃないですか。
・これが一番格好いい!
・これが一番強い!
・悪い奴らをやっつけろ〜!
みたいな単なる懲悪改善ものみたいな感じで見ていたんですが、深いですね。
かなりカットされて編集されていたことは残念ですが、収録時間の都合上仕方ないでしょう。
わが子は、たんに機械がドンパチしているのが面白いみたいでした。
その中でもアスペ息子は、ドッカンドッカンと宇宙空間でモビルスーツが爆破されるのを
みて目をキラキラさせていました。爆弾魔とかにならなければいいですが^^
それでも、立ったり座ったりそわそわしないで、
全部見ることができたのはたいした成長だと思いました。
まあ、こちらが成長した思っているだけで、アスペ息子からしたら単に、アスペ特有の
集中力を発揮できていただけかもしれませんけどね。
ガンダムの世界は、アニメではあるのですが、かなり現実味を帯びた話なのだと、
改めて考えさせられました。正義(地球連邦)と悪(ジオン)が戦争を繰り広げている
イメージだったのですが、お互い自分たちの正義だという言い分があるんですね。
どちらがよいとは、価値感の問題で、片方からみると正義にみえることでも、反対からみれば、
悪にみえることもあると言うことは、現実世界でもかなり多くあることです。
ガンダムの中でキーマンとなってくる人達は、アムロレイやララァなどの「ニュータイプ」と
よばれる能力を持った人間です。必ずしも人間としての能力が高いということではなく、
目に見えない第六感的なものを感じられるというイメージでしょうか。
この作品の中では、モビルスーツを操ることが得意な能力のようにも映ります。
見た目は皆と同じなのに、何か異なる。なんかアスペ嫁っぽい…
毎日アスペ嫁をどうしたものかという意識が強すぎて、不覚にもガンダムをみている
途中に、アスペ嫁を「ニュータイプ」だと思えば少し面白く感じるかなぁなんて思ってしまいました^^
「そうか、自分はニュータイプと暮らしているから苦しいのか。」
ニュータイプ同士は引き寄せられるというし…
※単なるおっさんの妄想です。
ガンダムファンの人に、アスペとニュータイプを一緒にするな!と怒られそうですが、
大多数の人との「感覚の違い」という意味では、自分の中でしっくりきてしまいました。
感覚の違いをかえてくれ!という心の叫びは常にあります。しかし、感覚ですから
変えるなんていうことは、まずできないですよね。パートナーがアスペじゃなかったら
もっと幸せだったかもしれない…と自分にだめ出しを連日するときもありましたが、
その裏には、相手がアスペじゃなかったら自分のことをすべて受け入れてくれるだろうという
期待もあるわけです。
結局は、自分のことを自分で受け入れてないため、多かれ少なかれ相手に
依存しすぎてしまうというのは、やはり自分の中の問題でもあります。
そんな風に、ガンダムをみおわり、子ども達と「楽しかったねぇ」と感傷に浸っている中、
アスペ嫁は、子どもに「ねえねえ、ガンダムのガンって何のガンなの?」とか
意味不明な質問をしつこくしていました^^
「アスペいきまーす!!!」
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
30代から40代の男性なら、聞いたことがないという人はまずいないでしょう。
ガン消しやらプラモデルやら、カードダスやら、なんであんな物にお金をつぎ込んで
いたのか今となってはよく分かりません。
せっかくなので、子ども達といっしょに干渉することに…
本当はテレビ放送の全話がみたかったのですが、かなり時間がかかりそうなので、
3部作になっているものにしました。
数十年ぶりにガンダムをみることになり、童心に返ってウキウキしていました。
小さい頃なんて、何も細かいことなんて考えないでみているじゃないですか。
・これが一番格好いい!
・これが一番強い!
・悪い奴らをやっつけろ〜!
みたいな単なる懲悪改善ものみたいな感じで見ていたんですが、深いですね。
かなりカットされて編集されていたことは残念ですが、収録時間の都合上仕方ないでしょう。
わが子は、たんに機械がドンパチしているのが面白いみたいでした。
その中でもアスペ息子は、ドッカンドッカンと宇宙空間でモビルスーツが爆破されるのを
みて目をキラキラさせていました。爆弾魔とかにならなければいいですが^^
それでも、立ったり座ったりそわそわしないで、
全部見ることができたのはたいした成長だと思いました。
まあ、こちらが成長した思っているだけで、アスペ息子からしたら単に、アスペ特有の
集中力を発揮できていただけかもしれませんけどね。
ガンダムの世界は、アニメではあるのですが、かなり現実味を帯びた話なのだと、
改めて考えさせられました。正義(地球連邦)と悪(ジオン)が戦争を繰り広げている
イメージだったのですが、お互い自分たちの正義だという言い分があるんですね。
どちらがよいとは、価値感の問題で、片方からみると正義にみえることでも、反対からみれば、
悪にみえることもあると言うことは、現実世界でもかなり多くあることです。
ガンダムの中でキーマンとなってくる人達は、アムロレイやララァなどの「ニュータイプ」と
よばれる能力を持った人間です。必ずしも人間としての能力が高いということではなく、
目に見えない第六感的なものを感じられるというイメージでしょうか。
この作品の中では、モビルスーツを操ることが得意な能力のようにも映ります。
見た目は皆と同じなのに、何か異なる。なんかアスペ嫁っぽい…
毎日アスペ嫁をどうしたものかという意識が強すぎて、不覚にもガンダムをみている
途中に、アスペ嫁を「ニュータイプ」だと思えば少し面白く感じるかなぁなんて思ってしまいました^^
「そうか、自分はニュータイプと暮らしているから苦しいのか。」
ニュータイプ同士は引き寄せられるというし…
※単なるおっさんの妄想です。
ガンダムファンの人に、アスペとニュータイプを一緒にするな!と怒られそうですが、
大多数の人との「感覚の違い」という意味では、自分の中でしっくりきてしまいました。
感覚の違いをかえてくれ!という心の叫びは常にあります。しかし、感覚ですから
変えるなんていうことは、まずできないですよね。パートナーがアスペじゃなかったら
もっと幸せだったかもしれない…と自分にだめ出しを連日するときもありましたが、
その裏には、相手がアスペじゃなかったら自分のことをすべて受け入れてくれるだろうという
期待もあるわけです。
結局は、自分のことを自分で受け入れてないため、多かれ少なかれ相手に
依存しすぎてしまうというのは、やはり自分の中の問題でもあります。
そんな風に、ガンダムをみおわり、子ども達と「楽しかったねぇ」と感傷に浸っている中、
アスペ嫁は、子どもに「ねえねえ、ガンダムのガンって何のガンなの?」とか
意味不明な質問をしつこくしていました^^
「アスペいきまーす!!!」
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
2015年12月08日
発達障害や自閉症スペクトラムが遺伝だとすれば将来の日本はどうなる?(その2)
⇒発達障害や自閉症スペクトラムが遺伝だとすれば将来の日本はどうなる?からの続きです。
■自閉症や自閉症スペクトラムが多数派になる日もそうは遠くない?
こういったペースで、半世紀、1世紀と世代交代していくと、むしろ
日本の人口の大半が、自閉症スペクトラム気味で、アダルトチルドレンという
すさまじい世の中が待っているかもしれません。考えただけで背筋が凍ります^^
そして、今まで変人扱いしていた私たちは少数派へと追いやられるため、
今まで以上に、カサンドラ愛情剥奪症候群がひどくなり、より肩身の狭い思いを
しなくてはいけない時代が来るかもしれませんね。今の常識が、将来は
非常識になっているということも今までの歴史上でも間々あることですので…
将来的には空気が読めないことが普通で一般的、空気を読みすぎるのは非常識!
なーんて世の中になっているかもしれないわけです。
こうなってくると、国家としても機能しなくなってくるかもしれません。
■ぶっちゃけ、日本の未来より明日の自分の精神状態が不安?
と、まあ妄想的に考えてみましたが、実際は自分がもう生きていない世界を考えるより、
今起こっている現実を、どう受け止めて対応していくかということの方が重要ですね。
仮に自閉症などの発達障害が、遺伝性が強いものだと医学的に解明されたとしても、
遺伝子治療だとか、根本的に改善するという期待は、数百年も先のことになるの
ではないでしょうか。そう考えると、結局、原因が何かという重要性もありますが、
そういった専門的なことは頭が良い専門家へ任せて、私たちは、今、目の前にいる夫や妻、
そして我が子の悪い点から目を背けずに、良いも悪いもありのままの姿、性格や行動など
しっかり向き合う強さが必要だと思います。
100%のコミュニケーションを取ることばかりにこだわりすぎると、結果的に
こちらが病気になってしまいます。相手ができないものはできないと「諦める」のではなく、
「受け止めて」徐々に「受け入れられるよう」自分の器を広くしていくことが生活向上への
一番の近道だと思っています。
そのためには、あんまり先のことばかり考えすぎてもだめですね。私の経験上、
先のことを考えれば考えるほど、様々な頭の中で選択肢が生まれてきて、不安の種が
増殖していきます。仮にベストな方法が見つかった!と意気揚々としていても、人生
思った通りにいくことの方がすくないわけで、もっと気軽に、今日を楽しむ毎日を過ごして
いきたいですね。
自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
■自閉症や自閉症スペクトラムが多数派になる日もそうは遠くない?
こういったペースで、半世紀、1世紀と世代交代していくと、むしろ
日本の人口の大半が、自閉症スペクトラム気味で、アダルトチルドレンという
すさまじい世の中が待っているかもしれません。考えただけで背筋が凍ります^^
そして、今まで変人扱いしていた私たちは少数派へと追いやられるため、
今まで以上に、カサンドラ愛情剥奪症候群がひどくなり、より肩身の狭い思いを
しなくてはいけない時代が来るかもしれませんね。今の常識が、将来は
非常識になっているということも今までの歴史上でも間々あることですので…
将来的には空気が読めないことが普通で一般的、空気を読みすぎるのは非常識!
なーんて世の中になっているかもしれないわけです。
こうなってくると、国家としても機能しなくなってくるかもしれません。
■ぶっちゃけ、日本の未来より明日の自分の精神状態が不安?
と、まあ妄想的に考えてみましたが、実際は自分がもう生きていない世界を考えるより、
今起こっている現実を、どう受け止めて対応していくかということの方が重要ですね。
仮に自閉症などの発達障害が、遺伝性が強いものだと医学的に解明されたとしても、
遺伝子治療だとか、根本的に改善するという期待は、数百年も先のことになるの
ではないでしょうか。そう考えると、結局、原因が何かという重要性もありますが、
そういった専門的なことは頭が良い専門家へ任せて、私たちは、今、目の前にいる夫や妻、
そして我が子の悪い点から目を背けずに、良いも悪いもありのままの姿、性格や行動など
しっかり向き合う強さが必要だと思います。
100%のコミュニケーションを取ることばかりにこだわりすぎると、結果的に
こちらが病気になってしまいます。相手ができないものはできないと「諦める」のではなく、
「受け止めて」徐々に「受け入れられるよう」自分の器を広くしていくことが生活向上への
一番の近道だと思っています。
そのためには、あんまり先のことばかり考えすぎてもだめですね。私の経験上、
先のことを考えれば考えるほど、様々な頭の中で選択肢が生まれてきて、不安の種が
増殖していきます。仮にベストな方法が見つかった!と意気揚々としていても、人生
思った通りにいくことの方がすくないわけで、もっと気軽に、今日を楽しむ毎日を過ごして
いきたいですね。
自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)