2015年03月22日
【都立中高一貫校】 子供を育てる上での価値観・考え方
★ 都立中高一貫校を宣伝する理由
少し前、「大学合格実績とネット記事」というタイトルの記事に、コメントを頂きました。
今日は、コメントでリクエスト頂いた「子供との関わり方」について、私の考えていることを書かせて頂こうと思います。
正直、リクエスト頂いたものの、書くべきかどうか迷いました。
私自身、どこにでもいる普通の親で、人様に偉そうなことを言えるような人格者ではありませんから。
ただ、ちょっと思ったのです。
私の子供を育てる上での価値観・考え方を話せば、なぜ私が都立中高一貫校を宣伝しているかがよくわかってもらえるだろうと思ったのです。
この思いで、ちょっとばかり書かせて頂こうと思います。
★ 大切なことはただ一つ
私が子供を育てる上で大切にしている方針は、「どのようなことにも全力で事に当れる人に育てること」です。
言い換えれば、「事なかれ主義で適当に生きるような人」や「試験で点数さえ取れれば良いなど変に小賢しい人」になってほしくないということです。
どのような苦しい状況に直面しても、逃げ出したりせずに、体当たりで自分の道を切り拓ける人となってほしい。
私の子供達への希望はただそれだけです。
したがって、普段の生活でも、この価値観に基づいて、子供をほめたり叱ったりしています。
何かに挑戦して失敗しても一生懸命に取り組んだ結果なら、その姿勢を大いにほめます。
上手く出来たことがあっても、適当にやった結果がたまたま上手くいっただけなら、叱ります。
あと、自主性を育てるべく、あまり細かなことを口うるさく言ったりしないようにしています(そもそも性格的にも細かいことに気がつくタイプもないですが・・・)。
★ シンクロする私の考えと学校の気風
都立中高一貫校に子供を入れて良かったと思うのは、「私が子供を育てる上で大切にしている方針」と「学校の気風」が非常に共鳴し合っているところです。
勉強、部活や学校行事等の全てにおいて、とにかく一生懸命に打ち込もうという学校の姿勢にすごく共感するのです。
進学校にありがちな勉強さえできれば良いという雰囲気はありません。
部活も特に何の制限もせず、盛んに活動しています。
学校行事も、旧校の伝統を引き継ぎ、生徒の人間形成のために熱心に取り組んでいます。
各都立中高一貫校は、世間から、とにかく大学合格実績を上げるプレッシャーを受け続けています。
そのプレッシャーに応えるべく努力をしながらも、学校教育の根幹・あるべき姿を見失うことなく、どのようなことにも全力で取り組む姿勢を持ち続けています。
又、何事にも積極的に取り組む生徒が多く、周りと常に前向きな刺激を与え合える環境も素晴らしいと思っています。
このような点が、私の考えとシンクロするのです。
同じような価値観の家庭には、非常に良い学校だと思います。
★ 最後に
この子供を育てる上で大切にしている方針は、「私自身がこのように人生を生きたい」と考えていることと同義でもあるのですが、私は高校生の頃に次の名言に出会いました。
「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、江戸中期の米沢藩主上杉鷹山(ようざん)が残した名言で、簡単に表現すると「どんなことでも強い意志を持ってやれば必ず成就する」という意味です。
鷹山は、日本国内ではあまり知られていませんが、海外の政治家や企業経営者には意外と知られた人物です。
財政破綻状態の米沢藩を素晴らしい才能で立て直し、更に民衆のための政治を行ったことから、欧米の知識階級から大きな尊敬を集めているのです。
ちなみに、あの有名なJ.F.ケネディが大統領就任時に最も尊敬する人物として「上杉鷹山」の名前を挙げたことが有名です。
ここで鷹山のことを書きだすと、歴史好きの私には止まらなくなりますので、詳細は次のサイトを読んでみてください。
「米沢観光Navi」←クリックして下さい
また、ブログ村のランキング用バナーを、この名言で作成してみました。
これから、ちょっと使っていこうと思います。
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J.F.ケネディやビル.クリントンなど多くの欧米政治家が尊敬する江戸中期の米沢藩主上杉鷹山の名言。
私はこの言葉からいつもパワーを頂いています。
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<ご参考>
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※ 2017年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:桜修館(56名)、白鴎(38名)、三鷹(35名)、南多摩(25名)、大泉(25名)、立川国際(25名) 、小石川(23名)、富士(23名)、両国(19名)、九段(18名)、武蔵(10名)
Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。
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しかし、ここで紹介する”のうだま―やる気の秘密”は、科学的根拠に基づく事実を簡単に説明している本です。
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以上
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コメントありがとうございます。
地域により適性検査の傾向・内容が異なると思いますので、的確なアドバイスは難しいですが、適性検査対策には、やや難しい算数の問題を中心に考える練習を十分に行うのが良いと考えています。
ただ、これから小学校4年生に上がる段階でしたら、まだ十分に時間がありますから、少し様子を見ながらでいいと思います。
小学生コースで試してみて、状況を見ながらコースを変えることでどうでしょうか。
さっそく読んで頂きまして、ありがとうございます。
しっかりとした息子さんですね。
なんとかしようと最後まで諦めない姿勢、それこそ、私自身も子供達に求めるものです。
息子さんのようなタイプは、都立武蔵で充実した6年間を過ごせると思いますよ。
少し長くなりますが、あるエピソードを…。
息子は5年生のとき、運動会のリレーの選手に選ばれました。誇らしいはずなのに、浮かない顔。その理由を聞いて、私は愕然としました。なぜなら、もっと足の速い子がいるのに、その子たちはリレーの練習は面倒だからと、測定時にわざと遅く走ったというのです。それで、全力で走った息子が選ばれてしまったのだと。だから、本来は選手になるべき速さではないから、恥ずかしい、と。
しかし、彼は運動会までの数週間、毎晩家の前を走って走って、少しでも速くなるよう練習をしました。そして、本番は他の本当に速い子たちに引けを取らないほど、見事な走りを見せてくれたのです!私は、そのときほど感動したことはありませんでした。
私も、何事も全力で取り組む子どもに育てたいと思っています。都立中高一貫校は、まさにそのような空気を持っていて、魅力を感じました。
母親として、異性の息子と対峙するのに時に戸惑いも生じますが、今まで通り、何事にも全力で!という私の気持ちを上手に伝えていれば大丈夫だと思えました。
長々と失礼しました。ありがとうございました。