2015年05月17日
【都立中高一貫校】 「ena」はなぜ都立中高一貫校に強いのか
★ 「ena」はなぜ都立中高一貫校に強いのか
記事のネタ探しのために、ネットで都立中高一貫校に関連する情報を検索してみると、このようなタイトルのものを見つけました。
・ enaはなぜ「都立中高一貫校」に強いのか ←クリックして下さい
今日は、「ena」という塾について、私の思うところを書かせて頂こうと思います。
本当は、前回記事の続きと思っていましたが、やめました。
前回記事はちょっと趣向を変えて書いてみましたが、かなり不評だったようで、閲覧数がさっぱりでした・・・。
世間のニーズに敏感でないと、更新頻度の低い当ブログはあっと言う間に忘れられてしまうでしょうから。(笑)
★ 都立中合格者の4割が「ena」出身
まず、この「ena」という塾をご存じでしょうか。
東京都の多摩方面もしくは23区西側にお住まいで、都立中高一貫校を考えている家庭では、よくご存じだろうと思います。
実際に、子供を「ena」に通わせている家庭も少なくないと思います。
この「ena」、都立中高一貫校の合格実績が半端ないのです。
今年の都立中高一貫校における合格実績は次の通りです。
11校合計と各校の「合格者数/定員(占有率)」を書いてみたいと思います。
・11校合計 : 624名/1433名(41%)
・立川国際 : 94名/160名(61%)
・南多摩 : 94名/160名(59%)
・三鷹 : 89名/160名(56%)
・武蔵 : 71名/120名(59%)
・富士 : 70名/120名(58%)
・大泉 : 44名/120名(37%)
・小石川 : 40名/160名(25%)
・桜修館 : 39名/160名(24%)
・九段 : 38名/160名(24%)
・白鴎 : 29名/160名(18%)
・両国 : 16名/120名(13%)
これは「ena」のホームページから単純に転記した数字です。
どうも、11校合計の定員数や占有率では一般枠・特別枠の考慮が行われているものの、各校の定員数では行われていません・・・。
このような細かな矛盾はありますが、ここではご愛嬌として許しておきましょう。
それにしてもすごいですね。
都立中高一貫校全体の4割強が、東京都西側に立地する立川国際・南多摩・三鷹・武蔵・富士においては6割前後が、「ena」出身の生徒達だというのですから、この合格者占有率は中途半端なものではありません。
このように、「ena」は、キャッチフレーズ通り、「都立に強い」塾なのです。
★ 「ena」のビジネスモデル
それにしても、この「ena」の快進撃の理由はどこにあるのでしょうか。
おそらく、「@学習指導が他塾よりも格段に優れているため」というよりも、「A時代にマッチしたビジネスモデルを他塾に先駆けて構築できたため」に、このような大成功を収めているのだろうと思います。
ネットの記事では、@A共に優れているトーンで書かれていますが、現実は@にさほどの成功要因はないと思います。
都立など公立中高一貫校の受検対策については、今でもそうですが、大手進学塾はあまり積極的ではありません。
都立中高一貫校だけでも毎年1万人程度が受検するのですから、マーケットとしては決して小さくないものの、やはり適性検査の出題範囲が私立入試に比べて狭く、大手進学塾にはビジネス上の旨味が少ないからだと言われます。
大手進学塾においては、私立希望者が減り、都立希望者が増えるような事態となると、経営危機に直面しかねないのです。
相応のマーケット規模がある都立中高一貫校の受検において、このような大手進学塾が手を出さずに見ているだけの中、「ena」はいち早く都立中高一貫校受検対策の指導体制を整え、「都立に強い」という看板を立てながら多数の教室を急速に展開できたのです。
まさしく、ビジネスの成功例だと思います。
「ena」は、東京都内に193教室を展開しています。
JRや私鉄各線の駅ごとに隈なく小規模の教室網を拡げていて、交通アクセスを良くすることで、とにかく「多くの子供を集める」ことに軸足を置いた戦略を取っています。
比較のために「SAPIX」の教室を見ると、東京都内には21教室しか展開していません。
これは、難関私立中学への高い合格率の維持を重視し、多くの子供ではなく、優秀な子供を集めることに命題を見出しているので、多くの教室を各地に設ける必要性がないためでしょう。
このように、大手進学塾が手を出さない都立中高一貫校という相応規模のマーケットに狙いを定め、とにかく多くの子供を集めるという「質より量」の戦略で、都立中高一貫校の合格者数を一気に増やすことに成功したのです。
「都立中高一貫校の合格者が増える」→「都立中高一貫校の志望者が集まる」→「塾生が増える」→「都立中高一貫校の合格者が増える」→「都立中高一貫校の志望者が集まる」→「塾生が増える」→・・・・
毎年毎年、この好循環に乗って規模を拡大しているのです。
冷静になって考えると、「ena」の合格率は、一般的に公表される受検倍率とさほどかわらないはずです。
これは確率論を常識的に考えれば簡単に推測できることです。
1教室から20名(※)が受検したと仮定すると、193教室全体で3,860名となります。
合格者が624名なのですから、合格率は6.19となり、今年の10校平均受検倍率の6.22倍とほぼ同じとなります。
そもそも、「ena」は合格者の4割強とほぼ半分を占めるのですから、確率統計の常識で、「一般的に公表される受検倍率」≒「enaでの合格率」となっているはずなのです。
(※)世田谷区を例に想定しました。「ena」は世田谷区内に10教室を展開中です。一方で、世田谷区立小学校は64校です。「ena」1教室で、6〜7小学校をカバーする配置であり、1小学校から「ena」に通う3名程度が受検すると見ると、「ena」1教室で20名程度となります。
★ やはり大切なことは・・・
「ena」に入塾すれば、合格できるのではないか・・・。
「ena」の合格者数を見れば、誰もがそのような錯覚に陥るように思います。
しかし、現実はそれほど甘くはありません。
上述の通り、「ena」での合格率はおそらく6〜6.5倍と、受検倍率とさほど変わらないはずです。
「塾の規模が大きくなり塾生が増えていることが背景で、合格者数が増えている」と、冷めた目で見ておくことも大切です。
やはり合格を目指す上で最も大切なことは、塾に頼ることではなく、子供が意欲的に勉強することなんだろうと思います。
意欲がなければ、塾のノウハウや教材も上手く活かされません。
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※ 2017年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:桜修館(56名)、白鴎(38名)、三鷹(35名)、南多摩(25名)、大泉(25名)、立川国際(25名) 、小石川(23名)、富士(23名)、両国(19名)、九段(18名)、武蔵(10名)
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以上
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クラマチは最高だったそうですが、一大行事が終わったので、
宿題がこれから増えそうですね・・。
enaが商売上手、本当にそうですね。城南地区でも合格率は
5-6人に1人なので、残りの人は、そのまま高校受験のために通います。
「高校では後悔させないぞ」と、校長も熱く語りますし、初年度は授業料が
無料(夏期講習、合宿はもちろん有料で、かなり高いです)なので、
適性試験前に、既に継続通塾の申し込みをしている人がほとんどでした。
過去問の学習に関しては、資料の分析や記述の練習など、
それなりに役に立ったとは思うので、受験勉強自体はよかったです。
ありがとうございました。
ご返事、ありがとうございます。
やはり、enaは商売が上手いですよね。
都立中高一貫校への合格者数で子供を集めて、ダメだった子供はそのまま都立高校受験のため塾に残るように仕向けるのですから。
この勢いは続き、近いうちに23区の南部・東部もenaが席巻しそうですね。
また、宿題のボリュームが増えるのは、これからかもしれませんよ。
私の息子が1年の時はどうだったかなぁ・・・、あまり覚えていないのですが、入学したての4〜5月は「まず学校に慣れる」ことを優先して、1年担任団の先生方も宿題をコントロールしているでしょうから。
各学年の担任団の方針で宿題量は異なるようですが、各種テストの結果や授業での理解度から、都度、家庭での勉強量を考えられるようです。
そろそろ、入学直後に受けたテスト結果が出てきたり、1大イベントのクラマチも終わりましたから、、1年担任団の先生方も勉強へのアクセルを踏み始めるかもしれませんよ。
世田谷父様
コメントありがとうございます。
私の拙いブログを楽しみにして頂きまして、本当にうれしい限りです。
クラマチ、見に行かれたのですね。
私も行きたいなぁ〜と思いながらも、まだ1度も見れずじまいになっています。
来年こそ、会社休んでいきたいと思っています。
でも、クラマチというのは、本当に良い伝統行事だと思います。
クラマチの練習・本番期間は、私の息子もイキイキとしています。(笑)
普段の勉強等では厳しい一面もありますが、全員で大いに盛り上がる行事が豊富なこの学校は、本当に素晴らしいと思います。
では、またよろしくお願いいたします。
いつも興味深く記事を拝読しております。
本人の積み重ねで、今春から入学できました。
現在1年生の子供が受検中、どれだけ励まされたか。
本日クラマチに参加させて頂き、私自身興奮しました。
今後も投稿楽しみにしています。
ところで質問なのですが、入学したものの、宿題があまりなくて、拍子抜けしました。今年から自主的な予習復習に任せる、という方針になったのでしょうか??
コメントありがとうございます。
やはり、enaで勉強した経験のある家庭は多いですね。
合格者の4割強を輩出する塾なのですから、ある意味、確率的に当り前かもしれませんが。
なんとなく、教室毎にレベル感が違えども、放任主義的な雰囲気であろうことは想像できます。
やはり、校長1名と数人のスタッフで100名近い子供の指導をするとなると、物理的にきめ細やかな指導は難しかろうと思います。
でも、私はこれぐらいの指導でいいようにも思いますよ。
手取り足取りの指導をしても、伸びない子供は伸びませんし、放任主義で勉強の題材だけ与える指導でも、やる気のある子供は自然と伸びると思いますから。
あと、やはりenaも算数は重視しているのですね、その考え方はよくわかります。
また、ぜひコメント頂ければ嬉しいです。
コメントありがとうございます。
昨日の夜、「時々ブログを拝見して頂いている方様」として返事を書いていたところ、かなり酔っぱらっていたこともあり、誤って書きかけの返事を消してしまいました。(涙)
今、改めて返事する前に、名前を教えて頂けてよかったです。(笑)
我が家には小6の娘もいますよ。
隠れキャラにしているつもりはないのですが、まあ、あまり登場はしてないかもしれませんね・・・。
小6の娘も、最近塾に通いはじめました。
enaではありませんが。(笑)
まあ、小6の娘の場合は、受検しても合格する可能性はかなり低いと思っていますが、勉強するきっかけ作りという考えで、受検にチャレンジする予定です。
又、書かれているように、enaのような小さな教室を展開している塾は、校長さんの手腕に大きく左右されそうですね。
でも、enaは、都立中高一貫校の受検対策のノウハウをかなり蓄積していると思いますので、ドンドン塾を使って、勉強すれば良いように思います。
また、ぜひコメントをお願いします。
いつもブログ主さんの分析を興味深く拝見しています。ほお、この人は上田晋也をそこまでかっているのか、意外だな…と思って読んでいたところ、enaの分析に入りはじめたので俄然興味を持った次第です。
かくいう我が家も子供をenaに通わせているのですが、うちは超小規模校なので通りすがりさんのお話ですとめちゃ採算割れですね(汗)
ぱっと見た感じ、もし合格率25%としても、校舎によって差があり、やはり大規模校と、各都立中高一貫校のお膝元校舎のほうが合格数が多いように認識しています。学習内容の指導は校舎によってそんなに差がないと思いますが、学習計画というか、その子を合格させるための戦略が、各先生の手腕によるところが多い印象です。
うちの先生は経験が浅い様子で、ちょっと受検戦略の面で頼りになるか未知数な点がドキドキです。
次女さんは通塾は考えていらっしゃらないのでしょうか。勉強方法や様子などわかると参考になります!同じ年も何かの縁、今後もちょくちょく拝見させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
しかし通りすがりさんは絶対内部に精通したかたでしたね。保護者などではなく、元社員か講師レベルのかたとお見受けしました。またenaのこと教えにきてほしいですね(笑)。長々と失礼しました!
詳しい情報を記載頂きまして、ありがとうございます。
よくわかりました。
思ったよりも経費がかからず、小学4年生〜中学3年生に80名の塾生がいると黒字が確保できる仕組みなんですね。
社員である校長さんはちょっと大変そうですが。
学究社の株価推移を見てみましたが、都立中高一貫校の合格者増加率同様に、素晴らしい右肩上がりですね。
5年で6倍ぐらいになっています。
また、色々と教えて頂けると助かります。
高熱費→光熱費
小学4年〜中学6年→小学4年〜中学3年
すいません。
これ以上の検討はあきらめましょうと書かれているので、どうしようか迷ったのですが、収益構造をお知りになりたいようなので私の最後のコメントとして、少しからくりを書かせていただきます。enaの小規模教室(圧倒的に多い)の講師の構成はおおむね校長(社員)1名、専任講師(契約)1名、時間講師2名となっています。人件費(講師分)は生徒1名ににつき1万円設定、100人なら月100万位です。一般会社では人件費は固定経費ですが、enaの場合は半流動費です。これは1学年20名以上はクラス分けすることになっており、人件費も増えるからです。固定費(家賃、高熱費、リース等+受付人件費15万)はおおむね75万円。生徒一人当たりの平均月額は約2万円。小学4年〜中学6年(小学3年は無料のため)までの生徒数が80人の場合、
80×2=160万
ここから経費を引いて
160−75(固定費)−80(人件費)=5万円
と、このあたりが損益分岐点です。実際には季節講習、合宿の方がはるかに利益率が高いので、もう少し少なくてもやっていけますが、100人位が健全な経営となります。1学年30人以上になれば2クラスにしても講師を増やせるので良いのですが、20人を少し超えたぐらいでは講師を増やす予算に足りないため、校長の負担が異常に増え、校長は嫌がります。
enaの学究社は一応上場企業なので、調べるとある程度は解ります。
ご丁寧なコメントを頂きまして、ありがとうございます。
コメント欄の反映につきましては、即時に反映する設定にしています。
これは、私への共感/批判を問わず、頂くものは全て公開する考えでいるためです。
ただ、コメントの削除をお望みなら言って下さい。
速やかに、削除します。
また、実は私も「1教室20人よりも多い」のではないかと、思ってはいました。
しかし、明確な根拠のない中で、「1教室20人よりも多い」論理で話を展開すると、enaの合格率が受検倍率より悪くなり、営業妨害と捉えられかねないので避けていました。
内部事情に詳しそうな通りすがり様のコメントでは、平均で1教室20名未満のようです。
また、部外者にはどう頑張っても事実がわかりませんので、これ以上の検討は諦めましょう。
ただ、最も利益率が高いであろう小6が1教室20名未満の場合、普通に考えると、損益分岐点を下回って赤字になると思われます。
このような状況で、毎年最高益を更新し続けているenaの収益構造・儲けるカラクリを知りたいですね。
通りすがり様
コメントありがとうございます。
enaにお詳しい方にしかわからないような情報を提供頂きまして、ありがとうございます。
それにしても、「都立一貫の合格率は約25%」は凄いと思います。
小さな塾ではないのです。
合格者の4割を占有する巨大な塾で、受検生4名のうち合格者1名を出すのは半端なことではありません。
見方を変えると、ena以外の受検生の合格率は、受検生8.24人※に合格者1名という割合になります。※(8722名―2300名)÷(1403名−624名)=8.24
合格率の差があまりに大きく、なかなかにわかには信じがたいのが正直な気持ちです。
根拠のない情報はあまりよろしくないかと・・・
不埒な私的にも関わらず、丁寧なご返信をいただくばかりか、内容変更までしていただき恐縮至極です。改めて非礼をお詫びいたします。また、ありがとうございます。
実は、このコメント欄への投稿がすぐに公開されるとは思っておらず、私信になるとばかり思っていた次第です。
加えて、スマホから慌てて書いた内容ですので、私のコメントのほうも丁寧さを欠いておりました。
さて、改めて塾について、もう少し私の思うところを。
少しブログ主様の状況と異なるのは、我が家はenaではありませんがenaと同等の
県下で最も県立中高一貫校合格を排出した塾に通わせておりました。
我が子が合格できたのは、その塾での指導の影響も相当あると心から感謝しております。
同様に、下の子にも同じ塾に行かせるつもりでいます。
一方で、実は「塾からの合格率」と言う点では、ご指摘通りで、過度な期待もすべきではないでしょう。
このあたりは、考え方のバランスが難しいところかと思います。
enaについてですが、「1教室20人」と言うのはあくまで仮定なので、
これよりも多いか少ないかでenaの評価は随分変わりそうですね。
私は「1教室20人よりも多い」と推測しています。
理由は、そのくらいは生徒がいないと講師の給料が確保できず、講師の質も保てないと考えるからです。
是非、enaからの反論が欲しいところですが。
ご指摘ありがとうございます。
確かに、わかりづらいパラグラフでした。
書いている際に私も少し気になっていた部分でしたが、今朝は外出する用事があったので、時間切れとなり諦めてそのまま投稿してしまっていました。
今、アドバイス頂いた「1教室20人」のアプローチで書き直してみました。
かなりすっきりしたと思っています。
また、何かお気づきの点がありましたら、ぜひ、アドバイスをお願いします。
ただ残念なのは、肝心の「例えばenaの合格率が」から始まるバラグラフの内容が非常に分かりづらく、そのことで記事全体の説得力を落としてしまっています。
むしろ、193教室から総生徒数を仮定して推定合格率を出したほうが、説得力があったのではないでしょうか。
1教室20人と仮定すると、合格率は約6.2人に1人となります。