2019年03月10日
【都立中高一貫校】あなたはどちら派??「現役で第二志望」VS「1浪して第一志望」 〜 そして、先生方には感謝、感謝、感謝! 〜
★ 運命の瞬間
「あった!!!」
すいません。
長男の一言から、書かせて頂きました。
長男と大学の合格発表を見に行きました。
おかげさまで、長男、第一志望の唯一の受験校から合格を頂きました。
長男本人が周りの忠告を聞かずに勝手にしただけのことですが、まさしく故事由来通りの「背水の陣」で臨んだ、某難関国立大学のみの1校受験でした。
(「”○○大に行くんだ”という強い気持ちを萎えさせず、受験勉強から逃げない決心として1校受験にしたけど、大学には絶対に現役で行きたい人はこんな心臓に悪いことをしない方がいいな〜。うんうん、これは後輩にアドナイスしないと!」というのが、本日の本人談。(笑))
合格確認後、長男は、アメフト部などの学生から、胴上げされたり、写真を撮ってもらったり、そして、さっそく入部の勧誘を受けたりと、合格の空気を存分に満喫していました。
いや〜、学内の掲示板で結果を直接確認するというのも、受験の締め括りらしくてなかなかいいものですね。
★ 現役志向のDNA
これで、私立大学の全てと国公立大学の前期日程の合格発表が終わりました。
残すは国公立大学の後期日程の入試・合格発表となります。
しかし、難関国立大学で見ると後期日程というのは募集人数がかなり少ないため、都立中高一貫校の生徒においては、ほぼ進路が決まった状況となりました。
長男の都立中高一貫校でも、難関国立大学を目指したものの、涙を飲んだ生徒がそこそこいると聞きます。
まあ、これは仕方ないことです。
当たり前ですけど、どんなに頑張っても、人生、思い通りにいかないことは多々ありますからね。
果敢にチャレンジすれば、失敗は常につきまとうものです。
チャレンジせずに失敗を避ける生き方よりも、本当に立派だと思います。
長男や妻(卒業式とその後の集まりで色々聞いてきたらしい)からの話では、難関国立大学が不合格となったら、滑り止めで受験した私立大学に行く生徒がほとんどのようです(浪人を選択するのはごく一部らしい)。
実際、卒業式当日に一橋大学の合格発表があったようで、残念だった生徒全員が早慶など私立大学に進むことにしたらしいです。
(ちなみに、一橋大学について見ても、今年はかなり多くの生徒が受験したとのことです。しかし、分母が大きくなれば必然的に分子も大きくなり、不合格の生徒も相応に出たようです。)
それにしても、「現役志向」の生徒・保護者が圧倒的に多いです。
やはり、このような「現役志向」が根強いのは、校風なんでしょうね。
長男の通う都立中高一貫校は、毎年、現役で大学に進学する割合は8割を越えます。
この「現役志向」は、学校のDNAとして、多くの生徒に脈々と受け継がれている価値観・意識なんだと思います。
感覚的なものですが、この価値観・意識は、同じ都立高校でもかなり差があると感じています。
長女の通っていた都立トップ校であれば、「一年浪人して、来年リベンジだ!」と考える生徒・保護者の割合はもっともっと多いはずですから。
「現役で第二志望」と「1浪して第一志望」のどちらが良いか。
まあ、これは個人の価値観の問題なので、これ以上突っ込むのはやめましょう。
それぞれの生徒・保護者が判断して答えを出す話ですから。
ただ確実に言えるのは、現役・浪人比率を見ず、難関国立大学の合格率だけで見ると、都立トップ校が都立中高一貫校を上回っていますが、「実際は学力にほとんど差がない」のが実態と思えることです。
偏差値が上位グループの都立中高一貫校においては、今年の卒業生以降の学年は、もう都立トップ校の生徒との学力差はない前提で物事を考えてよいかと思います。
これが、私の保護者としてのリアルな感覚です。
★ 感謝、感謝、感謝!
最後に、3/8(金)に卒業式がありました。
残念ながら、私は行けなかったのですが、妻が出席しました。
妻は、校長先生や卒業生代表の話は感動した〜と言ってました。
それにしても、6年間お世話になった先生方には、心から感謝したいです。
先生方には、勉強面だけでなく、生徒一人一人の人間形成に多大な情熱を注いで頂きました。
中高一貫校ですから、入学時は「小学生気分が残るまだまだ幼い子供」でしたからね。
そのような子供が、この6年間で、「自らの意思で自らの道を切り拓いていくんだという大きな志を持つ若者」へと成長しました。
中学・高校の6年間、まさしく人間形成のもっとも大切な時期に、愛情をたっぷり注いで教育頂きました。
(逆の立場で考えると、先生方も感慨深いでしょうね。情熱を注いで6年間教育した子供達が旅立つのですからね。)
なにはともあれ、先生方には感謝、感謝、感謝です!
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以上
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コメントありがとうございます。
また、お褒めのお言葉を頂き、長男に代わりお礼を言わせて頂きます。m(_)m
でも、親の立場から見て、八期生は入学時から注目され、少しかわいそうな学年でもありました。
高い受検倍率を勝ち抜いてきたことや入学後すぐのベネッセのテストの学校平均が半端なく高かったことで、1年生の頃から注目され、ずっと6年間も「期待」というプレッシャーを受け続けてきましたから。
まあ、ある意味、生徒よりも、担任団の先生方の方がプレッシャーを感じていたかもしれませんが・・・。(先生方、お疲れさまでした(笑))
しかし、その後のテストの成績分布を見ていて思ったのですが、七期生以前と八期生の成績分布で大きく異なる点は、八期生には2番手グループと言いますか、程々に優秀な層が非常に多いことなんです。
実は、1番手グループのダントツで優秀な層の人数にはさほどの差がないと感じていました。
逆に、七期生以前の3番手・4番手グループと同レベルのあまり勉強のできない生徒はほとんどいませんでした。
この状況でしたので、これがそのまま今年の大学合格実績に出ているな〜と思いました。
おそらく多くの他学年の保護者が感じている(声には出さなくとも)のは、噂から考えて、「東大の合格者は少なくない?」ということかと思います。
まあ、これはダントツで優秀な層は例年とあまり変わらなかったためです(むしろ、7人は健闘した結果になっているように思います)。
その代わり、程々に優秀な層の生徒が非常に多かったので、東大以外の難関国立大学(京大・一橋・東工・医学部)や旧帝大は昨年までと比べて倍以上の合格者数となってますし、早稲田に至っては60人弱の合格者となっています。
今後の9期生、10期生・・・・と、益々良い状況となっていけば最高ですね。
期待しています!
8期生は、学校の誇りですね(^-^)
コメントありがとうございます!
「塾なし」ですよ。
自己弁護のために補足させて頂くと(汗)、私や妻は「予備校に行っていいよ」と言っていたんです。
しかし、長男は頑なに、最後まで「行かない」という姿勢を崩しませんでした。
まあ、そもそものところで、我が家の子供達は全員頑固者なんですよ・・・(笑)
長男の話では、「塾・予備校に通っていない友達もたくさんいる」ということでした。
まあ、塾に行きたくないがために大げさに言っているだけかもしれませんけど。(笑)
ただ、私自身の大学受験時の経験から考えて、大学受験というのは、塾・予備校で受動的に知識を得るよりも、本人のやる気で能動的に学力を上げる方がはるかに大切なので、塾・予備校なしでも全く問題ないと思っています。
mさんのお子さんも、無理に塾に入れる必要はないかと思いますよ。
ブログは、卒業しようと思っています。
まあ、今でも、1〜2ヶ月に1度ぐらいの頻度でしか書けていませんから、既に半ゾンビ状態かもしれませんし。(笑)
菜々緒さま
コメントありがとうございます!
また、おめでというございます!
4月から、楽しみですね。
我が愚息と同じ学校なんですね。
どのように受け止めるか次第ですが、私の感覚で言えば、本当に良い学校ですよ。
勉強・部活・行事と、全てのことで生徒達に全力を出させる不思議な魅力のある学校です。
ただ、最初から覚悟しておいた方が良いと思うのは、細かなことまで手取り足取りの面倒見の良さなんて全くない学校です。
中学受験したのだからと、私立中学校と同じ目線で学校を見てはダメですからね。(笑)
都立らしい自由で伸び伸びとした校風の中で、勉強・部活・行事の全てを全力で楽しんでください!
何年も前からブログを拝読しておりました。
息子さんも素晴らしいですが、明るく温かく見守り、支えられているご家族の姿にもいつも感銘を受けていました。
わが家の息子はこの春、ご子息と同じ中高一貫校に入学します。非常に楽しみにしております。
受検勉強の際、こちらのブログは大変参考になりました。過去問を何度も何度も(他の都立中高一貫も含め)覚えるほどやり込みました。これは一番効果があったと思います。ありがとうございました。
先輩を見習い、息子も勉強に部活に学校行事に、全力を尽くしてくれたらと思います。これからも素晴らしい学校になりますように…。
gogoさまのご家族のますますの発展をお祈りしております。
塾なし、て言ってませんでしたっけ!?
ぜひぜひ我が家も続きたいのでぜひぜひ勉強法ご教授を、、、。
我が家はまだ中学ですが、塾に行きたがらないです。私自身いわゆる私学進学校プラスフルで有名塾で受験したので今からものすごく心配しています。
本当おめでとうございます。我が家が公立一貫に魅力を感じてからこちらのブログにはとてもお世話になりました。
近々ブログ卒業されるようなことを書かれていたのでとてもさみしいです、、。
コメントありがとうございます!
また、合格へのお言葉、ありがとうございます。
いや、私や妻は、さほど心配はしていませんでした。
言っても言うこと聞きませんから、落ちたら一年間雌伏の時を過ごせば良いと思ってましたので。(笑)
それもまた、長い人生で見れば良い経験になるだろうと考えていました。
妻は天性の楽天家ですので、心配している気配は全くなかったです。(笑)
ほんと、この6年間はあっと言う間だったと思います。
子供達には、自分のために、そして世の中のために、頑張れる人間になってもらいたいと願っています。
gogo様と奥様のご心配、計り知れなく深かったんじゃないかと拝察します。
一本受験で、不合格だったら不合格だったで、その時は腹をくくるのかもしれませんが、それでも発表までは、まんじりともしないというか、受かるなら今受かっちゃってくれーーーと思うでしょうし、、、
そんなこんなも、合格をつかみ取った今、かけがえのない思い出になりますね。
小学生の時に受検を思い立ってから、卒業まで、振り返ると、目頭が熱くなりますね。
息子さんの今後のご活躍を心よりお祈りしています!!!