2018年11月11日
【都立中高一貫校】算数(数学)を制するものは受験を制す 〜 何度も書いていることですが、子供達を見ての感想から改めて 〜
★ ポッキーの日
11月も中旬に入ろうとしています。
ちなみに、本日11月11日はポッキーの日とのことです。
11/11がポッキー4本に見えるということなんでしょう、非常にわかりやすい記念日です。(笑)
まあ、受検(受験)生のいるご家庭にとっては、「ポッキーの日なんてどうでもええわ!」という状況かと思います。
受検(受験)生にとって、この時期は一番きつい頃と思いますので。
夏休み頃から受験本番を意識した勉強が本格的に始まり、この時期はその疲れが出てくる反面、本番までの残り日数を意識するとそんな悠長なことも言えず、精神的に一番きつい時期だと思います。
ただ、一つ言えるのは、ライバルも同じようにきつい思いをしていることです。
そう、この時期のひと踏ん張りは、ライバルを突き放すことに繋がるとも言えるのです。
苦しい時は少し考え方を変え、物事をポジティブに解釈しながら、難局を乗り越えていきましょう。
さて、今日は、我が家の子供達の状況や都立中高一貫校の適性検査問題を引き合いに出しながら、「算数(数学)を制するものは受験を制す」ということを、書いてみたいと思います。
★ 苦しさの差
我が家の某都立中高一貫校6年(高3)の長男も、難関国立大学の一つを志望校として、日々受験勉強に明け暮れています。
既にいくつかの模試を受けてきましたが、想像していた以上に結果はよく、全てでA判定を取れているようです。
「模試でA判定を取って、本番でズッコケるなよ!」と、受験勉強の手を抜かないように釘を刺していますが、2年前の長女の大学受験時と比べ、かなり順調な仕上がり具合だと感じています。
長女は、地元の公立中学校から某都立トップ校に進み、今は某国公立大医学部に在学中です。
自慢するつもりで書く訳ではありませんが、成績について、公立中学校の3年間は文句なしの1番を守り通しましたし、都立トップ校でも常に上位層にいました。
ただ、大学受験時は模試の成績は芳しくなく、学校の先生からも合格は厳しいと言われるなど、かなり苦しみました。
(それでも最後は、気合い・根性と運でなんとか合格できましたが(笑))
それにしても、この「苦しさの差」ってなんだろう?
2人のテスト結果等の話を聞いて、「苦しさの差」は次のように表現できると考えています。
「苦しさの差」=「難しい数学の問題でライバルを突き放せるかどうかの差」
長女は、オールマイティに勉強ができるので、全教科で安定的に好成績を取り、センター試験のようなテストでは素晴らしい結果を残すタイプです。
長男は、全教科の成績も決して悪くはないのですが、数学・物理・化学を最も得意とする典型的な理系人間で、難関国立大学の難しいニ次試験にも適応しやすいタイプです。
難関国立大学を突破するには、センター試験よりも二次試験の方が遥かに重要です。
したがって、全教科で優れた成績を出すタイプよりも、難しい数学を得点源にできるタイプ(全教科でもある程度の成績を出せる必要はありますが)の方が、やはり戦いやすいということなのです。
★ 都立中高一貫校の適性検査だって同じこと
さて、都立中高一貫校の適性検査の話をしていきましょう。
このブログは、都立中高一貫校をテーマにしていますから。
都立中高一貫校の適性検査においても、「算数」のセンスが最も問われています。
とりあえず、過去に書いた記事を見て頂きましょう。
桜修館の適性検査Uについて書いたものですが、「算数」のセンスを問う現実は、どの都立中高一貫校でも同じです。
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【都立中高一貫校】2017年桜修館の適性検査2 〜塾では教えてくれない勝負のポイントはここだ!〜
どこの学校も、「算数」のできる子供はいずれ難関国立大学に進む確率が高いことを良く知っています。
だからこそ、「算数」のセンスを確認する問題をドーンと出してきます。
都立中高一貫校の場合、学力試験はできませんので、適性検査という名の元で、「算数」のセンスを適性と称してストレートに問うてきます。
2017年桜修館の「1」の問題、半端なく難しくないですか?
算数が苦手な子供では、手も足もでないと思います。
この問題は桜修館の独自問題なのですが、算数のセンスなしに解けないこの難しさの中に、先生方のメッセージが入っているように思えて仕方ありません。
「算数のできる子、桜修館にカモ〜ン!」というメッセージが。
とりあえず、過去に書いた桜修館の適性検査に関する記事を例にしましたが、「算数」を重視する姿勢は、どの都立中高一貫校にも共通して言えることです。
★ 適性検査本番に向けて
最後に、参考までですが、過去の記事を紹介しておきます。
この時期になると、やはり、「作文」と「報告書」が気になる家庭が多くなってきます。
毎年、このブログでも、次の記事の検索数が上昇します。
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・【都立中高一貫校】 3日間で作文を上達させる方法
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・【都立中高一貫校】報告書が合否に与えるインパクト 〜 適性検査当日にどの程度正解すれば取り返せるか 〜
合否を決定する最大の要因は「算数の能力」だと思いますが、「作文の書き方を学ぶこと」も大切です。
また、「報告書で心配し過ぎて心をすり減らさないこと」も必要な対処です。
これら記事も参考にして頂ければと思います。
それでは今年受検のご家庭におかれましては、残りの3ヶ月弱、受検勉強に悔いが残らないよう、全力で頑張って下さい!
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やはりベネッセはよいのでしょうか。通信教育は向かないと思い、あまり検討していなかったのですが、やはり考え直そうかなと思ってしまいました 笑
まだ年長ではありますが、今の時代、ほんと皆さん、教育にご熱心で、うちの息子をみていると焦るばかりです。
今だけをみても仕方ないと思いつつも、やはり出遅れてはと、気持ちが揺れる毎日です。
中学受験の加熱ぶり(大都市部だけなのかもしれませんが)を目の当たりにして、今から尻込みしてしまいそうですが、なるべく本人主導で進めていきたいなと考えています。
今後もブログ楽しみにしております。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
年長のお子さんがいらっしゃるのですね。
一番かわいい年頃ですね、ぜひ子育てを楽しんで下さい!
あと10年もすると、親の言うことなど全く聞かなくなりますから。(笑)
我が家の子供達が小学校時代にどんな勉強をしてきたか・・・、ちょっと思い出しながら簡単に回答します。
長女は小学校の6年間、ずっとベネッセの通信教育だけでした。
長男・次女は小学6年生の時に塾に通いましたが、それまでは長女と同じようにベネッセの通信教育のみでした。
しかし、3人それぞれ性格が違うので、長女と次女はあまりきっちりと課題を提出していなかった記憶があります(特に次女)。
その点、長男は根が真面目なので、1年生の頃から毎回きっちりと出していました。
私自身もあまり言いませんが、特に私の妻は「勉強しなさい」系のことは全く言わないタイプなので、3人共にあまり家で勉強をバリバリする感じではなかったです。
そんな感じでしたが、長女は何事も要領が良い上に負けず嫌いな性格なので、小さな頃から学校の勉強は非常にできました。
長男は要領が良いタイプではないものの真面目な性格なので、それなりにできました。
次女はある意味要領の良いタイプなのですが、その要領の良さは勉強に向かず、まあ、そこそこの出来でした。(笑)
あと、我が家ではゲームやテレビを規制したことはありません。
そんなこともあり、長男なんか、小さな頃からゲームは無茶苦茶うまかったですよ。(笑)
今でもDSのカセットを捨てきれずに置いてますが、半端ない数があります。
ゲームで高得点を取ったり、攻略法を考えたりするのも、ある意味、非常に頭を使いますからね。
論理的な思考訓練に役立つ側面もあるので、ゲームは規制するものと頭から決めつける必要はないと思いますよ。
勉強は机の上だけでするものではありませんから、特に小学生ぐらいの頃は。
テレビなども同じです。
受検まではまだまだ時間があります。
あまり悩まず、気楽にいきましょう。
いつか息子には公立中高一貫校(都内ではありませんので)目指してほしいと、最近思いはじめ、こちらのブログをみつけ、読ませて頂きました。お子様が皆さん、優秀で羨ましい限りです! 今までのお父様やお母様の教育の賜物でしょうか。
ブログには6年生から受検勉強を開始されていたと書かれていますが、それ以前(幼児期から高学年)は具体的にどんな勉強をされてきたのでしょうか?通信教育だけでしょうか?
例えば、宿題以外にも問題集をやる、読書をよくしていた、テレビ、ゲームはほとんどやらない、etc…
高学年になっていきなり成績がよくなるわけではなく、やはり小さい頃からの積み重ねですよね?
来年から一年生になり息子にどのように勉強に取り組ませていくか、悩んでいまして、何かアドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願いします。